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ミニマルな日常

明日から片付けをがんばろう、と言って片付けない人に伝える今日から始める方法。

本当に家の中を片付けたいなら、今日から始めてください。明日に先延ばしせず、今日、始めるヒントを7つ書きます。

では、まず、この記事を書くきっかけになったお便りを紹介しますね。

YUKIさんからいただきました。



行動にうつせない自分

筆子様

はじめまして。YUKIと申します。

いつもブログ楽しみに拝見しています。

ミニマルな暮らし、シンプルな生活とても憧れます。しかし多くの物に囲まれ、無駄に時間を過ごしてしまっているのが現状です。

記事を拝見し、ミニマルに憧れるのになかなか変われないのは、明日からしよ、忙しいなどと、何かしら理由をつけ行動にうつせていない自分がいるからだと感じました。

1000個捨てチャレンジ30日チャレンジ参考にして、一つ一つ習慣つけていけるようになりたいです。

ブログへのメッセージは初めてですが、お伝えしたく書いてみました。

これからもブログ楽しみにしています。

YUKIさん、はじめまして。

メッセージありがとうございます。

いつも、ブログを読んでいただき、とてもうれしいです。

さて、実際に、何か捨てるチャレンジ、開始しましたか?

YUKIさんのように、「明日からがんばろう」と思って、先延ばしすること、誰しもあると思います。

私もナッツを食べすぎて、「明日からこんなに食べるの、やめよう」とよく思います。

しかし、現状、ナッツの摂取は減っておりません。

私の場合は、本気度が足りないからですが、このブログの読者の多くは、本当に部屋を片付けたいと思っているはずです。

明日ではなく、きょう始めるヒントを書きますね。

まず、なぜ明日からではだめなのか、その理由を3つ、そして、今日から始める工夫を4つ書きます。





■明日に先延ばししないほうがいい理由■

1.人は今日しか生きられない

どんなにすばらしい明日の計画を立てても、人は今日しか生きられません。

私は「自分がコントロールできないことを変えようとやっきになるのはやめて、コントロールできることに力を注ぐ」ことをおすすめしています。

自分がもっともコントロールできる時間は今日であり、もっと言うと、今この瞬間です。

もっともコントロールしやすい、今という時間をコントロールできない人が、明日をコントロールすることができるのでしょうか?

自分の行動と、部屋の様子を変える最大のチャンスは、今なんです。

明日じゃありません。

2.明日になると、それは今日である

「明日やろう」と思っている人が明日になってもやれないのは、明日になったとき、その日は今日になっているからです。

今すぐ、片付けを始めない人は、たいてい、今すぐ片付けを始めたくない事情があります。

たとえばこんな理由です。

・何も考えなくていい、もっと楽なこと(テレビを見る、SNSを眺める、ペットの世話や仕事に逃げる、など)をしたい

・育児や家事など、「もっと大事なこと」をする時間がなくなるのが心配

・捨てる・捨てないを決めるのがしんどそうなので始めたくない

・損したくない(捨てることは、損することだと、大雑把に決めている)

本人は、「なかなか片付けができない」と言うけれど、本当はやりたくないんです。

だから、明日に先延ばしをします。

しかし、明日になると、それは今日なので、きのうと同じように、「明日、やろう」と決めて、何も片付けができないまま終わります。

3.人は1日では変わらない

今日はいろいろな事情で、できないけど、明日(または週末、今月以内、年内、数カ月後、数年後etc.)やろう、と思うとき、「明日の自分は、今日の自分より自制心や行動力がある」と思っています。

今日の自分では役不足だが、明日の自分は大丈夫なのだ、ばりばり片付けをして、不用品を捨てることができる、と期待しているから、明日に先延ばしするのですよね?

しかし、実際は、今日の自分が、24時間後に、いきなり片付けが得意になったりはしません。

明日の自分は、今日の自分とほぼ同じです。

「明日から片付けがんばろう」と先延ばしをする自分です。

明日の自分を変えたいと思ったら、今日の行動を変えるしか方法はありません。

では、どうやって行動を変えたらいいのでしょうか?

■きょうから始める方法■

1.障害になっているものを取り除く

「今日できず、明日に先送りするしかない」と思っているなら、せめて障害になっているものを取り除いてください。

片付けに着手するのを邪魔するものやことを見つけて、生活の中から排除します。

よくある3つの障害を書いておきます。

時間の壁

「時間がない」というのは、人がよくあげる障害です。

私が提案しているのは、1日15分の片付けですが⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)

この15分を「確保できない」と言う人がいます。

24時間のうちの15分を。

なぜ、15分取れないのか考えて、別のことに使っている15分を当てられるよう、手はずを整えてください。

SNSやゲームに当てている時間から、片付けに回せないか検討する、テレビを見る時間を削れないか考える、など。

育児が大変で時間がない人は、こちらの記事を参考にしてください⇒小さな子供が3人いてすごい汚部屋。どこから片付けたらいいの?

片付けに当てる時間を決めて、スケジュールに入れてしまえば、15分を取ることができます。

作業の壁

片付けたいのはやまやまだけど、何年も放置して、あまりに物が多すぎて、どこから手をつけたらいいのかわからず、やりすごしてしまう。

このように多大な作業が予想されるときは、やることを細分化してください。

細分化については、過去記事にたくさん書いていますが、1つだけリンクしておきます⇒これならさくさく片付けが進む。断捨離を先延ばししない10の方法 「3.難しそうな場所はタスクを細分化」の箇所をお読みください。

捨てる物がたくさんあろうが、たいしてなかろうが、片付けは、1つひとつ捨てる、という作業の積み重ねでしかありません。

記憶の壁

明日やろうと思ったことを、その日になってやれないのは、前日に考えたことを忘れているからです。

前の日に決めたことを忘れないために、リマインダーを用意してください。

付箋に書いて、自分が必ず見る場所(洗面所の鏡とか)に貼っておいたり、その付箋を写真にとって、スマホのホーム画面の壁紙にしたりすれば、忘れないでしょう。

ほかにも、きょうできない理由があると思います。その理由を解決するために、きょうできることをしてください。

2.片付けの価値について考える

「シンプルライフにしたいなあ」と思っても、実際に片付けに着手できないのは、優先順位が低いからです。

自分にとって、もっと大事なものがあり、そちらに時間とエネルギーを注ぐので、片付けにまわす分が残りません。

「時間があったらやりたいな」とか、「こんなことできるといいなあ」と思っていることは、すべて、今の自分にとって、優先順位が低いことです。

ふだんはとっても優先順位が低い片付けですが、どうしても人を家に入れなければならない事態になると、俄然、片付けをがんばってしまうことがあります。

以前、エアコンの設置のために片付けざるを得なくなった人のメールを紹介しました⇒汚部屋ばかりでどの部屋から片付けたらいいのかわからない←質問の回答

子供が全員巣立ち、配偶者も亡くなったから、一軒家からアパートに移ることになった。こんなときも、どんなに片付けを先延ばししたくても、身辺整理をせざるを得ません。

優先順位をあげるために、このような、突発的なできごとを待つしかないのか、というと、そんなことはありません。

自分の中で、片付けという行動の価値をとことんあげればいいのです。

部屋を片付けると、どんないいことがあるか。

自分の人生はどんなふうに好転するか。

クローゼットに満杯になっている服を捨てると、生活はどんなふうに変わるのか。

そんなことを考えてください。

YUKIさんの場合は、なぜ、シンプルに暮らしたいのか、その理由を再確認するといいでしょう。

実際、不用品を減らすことにはメリットがたくさんあります。

物が少ない生活の具体的なメリットとは?(前編)

物が少ない生活の具体的なメリットとは?(前編)

いちばんのメリットは、よけいなことに頭を使わなくてよくなることです。

3.片付けのハードルを下げる

「明日から始めよう」と思って、ずっと先延ばししている人は、片付けのハードルをどこまでも下げましょう。

「何もない部屋にしよう」とか、「開かずの間にある物、全部捨てよう」と考えるのではなく、何か1つでも捨てられれば、前に進んだ、と考えてください。

ふだんなら、セールや、送料無料にひっぱられて、買い物してしまうところを、買わずにすませられたら、それも、ガラクタ減少につながる行動です。

日本人は、まじめな国民性があるのか、人の評価が気になるのか、片付けにしても、作り置きおかずにしても、ウィルス感染予防のための、手洗いや消毒にしても、ものすごくがんばる傾向があります。

このような完璧主義があると、断捨離のハードルがあがって、なかなか始められません。

完璧主義すぎるといつまでたっても部屋が片付かない理由

「たんすの引き出しをからっぽにしよう」とか、「服を30着まで減らそう」などというきつい目標をかかげるのではなく、「こんなにゆるくていいのかなあ」と思うあたりまで、片付けのハードルを下げてください。

必ず、始められます。

4.本気になる

本気度が足りないせいで、先延ばしする場合は、本気になってください。

「シンプルに暮らせたらうれしいけど、できなければ、それはそれでいいかな」と思っていると、片付けを始められません。

本気になる、とは、どんな状態でしょうか?

本気とは、「本当の気持ち」だと、私は思います。

誰かに言われたからやるのではなく、自分がそうしたいから、やる、自分の信念のもとに行う。それが、本気です。

人が見ていようと、見ていまいとやります。

人の評価を得るために(ほめてもらうために、すごいて思ってもらうために)やることは、続かないし、やっていても楽しくありません。

やりすぎて、燃え尽きることすらあります。

自分が心の底から望んでいることであれば、多少の障害があっても、なんとかクリアして前進できます。

ずーっと先延ばしをしている場合は、本当に自分は片付けをしたいのか、一度考えてみるといいでしょう。

よくよく考えたら、「べつに片付けたいとは思っていない」と気づくかもしれません。

そういう結論になったら、もう部屋をきれいにすることはすっぱりあきらめて、片付け情報を探すのはやめましょう。

今後は、物がたくさんあるぐしゃぐしゃの部屋の中で暮せばいいのです。

本人が納得しているのなら、「汚部屋に住んでいる」というコンプレックスは感じないはずです。

*******

今日から片付けを始める方法を紹介しました。

人は、いくらでも、やらない理由(言い訳)を思いつきます。

言い訳を考えることに使っている時間やエネルギーを、不用品を捨てることに使えばいいのです。

意識を向ける先をちょっと変えるだけです。





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