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洋服を買わないためにできる工夫を7つお伝えします。
一般に日本人女性はたくさん物を持っていますが、中でも数が多いのが衣類だと思います。シーズンごとに安くて可愛い服、おしゃれな流行の服が出るので、どんどん買ってしまうのでしょうね。
しかし、体は1つなので、そんなにたくさん着こなせず、どんどんたんすの肥やしが増えます。
これまで服を捨てる方法はいくつか書きましたので、今回は服が増える元を断つために、買わない生活にシフトするやり方を考えてみました。
服を買わない7つの方法
1.思考を変える
2.自分が服を買う理由をつきとめる
3.一定期間服を買わないようにする
4.手持ちの服を断捨離する
5.服を買わないメリットを考える
6.服を買ったつもり貯金をする
7.自分の購買パターンを知り、それを徹底的にこわす
1つずつ説明します。真剣に取り組めばどれも効果があります。
1.思考を変える
多くの女性は、シーズンごとに新しい服を買わなければいけないと思っていますが、これは単なる思い込みか、メディア、企業、店舗の刷り込みです
まずはこの思い込みを捨てます。
実際問題として、すでに家に洋服がたくさんあったら、新しい服なんて買う必要はないわけです。
今の社会はメディアが主導して「需要」を作っています。メディアのメッセージは、「あなたはこれが足りない、あれが足りない、だからもっと買いなさい」です。
もっと大きな家に住みましょう、もっと新しいガジェットを使いましょう、もっときれいに装いましょう、もっと若く見えるようにしましょう、もっと便利にしましょう。
あなたの現状ではよくありません、もっと努力しましょう。
もっと、もっと、もっと、とうるさいです。
しかし、本当は今のままで充分なのです。
特に服に関しては必要充分以上に持っている人が多いので、これ以上いりません。
2.自分が服を買う理由をつきとめる
なぜ自分が服を買うのか、その理由をノートに書いてみます。理由がわかれば対策を立てることができます。
たとえば、単に服を買うのがくせになっているのだったら、そのくせを手放せばいいのです。
私が考えた人が服を買う理由はこちら⇒どうしてこんなにたくさん洋服を買ってしまうの?あなたが洋服を買い続ける7つの理由
私が服をよく買っていたのは、20代半ばから30代始めでした。あのとき一生分ぐらい買った気がします。
なぜあんなに買ったのか自分でもよくわからないのですが、日々の暮しに充実感がなくて、服を買うことでむなしさを埋めていたのだと思います。
関連⇒浪費が止まらない日々~幸せって何なのだろう~ミニマリストへの道(5)
服を買う理由は人さまざまでしょうが、本当にその服がほしいというよりも、その服が実現してくれるであろう「何か」を求めていることが多いのです。
その「何か」は服を買うことでしか得られないのでしょうか?別のことで、その「何か」を手にすることはできないのでしょうか?
3.一定期間服を買わないようにする
ミニマリストの中には1年間何も買わない挑戦をする人がわりといます。
服を買いすぎている人は、「1年間は服を買わない」と決めて、実行してみると、いろいろな気づきが得られます。
すぐに気づくことは「お金が減らない」ということです。これまで服にお金を使っていた人ほど、節約効果が高いうれしいチャレンジです。
私が最後に服を買ったのは去年の夏。1年服を買っていませんが、特に生きるのに支障はありません。ここ数年ずっと物を買わないようにしていますが、なければないでそのように暮らせます。
あるもので暮らす工夫が楽しいです。
ただ、ユニクロのUVカットパーカの袖口がボロボロになり、縫い目にそって穴がちらほらできてきたので、そろそろ新しいパーカを買うつもりではいます。
ただし、これは私がこのパーカばかり着ているからであって、ふつうの人は、もう少し服を持っているでしょうから、1年買わなくても「着るものがない」なんて状態には陥らないはずです。
靴下、下着、靴は消耗品なので、買わない挑戦中も、必要に応じて買ってください。
4.手持ちの服を断捨離する
服を買わない挑戦をする一方で、所持している服を少し断捨離すると、「買わない生活」のモチベーションがアップします。
というのも、いかにこれまで自分がずいぶん無駄な買い物をしていたか、身を持って知るからです。
これまで服を買うのに使っていた時間を、服を捨てたり、整理することにまわしましょう。
服を断捨離していると、買ったまますっかり忘れていたアイテムを発掘することもあります。
ある程度枚数が減ったら、自分なりにワードローブを管理するシステムを作ると今後の衣裳計画に役立ちます。
ワードローブの管理の仕方についてはこちらに詳しく書いています⇒ミニマリストの服全16着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)
自分が好きなスタイル、自分らしいスタイル、自分の定番服など決めると、いたずらに枚数が増えることもありません。
服の断捨離の仕方⇒これで簡単に捨てられる、洋服を捨てる7つのルール~あなたの服の8割はいらない服です
5.服を買わないメリットを考える
人は何か自分にとって価値やメリットが感じられないとなかなか行動に移せません。
買わないチャレンジをしながら、服を買わないことで得られるメリットをノートに書いてみましょう。
ちょっと考えただけでも
●お金が大幅に節約できる
●時間ができる
●買い物のストレスが減る
●服を管理する苦労から逃れられる
●もう服を捨てる方法を考える必要がなくなる
●スペースができる
●着るものに迷わなくなりストレス軽減
この7つはすぐに思いつきます。これ以外に個人的なメリットがいろいろあるかもしれません。
これまでは、クローゼットから、服を取り出したら、必ず両脇の服も下に落ちて拾っていたけど、拾わなくてすむようになる、とか。
服を減らすとストレスも減りますので、生産性はあがるし、病気になりにくくなります。
関連⇒ミニマリスト主婦の普段着とよそ行き~少ない服はストレスフリーで生産性があげる
6.服を買ったつもり貯金をする
街で見かけて「あ、ほしいな、でも今買わない挑戦中だし」と買わずにがまんした服の値段をメモして、その分貯金箱に入れます。
あるいは、楽天市場の広告で見て、ふだんなら色違いで数着をまとめて買っているところだった服の値段を調べて、その分のお金を貯金箱に入れます。
このお金はずっと貯めておいてもいいですし、どこか、普段はなかなか行かないちょっと高級なレストランの食事に使ったり、マッサージやエステに使って、リッチな気分を味わうのもいいです。
花を買って部屋に飾るというのもいいアイデア。「 自分を浄化する方法」という本には、花は部屋を浄化する最強のアイテムと書いてありました。
7.自分の購買パターンを知り、それを徹底的にこわす
自分がいつ、どこで、どんなタイミングで洋服を買っているのか考えてます。
これも紙に書いたほうがいいです。
たとえば、いつも仕事の帰りに駅前のファッションビルによって、買い物をしているのだったら、その駅では電車を降りないようにします。
その駅が最寄り駅だったら、1駅前で降りて、歩きます。
仲の良い友だちと会ってショッピングに行くのが習慣になっているのなら、行き先を買えます。
ふだん給料が出た日に気が大きくなってしまい、1ヶ月働いた自分へのごほうびとして服を買っているのなら、別のものをごほうびにします。
ユニクロや無印良品のメルマガを取っており、メールにのっているセールの情報が買い物の呼び水になっているのなら、メルマガの購読をやめます。
楽天市場のポイントを貯めるのが買い物の動機になっているのなら、カードを捨てます。
私の経験では、ひまだと、ふらふら買い物してしまうので、仕事帰りは、買い物に行くのではなく、図書館に行って本を読んだり勉強するとか、ジムに行くとか、自宅で手のこんだ料理をするとか、買い物以外の趣味を見つけるようにします。
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以上、服を買わないためにできることを書いてみました。いずれも、本人の「できるだけ服を買わない」という決意が必要です。
本気で取り組めばそんなに難しいことではありません。
シーズンごとに服を買うのも単なる生活習慣ですから。習慣は必ず変えることができます。