シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

服が好きで買わずにいられない、どうしたらやめられますか、という質問の回答。


服好きなので毎月服を買ってしまう。これをやめるにはどうしたらいいか、という質問をいただきました。この記事で回答しますね。

メールの差出人は「助けて筆子さん」です。

どうしたら服を買うのをやめられますか?

いつも記事を楽しく読ませていただき、勉強させていただいております、独身アラサー女性です。

筆子さん聞いてください。

私はあまり給料は高くないのに、若い頃から美容ファッションが好きで、特に服が好きで毎月買うのをやめることができません。

服を「買う」のが好きなのではなく、「着る」のが好きです。新しい服を着ている時がとても楽しいです。

服が溜まらないよう定期的に売っており、クローゼットはすっきりしておりますが、給与が出るとまた新しい服を買ってしまいます。

自分は恐らく自分を少しでも綺麗に見せたいのでしょうが、それ以上に純粋に服がとても好きで、欲しくなってしまいます。

周りは皆結婚し子供もおり、幸せにしています。

私は独身でこのまま1人なのかと思うと不安で不安で堪らなくなります。誰も自分を選んでくれない、自分は欠陥があるのだと思ってしまい、辛いです。

ですから、なおさら、もう若くないし若さには頼れない、少しでも女性らしく綺麗にしていなければいけないとの義務感もあり、古くくたびれた服は怖くて着用できません。

将来ひとりで生きて行くために貯金をしなくてはなりませんが、服を買うのをやめられず、売ってもそんなに高価にはならないのでお金はあまり貯まりません。

どうしたらやめられますか。でもおしゃれできれいにしていたいんです。助けてください。

助けて筆子さんさん、メールありがとうございます。

いろいろなメールをもらうのですが、できれば名前のところは人間らしい名前を書いてほしいな、と思います。本名じゃなくていいです。ニックネームでもイニシャルでもいいです。

今回は便宜上、Tさんとお呼びします。

最初の提案:服をレンタルする

服を買うのが好きではないが、着るのが好きなら、レンタルすればいいんじゃないですか?要するに毎月目新しい服を着たいんですよね?

今、オンラインで服をレンタルできるサービスがあります。たとえばエアークローゼット(airCloset)。毎月6800円払えば、プロのスタイリストがコーディネイトした服が3着届きます。

エアークローゼットのPV

着用したらクリーニングせず、そのまま返せます。

9800円払えば、交換回数無制限なので、何回でも借りられます。新しい服を着たいだけなら、9800円のプランに入ってしまえばいいと思います⇒airCloset(エアークローゼット)新感覚オンラインファッションレンタルサービス|エアクロであなたらしいコーディネートを楽しもう!

自分のファッションに強いこだわりがあると、お仕着せ(スタイリストが選ぶ)の服だと抵抗があるかもしれませんが、Tさんは、「服を着ること」が好きなんですよね。

サスティナというサイトでは、自分で服を選べます⇒SUSTINA(サスティナ) ファッションレンタルアプリ 月額で洋服、バッグ、アクセサリーを

よって私の回答は「服を買うのをやめてレンタルしなさい」となります。

これなら一応「おしゃれできれい」にしてられるんじゃないですか?他人が選んだ服が届くので、社会的に「おしゃれな服」と認知されているアイテムを着られます。

レンタルですから新品の服は届きませんが。

とは言え、Tさんの問題の本質は別のところにありますので、先を読んでください。

1.本当の問題は何なのか深掘りする

メールを拝見するといくつかの問題が見受けられます。まずそこを整理してください。私が文面から読み取ったTさんの問題は以下のとおり。

・服を毎月買ってしまうので貯金ができない

・独身で将来が不安。

・自分は欠陥があるのだと思っている(セルフエスティームが低い)

・女性らしくしていなければならないという強い思い込み(やはりセルフエスティームが低い)

・古い服が怖くて着用できない(先々月に買った服が「古くくたびれた服」に思える不思議な心理)。

一度、自分はどうなったら満足し、「幸せだ」と思えるのか、そこを考えてください。

毎月新しい服を買うことで満たそうとしている願望や欲望は何なのでしょうか?自分が本当に求めていることがわかれば、服を買うこと以外の方法で、それを満たせばいいのです。

この点については4番で詳しく書きます。


確かに服が好きな人はいます。給料全部服につぎこむ人もいます。しかしそれで幸せを感じているならいいと思います。Tさんの場合、明らかに不幸せですから、自分が本当に好きなことを追求しているようには思えません。

つまり純粋に服が好き、とは思えません。

2.思い込みを手放す

もう1つ私が感じた問題点は、Tさんはとても思い込みが強い、ということです。ここ、ひじょうに重要なポイントです。

「周りは皆結婚し子供もおり、幸せにしています」。これ、Tさんの見解です。皆、幸せそうかもしれませんが、実はそういう人たちも人知れず苦労をかかえています。

そんな苦労をわざわざ外に出す人はいません。隣の芝生は青いのです。

先日も記事に書きましたが、どんなことにも2つの面があります。先日の記事⇒メンタルを強くする7つの方法。ピンチに陥っても負けない自分になる。 5番を読んでください。

結婚を選んだ人は、同時に「気ままな独身生活」を捨てています。

子供がいる人は、子育てを選び、自分のために使えるお金や時間を捨てています。

子育てはきつい仕事です。とくに子供が小さいうちは、自分の時間はなかなかとれません。この方は小さな子供が3人いるから、汚部屋すぎて悩んでいます⇒小さな子供が3人いてすごい汚部屋。どこから片付けたらいいの?

「人は幸せそうだ、それに比べて自分は不幸」という思考を今すぐ捨ててください。捨て方はこちら⇒他人がうらやましい、私は不幸、という気持ちを手放す3つの方法。

「誰も自分を選んでくれない、自分は欠陥があるのだ」という考え方も問題です。誰も選んでくれないって、結婚相手を選ぶオーディションみたいなものに出たんですか?お見合い番組とか。

仮にそういう番組に出演し、選ばれなかったという事実があったとしても、結婚って選ばれることなんですか?

ここもしっかり考えてください。

結婚願望が強いようなら、きれいな服を買うより、ほかにやることがあると思います。

たまに読者の方から、「筆子さんは50歳を過ぎているから服が少なくてもいいけど、嫁入り前の私は服がたくさんいるんです」というメールをもらいます。

そうなのでしょうか?服がたくさんあれば結婚できるなら結婚するのはとても簡単です。

「もう若くないし若さには頼れない」と書かれていますが、何のために「若さ」に頼っていたんですか?結婚ですか?

今晩婚化がすすんでいるので、30代で結婚する人が多いです。40代でも出産できます。

こんなことを書くと、「きれいごと言うな」とかメールが来そうですが、見た目より中身が大事です。見た目で結婚相手を選ぶ男性と一緒になると、あとでしんどい目に遭いそうです。

若さに頼れないと思うのなら、尚更、中身を磨いてはどうでしょうか?とは言え、アラサーって充分若いですよ。私、57歳ですよ?カナダに来たのは37歳のとき、39歳で出産しました。

それに男性の好みもいろいろです。昔、ある芸人さんが、交際中、奥さんがいつも同じ服を着ていたので、「ああ、この人と結婚すればお金がかからない」と思って結婚を決めた、と言ってました。

さらに、毎月新しい服を買うことが、「おしゃれできれいにしていること」なのかというとそれも違うでしょう。それ、ただの浪費です。

以前も書きましたが、本当におしゃれな人は、そんなにくるくる新しい服を買わないと思います⇒本当におしゃれな人の5つの特徴。おしゃれを知って、着ない服を断捨離する。

「少しでも女性らしく綺麗にしていなければいけないとの義務感」。この義務感はいったいどこからくるのでしょうか?女性らしく綺麗にしていないと結婚できない、だから新しい服を買うのですか?

Tさん、きっと昔から、いつもきれいにしていたんですよね?でも結婚には至らなかった現実があります。

ということは、新しい服を買ってきれいな恰好をしていることが結婚に結びつくわけではない、と言えませんか?

3.ゴール設定

ノートに書く

自分と向き合う。

数々の思い込みを(できるだけ)手放し、自分が本当に求めていることに関して、じっくり考えたら、自分が解決したい問題や自分がほしいものを書き出してください。

・とにかく服を毎月買う習慣を改めたい。

・とにかく将来のために貯金をしたい

・とにかく結婚したい

・将来に対する不安を解消したい

ほかにもあるかもしれませんね。

だーっと書き出したら、1つだけゴールを決めます。二兎を追う者は一兎をも得ず、です。シングルタスクに徹します。

ゴールを1つ決めて、それに向かって進めていくと、ほかの面でもいろいろ良い変化が生まれるものです。

参考⇒汚部屋脱却だけでなく人生も変わる3つの最重要習慣とは?

「とにかく結婚したい」というような、自分ではコントロールできないゴールは設定しないでください。相手のあることなのでどうしようもできません。他人の心はコントロールできません。

ここでは、服を買う習慣を改める方法、貯金、セルフエスティームを高める方法を書きます。

4.服を買う習慣を手放す方法

なんとなく買う女。

服を買うのも単なる習慣。

服を買わないようにするために、こんなことをしてください。

1)買うきっかけをつかむ

習慣を変える方法として、当ブログでは、きっかけ⇒ルーティン⇒報酬のサイクルを見つけることを推奨しています。

詳しくは⇒悪い習慣を断ち切る簡単な方法(TED)マインドフルネストレーニングのすすめ。

Tさんが買い物してしまうきっかけは何でしょうか?

給料が出ることでしょうか?

きっかけがわかったら、そのきっかけに対して、「服を買う」という行動ではないことをします。そのために、先に、「今度給料が出たら、スーパーで肉を買って、その日はステーキを作る」などと決めておくといいです。

2)買い物で満たしているニーズをつかむ

1番に書きましたが、なぜ自分が次々と新しい服を買ってしまうのか、本当の理由を見つけてください。

理由がわからないなら、自分の感情を客観的にチェックするとよいです。

買い物して新しい服を着るとハッピーになるみたいですが、買い物がハッピーなのか、服を着ることがハッピーなのか、その両方なのか、考えてください。

服が好きだからといって、毎月新しい服を買う必要はないですよね?Tさんは純粋に服が好きなのではなく、毎月新しい服を買って着ることが好きなのではないですか?

服が好きな人は、去年買った服だって大事にするでしょう。使い捨てなんてしないです。

3)自分のニーズを別のことで満たす

自分が買い物する理由がわかったら、別のことでそのニーズを満たせないか考えてください。

ストレス解消として買い物をしているなら、代わりに運動することをおすすめします。

うれしい気持ちになるから買い物をしているのなら、他人にも親切にしてください。自分の幸せばかり考えず、他人のために何かすると、歓びが得られます。

一人で寂しいなら、猫を飼うのもいいです。

4) 環境を変える

買い物しにくい環境を整えてください。

いつもどこで買い物しているか知りませんが、ファッションビルのようなところに行って買っているのなら、半年ぐらい足を踏み入れないでください。

店に行かなければ買いません。

新しい服の情報も入ってこないようにします。

ファッション雑誌は読まないようにし、ショップから来るメルマガは購読を解除します。

洋服を買わない方法はこれまでも記事に書いておりますので、以下の過去記事を読んでください。

服の買い物依存を克服するために心を整える5つの方法。

どうしてこんなにたくさん洋服を買ってしまうの?あなたが洋服を買い続ける7つの理由

服の買い物が止まらない悩みを解消する4つの方法。

買い物が止まらない女子必見!服を買わない7つの方法

安いけど、すぐにタンスの肥やしになる服を買わない6つのコツ

5.貯金をする方法

貯金箱

お金を貯めよう。

貯金は簡単です。

当面(1年ぐらい)、服は手持ちのものでやりくりしてください。靴下(ストッキング)や下着など消耗品は買い替えますが。

服に使っていたお金をすべて貯金します。

これまで服に使っていたお金をすべて貯金すれば相当たまっていたと思います(私もそうでした)。

買い物に行かないと暇になるので、その時間は、服を買うことの次に好きなことをします。お金をためる、という面から言えば、副業やアルバイトをしてもいいでしょう。

もっと貯金したいなら、日々の収入と支出の記録をつけて、予算を立てて買い物をしてください。

6.自己肯定感をあげる

Tさんの本当の問題は次の2点だと思います。

・思い込みが強いうえにかなり他人軸

・自己肯定感が低い

この2つを解決するために4つのことを提案します。

1)物ごとに対する反応は自分の選択だと自覚する

自分には欠陥がある、といった劣等感は、自分が自分の脳内で勝手に作っているものです。

こちらの方法を試して、思い込みをはずす努力をしてください⇒認知行動療法(CBT)を使って片付けられない思考を手放す方法。

2)自分との約束を守る

自己肯定感をあげるために、自分との約束を1つひとつ守って自信をつけてください。

ゴール設定をしたら、そのゴールを達成するために、小さなミッションをたくさん書いてください。

たとえば、1年間服を買わない、というゴールを設定したとします。これを実現させるためにやったほうがいいと思うこと、やりたいことを書いてください。

・手持ちの服でコーディネートを5パターン作ってみる。

・給料日には、まっすぐ家に帰って読みたかった本を読む。

・まずは1週間、支出の記録をつけてみる

・少しでも古着を高く売れるようにヤフオクに出品してみる

こんなことです。自分でやろう、と思ったことがちゃんとできたら、それが自信になります。

3)他人に親切にする

先にも書きましたが、「自分は欠陥ではない」と思えるように、何か、人のためになることをやってみてください。情けは人のためならずです。

ほんの小さなことでいいです。

会社で同僚の仕事を手伝ってあげる、電車でお年寄りに座席をゆずる、道ですれ違った人に笑顔で挨拶するなど。毎日必ず何か1つは、他人に親切にすると決めるといいですよ。

4)自分が楽しめることをする

Tさんは新しい服を買うこと以外に好きなことってないんでしょうか?

私ならば、ブログを書いたり、語学や、本を読んで何か新しいことを学ぶのが好きですが。何か好きなことがあったら、そういうことに時間を使ってください。

好きなことをしているときは楽しいですから。

何も好きなことがないなら、見つけてください。こちらにお金のかからない趣味を紹介しています⇒ほぼ無料で楽しめる趣味5選。お金の代わりに時間を使う

買う服を決めるチェックリストを用意しました⇒服を買う前に自問自答したい10の質問。無駄なお金を使うのはもう卒業。

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「買い物が止まらない」と思う人は、なぜ自分は尋常ではない買い物をしてしまうのか、その理由を自分で見つける努力をするといいと思います。

その理由が問題の本質です。

本当の原因がわかったら、あとはそれを解消するほうに動くだけです。


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