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GW中に断捨離を始めた多いかもしれませんね。断捨離すると、ゴミがいっぱい出ます。100%ゴミなら、ゴミとして出せばいいのですが、まだ使えそうなものは、リサイクルしたいもの。
以前も書いたように、筆子は、不用品はお金にすることは考えず、地域の寄付センターに持ちこんでいます。
それ以外にも、もちろん不用品処分の方法はあります。
いらない物をどうやって捨てるか、というのはけっこう悩むものです。きょうは不用品の捨て方(処分の仕方)をお伝えします。
処分の仕方は基本的に3つです。
1.譲る
2.売る
3.捨てる
1つずつ詳しくご説明します。
譲る
1.知っている人にあげる
家族、親戚、友人、知人に譲ります。
自分がもう着なくなった服は、家族や親戚、友だちにあげます。小さくなった子供の服を順番に回す子育てママさんのグループもありますね。
筆子の両親は本を読まないし買わないタイプで、家にはほとんど本というものがありませんでした。ですが、親戚の中日新聞に勤めていた、父の姉の夫(おじさん)から、いとこのお下がりの本をたくさんいただきました。
筆子が本好きになったのは、この本たちのおかげかもしれません。
また、去年、筆子は実家で大量に捨てた本の半分ぐらいを友だちにもらってもらいました。
友だちに引き取ってもらったのは、これが初めてではなく、これまでも何度か、本やいらない文具などを複数の友人に引き取ってもらいました。
持つべきものは友だち、捨てるべきものは不用な本です。
以前、風間茂子さんの著書(なるほど家事のおもしろブック)で読んだのですが、食器好きでたくさん買う風間さんは、もう処分したい食器には、色付きテープを貼っておくそうです。
お客さんがきたら「テープの貼ってある食器はどれでも持っていってね」と言って、引き取ってもらうとか。
来客の多いご家庭は使えそうな手です。
石黒智子さんは、レーザーディスクを処分しようと思ったとき、目録を作って、友だちに回し、希望者に譲ったそうです。
☆注意点
相手がべつに欲しがっていないのに、無理やり押し付けるの禁物。
自分の不用品を「処分する」と称して実家に持っていくのもよくありません。それは、本当の断捨離にはならないからです。
2.知らない人、不特定多数の人にあげる(寄付)
これは筆子がいつも取っている方法です。地域の寄付センターや、古着を回収している団体をよく利用しています。
本なら、図書館や、歯医者さんなど街のクリニックの待合室、幼稚園、保育所のようなところに寄付できます。
下取りサービスを利用するのもいいでしょう。
たとえば、
衣料品の下取り
世界を良い方向に変えていく UNIQLO CSR
ユニクロとジーユーで購入した服を引き取ってくれます。
子供靴の下取り
こども靴 下取りサービス|西武・そごう
ヤマダ電機の下取り
ヤマダ電機×インバースネット 下取りサービス
不用品を宅配で回収して、貧しい国や災害にあった地域に支援物資として送るサービスもあります。
災害支援リサイクルセンター – ホーム | Facebook
災害支援リサイクルセンターでは、不用品を業者に販売した収益を被災地に送っています。ゆうパック着払いで不用品を引き取ってくれます。
こちらではよくあるのですが、段ボール箱にいらないものを入れて、「ご自由にお持ちください」と書いておけば、それなりにいい品なら、通行人が勝手に持って行ってくれます。
筆子は10年ぐらい前に、この「フリーアイテム方式」で物を処分している家の箱から、バウンスボールとキャンドルホルダーを拾ってきました。。数年後、どちらも捨てましたが、バウンスボールはよく使いました。
☆注意
下取りサービスという名の囲い込み戦略に注意。
関連⇒持たない人生を目指すなら、囲い込み商法の罠にはまるべからず
☆私は不用品はできるだけ寄付しています⇒⇒不用品を処分するときはお金にすることを考えないとシンプルにできる
売る
フリーマーケット、ガレージセール、インターネットオークション、質屋さん、リサイクルショップに持ち込む(売ったら利益をもらうタイプの店、委託販売)、不要品をネットで売るサイト、買い取りサービスなどを利用して売ります。
本なら、古本屋やブックオフへ。
カナダには、コンサイメントストア(Consignment store)というのがあります。委託販売できる店ですが、通常ブランド物や質のよいものを販売しています。
日本にもあるかもしれませんね。どの品物もとてもきれいです。私が子供服などをなんでもばんばん寄付していたので、友だちに「コンサイメントストアに持っていったほうがいいよ」とよく言われました。
子供服専用の有名なコンサイメントストアがこの近くにあるのです。そのような店があれば、オークションで売るより簡単ですから、利用するといいです。
買い取りサービスは、不用品を買い取ってくれるサービスです。たとえば、家電製品やブランドもの、宝石などを無料で査定した後、買い取ってくれます。
近年、買い取りサービスの需要は日増しに高まっており、そうしたサービスを提供する業者が増えています。アマゾンでも楽天でもやっていますね。
特に、金などの貴金属、着物、大型車両などお金になりそうです。ただ、買い叩く業者もたくさんいますので、事前のリサーチが必要ですね。
家まで取りに来てくれる宅配買取サービスも増えています。
不用品を売るのは一手間かかりますが、売れれば、お金になるのが魅力です。ただ、その労力に見合うかどうかは、判断が必要なところです。
捨てる
1.自分で、無きものにする
燃やす、土に埋める、トイレに流す(流していいものと流さないほうがいいものがあります)、そのへんの野原や海、川に廃棄(これはやらないほうがいいです)。
2.自治体や業者に回収してもらう
市や区など自治体の不用品回収や粗大ごみ受付センターに出します。自治体の回収は、日時が限られていたり、受け付けてもらえないものもあります。
そこで最近は民間の回収業者がどんどん参入しています。エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など特定家電に指定されているものは、処分するときに費用が発生します。
私が住んでいるところは、市のエコセンターに持ち込めば、なんでも無料で引き取ってもらえます。エコセンターには、危険物や家具やパソコンなど大きなものを持っていきます。
3.ゴミとして収集日にだす
燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなど自治体の分別の指示に従ってできるだけきちんとします。
昔はくず屋さんや、ちり紙交換のおじさんがわざわざ家に不用品を取りに来てくれましたが、今は、捨てるのもそんなに簡単ではありません。
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以上が不用品の代表的な処分の仕方です。あとは、交換するという方法もありますね。相手を見つける必要がありますが。
すでに持って炒るものは、こうして処分するしかありません。自分で処分しなければ、すべて遺品整理にまわってしまいます。
関連⇒生前整理のススメ~すべてを遺品整理に回すより、少しでも生前整理をしておくべき理由とは?
いったん不用品を処分したら、今後はゴミになるようなものを手にしないライフスタイルにシフトすることをおすすめします。
☆エピローグ
どんなことでも、慣れないことをやるのは最初はハードルが高いです。片付けも、心の余裕がないとなかなかできないもの。
ですが、少しずつ捨てているうちに、だんだんうまく捨てられるようになってきます。不用品が減れば減るほど、頭の中がクリアになって、いろんなことに前向きになれます(体験者は語る)。そして、ますますいろいろ捨てられるというわけ。