ティッシュで鼻をかむ女性

ミニマルな日常

最終更新日: 2021.01.6

物とほこりが多い夫の実家に行きたくない。行くのを断る方法を教えて←質問の回答。

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夫の実家は、物とほこりが多いため、年末に泊まりで訪れたさい、アレルギー性鼻炎がひどくなった。

今後は2度と泊まりの帰省をしたくない。

帰省を辞退するための、いい言い方を教えてほしい。

物減らしとは関係ありませんが、きょうは、この質問に回答します。

まずメールをシェアしますね。ポムポムさんからいただきました。



夫の実家に行きたくない

件名:義実家での事件

こんにちは筆子さん

今すごく体調が悪いです。

年末義実家に帰っていて、重度のアレルギー性鼻炎になりました。

普段からダニ、ホコリのアレルギーがあり、掃除が欠かせません。

掃除をしやすくするために断捨離を始めました。ものが少ないとどかしたり、まず片付け、といった手間がなく、掃除機がけが楽です。

義実家はものが多く、ホコリが床を転がっていて、家に入った瞬間からこれは危険だな、と思いましたが、案の定2日目から鼻水が止まりませんでした。

子どもも床のホコリをつまんで口に入れていました。

人の家なので掃除してください、とか窓を開けてもいいですか、とかなかなか言えません。

でももう2度と泊まりの帰省はしたくないと思いました。

夫は最低年2回は帰省したいようです。

夫、義両親ともにアレルギー体質ではないため、彼らはいたって健康です。

私と子どもだけでも帰省は辞退したいのですが何かいい言い方はないでしょうか。

ポムポムさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

鼻炎がひどいのですね。おつらいと思います。どうぞ、お大事に。

正直に話すのがベスト

今後の帰省の断り方ですが、正直な事情を話すのがベストです。

心の中にゴミをためない方法(後編)。正直は最善の策。

そのさい、「お義父さんとお義母さんの家は、物とほこりが多いので」と言う必要はありません。

「私は、ほこりとダニにアレルギーがあるため、自宅以外では、たいてい鼻炎になってしまいます。ですから、泊まりは遠慮させていただきたいのですが」と言えばいいのです。

実際、義理のご両親は、今回、ポムポムさんが鼻水ばかり出していたのを目撃していますよね?

訪れた家で、料理を出されたとき、アレルギーの出るものは、「アレルギーなので」と言って、手をつけないものです。

帰省を断るのも、同じ感覚でいいと思います。

ただ、断る前に、ご主人と相談してください。

ご主人のほうから、義理のご両親に、掃除をするよう頼んでくれるかもしれません。

それと、お子さんはべつに鼻炎じゃないでしょうから、お子さんは、ご主人と一緒に帰省すればいいですよね?

アレルギーが出てしまうのは、ポムポムさんの個人的な事情ですから。

ポムポムさんのご主人の実家は、日本によくあるふつうの家なんじゃないでしょうか? 特に汚部屋ってわけでもないと思います。

その証拠に、義理のご両親は、ふつうにその家に住んでいるし、ご主人も、鼻炎になってはいません。





代替案を提供する

年末やお盆にご主人の実家へ帰省するのを辞退する代わりに、代替案を提案してください。

こちらが行かないかわりに、ご両親に自分の家に来てもらうとか、一緒に旅行するとかできますよね?

あるいは、まめに日帰りで訪れて、孫の顔を見せてあげるとか。

義理の実家が、自宅から遠いのか、近いのかはわかりませんが。

今、何らかの目的があって、年末に帰省しているのだと思います。帰省しなくても、その目的が達成できる方法を考えて、いくつか案を提案してください。

この点についても、ご主人と相談する必要があるでしょう。

工夫して滞在する

何も全面的に帰省をやめなくても、いろいろ工夫して、泊まりの滞在をする方法もあると思います。

鼻炎よりもっと重い病気の持病がある人や、身体に障害がある人でも、いろいろなところに旅行に行ったり、スポーツしたりしますよね?

最悪の場合を想定して、事前にいろいろ準備すれば、帰省できるんじゃないですか?

私はアレルギーになったことがないから、何をしたらいいのか、具体的にはアドバイスできませんが、少なくとも、症状を抑える薬を飲むことはできます。

ポムポムさんのメールは、ごく簡単に書かれているため、私にはわからないことがたくさんあります。

・今回、ポムポムさんは、はじめて義理の実家に行ったのか?

・それとも、毎回、義理の実家に行くたびに、鼻炎になっているのか?

・鼻炎になったのは、義理の両親宅での滞在だけが原因か?

・義理の実家のどの部屋にいたとき、どんなふうに鼻炎になっていたのか? 

・なぜ、薬を飲まなかったのか? それとも飲んだけど、発症してしまったのか?

・マスクはしていなかったのか?

・義理の両親宅で発症したとして、目の前でずるずると鼻水を出している人間に対して、義理のご両親やご主人は何も言わなかったのか?

・なぜ、「窓を開けてください」と言えないのか? というより、自分で窓を開ければいいのではないか?

・なぜ、自分が寝る場所のほこりを取らなかったのか?

・お子さんは、本当にほこりを食べたのか?

こんなポイントを考えることで、鼻炎がひどくならないために、事前にできることを見つけられると思います。

人の家だから、「窓を開けて」と言いにくいそうですが、私なら、「すみません、鼻水が止まらないんで、ちょっと外に言って、新鮮な空気吸ってきます」と言って、席を立ちます。

ついでに薬も飲んで、マスクもするでしょう。

それと、嫁なんだから、実家の掃除をするのは何ら問題ないですよ。

そんなに物が多い家なら、私なら、「私、片付けが得意なんです。よかったら、ここにいる間に、少し片付けときましょうか?」と申し出ると思います。

実際、娘の家に行くたびに、掃除や片付けをしています。

まあ、鼻炎の人が、ほこりだらけの家を掃除すると、症状がひどくなりますから、ほどほどにしておいたほうがいいですが。

体質を改善して、アレルギーを克服

ポムポムさんが、アレルギーでなくなれば、ふつうに帰省できるわけですから、体質改善を試みてください。

いま、お医者さんにかかっているのかどうかわかりませんが、もし、かかっていないなら、医者に行って、生活上のアドバイスをもらうといいでしょう。

砂糖やジャンクフード、不自然な食品(高度な加工食品や、遺伝子組み換え食品)を避けると、アレルギーは改善されます。

関連記事をいくつかリンクしておきますね。

健康への近道は砂糖をやめること、これ、本当です

甘い砂糖は病気や不調を引き起こすという不都合な真実。

グッズに頼らない花粉症対策。体質改善が結局1番効果的

遺伝子組み換え食品(GMO)の何が問題なのか?

意外と知らない花粉症やアレルギーを悪化させる7つの生活習慣

読者の中にも砂糖をやめたら、アレルギー症状が緩和されたという方がいました⇒砂糖をやめてから感じた、心と身体の変化(読者の体験談)。

甘いものをやめたら起きたうれしいできごと(読者の体験談)

私、今年から、ネトル(stinging nettle)のハーブティを飲んでいますが、ネトルティーは、アレルギーを改善するとも言われています。

よかったらお試しください。ルイボスティーやマテ茶も、アレルギーによいと有名ですね。

味が好みじゃないかもしれないので、いきなり大量に買わず、少量ずつ試してください。

次の帰省は、お盆ですよね?

それまで半年あるので、今から、体質改善を試みれば、かなり変わると思います。成功をお祈りしています。

*****

行きたくないイベントに出るのを断るのに、「とても行きたいけれど、あいにく、その時間は、ほかにスケジュールが入っているから出られません」と言う方法もあります。

「その日は、仕事でどうしても抜けられない」とか、「その日は、猫の手術がある」とか。

単発のイベントなら、そうした言い訳を使ってもいいかもしれません。

しかし、今後、年に2回は続くであろう、帰省のたびに、そういう言い訳をするのは、自分が疲れます。

最初から、正直に胸のうちを伝えてしまうのが一番いいです。

「鼻炎だから」と言えば、義理のご両親も、「ああ、じゃあ、あんたが泊まる部屋は、しっかり掃除しておくよ」と言って、掃除してくれるかもしれません。

「いい嫁」の体裁を保つために、適当な、耳障りのいい言い訳をしても、何ら状況は変わりません。

義理のご両親は、部屋を掃除しようとは思わないし、自分自身だって、体質改善してアレルギーを克服しようという気にもならないでしょう。

一方、本当のことを言えば、ご両親が掃除する可能性も、自分がよくなる可能性も生まれるのです。





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