ダイニングキッチン

ミニマルな日常

整理収納アドバイザーに片付けを頼んできれいな部屋のよさを実感した話。

シンプルライフや、マインドフルな暮らしを心がけている読者のメールを紹介します。

今回の内容は

・整理収納アドバイザーに片付けを頼んでみて思ったこと

・財布を落として、生き方を振り返ったこと。

・筆子の近況

以上3つです。

まずは、おたまじゃくしさんのメールをシェアします。



整理収納アドバイザーに頼んで大満足

件名:整理収納アドバイザー

いつもブログ楽しみにしています。

汚部屋なのに一週間後に来客予定ができたので、意を決して地元の整理収納アドバイザーの方にお片付けを頼んでみました。

元々お片付けが苦手なので、誰か一緒に手伝ってくれる人が欲しかったのですが、頼れる人がいなかったからです。

料金は1時間5000円程で、1日25000円程掛けてリビングと物置になっていた子ども部屋をきれいにして頂き、結果は大満足でした。

今まで目障りだけど、必要で、家具の上に並べていた教材類も、手持ちの収納家具の棚板を外したりと丁度良い収納に手直ししてくださり、スッキリ収納できました。

リビングに分散していた子どもの本棚等も隣の和室にまとめるなどして、部屋の割振りを明確にしてくださると、部屋はスッキリ、しかも片付けやすく、リビングが散らかりにくくなりました。

自分なりに物を減らして頑張ってみても、何年経っても部屋はスッキリしないままでした。

忙しい時期であり、1週間で自分1人の力できれい部屋にするのは難しかったと思うので、お片付けの先生に来て、収納を見直してもらえて、本当に良かったと思いました。

お金はかかりましたけど、きれいな部屋で過ごすと、心の底から幸せを感じる事ができました。

部屋が散らかっていると、いつも部屋を片付けなくちゃ、とイライラしていたので、何をしていても早くやりなさい! と子ども達に怒ってばかりでした。

それが、部屋がきれいだと、子ども達にも余裕を持って接する事ができるんだなと、改めて実感しました。

上のお兄ちゃんにも、いつでもお友達を呼べると、喜ばれました。

それ以来、お片付けの先生には、短時間ですが時々来てもらって、お片付けを手伝ってもらっています。

断捨離の先生ではないので、捨てるよう言われることは全くなく、ある物はひたすら収納してくれます笑。

物は自分で減らすしかありません。

筆子さんのようにきちんと断捨離していれば、部屋が散らかる事も、お片付けの先生にお金を使う必要もなかったかもしれません…。

まず全出しして持ち物に向き合い、不用品を捨てる事は重要なのですが、家族も多いとそれだけでは部屋はスッキリせず、次に収納方法の工夫や、部屋の使用目的の割振りを明確にする事も、こんなにも暮らしやすくなるんだという事に気付きましたので、お便りしてみました。

これからも快適に暮らしていけるよう、物を減らしていきたいと思います。





おたまじゃくさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつもブログを楽しみにしてくださって、とてもうれしいです。

部屋がスッキリしてよかったですね。きれいな部屋のよさを実感できたのもすばらしいです。

部屋がきれいだと、気持ちに余裕ができますよね。

このお便りは、4月半ばにいただきましたが、その後、家の様子はどうでしょうか?

今年の夏は、快適に暮らせそうですね。

ところで、整理収納アドバイザーの方は、不用品でも全く捨てないんですか?

実は捨てるのが一番手っ取り早い解決法なのですが。

片付かない理由は、収納という名の「決断の先延ばし」をするから

しまいこんじゃうと、そのうちまた散らかるし、物と向き合う機会を逸してしまうのが問題です。

そのため、物を増やす生活習慣を改めることができません。

だから、これからも物が増え続けます。そして、がんばって収納して、また増えて、また収納するの繰り返し。

昔は片付けや物の整理に特化した仕事はなかったし、そうしたサービスを一般人が利用することもありませんでした。

ですが、今は遺品整理や片付けを頼むことは、わりとよくありますよね。

それだけ、ちまたに物があふれ、物をたくさん持つ生活がふつうになっているわけです。

余裕のある今のうちに、一度、しっかり物と向き合って、買い方について考えておくといいんじゃないかな、と思います。

それでは、おたまじゃくしさん、これからもお元気でお暮らしください。

次は美樹さんのお便りです。

財布を落として暮らしを見直した

筆子さん、初めまして。

数年前から筆子さんのブログの読者です。

最初は、砂糖やお金の話といった私にとって耳の痛い話は読み飛ばしていたのですが、今は感謝しながら読めるようになりました。

TEDの記事と読者さんのお便り記事が楽しみです。どちらもインスピレーションを与えてくれます。

さて本題ですが、本日財布を落としました。

スーパーで支払いを済ませた後、次のお店で財布がないことに気がつきました。

現金とプリペイドカードで数万円分、健康保険証も入っていました。

スーパーに問い合わせても届出はなく、現在、警察に紛失届を出してきたところです。

財布を落としたことは初めてなので、一瞬緊張しました。数万円分のお金が残念な気持ちも正直あります。

ですが、幸いにもクレジットカードやキャッシュカードは持っていませんでした。

筆子さんやThe Minimalistsのブログを読んで解約していたからです。

また、交通系電子マネーカードも会社の保険証も、その他の会員カードも、手数料を払えば再発行できます。

しかし、そうする気持ちがわかないのです。なければないでやっていけるのではないかと思ったのです(保険証は会社を辞める時に返還しなければならないのでそうはいかないようですが)。

ミニマリストのブログやTEDで、災害で財産を失くしたりや会社をクビになったため否応なしに環境が変わり、それが結果として自分の持ち物や生き方について考えるきっかけとなったという記事を見たことがあります。

それに比べると規模は小さいのですが今日の財布を落とした事も、良いきっかけになりました。

ハイブランドの財布を使おうがなくせばそれまでです。

カードや財布に使う当てもないのにお金を入れておくことは、「今、ここ」にいない行為ではないかと気づきました。

必要な時に必要なだけ準備すればよいのですよね。

マインドフルに生きるってこういうことかな、と思います。

そして何より嫌いでしょうがない仕事を辞める決心がつきました。

次の仕事が決まったら辞めようと思いながら何も動いていなかった自分でしたが、財布と一緒に何か憑き物でも落ちた様な気がします。

筆子さんや色んな人たちの考えに触れることで、自分の人生を生きるのにも腰の重かった自分がじわじわと変化していたようです。

ありがとうございました。

ここまで読んでいただいて感謝します。

ではまた。

美樹さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつもブログを読んでいただき、うれしいです。

わ~財布を落としてしまったのですね。その後、財布は出てきましたか?

日本は、財布を落としても、わりと手元に戻ってくるような気がしますが。

私も、過去に2回、財布を落としたことがあります。

20代のとき、日本で落とした財布(たぶんバスの中に忘れた)は、もよりの警察に届けてくれた人がいました。

30代になって、カナダの大学でも、財布をなくしましたが(たぶん、大学のカフェテリアのテーブルの上に忘れた)、このときは、全く何も出てきませんでした。

一文無しになったので、いまの夫に、「少しお金を貸してくれ」と頼んだら、5ドル札を手渡されたことを覚えています。

5ドルは500円と考えてください。「ふつう、20ドル札から始まるだろ? 貧乏すぎる」と思ったものです。

財布を落とすとショックだし、カード類が入っていたら、止めたりする手続きが面倒ですが、美樹さんは、これをきっかけに、もっとマインドフルに暮らすことを決めたのですね。

ふだん、ミニマリストのブログを読んだりしているから、そういう考え方ができたのだと思います。

The minimalists について⇒『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』の感想~50歳のおばさんにも使える方法

結局、人って、自分がしたいことしかしないので、ふだん何を考えているか、また、どんな情報にふれているかは、とても重要ですね。

美樹さん、財布がなくなってショックだったでしょうが、これから、ますますいい人生になることをお祈りしていますね。

どうぞお元気で。

マインドフルネスとは?⇒マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。

****

エッセオンラインに新しい記事が掲載されました(告知、2回め)。よかったら読んでください。

一向に片づけられないものの攻略法。1日15分で暮らしは変えられる | ESSEonline(エッセ オンライン)

筆子の近況

明日、娘の家に行って掃除と片付けをすることになっています。

娘は今月末、引っ越しをする予定ですが、本人は去年の12月から、仕事を2つしていてほとんど家におらず、「片付け、荷造り、掃除をする時間がないから手伝ってくれ」と言われました。

今の家に入居して4年だし(2017年の5月末に入居した)、入居する前に、多少は物を捨てただろうし、まだ22歳だから、私の夫みたいに、古いものをたくさん持ってもいないだろうから、そんなに物はないと思うけど、見てみないことにはわかりません。

娘は「今、すごい散らかってるから」と言っていました。

ふだんでも、私の基準からすると、娘の住まいはとても散らかっているのですが、本人が「散らかっている」と言うからには、どんなひどいことになっているのか、覚悟しておかなければ。

できれば、今日中に、明日投稿する記事は書いてしまい、明日は集中してがっつり片付けたいと思います。

私もがんばりますから、今、片付けている方がいたら一緒にがんばりましょう。

それでは、あなたも、感想や質問、近況、その他言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





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