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やればすぐ終わるのに、なんとなく先延ばしにしていることってありますよね?
今日はそういうことをさっさと終わらせるすすめです。
それは、ほんの5分で済むような、ちょっとしたタスク。
たとえば、私は日々の仕事で使うよく入力する定型文を、すぐにコピーできるように登録しておこうと思いながら、いつまでもそうしないことがよくあります。
やらなくてもすぐ困るわけではないので、いつも新規で手打ちをして、タイプしながら、「そういえば、これを定型文にしとこうと思ってるんだよね」と考えます。
最近は日曜日を「先延ばししていることをする日」にしているので、先日、ようやく定型文化したところ、1分未満で終わりました。
時間はほとんどかからないのに、後回しにしていたわけです。
こうした小さな「やらなきゃ」を放置していると、ものによっては、心の片隅に引っかかって、気分が重くなります。
私の定型文のような事例は気分は沈まないものの、いちいち思い出すことに脳のリソースを食われます。
この記事では、数分でできるのに、なぜか後回しにしていたことを4つのカテゴリーに分けて紹介します。どれも、今日すぐにできるものばかり。読んで思い出したものがあれば、ぜひ、処理してください。
デジタルまわりのイライラ
まず毎日のように使っているスマホで、ずっと整理したいと思っていたことに着手しましょう。
メールの受信箱を整理する
受信箱にメールがたまっていて気になっていませんか?
開封しただけでそのままにしてあるメールや、すでに読んだのに削除していないメルマガ。ひとつでもいいのでフォルダに移すか、削除してください。受信箱がすっきりすると、メールアプリを使いやすくなります。
通知が多すぎるアプリの設定の見直し
理由もなく通知を受け取っているアプリ。「意味がない」とわかっていても、ずっとそのままになっているのはよくあることです。
通知は気を散らせるので、重要でないものは思い切ってオフにしましょう。
通知がなくても、自分から見に行けば問題ありません。
写真フォルダを整理する
SNSに投稿するつもりで撮った似たような写真が何百枚。メモ代わりに撮ったスクリーンショットも何十枚。こんな人は多いのではないでしょうか? すき間時間に5枚だけでも消してみましょう。
私は月に1回、前月の写真から不要なものを消しています。
家の中のストレスの元
普段の生活で「ちょっと気になっているけど、まあ困ってないからいいか」と思って放置していることもたくさんあります。
洗面台の鏡のくもりを拭く
洗面台を使うとき、鏡の汚れが気になりませんか? 水はねがそのまましみになっている状態です。
毎朝、鏡を拭く習慣がないと、鏡をそのままの状態にしてしまいがち。
そして、鏡をのぞくたびに、「汚いなあ」と思います。
しっかり掃除しなくても、タオルやティッシュでさっと拭くだけで、きれいになるのでひと拭きしましょう。
傷んだスリッパを取り替える
スリッパやルームシューズのかかとがすり減っていたり、ゴムが取れかけていたり。気になってはいるけど、「まだ履けるから」と使い続けてしまうこともよくあります。高いものではないので、新しいものに取り替えましょう。
こうした微妙に不快なものを手放すと、日々の小さなストレスがひとつ減ります。
貧乏性の人は、ちょっとした豊かな気分を味わうこともできるでしょう。
ガタつくドアや滑りの悪い窓のチェック
開けにくいドアや、引っかかる窓。油をさしたり、ちょっと掃除するだけで、驚くほどスムーズになります。毎日使う場所なら、なおさら気持ちよく使いたいですね。
特に玄関や洗面所など、日に何度も開け閉めする場所は、ほんの少しでも、不快なことが続くと、意外にストレスになります。
ドライバーやスプレー1本で直ることも多いので、気づいたときにさっと対処しておきましょう。
人間関係の気がかり
人とのかかわりで、「そのうち…」と思いながら心に引っかかっていることを片づけましょう。
たとえば、言いたいことや断りたいことがあるのにずっと伝えていなかったり。
こうした気がかりを解消するには勇気が必要ですが、言ってみると案外あっさり終わることがたくさんあります。
返事を出していないLINEやメールに一言だけ返信
きちんと返そうと思っているうちに、時間がたってますます返しにくくなる。そんな経験はありませんか?
私のブログの読者の中にも、「ずっとお便りを書きたいと思っていたけど、うまく書けないのでなかなか出せなかった」という人がたくさんいます。
「読んでたよ」という言葉だけでも送れば、気がかりが減り、相手との距離も近づくでしょう。
SNSの「もう見たくない人」をフォロー解除
見るたびに気持ちがざわつく投稿。ネガティブな気持ちの元になるものからは、距離を取りましょう。ブロックまではしなくても、「非表示」や「ミュート」といった機能を利用すれば簡単に見なくてすむようになります。
断ろうと思っていたことを、きっぱり断る
頼まれごとや誘いなど、「本当は断りたい」と思っているのに、断れずにそのまま放置していたことを断りましょう。
もしかしたらあなたは、相手が忘れてくれることを待っているのかもしれませんが、こういうことは相手は忘れても、自分は決して忘れないので、ずっと気持ちの負担になります。
「今回は見送ります」「今は難しいです」と一言伝えるだけで、重荷から解放されます。
目に入るたび、ちょっと気になるもの
最後に提案するのは、「いつか処分しよう」と思いながら、なんとなくそのままになっているものたちの処理です。
急いでどうこうする必要はないけれど、目に入るたびに「そろそろ…」と気になっている。そういうものを今日こそ捨てましょう。
使っていないポイントカードやクーポンの見直し
財布に入れっぱなしの古いカードや、すでに期限が切れた割引クーポン。あまりかさばらないので、なんとなく持ち続けてしまいます。捨てましょう。
冷蔵庫の謎のビンを1本捨てる
「いつ開けたんだっけ?」というようなソースやジャム、途中まで使って固まってしまった調味料。見たくないので奥に押しやっていませんか?
冷蔵庫にはちゃんと食べるものだけを入れておきましょう。
しまいっぱなしのケーブル・充電器をひとつ処分する
使っていないスマホのケーブルや、どの機器のものかわからない充電器。なんとなく大事な気がして、ずっと引き出しにためている人も多いでしょう。
捨てるためには、それが何に使うものなのか確かめねばならず、それが面倒でそのままになっているんじゃないでしょうか?
ずっと使っていないなら、用がないという印、あっさり捨ててしまっても問題ないと思います。
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気がかりを処理すると生活に余裕が生まれる
今回ご紹介したのは、やってみれば、5分もあればできるたいしたことのないタスクです。やるのが難しいわけでもありません。
ただ、やらなくてもすぐに大きく困るわけではないので、後回しにしてしまいます。
確かに急ぎの用事ではありませんが、どうせいつかやらなければならないことなら、早めに片づけておいたほうが気が楽です。
放置していると、視界に入るたびに気になったり、ふと思い出してモヤモヤしたりします。
こうしたプチな気がかりは、心のリソースをじわじわと消耗させていきます。
やっていない自分を責めるほどではないけれど、気分が少しだけ重くなる。そんな小さな負荷がいくつも重なると、日常の疲れとして積み重なっていきます。
やってみると、驚くほど気分がスッキリしますが、そのぶん、やっていないときはストレスになっていると考えてください。
私の経験では、小さな気がかりをまめに処理する習慣ができると、ほかのことも前倒しで動けるようになります。
早速、今日、ひとつだけでいいので、小さなタスクを片づけてみてください。気分がスッキリしますよ。