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不用品を手放して、シンプルに暮らしている読者のお便りを紹介します。
今回はペットの話を書いている方、お2人のメールを選びました。小見出しは私が入れました。
内容:
・愛犬を亡くして片付けが進んだが、心にわだかまりがある
・新しいペットを迎えた。これからは自分軸を大事にする生活したい
まずエリーさんのお便りです。
愛犬が亡くなってから家中の片付けが進んだ
件名:ペットの死と片付けについて
こんにちは、
いつも学びのある記事をありがとうございます。
2020年4月11日の記事に一度取り上げていただいた、エリーと申します。
お返事いただいたにも関わらず、長らくご返信しないままで申し訳ありません。
10月16日のハンニャバルさんの愛猫を亡くされ、片付けが一気に進まれた件が他人事と思えずお便りしました。
ずっと気になっていた物をとうとう捨てることができて、達成感で一杯。
ご自宅での看病、1ヶ月もしないうちに心の準備も出来ないままでのお別れ、さぞお辛い事だったと思います…。
私もペットを亡くした
我が家も8月に14年生きた愛犬を見送りました。
悪性ガンで、手術後余命半年のところ3年近く頑張ってくれて、何度ももうダメと思っては峠を乗り越えてくれて感謝しかありません。
が、最期は自宅で一晩中苦しんで亡くなり、本来の彼の生命力を超えて沢山の抗がん剤治療や投薬をさせて、苦しむ期間を延ばしてしまったのではと申し訳なく感じました。
しかし病院のお医者様方から、治療研究例として院内発表で取り上げていただいたと聞き、今後同じ病気を患った犬たちの一助になったならば、やはり出来る限りの治療をやって良かったのかなと納得する事が出来ました。
言葉を話せない彼らだから、責任は全て飼い主が負って、判断していかなければならない。
当たり前の事ですが…正解が分からないし、自分で考えて納得するしかないですね。
幸せだったか聞きたいけど、とにかく今まで自分が幸せをもらってありがとうという気持ちしかないです。
家中の片付けが進んだ
亡くなってから、本当に家中のお片付けが進みました。
介護で買い込んだ山ほどのオムツやシーツ、おやつを、お世話になったペットサロンに寄附するところから始まり…。
介護部屋で、この家に引越して以来20年開かずの間だった収納から、なんと味噌樽が出てきて悲鳴を上げたり、遠い先祖の自画像?や、日本人形などが出てきてまとめて供養に出したり…。
大事な存在を亡くすと、家中で何となくでとってあったモノたちの事がどうでも良くなるようです。
片付けに集中していると悲しみも紛れて、これも愛犬が与えてくれたギフトだなと感じています。
スッキリ気持ちの良い空間で愛犬の祭壇コーナーを作り、ゆっくりと死を受け入れているところです。
Twitterの更新情報から毎日記事は拝読していますが、お便りするのは久しぶりで、自分の前回のハンドルネームさえ忘れてしまって情けない思いです。
筆子さんは読者の事もよく覚えていらっしゃって、記事も毎回本当に学びが多く引き出しが沢山で、本当に凄いなぁと思っています。
これからも更新を楽しみにしております。
エリーさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
この夏、愛犬を亡くされたんですね。それは残念なことでした。
ハンニャバルさんの返信にもさらっと書いてしまいましたが、犬のほうは、幸せだったと思います。
自分の欠落を埋めるために、一方的に犬を愛したわけではないでしょうから。
たとえ、そうだったとしても、その愛を受け止めるのがペットの役割ですよね。
ペットは、人と対等ではないですから。
この返信に対して、エリーさんからメールをいただきました。
元気だった頃の思い出を大事にしたい
件名:ご返信ありがとうございます
寝て起きたらご返信が届いており、びっくり&とても嬉しかったです。
早々にありがとうございます…!
「犬は幸せだったと思う」というのは、同じ愛犬家や友人から何度かかけていただいた言葉で、迷いながらの治療・介護生活で、本当に犬は幸せだったんだろうかと罪悪感があったので、とても救われた言葉でした。
同じ言葉でも、さすが筆子さん!「ペットの役割」という言及にハッとしました。
確かに、後半は病気に苦しんだ犬生ではありましたが、我が家に来て最初から最後まで日々の癒しや笑顔を与えてくれた彼は、100点満点で役割を全うしてくれました。
そして自分が、いつの間にか家族同然を超えて愛犬に依存気味の、近視眼的な状態になっていたかも…というのも、お言葉をいただいて気づけました。前を向くきっかけをつかめたような気がします。
なぜそう思うのか、理由を深堀りする事の大切さを分かっていたつもりでしたが、全然出来てなかったなぁと実感しています。悲しみに囚われて、視野が狭くなっていたなと…。
つい病気の苦しんでいた時期の事ばかり思い返していましたが、元気だった頃の事をたくさん思い出して、生きていきたいと思います。
筆子さんもどうぞお元気で、これからも記事を楽しみにしています。優しいメッセージを本当にありがとうございました。
エリーさん、再度のお便りありがとうございます。
そうですよね。14年も一緒に暮らしたのですから、楽しいこともいっぱいありましたよね。
犬が病気になったのは誰のせいでもないので(何をどうがんばっても、生き物は死ぬ運命にある)、最後に病気になって延命措置をとったことも含めて、エリーさんとは愛犬とかけがえない生活をしたわけです。
ラッキーですよね。
それでは、エリーさん、これからもお元気でお暮らしください。
次は、最近、ハンニャバルさんからいただいたメールです。ハンニャバルさんは、新しいペットを迎えたそうです。
自分らしい心地よさを目指す
件名:新刊購入しました
本についての意見と愛猫のことについて載せていただきました。
返信希望だったけど、返信こなかったことについてコメントありました。
私にとってはありがちなことだし、筆子さんとやりとりできたらなと少し思った程度なので本文でお返事もらったも同然で満足です。
ムック本を買った
宝島社の新刊購入しました。
筆子さんのお顔の写真初めて見ました。
いつもイラストでしたから平安朝の下膨れの方を想像していました。十二単衣も着ていませんでした…
顔出しNGの方だと思い込んでいたので本編と関係ないところで思いがけず感動。
子猫が家にやってきた
9月に愛猫が旅立ってしまいましたが、10月に友達の同僚の知人から保護した仔猫を迎える縁になりました。
時期尚早かとも思いましたが、向こうから来たお話で受け入れました。
女の子ですが身体能力が高く、元気過ぎて大変ですが生きがいや生命力の素晴らしさを見い出しています。
情緒的コミュニケーションを取れるのはまだ先の事ですが小さい温もりを愛でていきたいです。
私は気力体力が低く、仔猫の10分の1でもパワーがあればなぁなんて思うほどです。
なので少ないリソースでいかにやりたいことに時間をかけて、それ以外は最小限にできないか考えています。
人間関係やマインドは、「自分は自分派」なので歳を重ねるごとに楽になってきている面があります。
人に影響されすぎて一気に捨てて、リバウンドや誰かのせいにして後悔したりせず、自分が心地よくを目指します。
ムック本にもゴーイングマイウェイとありました。亀の歩みでありますが、自分軸でやっていきます。
世界情勢的にも身近にも不安になることだらけですが、自分でどうにかなることだけやるしかないですよね。
これからも色々ヒント発信続けてください。
ハンニャバルさん、こんにちは。メールありがとうございます。
ムックを購入していただき、重ねてお礼申し上げます。仮装行列ならいざ知らず、今どき、十二単を来ている人はいませんね。
新しいペットを迎えたのですね。
子猫ってふつう元気なんじゃないですか? 今から、縁側で1日中じーっとしていたら、そちらのほうが心配です。
ハンニャバルさんは、気力も体力もあると思います。「ない」と思い込んでいるだけでは?
では、ムックがお役に立つことを願っています。
どうぞ、お元気でお暮らしください。
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■2回めの告知
エッセオンラインに新しい記事がアップされました⇒60代、家を買わずに「賃貸」にする理由。老後のことを考えた際のメリットとは | ESSEonline(エッセ オンライン)
きょうはペットのいる読者のお便りを紹介しました。
■ムック発売中
ムックの説明⇒⇒ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。
他にも、ムックを購入した方から、「筆子さんの顔を初めて見ました」というメールをもらっていますが、2年前に発売したムックにも⇒ムック本:『8割捨てて、すっきり暮らす』、著者による紹介 顔写真は載っています。
こちらもまだセブンイレブンにあると思うので、チェックしてください。
それでは、あなたも質問、感想、近況などありましたらお気軽にメールください。お待ちしています。