シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

物を捨てない夫の本や資料を何とか片付けたい、というお悩みメールへの回答。


「余白が恋しい」というハンドルネームの方から、片付け相談メールをいただきました。

以前自宅と職場が一緒だったので、家に仕事関連の物がたくさんある、おまけに、社長の夫は物を捨てないため、ストレスである、という内容です。

まずメールを紹介しますね。あなたならどう答えますか?

主人のガラクタが気になって困っています

件名:事務所兼自宅が片付かないんです

☆ブログの感想は省略させていただきました。

こんにちは!

行き詰まり感がありイライラしていた夏の日に、筆子さんのブログにたどり着きました。

6年前に、カレンキングストンの本を読み、その当時はかなりコンパクトに暮らしていました。1人暮らしだったので完全にコントロールできていたんですね。

その後、結婚、出産、主人の会社の立ち上げ2社、何回かの引越を経て、いまは、たくさんの使ってないものに囲まれて生活していることに気がつきました。

忙しいのを理由に、片付けたり捨てたりの判断を後回し。

行き詰まってる感じがあったので、これだ!とばかりに筆子さんの記事を読みまわりました。

いまは、外に事務所がありますが、以前家を事務所兼用で使っていたので、なごりで沢山の仕事関連のものも居住するスペースにあります。

自分たちの立ち上げた会社なので、365日完全なオフの気持ちはありません。雇われてる方ではないと普通のことだとおもいますが、何かしら仕事のことが日常に溶け込んだ生活です。

それはそれで、仕事が好きなのでいいのですが、なによりモノや書類が多すぎて、どこに何があるか把握も難しくストレスです。

今回、自分のものについては服、雑貨、書類など相当捨ててまだ進行中ですが、断捨離は着々と進んできてますが、主人のモノと仕事関連のものは勝手に捨てられないので、鬱々としています。

主人(会社代表)は、タメコミアンです。読書が趣味でいまはざっとみて700冊ほど埃をかぶったり、ダンボールに突っ込んだ状態で家の中に放置されています。

「もう本は読んであなたに吸収されたから、もう捨てたら」と話しても、捨てたり古本にだすこともしません。

たぶん、もう二度と読まないと思うんですが、本を置いておくことで、自分のプライドや知性を感じていたいんだと思います。

その癖、子供の本(せいぜい20冊)については、「売ったり誰かにあげて、置かないようにしたら?」とのこと。子供に確認し、読まないものは図書館に寄贈し今は図書館で借りた本を置くスペースにしました。

また、仕事柄、直接関係ない商品サンプルや資料を大量にもらってきて、いつか必要になるかもしれないし、一個一個は小さくて邪魔にならないからと、埃がかぶった山積みが散乱します。

主人にとっては、戦利品、自分のパワーを示すものらしく、一生使わないような仕事にも役立たない捨てられないガラクタがたくさんのさばっています。

ただ主人は自分のものはほとんど購入したり消費しません。倹約家で新しい物はなかなか買わず、ボロボロになるまで使います。

本とサンプル、資料だけが難です。

不良在庫については、しょうがないので期間区切って処分しようとおもいますが、私も一緒に仕事をしているので、あきらかに不要なものは捨てたいのですが、それができないもどかしさがあります。

筆子さんの記事でも、人のことは変えられないので、とありますが、なかなかそう割り切れないのです。

私が捨てまくるのを見て、主人も少しは捨てられない拘りのあるものをもう捨てようかなと、捨てているのを見たので、少しは変化があるようですが、まだまだ氷山の一角です。

だんだん私の捨てるものがなくなってきましたが、そんな中で主人の捨てるパワーが加速してくれると嬉しいのですが…

今は、主人のものばかり気になって口出ししたくなってしまうのですが、こんな時に、何かアドバイスいただけないでしょうか。

よろしくお願いします!


「余白が恋しい」さん、お便りありがとうございます。

お便りをまとめると以下になると思いますが、合っていますか?

●以前、自宅を事務所として使っていたので、仕事関連のもの(商品サンプルと資料)がそのまま大量に残っていて邪魔である。

●自分の私物は断捨離中。

●夫の本700冊がありこれもまた邪魔。

●夫に不用品を捨ててほしいが、捨てないのでストレスがたまる。

もし、私が友達に相談されたら、こんなアドバイスをします。

1.ご主人に捨てない理由を聞いてみる

ご主人に、物を捨てさせようとするよりも、なぜ、ご主人がもう読んでしまった本を700冊も持っているのか、もう使わない商品サンプルを捨てないのか、その理由を聞いてみてはどうでしょうか?

「もう本は、あなたの中に吸収されているから捨てたら?」というのは、「余白が恋しい」さん(以降は、Yさんと呼ばせていただきます)の考えていることであり、ご主人には別の考えがあると思います。

「たくさん本を持っている自分は、知性がある人間だと思い込みたい」とか、「サンプルは昔の戦利品だ」、というのは全部Yさんの意見です。

ご主人にはご主人なりの、「捨てない理由」があるのではないでしょうか?

捨てない理由や心理を聞けば、「それなら仕方ないか」と多少は納得できるかもしれません。

ご主人とコミュニケーションをとって、なぜ捨てないのか、聞いてください。

2.持たない暮らしに関する情報を提供する

もしかしたら、ご主人は、ミニマリストやンプルライフのコンセプトを全然ご存知ないのかもしれません。

「使わない物は捨てたほうが暮らしやすくなる」という真理に気づいていない人はたくさんいます。

もしご主人が「持たない暮らし」について、まったく知らないのなら、「こういう生き方があって、暮らしやすくなるよ。だから、私は物を減らしている」と伝えてください。

「持たない生活もなかなかいいよ」と教えてあげると、「ああ、そんな生き方もあるんだ」、とご主人の理解が深まるでしょう。

実際、少しは捨てているみたいですね。

3.自分が物を捨てて快適になっているところを見せる

背中で子供を育てるように、自分がミニマルな暮らしをして、その結果、すごく快適になっている様子をご主人に見せてください。

当面は、自分の物を徹底的に捨てることに集中したほうがいいです。断捨離をして、楽しく快適な暮らしをしている妻を見れば、ご主人も今より興味を持つでしょう。

「自分もやってみたいな」と思うかもしれません。

人は自分にとってメリットがあると思わないと、行動しません。

端的に言って、今のYさんは、あまり幸せではないですから、当然、誰からも幸せそうに見えないと思います。

この状態では、ご主人は変わりません。

人の物にぶつぶつ文句を言う妻ではなく、どちらかと言うと、シンプルライフを楽しんでニコニコしている妻になってください。

毎日、自分の不用品をどんどん捨てて、楽しんで生きている、そんな姿を見せるといいですよ。

4.ゾーン分けをする、聖域を作る

本が700冊、ほこりをかぶったり、ダンボール箱に突っ込んであるそうですが、その箱はどこかに移動することはできないでしょうか?今の事務所に持っていくとか。

サンプルなどは、明らかに仕事関係のものだから、事務所に持っていったほうがいいのではないですか?

この点についても、ご主人と相談してください。

事務所に持っていけないなら、家の中にご主人のものだけ、まとめてぐしゃっと入れる場所を作って、その他のエリアはきれいにしておく、という手もあります。

さらに、「ここだけはいつもきれいだ」、という場所を作っていください。

人の物で汚されない自分の聖域です。ガラクタフリーゾーンとも呼んでいます。

詳しくはこの記事をどうぞ⇒ガラクタのない場所を1つだけ作ってみる~家族持ちのミニマリストの悩みを解決

私の夫もひどいタメコミアンなので、客観的に家の中をみると、どうでもいいものがたくさんります。

いまだにキッチンのはしっこに夫の荷物が入った段ボール箱が5つあります。

この箱は夫の部屋からはみ出しているので仕方ありません。

そこで、上でリンクした記事にも書いたように、私は聖域を7箇所作って、心の平安を得ています。

聖域を作ると、思いのほか効果がありますよ。

5.本当の問題は何なのか?

メールを読んだ限りでは、Yさんはずいぶんご主人に不満を募らせているようです。

ご主人に不満があるから、本やサンプルを邪魔に感じるのか、本やサンプルが邪魔だからご主人に不満があるのかはわかりません。

相手に好意的なときは、多少、タメコミアンでも、「これだけが玉に瑕だけど、あとはいい人だわ」と思えるものです。完璧な人はいないのですから。

共にに同じ会社でお仕事をされているようなので、24時間ずっと一緒ですよね。職場でも家でも、ご主人と一緒だと、やはりストレスが多いだろう、と思います。

お子さんもまだ小さいでしょうし、育児のストレスもあるのではないですか?

いつも仕事のことを考えているよりは、オンとオフをしっかり分けるようにしたほうがいいですね。

物のことだけでなく、何か別のことで、ご主人に不満があるのなら、その問題を解決するように努めてください。

6.人の生活はコントロールできないと知る

「人のことは変えられない、と割り切ることができません」と書かれています。だから悩みが深くなるのではないでしょうか?。

人の物を捨てたいと思っても、それは人の物なので、捨てられません。とりあえずあきらめてください。

いつも書いていますが、他人に影響を与えることはできても、コントロールはできません。

子供だったら教育することができますが、相手が大人だと難しいです。

人のことでストレスを感じているときは、おうおうにして、その本人に問題があります⇒母親がネガティブすぎてストレスいっぱいです、という質問の回答。

「夫に捨てさせよう、捨てパワーを加速させよう」という気持ちは横において、自分ができることにフォーカスしてください。

先日紹介したTEDの動画にもあったように、他人やまわりのできごとに自分の幸せを決めさせないように気をつけると、もう少し毎日が楽しくなります。

この動画です⇒幸せは自分の心の中にある、幸せをアウトソーシングしてはいけない(TED)

自分の中に、周囲の状況に影響を受けない幸せを築くことが、楽しく生きるコツです。

「そんなことできない、そんなふうには割り切れない」と思っていると、絶対できませんから、「そういうふうにしてみよう」と前向きに考えることをおすすめします。

☆こちらの記事も参考にしてください。
夫が断捨離を邪魔しても「他人はコントロールできない」ことを知っておく

きれい好きな人が片付けない家族と円満に暮らす4つの秘訣

=====
「夫や妻が片付けない、物をためこむ」という悩みを解決する最終手段は、その人と別れる、相手を捨てる、というものです。

場合によっては、この方法がもっとも効果があるでしょう。

しかし、今のストレスの原因の大半が自分にあるなら、何回別れても、また同じことが起こります。慎重に事を運んでください。


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