ページに広告が含まれることがあります。
時間に追われて、気づけば1日があっという間に終わってしまうことってありますよね?
やりたいことがあるのに時間が足りず、常にバタバタしていると感じる人も多いでしょう。
そんなときに役立つのが「時間のミニマリズム」という考え方です。予定や行動を見直し、必要なことに集中すると、時間の余裕を生み出すことができます。
今回は、時間の余裕を作るのに役立つ1日5分でできるシンプルな習慣を10個ご紹介します。
無理なく続けられるものばかりなので、気になるものから試してください。
時間の余裕を作ろうとすると、生活も整ってきますよ。
1.先送りしていたことをやる
5分だけ後回しにしていた何かをやってみます。
どんなことも、あとでまとめてやるより、少しずつやるほうが、負担が減るので、結果的に時間を節約できます。
「やらなきゃ」と思いつつ、つい後回しにしてしまうことはよくあると思います。たとえば、未読メールの整理や期限間近の書類の作成、いつのまにかたまってしまった家事など。
やるべきことを放置すると気持ちの負担になります。
5分だけでもやってみると、気分が軽くなるし、やり始めると不思議と「もっとやろう」という気持ちが生まれ、続けてやってしまうことも多いもの。
– 「返信しなきゃ」と思っていたメールを1通だけ返す
– 「片付けなきゃ」と思っていた引き出しを1つだけ整理
– たまっている洗濯物を5分だけたたむ
こんなふうに5分だけ集中して、先延ばししていたタスクをやりましょう。
2.深呼吸&リラックス
5分間、リラックスしてみます。
そこまで忙しくなくても、焦りやストレスが原因で、「時間が足りない」「忙しい」という気持ちが増幅します。
気がせいている時こそ、深呼吸してリラックスしましょう。
リラックスできる呼吸のコツ:
1. 静かな場所に座る
2. 4秒かけてゆっくり息を吸い、8秒かけて吐く(4-8呼吸法)
3. 何も考えず、ただ呼吸に集中する
気持ちがバタバタした時はいつでも深呼吸してみてください。時間を決めてやりたいなら
– 朝の家事が終わった直後
– 昼休み
– 夜寝る前
こんな風に1日の時間の節目にやってみるといいでしょう。
いつも気が張って疲れる人へ。緊張をほぐしてリラックスする方法。
3.チョイ片付け
片付ける時間がないと感じている人こそ、「5分だけ」片付けてみましょう。机の上、キッチン、玄関など、狭い範囲にタックルしてください。
おすすめの片付け場所:
– 机の上:不要な紙や文房具を整理
– 玄関:靴を揃えるだけでもスッキリ
– キッチン:シンクを磨く⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
ほかにも、
– 使っていない調味料を処分する
– 読み終わった新聞や雑誌を片付ける
– 玄関に置きっぱなしの荷物を整理する
このように、片付けたい場所はいくらでもあるでしょう。環境が整うと、ストレスが減少しますよ。
4. ジャーナリング(書き出す)
頭の中が散らかっていると、時間を有効に使えません。そこで、5分だけ「今、考えていること」を書き出して整理してみましょう。
たとえば、今気になっていることや、ずっと頭の中にあること、不安なことなどを書いてください。5分あれば、かなりの量を書くことができます。
温かい気持ちになりたい時は、感謝できることを書くのがおすすめです。
いつでも書き出せるように、お気に入りのノートを一冊用意して、常にデスクの上に置いておくのもいいですね。
5.デジタルものの整理
スマホやPCの中も、気づけば不要なデータであふれます。5分間だけ、デジタルデータの中から不要なものを削除してスッキリさせましょう。
たとえば、
– 使わないアプリのアンインストール
– 迷惑メールや不要なスクリーンショットの削除
– デスクトップやスマホの画面を整理
特に写真はどんどんたまってしまうので、毎日5分使って削除していくと、後の整理が楽です。
今年、私は古いメールの整理をしていますが、「なぜこんなメールまで取ってあるの?」と思うようなガラクタに近いメールや広告メールもたくさんありました。
デジタルなものはかさばらないので、物理的なものよりためこみやすいと思います。
不要なメールを受け取らない手続きも積極的にしてください。
6.スマホを触らない時間を作る
「気づいたらスマホを見ていた」という時間を減らすだけで、時間の余裕が生まれます。
いつもならスマホを手にしてしまうタイミングで、あえて5分間触らないようにしてみましょう。
たとえば、
– 朝起きてから5分間はスマホを触らない
– 食事中にスマホを見ない
– 寝る前のせめて5分は画面を見ない
こんなルールを考えて実行してみてはどうでしょうか?
スマホの使い方を見直すと、気分が穏やかになります。
7.今日の振り返り
1日5分使ってその日を振り返ってみましょう。
振り返ると、その日の時間の使い方を見直すことができ、少しずつ自分の理想の使い方に近づいていきます。
お風呂から出た後や寝る前、もしくは朝に、
– 今日(前日)はどんな時間の使い方ができたか?
– もっと効率よくできたことはなかったか?
– 明日に活かせることはないか?
こんなことを考えてみましょう。
私も朝、デジタルジャーナルに前日の仕事時間を書くようにしています。
毎日反省することが多いのですが、振り返りをしないと、時間の使い方を意識できません。反省ばかりが続いて、「私って進歩ないなあ」と思ったとしても、振り返りは続けた方がいいと思います。
そのほうがメリハリのある暮らし方になります。
8.1日の予定を確認する
振り返りをしたくない人には、その日や次の日の予定をざっと確認する習慣をおすすめします。
いつ確認してもいいのですが、朝バタバタしたくないなら前日の夜に確認しましょう。
・簡単なTo-doリストを書く
– 何時に何をするのか確認する
– 持ち物リストを書く
– 1日の流れをシミュレーションする
こんなふうに少しでも予定を確認しておくと、忘れ物が減り、効率よく動けるようになります。
9.やらないことを決める
毎日To-doを書くほどやることなんてない。そんな人は「やらないことリスト」を作ってはどうでしょう?
自分の時間の使い方を考えて、やらない方がいいこと、もうやりたくないことを見つけてリストアップしましょう。
– なんとなくSNSを開かない
– 夜遅くスマホを見るのをやめる
– LINEの不要な付き合いを減らす
このリストは時々眺めて、うまく時間を使えているかチェックしてください。
10.何もしない
5分間、あえて何もしない時間を作ります。
何もしなければ、脳を休めることができるので、しっかり集中したい時に集中できるようになります。
この時間はリラックスできるので気持ちも休まります。
何もしない時間を取ると、思いがけないアイデアが浮かぶこともあります。
実際、シャワーを浴びているときや、ぼーっとしているときにひらめきが生まれることが多いですよね。
私はお風呂の中でぼーっとしている時に、次の日書く記事のネタや、今日書いた記事で直した方がいいところを思いつきます。
何もしない時間は、目の前のことに意識を向ける絶好の機会。今、ここにいることをぼんやり楽しみましょう。
「何かしなきゃ」というプレッシャーを手放して、今という時間を味わい尽くしてください。
******
1日5分で時間と心の余裕を取り戻せる習慣を10個お伝えしました。
まずはスケジュールをゆるめにすることから始めるといいかもしれません。
今回紹介した習慣はあくまでも時間にゆとりを持つことを目的としています。「しっかり続けなくちゃ」と自分にプレッシャーをかけるのはやめましょう。
完璧を目指さず、気軽に取り入れてみましょう。1日5分の小さな積み重ねが、大きな余裕につながります。