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読者にいただいた質問6つにまとめて回答します。片付けやシンプルライフには関係のない質問ばかりです。
内容はばらばらです。物の捨て方は1つも書いていないので、断捨離に関する記事を読みたい方はここで読むのをやめてください。
記事が見つかりません。
まず、くるみさんの質問です。
件名:どうしても探し出せないのです(><)
以前、脳内には有限のやる気物質があり、
睡眠でしか回復しない、、、という内容の記事を読み、非常に納得し、良い記事だ!と思ったのですが、どのタイトルなのか…どんなに探しても辿り着けずにおります( ; ; )
2年前に結婚した旦那さんに是非読んでほしいため、どの記事だったかを教えていただけないでしょうか?
お忙しい中申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします!
くるみさん、いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
「有限のやる気物質」の記事を書いた覚えはありません。
というのも、「やる気物質」などというものは、この世にはないからです。
以下の記事のどれかではないでしょうか?
見逃しがちな睡眠の7つのメリット。若さを保ちたいなら夜はしっかり寝よう
なぜ人は眠るのか?睡眠の大切さを忘れていませんか?(TED)
睡眠の記事は、こちらに集めています⇒睡眠不足や不眠に悩むなら読んでほしい眠りに関する記事のまとめ。
ご主人はあまり寝ない方なのでしょうか? 少ない睡眠で大丈夫な人もいるらしいです。けれども、レアケースです。
次はAYUさんの質問です。
いろいろな人に迷惑をかけてしまいました。
件名:執着心が無くなってから、その物相当の謝罪と償いをしたいのですが混乱しています。
やってしまった事で、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。
自分の知る範囲以上に迷惑をかけている場合はどうすればいいですか?
引用を承諾しております。
よろしくお願いいたします。
AYUさん、こんにちは。お問い合わせありがとうございます。
すみません、あまりに質問文が短いため、状況がよくわかりません。よって、あまり具体的なアドバイスはできません。
「執着心がなくなってから、その物相当の謝罪と償いをしたい」のところ、具体的にどういうことなんでしょう?
執着心がなくなったからといって、他人に迷惑がかかるとは思いませんが。
これまで、他人の物に執着して横取りばかりしていたが、いまは、その執着を手放した、だから迷惑をかけた人にあやまりたい、ということでしょうか。
「自分の知る範囲以上に迷惑をかけている場合」ですが、自分が知る範囲を越えているということは、知らないところで迷惑をかけている、ということですよね。
その場合は、もうどうすることもできません。自分の知らない場所で起きていることなんですから。
「知らない」ということは、自分の中では、「起きていない」「自分の現実の中にはない」のと同じです。
自分の現実になってから手を打てばいいと思います。いまは、眼の前にいる人や、眼の前にある物を大切にしてください。
次は、まるこさんの質問です。
日本はどうでしたか?
様々な変化に驚かれたり、「変わらないなあ~」とほっこりしたり、いろいろな事を感じられたと思います。
またぜひ、ブログでおしえて下さいね。
まるこさん、ご質問ありがとうございます。
変わったと思ったこと
一番驚いたのは、中部国際空港の顔認証ゲートです。
顔認証ゲートを知らない方はこの動画をごらんください(43秒)。
この器械が複数並んでいたので、あっという間に入国審査が終わりました。その速さに驚いたわけです。
帰国のさい出国は成田からでしたが、このときは、乗り換えだったせいか、係員が出国スタンプを押す、従来どおりのやり方でした。
あと、以前の名古屋に比べて、多少禁煙エリアが増えた気がしました。
変わらないと思ったこと
いつ帰っても変わらないのは食事です。
カナダでは食べない、納豆、さといも、こんにゃく、サンマなど、日本ならではの食べ物をたくさん食べられてよかったです。
白菜の煮物やほうれん草のおひたし、ナスの煮物もこちらではあまり口にしないので、実家でいただけてうれしかったですよ。
次は、UNさんの質問です。
感情的になってしまいます。
件名:丁寧な返答の仕方、コツなどありますか。
今回は質問したくメールします。
筆子さんは、読者の方々からの質問にとても丁寧に返答していらしゃっいます。どうすればそのように寛大でいられるのでしょうか。
私が同じような質問をされると、きっと相手を否定し、自分の意見をぶつけてしまうでしょう。感情的になりやすいです。
そのような自分を直したいです。
相手の意見を受け入れた上で、相手を諭すように会話をしたいです。なかなか相手の目線になって話をすることが難しく、うまくできません。
筆子さんのように、質問者が納得できるような説明の仕方の、心掛けや心構え、コツなどありましたら教えていただきたいです。よろしくお願いします。
UNさん、こんにちは。お問い合わせありがとうございます。
いきなり更新しない
メールにも書かれているように、相手を否定せず、自分の意見を書くとよいと思います。
口頭のやりとりだと感情的になることもあるでしょうが、ブログは書いてから読み直すことができます。書いたあと、すぐに投稿せず、ちょっと時間をおいてから投稿するとよいです。
手紙も、一晩置いてから読み直せ、と言われます。
私も、あとで、ちょこちょこ書き直していますよ。
私も自分の意見を書いています。わりとはっきり書いているので、なかには、ひじょうに傷ついた方も実際にいます。強烈なクレームメールや、一方的なお叱りのメールも、いくつか受け取っています。
本人は、公開でさらし者にされたと思っており、とても怒っているのです。
そういうメールはたいてい、「引用しないでください、返事もいりません」と書いてあるので、引用していないだけです。
そんなときは、「ちょっと書き方がまずかったかもしれない」と反省します。
また、「正論すぎる意見」で説得されると、それを不愉快に感じる人もいます。結局、人間は、自分が一番正しいと思っており、人にあれこれ指図されたくないのです。
なので、いつも質問者が納得できる説明に成功しているわけではありません。
私が心がけていること
以下のことを心がけています。
●相手のためになると思うことを書くこと
●できるだけ相手の尊厳を傷つけないこと(ですが、たまにうまくいきません)
●丁寧な言葉を使うこと
●上から目線で書かないこと
これぐらいでしょうか。
過去記事で何度か引用していますが、カーネギーの本を読んで、取り入れられることは取り入れています。
この本には、相手の自己重要感を満たす方法がたくさん書かれているので対人関係で悩むことが多い人にはおすすめです。
最初にこの本のことを書いた記事はこちらです⇒1ヶ月文句を言わない挑戦中:1月の30日間チャレンジ
インターネットでのやりとりは、文字情報だけなので、誤解を招くことは避けられないですね。
それをふまえて、相手を尊重した書き方を心がけるしかないでしょう。
次は、よしこさんの質問です。
なかなか里帰りできません。
件名:里帰り
ありがとうございます。
今日は里帰りをする時のことをお聞きしたくてメールしました。
私は実家が遠方(両方日本)ですが、法事の時や時々は里帰りしたいと思います。でもなかなか帰れていません。
夫が私が里帰りの話をしようとすると嫌な態度をとるので、里帰りを切り出しにくいのです。実際、交通費もかかるし、専業主婦の私がいない間の家事も多少困ると思いはしますが。
筆子さんは5年に1度お里帰りをされるそうですが、ご主人とはどのようにお話や準備をされて、スムーズに帰られるのでしょうか。教えていただければ幸いです。
よしこさん、ご質問ありがとうございます。
私の里帰りの手順
いつも、自分で日程を決めて、航空券も買ってから、夫に、「◯日から◯日まで日本に帰るよ」と伝えています。
すると、夫は、「あ、そう。パスポートの更新?」とか、「ばあちゃん、病気とか?」などと聞くので、その里帰りにおけるメインのミッションを伝えます。
夫はついてこないので、日程はわりと好き勝手に決めています。今回は1人で帰りましたが、娘を連れていくときは、娘に相談しながらスケジュールを決めていました。
夫は、里帰りに関する費用は出しません。夫も、実家方面に帰るときは(めったにありませんが)、1人で勝手に帰っています。
夫の場合、いつ帰ってくるのか、その予定すら言いません。予定をたてないタイプなので、本人もわからないのです。
夫は、家事はふつうにできるので、別に私がいなくても困りません。一応、里帰りの前は、「僕が知っておいたほうがいいこととか、やるべきこととかある?」と聞かれますので、連絡事項があれば話しています。
ですが、いまはインターネットがあるので、日本でオンラインバンキングを利用して、お金を動かすことができるため、夫に頼むことはべつにありません。
こちらから切り出すしかない
よしこさんのご主人は、里帰りの話をすると、嫌な顔をするのですね。
それが本当だとしても、自分から切り出さない限り、いつまでたっても里帰りできません。だまって出てきたら家出ですから。
誰だって、たまには自分の親に会いたいだろうし、里帰りに行くのはごく自然なことです。それを止めることは、たとえ夫でもできないと思います。
主従関係を結んでいるわけではないのですから。雇い主だって、使用人に有給休暇を出さないといけないですしね。
ご主人は介護が必要な状態ではないですよね?
仮に、家事能力ゼロだったとしても、ちょっとぐらい奥さんがいなくても、ご主人は困らないです。掃除ができなくて、汚部屋になっても、いきなり死んだりしないし、食べ物は、コンビニで買ってきたり、外食したりでクリアできます。
ご主人は大人なのですから、やらせてみると、意外にちゃんとできるのではないでしょうか?
この記事に、自分の意見を言うコツを書いた過去記事にたくさんリンクしているので参考にしてください⇒プレゼントをくれすぎる義理母にうまく断るには?
最後は、ranさんの質問です。
在宅ワークに興味があります。
こんにちは。いつも楽しくブログを拝読しています。
今年初めに子どもを持つことについてメッセージをしましたranと申します。
ミニマルライフに関係のない質問で大変申し訳ありませんでした。
後ろ向きな考えは辞め、今は子どもは授かりもの、自然に任せようと思っています。
今回もミニマルライフに関係のない質問で恐縮ですが、筆子さんのお仕事について教えていただけますでしょうか。
私は夫が転勤のある仕事のため、在宅の仕事に興味があります。
私は結婚前は東京でいわゆる大企業に勤め充実していましたが、現在は事務職のパートです。
地方には希望の仕事がないうえ、転勤の可能性があると採用されないことが多いです。
そこで、住む場所にとらわれない仕事をしたいと考えるようになりました。
筆子さんのように本を出版するようなブロガーになるまでのお話を是非参考にお聞かせいただけますでしょうか。
これからもますますのご活躍をお祈り申し上げます。
ranさん、ご質問ありがとうございます。
本を出版するブロガーになりたい、ということでしょうか?
ブロガーになるには、ブログを開設して記事を書くだけです。本の出版は、いきなり商業出版は難しいので、電子書籍で出版する、という方法をとると安くできます。
ブログが本になるまで
私の場合、ブログを書くことは長らく趣味の1つでした(まあ、いまもそうです)。
娘が幼稚園に入る直前の2003年の8月の終わりに、インターネットで画像日記というのを書き始めました。
写真を1枚あげて、それに文章をつけるものです。サービス会社はどこだったかもう覚えていません。
主に子供のことや身の回りのことを書いていました。
2007年に4月にこの画像日記をやめ、FC2でブログを書き始め、過去の画像日記もかなりこのブログに移しました。
画像日記をやめたのは、過去ログを検索できなかったからです。
その後このブログを毎日書いていました。自分の備忘録なので、記事は短めですが、1日に3記事書く日もありました。このブログは2013年の半ばぐらいまで更新していました。
収益をあげるブログを作ろうと思い始めたのは、2012年の秋ぐらいです。それからいくつか別のブログを作りました。
「筆子ジャーナル」はそんなブログの1つで、2015年の2月に開設しました。
たまたま、その年、ミニマリストが流行って、アクセスが増えたせいか、その年に暮れにKADOKAWAの編集者から出版のオファーがあり、翌年、「1週間で8割捨てる技術」を出版しました。
まあ、ブログを書く以外は特に変わったことはしていません。
キャリアを積み上げるすすめ
ここからは、質問の答えではなく、私が感じたことです。おせっかいながら書かせていただきます。
ranさんは転勤族の妻ですね。会社に勤めても、ご主人が転勤になると、引っ越さなければならないから、キャリアを積み上げにくい、ということだと思います。
ですが、ranさんはまだ30代前半でお若いし、子供もいません。そばにこれまで勤めていた会社がないだけで、外に出ることはいくらでもできます。
ranさんの前のご相談⇒子供を持たない選択・延命処置の是非・結婚生活を続けるべきか、3つの質問に回答。
私なら在宅ではなく、外で働くことを選びます。
自分が勤めていた会社でなくても続けられる仕事をすればいいわけです。
たとえば、看護師、保育士、栄養士、会計士といった専門的な仕事をする人になるのはどうでしょう?
これならば、ご主人が転勤した先で、新しい勤め先を見つけることができますし、キャリアを積み上げることもできます。
べつに〇〇士と名のつく仕事でなくても、専門的なスキルを要する仕事ならなんでもいいです。
正社員でも、派遣でも、キャリアを積み上げることを意識したほうがいいのでは?
もちろん、ブログを書いていても、ブログ運営のスキルは身につきます。けれども、ブロガーは個人事業主なので、それで生計をたてようと思ったら大変だし、雇用されている人なら得られる企業のバックアップはいっさいありません。
前に、地下鉄で、「出身国で看護師でしたか? ではカナダでも看護師ができます」という広告を見たことがあります。
どこでも通用する普遍的なスキルを身につければ、仮にご主人が海外に転勤することになっても、現地で働けるんじゃないでしょうか?
日本の主婦は、配偶者控除内で働くことを選ぶ人が多いと思いますが、自分のキャリアを身に着けておいたほうが、人生単位でみたら、結局は得だと思います。最近、みんな長生きですから。
ブログは趣味で書けばいいですしね。
ブログを書くことが3度のご飯より大好きで、どうしてもブログを仕事にしたい、というなら止めません。ですが、もしそうなら、もうとっくにブログを書いているでしょう。
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これまでにいただいた質問は、これですべて回答したと思います。
質問したのに、答えが返ってこないぞ、という方は、恐れいりますが、再度問い合わせてください。