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読者のお便り紹介コーナー、今回は、お便りに対する私の返信や質問に対する返答に対していただいたメール、つまりフィードバックを特集します。
内容:
・遺品整理をしたあとの心境
・iPhoneについて
・ミニマリストらしい暮らしとは?
まずマリンカさんのメールです。
遺品整理をしたあと感じていること
件名:遺品整理についてお返事をありがとうございました
記事でお返事をいただけてとても嬉しく思います。ありがとうございました。
気持ちに寄り添ってくださる言葉をかけていただいて、嬉しくて涙ぐんでしまいました。
気を張ってはいましたが少し心が寂しくなっていたようです。お言葉が心にしみました。
筆子さんがお返事でおっしゃってくださったように、確かに、賃貸と言うことで急いで荷物を整理した事はとても良かったと思います。
期限が決まっていなければダラダラ遺品整理をしながら、家族写真や手紙類などに接しては感傷にひたって、ベソベソだらしなく泣いてばかりいたかもしれません。
母はいつも「荷物をスッキリさせたい」と言っていたので、今はきっと天国で喜んでくれていると思います。
それに、「これは思い出としてしばらく持っておこう」と今回厳選して残した遺品(携帯電話と数枚の服と愛用のカバン)がありますが、数が少ないだけに、その形見としての価値が強く光ってるように感じます。
遺品整理を開始した時は家の中いっぱい思い出の物だらけだったのに、物量に圧倒されるばかりで、静かな心持ちにはなれませんでした。
その時よりも今の方が、思い出が濃くよみがえってきます。
ひとつひとつの物が強烈に母の存在を感じさせてくれて、亡くなった直後よりも、現在の方がお仏壇に手をあわせる回数が増えました。
正直言うと、良い思い出ばかりというわけではなかった母娘関係でした。
きっと私は母へのくすぶった気持ちを抱えたまま、ずっと過ごすのだろうなあ、と想像していました。
なので今、苦い過去にこだわる気持ちを手放して、感謝で手をあわせている自分に、私自身がいちばん驚いています。
筆子さんの記事のおかげで遺品整理が手ばやく進み、気持ちもスッキリ切り替えられたおかげだと思っています。
あらためて感謝します。いつもありがとうございます。
最近、勇気を出してチャレンジを始めたことがあり、良い結果となる予定ですので(うまくゆく様子を脳に覚えさせようとしているのでこんな言い方になってます)、その際またご報告させてください。
ではまだまだ寒さが続くと思いますが、筆子さん、お体に気をつけてくださいね。
私も頑張ります!
マリンカさん、こんにちは。メールありがとうございます。
お母さんとのいい思い出を残せてよかったですね。
どんな物を捨てるときにも、心の整理ができますが、遺品や思い出の品はとくにそうだと思います。
私も、思い出の品を家に置いていたときより、捨てたあとのほうが、思い出が濃厚になった経験があります。
捨てれば捨てるほど思い出が豊かになるカラクリとは?~カセットテープを断捨離して気づいた真理
数をしぼったほうがガラクタ化しませんし、たくさん持ち続けるより、厳選したほうがいいですね。
マリンカさんも、お元気でお暮らしください。
前回のマリンカさんのメールはこちらで紹介⇒遺品整理をやりとげてホッとしています(読者の断捨離体験談)
次は、iPhoneに関する質問をくださったhanさんのメールです。
質問と回答はこちらに⇒Androidじゃなくて、高いiPhoneを私が使っている理由。
スマホの買い替えについて
先日はブログ内で質問にお答えいただきありがとうございました。
AndroidとiPhoneの違い、よく理解できました。
筆子さんの言われる通り、まずiPhoneに変えたい理由をはっきり聞いておくべきでした。
理由を娘(大学3年・21歳)に聞いたところ、「友達にiPhoneを持っている人が多いので、操作方法を聞けるから」とのこと。(私も娘も機械音痴、夫は今だにガラケーです)
そして、娘にも筆子さんのブログを読んでもらいました。
結果、今は大学の学費の負担が大きいので親に高価なiPhoneを買ってもらうことはできない。
アルバイトしたお金を貯めて買うか、社会人になってから購入を検討する。
hanさんの質問とその回答はこちら⇒Androidじゃなくて、高いiPhoneを私が使っている理由。
と考えているようです。
筆子さんは、お嬢さんと上手にスマホを使ってコミュニケーションを取っていらっしゃる様ですね。
私もスマホなどに振り回されずに生活していきたいと思います。
大変勉強になりました。
重ねてお礼申し上げます。(^^)
hanさん、メールありがとうございます。
お嬢さん、ご自身で買うことに決めたのですね。
価格が高いのでそのほうがいいでしょうね。
私は毎日、朝は、娘にスナップチャットと送り、寝る前に、「おやすみ」とIメッセージを送っています。
ふだんはあまりやりとりしていませんが、娘の口座にお金を送るのも、スマホで簡単にできるので、便利な電話だとは思います。
iPhoneに関しては、かいりさんから、こんなメールをいただいているので、一緒に紹介します(紹介が遅くなりました。ごめんなさい)。
意外なところでひっかかる
androidからiPhoneへってお嬢さんがいらっしゃる方のお便りが紹介されてましたが、その逆パターンを経験した私の印象としては、「意外なところで引っかかる」と思います。
iPhoneは、”SDカード使えない&おサイフケータイ機能がない&LINEのトーク履歴引き継ぎできないかも”っていう違いがあるんです。
現状、androidスマホにSDカードを入れていて、おサイフケータイ機能を使っているなら、そのあたりも考慮に入れた方がいいと思います。
iPhoneは外部メモリが使えない分、本体容量が選べますけど、その分お高いですからねえ……。
けれど、記事で紹介されていた方のお嬢さん世代だと、周りはiPhoneユーザーが多いのかなーと思ったりします。
わからなかったら聞けばいいですし「私もiPhoneがいい」って言うのはわかります。
「OSが違うから致し方ないけれど、意外なところで面倒だったりする」のは間違いないです。
かいりさん、こんにちは。メールありがとうございます。
そうですね。iPhoneは外部メモはリ使えませんね。
オーディオブックやNetflixの映画、YouTubeの動画をダウンロードして使っていますが、メモリが足りなくなることはありません。
たぶん、写真を入れておかないからだと思います(そもそもあまり写真を撮りません)。
人によって使い方はさまざまなので、どうしてもゆずれない機能に関しては、調べたほうがいいでしょう。
かいりさん、体験談をお寄せくださってありがとうございます。
最後はまめさんのお便りです。
まめさんからは、ひととおり断捨離してきれいになったけど、今度はほかのミニマリストが持っている物が買いたくなる、という問い合わせをいただき、記事で回答しました。
質問はこちら⇒どうしたら、今持っているもので充分、満足だと思えるか?
雑貨の買い直しはしない
件名:アドバイスありがとうございました。
じっくり隅々まで読ませていただきます。
以前、お菓子作りをやめたのはいつですか? の質問をしたのも私なのですが、その時の回答とも重なるところもあり、自分の行動と思考の余計な部分を見つめなおすのにとても役に立ちます。
たしかに、ほかのミニマリストのきれいで高級な部屋を見ても、関係ないですね。
大事なのは思想ですね。
私もここから雑貨買いなおしが目標になってしまってはおかしい、と直感的に思ったけど、思想的な裏打ちが欲しくて筆子さんにメールしたのでした。
モノが自分を幸せにするのではないですね。
今持っているものを、見てくれではなく心から愛していこうと思います。
買い物もそうですが、お菓子作りも、その後やめられました。
筆子さんの文章に「心から腑に落ちれば」とありましたが、自分の体がもう甘いものをそれほど欲していない、と腑に落ちたからです。
アドバイスに、人間関係の見直しや、ほかに打ち込めることを探す、とありましたが、雑貨買い替えの代償行為に入らず、そういう風に自分を積み重ねていけたらと、思います。
私のプロフィールですが、現在41歳、夫47歳、小学校2年の男の子、の3人暮らしで、大阪在住の専業主婦です。
出産前は介護の仕事やボランティアをしていました。
出産を機に、子育てに専念しています。
長く現場を離れているので、もう福祉の仕事は無理ではないか、でもやりたいな、というのが本音です。できない言い訳を日々しながら、買い物サイトやミニマリストや貯金、節約家事についてネットで読んでいます。
もんもんとしている、とも言えます。
以前福祉施設でボランティアをしていたので、そこで開催されている料理教室にお菓子道具を寄付しようとすれば、すぐにできます。
スタッフのアシスタント的なことも、希望すればすぐ再開できるでしょう。
でもしないのです。自分にイライラします。
なぜできないのか、考えてみました。(無意識に目をそらすのですけれども、そこをなんとか)
今、私は恥ずかしいですが、160センチで84キロあります。
持病の薬のせいで3年で30キロ太りました。
何々のせいで、と言っている時点でもう言い訳なのですが。
なので、今回の質問を機に、まずは自分の健康管理を改めて、新たな自分の心と体を作っていくことにしました。
自分で納得のいく健康体になったら、ボランティアを始めるなり、介護職復帰するなり次のステップに進めると思います。
ほかにも、子供がらみの活動や、単に子どもと体を動かして遊ぶ、などといったささやかなこともしてみたいです。
健康体になるには、まず食材の買い物を見直し、筆子さんのようにローフードを取り入れ、水を飲み、運動をし、睡眠をしっかりとり、とやるべきことがだんだん見えてきます。
今回、質問したことで、あこがれの(本の中に作られた)ミニマリストを目指す、というような道を間違えずに済んでよかったと思います。
ミニマリストって、そういうことじゃないですもんね。
ゆっくりとした歩みですが、家事の見直しから始まった断捨離、これからも続けていきたいと思います。
まず、自分の道が見えたことを、ご報告します。
まめさん、こんにちは。メールありがとうございます。
このお便りをいただいてから、半年ぐらいたちますが、その後お元気でしょうか?
いまは、もう仕事に復帰なさっているかもしれませんね。
「もんもんとしている」その気持ち、よくわかります。
私も昔は、そういうことがありました。私の場合、自分でお金を稼ぎたいし、稼ぐべきだけど、そうできない自分にもんもんとしていました。
そして、そうしない言い訳を考えたり、そういうことを考えなくてすむように、ほかのことに、自分のエネルギーや時間を注いでいました。
趣味(語学とか)に打ち込んで、こちらでいろいろな目標をたててがんばり、肝心の問題を考えないようにしていたのです。
しかし、私の経験ではこういうやり方(逃避)はうまくいきません。
もっとも重要な問題に直面して、解決を試みないかぎりは。
本当の問題を見ないようにして、ほかごとをがんばるのは、職場で、重大な仕事が手つかずなのに、メールチェックをたくさんして、「よし! がんばってしっかり仕事した!」と満足感にひたっているようなものです。
どんなにメールチェックしても、大事な仕事のことは、つねに心のなかにひっかかっていますから、スッキリできません。
いまは、自分のことでもんもんとすることはなくなりました。
きのう、TEDの記事のまとめを作り、この記事を紹介しました。
「なぜ、私は~なのか?」という質問をして、袋小路にはまっているなら、「いまの私は何をすべきか?」「何ならできるのか?」という質問に切り替え、できることをやっていくといいと思います。
それでは、まめさん、今後もお元気にお暮らしください。
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今回はフィードバックを特集しました。
「そういえば、あの人、どうなったのかなあ?」と気になっている人もいるかもしれませんね(いないですかね?)
紹介するタイミングが遅くてすみません。
それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。