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ミニマリスト流、写真の整理の仕方と増やさないコツをお伝えします。
基本は断捨離です。また、必要最低限しか写真は撮りません。写真の数を増やさなければ、整理も簡単です。写真をとることに夢中になるのではなく、その時間や体験を楽しむことにしています。
写真はたまりがちな物の1つ。ちゃんと整理したいと思いながら、なかなか整理に着手できない人が多いです。
なぜ整理できないのでしょう?2つの理由が考えられます。
1.そもそも写真が多すぎるから
2.アルバムに貼ってきちんと整理しないとだめだと思いこんでいるから。
この2つをクリアすれば、写真の整理は楽になります。
写真がたまる理由とその解決策
写真がたまってしまうのは、ずばり写真を撮るから。
最近の人は、デジタル写真を撮ることが多いので物理的な紙焼きの写真はそんなにたまらないかもしれません。
しかしデジタルイメージはスマホやパソコンのメモリを取ります。あまりに枚数がありすぎると整理も大変だし、自分が見たいときに見たい写真にさっとアクセスできないのは、物が多すぎる場合と全く同じ。
「私はやたら写真を持っていて、全然整理ができていない」という人は、ひとまず写真を撮るペースを落としましょう。
べつに毎日写真を撮る必要なんてないし、自分の日常の記録を3時間ごとに、インスタグラムやフェイスブックに投稿する必要もないのです。
そういうことを心の底から楽しんでやっているのならまだしも、ただ単に友だちがやっているから、とか、流行っているから、と、なんとなく流されていませんか?
なぜ自分が貴重な時間を使って、写真を撮り、インスタグラムに投稿しているのか?その一方でデジタル写真がどんどんたまって、整理しきれず、心の中のざわざわの元になってはいないか、1度じっくり考えてみるべきです。
また、どこかに食事に行くたびに、食べたものの写真を撮る必要なんてあるのでしょうか?あなたはいつからそんなに記録好きな人になったのでしょう。
ランチの写真を撮影することが、自分の人生にとって価値のある理由が、すぐに5つぐらい思い浮かばない人は、喫茶店やレストランに入るたびにシャッターを押す習慣を見直すべきです。
写真を撮り過ぎてためこむ人は、考え方を変えたほうがいいのです。
思い出をすべて覚えておく必要なんてありません。旅行に行ったら、写真を撮るのに夢中になるのではなく、その場でしか楽しめない体験や時間にフォーカスしたほうがいいのではないでしょうか?
「体験は写真に撮るより、からだや心を使って深く感じたい」最近の私はそう思っています。
思い出の品に関する考え方はこちら⇒思い出の品をさくっと断捨離するコツ~6つの思考で今を生きよ
すでにたまっている写真をどうするか?
すでに紙焼きした写真がたくさんある場合どうしたらいいのでしょうか?
当然そのまますべて、いつまでも持っているわけには行きません。ちょっと整理をしたほうがいいです。基本は断捨離です。1つの案として、こんなステップを提案します。
ステップ1:家中に散っている写真をすべて集める
ほかの物を断捨離しつつ、心がけて、写真を一箇所に集めてください。箱に入れてもいいし、写真を置く専用の場所を確保できるなら、そこに置いてください。
すでにアルバムに貼ってあるなら、1枚1枚アルバムからはがします。
その理由はこちらのこんまり先生の本の引用をごらん下さい⇒写真を断捨離するシンプルな方法:質問にお答えしました
すべての写真を一箇所に集めることができたら次のステップへ。
人によっては、これをやるのに何日もかかるかもしれません。一度にやろうとせず、毎日15分ぐらい、写真整理にあてる時間を取るといいです。
ステップ2:写真を種類ごとにわける
家族旅行の写真、子供の学芸会の写真、というようにイベントごとに写真をソートします。これはダイニングテーブルの上など、ある程度スペースの広いところでやるといいでしょう。
ポイントはタイマーをかけてやること。というのも写真を見ながら、思い出にふけり始めると、あっという間に数時間たってしまうからです。
私は写真の整理に毎日15分~30分だけ使っていました。
ステップ3:不用な写真を捨てる(ステップ2と同時進行でもよい)
いらない写真は断捨離します。
こんな写真は捨てましょう。
●ピンぼけ写真
●写っている人が誰だかわからない
●頭が切れている写真
●見るからにどうでもいい写真
どこまで写真を残すかはあなた次第ですが、1つのイベントに1枚と決めてしまうと、大幅に写真を断捨離できます。
私はこんなふうに断捨離しました⇒子供の写真の断捨離と整理の方法~ミニマリストへの道(17)
毎日少しずつ整理して手元に残す写真が決まったら、ステップ4へ。
ステップ4:写真を整理する
多くの人は、「写真はきちんとアルバムに貼らなければいけない」とか、「スクラップブックにかわいくまとめなければいけない」と思っているので、写真の整理がいつまでたってもできません。
いつまでたっても時間が取れそうにないなら「いつかきちんとまとめよう」という考えを捨てましょう。べつに写真をアルバムにまとめなくたって、写真そのものを見ることはできます。
たくさんの写真が家中のあちこちに散っていたり、いろいろな年代の写真がごちゃごちゃに箱に入っていたら、写真を楽しむことができません。しかし、厳選した写真のみが、だいたいイベントごとに並んでいたら、別にアルバムに貼らなくても写真を見るには充分です。
私は、すべてざくっと箱に入れています。写真を見たいときは箱をあけて取り出すだけでOK。
それで不自由ありません。
アルバム作りにこだわる人は、アシッドフリーののりをつけて、アルバムにきれいに貼ってもいいでしょう。
今後また写真が増えたら、不用な写真がでるかもしれないと考えるとルーズリーフタイプの写真アルバムのほうがいいかもしれません。
完璧主義のせいで、写真の整理がいつまでたってもできないのななら、箱に入れて、ディヴァイダー(区分する厚紙みたいなの)を挟んでおいたほうが、撮った写真が生きます。
アルバムはかさばりますから、物をできるだけ減らしたい人は、アルバムをなるべく使わない写真の整理方法を検討すべきです。
アルバムにきちんと貼りたいと思うと、必要なものも出てきます。
ステップ5:新しい写真はどうする?
新しく写真を紙焼きしたら、あとで整理するのは大変なので、プリントしてすぐに、ステップ3と4をやります。
デジタル写真の整理のコツ
デジタル写真の整理をできるだけ簡単にするために心がけたいことは、
●写真を撮りすぎない
●まめに削除する
●フォルダーにまとめるなら、最低でも月に1度は作業する
この3点です。私はもういわゆる「記念写真」は撮りません。心の目で見て、記憶することにしています。
写真はアイフォンでのみ撮影します。フィルムカメラもデジタルカメラも断捨離しました。
ブログにのせるために撮った写真はすべてGoogleフォトに入れてます。時系列で見られるので、得に整理する必要もありません。パソコンには画像は保存していません。
ひまなときに、どうでもいい写真を削除しています。Googleフォトの場合、1,600万画素までであれば容量無制限でアップロードできるので、オリジナルサイズにこだわらなければ、実質無料でいくらでも保存できます。
とはいえ、私は写真は必要最低限しか撮影しませんし、用事が終わったらすぐに削除するのでそんなに大きなすストーレージは必要ありません。
もしなんらかのトラブルでGoogleフォトに保存している写真が全部消えてもたぶんそんなにショックは受けないでしょう。