ページに広告が含まれる場合があります。
11月になりましたね。
今年こそ、汚部屋を片付けたい、きれいにしたいと思っていたのに、何もできずに10ヶ月たってしまった…。
きょうはそんな人へのメッセージです。
やりたいことなのに、なかなかやれないときは、考え方を変えるとうまくいきます。
「どうして私はこうなんだろう」とか、「なぜいつも三日坊主なんだろう」と、自己嫌悪を感じるのはやめて、今の気持ちの棚卸しを素直にすることをおすすめします。
気持ちの整理をするだけでやる気になりますよ。
本当に片付けたいのか?
まず、部屋を片付けたいのか、そうじゃないのか、一度自分の気持ちを確認してください。
人は、自分のやりたいことならなんとしてでもやる、と私は思っています。
しかし、物がたくさんあるカオスの中でバタバタ暮らしていると、優先順位がわからなくなることがあります。
片付けをすべき時間に、テレビを見たり、SNSのタイムラインをだらだら見たりして、「あ~、片付ける時間がないから無理無理」と言う人、たくさんいるんじゃないでしょうか?
汚部屋の片付けをあなたは、本当にやりたいのか、それは、優先順位の高いことなのか、考えてください。
優先していることなら、何としてでもやるはずです。
子育てで忙しい?
片付けなど、何か新しい行動を促す記事を書くと、必ず、「私は忙しいのでそんなことはできません」という内容のメールをいただきます。
言っときますが、自ら、「できません」「無理です」と決めつけていたら、まずそれは実現しません。
少し前にお子さんが小さいからモーニングページを書く時間がないという人の相談に答えたことがあります⇒子育てで忙しいからモーニングページを書けない、という人へ。
その記事に、私はこう書きました。
「やる気があってもできない人」というのは実はいなくて、できないとしたら、そこまでやる気がないからです。というか、その瞬間、モーニングページを書くことより優先していることがあり、そちらをやっているから、モーニングページが書けないだけです。
先日、この記事への意見をいただきました。メールは引用不可なので、引用できませんが、概要を書きます。
・育児をしていると本当に朝起きられない。育児をしていない時は、朝早く起きてノートに書くなんて余裕でできた。
・1歳と5歳のお子さんがいる人は本当にモーニングページを書きたいのだと思う。
・その人への返信に、「モーニングページをやりたくないだけ」と言うのは、育児未経験か、育児経験を忘れた人のすることだ。
いや、私も育児が大変なのはよくわかっています。
私が娘を育てていたときは、そもそも朝早く起きて別のことをしようなんて考えもしませんでした。
私の娘は、夜中を過ぎても寝ずに、わんわん泣いていたので、生後8ヶ月ぐらいまでは、私は毎日、とても眠く、ゾンビのように生きていました(私は、夜しっかり寝ないと機能しない体質)。
当時は、子供の面倒と自分の睡眠確保と最低限の家事だけをやればそれ御の字だ、と思っていました。
もしあなたが、かつての私のような状態なら、汚部屋の片付けはちょっと待てばいいでしょう(ただし、これ以上、家に物を入れないでください)。
「今はほかにやるべきもっと大事なことがあるから、そちらに集中しよう」と思えば、片付いていないことに対する焦りは、なくなるはずです。
自分にとって大切なことがわかっていて、ちゃんとそれをできていたら、あれも、これもと手を出したくなりません。
肝心なことを大切にできている生活に満足できると思います。
仕事や家事の優先順位を決める6つのポイント。やりたいことをやれる人生に。
今の部屋の状態についてどう思うか?
もう用が終わった物や、使わない物がいっぱいある自分の部屋の状態について感じていることをすべて書き出してください。
ブレインダンプがおすすめ⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方
やってみると、汚部屋に対する自分の思いがたくさん出てくるでしょう。
たとえば、
・汚い、見るのもいや
・物がたくさんあるからストレスが増えているのかも?
・物がありすぎるから暮らしにくいのかも?
・これはこれで使いやすいから、別にこのままでいいわ
・ちょっと片付けたほうがいいかもしれないけど、あまりに物が多すぎて、無理だわ
・今は子育て/仕事/介護/資格取得のための勉強/その他で忙しいから、断捨離なんてしているときじゃない
・私には似合いの部屋だと思う
・片付けたいけど、やり方が今いちわからない
・この部屋にある物はどれも愛着のある大事な物なの
・私はきれいにしたいけど、夫が物を持ち込むのよね
15分ぐらいかけて思っていることをすべて書き切ったら、書いたことを読み直してください。
なぜ、片付けを始められないのか、理由が見えてくるんじゃないでしょうか?
「このままでいい」と思っていたら、新しい行動(不用品を捨てること)なんて誰もしません。
「私には無理よ」と始める前からあきらめていても、スタートしません。
可能性を見る(たっぷりマインド)
仕事が忙しい、物がありすぎる、他人が散らかす、義理母が変な物を持ってくる、猫がいっぱいいる。
こんな理由から、「片付けることができない、無理だ」と思っている人は、もっと可能性を見てください。
できないと思い込んでいるだけじゃないですか?
冷静に考えてみると、今の環境でも、「よりすっきりした部屋」に近づけるために、できることがあると思います。
何もいきなり、超汚部屋から、インスタグラムやYouTubeに出てくるようなミニマリストの「何もない部屋」にしなくてもいいんです。
テーブルの上に山積みにされている物を少し取り除くだけで、すごく生活しやすくなりますよ。
小さな片付けプロジェクトは過去記事にたくさん書いています⇒今すぐできる8つのプチ断捨離。捨てるのが苦手でもトライする価値あり(プチ断捨離その1) このシリーズは全部で49記事あります。
このシリーズにもさまざまな片付けプロジェクトを書いています⇒今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その1)
汚部屋の解消をめざすなら、たっぷりあるマインドで生きてください。
できないこと、無理だと思うこと、自分が持っていないものに意識を向けるのは、足りないマインドです⇒足りないもの探しをやめればそれだけで豊かになる。
反対に、すでに自分が持っているものや、できそうなこと、可能性に目を向けるのがたっぷりあるマインドです⇒「足りている」「充分」と思うと、本当に心身・経済ともに豊かになれるのか?←質問の回答。
ある人が幸せについてこんなことを言っています。
幸せは書き留めることはできない。それは流れ星のようなもの。見ようとしない人には、決して見えない。
可能性も同じです。見ようとしない人には絶対見えませんが、「あるはずだ」と探す人には、必ず見つかります。
どんな小さな可能性でもかまいません。その可能性に賭けましょう。
ほんの小さなことが生活や人生を大きく変えます。
始められない人におすすめの過去記事
明日から片付けをがんばろう、と言って片付けない人に伝える今日から始める方法。
気力をふりしぼらないと捨て始めることができない人へ~さっとスタートする7つのコツ。
気になっているのになかなか片付けに着手できないとき、ちゃんと始める4つのコツ。
ガラクタの量に圧倒されて、片付けを始められない人に贈る現状打破のアイデア。
今すぐやる人になる6つの秘訣。先延ばしグセを手放して今度こそ汚部屋を脱出
いつか片付けようと思って、ずっと放置しているものに、手をつけるコツ。
*****
汚部屋脱却に向けてスタートできない人に、思考を変えることをおすすめしました。
なんと、2022年もあと2ヶ月。早いですね~。
12月は忙しいので、今年のあいだにやっておきたいことがあるなら、今月着手するのがおすすめです。
一気にがーっとやろうとせず、ゆるめに始めるといいですよ。