ページに広告が含まれる場合があります。
きょうは私の背景に関する読者の質問に回答します。
内容:
筆子さんは心理学を勉強したことがありますか? ⇒ いいえ。
聖書を学んだことがありますか? ⇒ いいえ。
まずAさんのお便りです。
心理学を学んだことがありますか?
件名:記事ネタリクエスト
こんにちは。ご無沙汰しております。
2月に今月の目標をお送りした以来のメッセージになります。
あっという間に半年…月日が経つのは本当に早いですね…。
その時の目標であった「パンを食べない」ですが、今も意識して続けています。
グルテンフリーを目指しているわけではないので完全にゼロになったわけではありませんが以前の私に比べたらほぼパンを購入しなくなりました。
私は自他ともに認めるパン好きだったので、つい買ってしまう、というのは筆子さんがいつもおっしゃっている「ただの習慣」だったのだなぁ、意識すればやめられるものだと実感し自分でも驚いています。
体調の変化はよくわかりませんが、体重が食事で左右されなくなり見た目(体形)がすっきりしたと言われることが多くなりました。パンには砂糖が多く含まれているのでパンを抜くと痩せる効果があると読み、たしかにそうかもと思いました。
心理学に関するエピソードをお願いします
さて、本日のおたよりは昨日のブログでまだ秋の記事ネタを募集しているとのことでしたのでリクエストです。
私は心理学に興味があり、趣味として細々と勉強している、というか資格取得の勉強をしつつ本を読んだりしているのですが、ひとくちに心理学と言ってもジャンルが多く、本当に奥が深くて基本のきの字を学んでいるのでもやっとです。
そこで以前からなんとなく思っていたのですが、筆子さんは心理学についてもよくご存じで、例えば「リテールセラピー」という言葉があるのも筆子さんの著書で初めて知りました。
ブログの記事でも「心理学では○○と言います」と片付けやシンプルライフに絡めて教えてくださるのでなるほど~!と楽しく身についていく感じがして大変勉強になっております。
そこで筆子さんは心理学を学ばれているのか(学んでいたのか)、なにかエピソードがあればお聞きしたいということです。結構長くブログを愛読していますが、読んだ記憶がないと思い…過去記事でお話していましたらすみません。
「心理学」のタグでも125記事ありましたので夏休み中に少しずつ読み直してみたいなと思っています!よろしくお願いいたします。
Aさん、こんにちは。リクエストありがとうございます。
私は心理学を学んだこともないし、学んでもいません。これから学ぶ予定もありません。
よって、心理学に関するエピソードは特にないです。
日本の短大では英語を専攻したし、カナダではビジネスを学びました。
短大にいたときに、青少年の精神衛生に関する科目を選択で取った記憶がありますが、これが、私が勉強した学科の中で、心理学にもっとも近いものだと思います。
もう45年以上前の話だから、内容はすっかり忘れました。エッセイ(レポート)を書く宿題が出ました。
この頃は、専門の英語の科目より、選択でとった科目のほうがおもしろかったです。
アメリカの歴史に関する科目があって、大統領選について学びましたが、これもとても興味深かったです。
そんなわけで、心理学が特に好きなわけではありません。
私は、とにかく数字が苦手で、理系か文系かに分けると、文系です。
心理学は文系だと思いますが、学ぶためには、統計学なども必要で、理系の要素が強いですよね。
そういうのはあまりやりたくないです。
まあ、今さら、学校に行く気はありませんが。
心理学に関する知識も特に多いわけではなく、TEDで心理学者の講演を見るぐらいなので、このブログでいつもTEDの記事を読んでいる読者と同じくらいの知識量だと思います。
物をたくさん買って所有する暮らしから、持たない暮らしにシフトするためには、マインドセットを変える必要があるので、ブログでは心理学関係のTEDトークをよく紹介しています。
しかし、ふだん自分の好みで見るTEDトークは、心理学とは違う内容のものが多いです。
リテールセラピーというのは、学術用語ではなく、買い物で気分をあげる状況をユーモラスに表現したものです。
この言葉はふつうにメディア(テレビ、YouTube動画、雑誌など)で、使われるので、私も使いました。
それでは、Aさん、これからもお元気でお過ごしください。
次に紹介するお便りは去年の11月にいただいたものです。「筆子さんはキリスト教徒ですか?」という質問が書かれていたので、合わせて紹介します。
差出人はMさんです。
聖書を学んだことがありますか?
いつも楽しく読ませていただいています。
特に読者からのお便りと、それに対するコメントの記事が好きです。
今日の記事の最後にあった筆子さんのさりげない一言が心に響きました。
病気になって、生活の乱れは部屋の乱れにつながっていることを実感した。
『どれだけ落ち込んでも、現実は変わらないから、気持ちを切り替えて、自分や家族のためになる選択をしてください。』
その通りだと思います。泣いたからといって、悩んだからといって、心配したからといって、状況は変わりませんよね。
私は聖書を学んでいるクリスチャンですが、そのことが聖書にも書かれています。イエスが語った言葉の中にあります。(一般に「山上の垂訓」と呼ばれています)
『心配したからといって,誰が自分の寿命を少しでも延ばせるでしょうか。』マタイ6:27
そして次の言葉で締められています。
↓↓
『それで,次の日のことを決して心配してはなりません。次の日は次の日で心配する事があります。その日の問題は,その日だけで十分です。』マタイ6:34
〈この聖句の解説〉毎日の生活に心配事は付き物です。でも,明日の心配事まで考えないようにしましょう。
1日1日を生きましょう。ストレスは不安の原因になります。どうしても避けられないストレスはあります。そのことを悩んでもストレスが増えるだけです。ただの取り越し苦労だったという場合もよくあります。(ものみの塔2020年NO1「ストレスを和らげる」より)
筆子さんがよくアドバイスされていることと同じですね。
今日の記事の中の「なかなか行動できない」ということを表した聖句もあります。
『風を見守っている者は種をまかない。雲を眺めている者は刈り取らない。』伝道の書11:4
〈この聖句の解説〉条件がすべて整うまで待とうとする農夫は種まきや刈り入れができなくなる、という例えで、同様に、生活上の色々な事を心配し過ぎてなかなか決定を下せない,または細かな情報もすべて集めてからでなければ決定できない人は、結局いつまでたっても行動に移すことができないということを表しています。
実は以前から、筆子さんの記事(アドバイス)は聖書の教えと一致する部分が多いなぁと感じていました。
文面から、筆子さんはクリスチャンではないと思われますが、聖書を学んだことはあるのでしょうか?
聖書は約2000年〜3500年前に書かれた古い本ですが、今でも役立つ生活の知恵がたくさん書かれています♪
また、筆子さんのアドバイスと一致するどんな言葉があるか、紹介させてください。
Mさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
はい、私はクリスチャンではありません。聖書もまともに読んだことはないです。
過去に、英語の授業で聖書の一節を読んだ可能性はありますが、内容は覚えていません。
英語を学ぶには、英語圏の文化を知っていたほうがいいから、聖書についても知っておこう、とよく言われますよね。
でも、ほとんど知らないです。
私の好きな漫画、Peanuts (スヌーピーやチャーリー・ブラウンが出てくるコミックス)で、ライナス(という登場人物がいる)がたまに、聖書の一節をしゃべるんです。
私はこのコミックスでかなり英語を学んだので、ライナスの言葉はインプットされたかもしれません。
教会に行ったことは3度あります。
1度目は、小学生のときで、隣に住んでいたクリスチャンの家族と日曜学校(クリスマスだったと思う)に行きました。
その家の子供(男子)が、私の弟と同い年でよく遊んでいたので、私も一緒に教会に連れて行ってもらったのです。1度だけです。
次は、中学生のとき、ピアノを習っていた先生が教会で結婚式をあげた時、出席しました。
3度目はカナダに来てからで、ESL(English as a Second Language)のクラスで、何かライブやショーを見て、エッセイを書けという宿題が出たので、教会に行ってパイプオルガンの演奏を聞いて宿題を仕上げました。
この演奏会は無料だったし、私は音楽が好きなので好都合でした。
私がブログに書いていることが、聖書の教えに似ているのは偶然です。
合理的にものを考えようとすると、「取り越し苦労をするのは馬鹿らしい」という結論になります。
取り越し苦労をやめる7つの方法。先のことを心配して物をためこむあなたへ。
キリスト教だけでなく仏教や、古代ギリシャの哲学にも、今の生活に役立つ教えはたくさんありますよね。
人生を生きる知恵は、大昔に出尽くしているかもしれません。
それではMさん、これからもお元気でお過ごしください。
****
今回は私が学んだことに関するお便りを2通紹介しました。
心理学とキリスト教は両方とも精神を扱う分野ですが、相反してると考えることもできますよね。
心理学のルーツはたぶん古代の哲学だと思いますが、ソクラテスやアリストテレス、プラトンは、神は信じていなかったし(少なくとも、キリスト教徒のようには)、フロイトは、神は全然関係ない雰囲気です。
でも、今は両方ともうまくミックスしているのかもしれません。
宗教を信じている人は、精神的な問題は信仰で解決してきたはずですが、今は、精神科医やセラピストの助けも求めます。
私は感情にまつわる問題はいつも自分で解決してきました。まあ、そんなに大きな問題もありませんでしたが。
日本で通った短大は、カトリック系ミッションスクールだったので、もしかしたら宗教の授業もあったのかもしれません。
しかし、何も覚えていません。
会社員の頃、夕方、YMCAで英語を習っていたこともあるので、宣教師の先生の授業も受けていたわけですが、私の中に、宗教はまったくしみこみませんでした。
もともとあまり宗教心がなく、初詣にも行かないタイプです。
里帰り中に墓参りには行きますが、お盆に、先祖があの世から戻ってくるとは思っていません。