お断りの電話

ミニマルな日常

断るのが苦手で長年悩んでいたが、思い切って断ってみたらどうってことなかった。

読者のお便り紹介コーナー。今回は2017年9月の終わりから10月はじめにいただいたお便りを紹介します。

内容は
●断れない私が断ってみたら起きたこと
●物が少ないから得したこと、リフォーム編
●授かり効果を強く実感した話
●楽しかったことが楽しくなくなる理由

以上4つのメールです。最初は、断ることが苦手だったMさんのお便りです。



断ってみたらなんともなかった

件名:断るって 簡単でした。

筆子さん、こんにちは。

なんでももらってくれるM です。

筆子さんのコメントにはじめは唖然としましたが、よくよく考えるとすべておっしゃるとおりだわ、と納得しました。

もらっておいて 相手を悪者にする自分が一番卑怯ではないか、と思いいたったわけです。

その週末にはまたお届けがある予感がして、(不在でも置いて帰られる方です)落ち着かず、ついに再度事情を説明して、お断りとこれまでの感謝をお伝えしました。

友人はあっさり了解してくれて、この何十年間の悩みは何だったのだろう?と気が抜けたような感じです。

お届け物の中には 自分ではとても手が出ない高価かつ実用性の高いものもあり、それらはありがたく使わせていただいていました。そこがわたしのいじましいところです。

いいとこ取りはできないので 今後はそんないい物もやってきません。でも非常にすっきりした気分です。

いただくばかりでお返しできない

などと勝手な思いこみにも振り回されていました。友人はお返しを求める人ではありませんのに。

ですから、彼女のできない縫い物などで御礼しているつもりになっていました。

今後はお茶をのんでお話したり、物の介在しないお付き合いを続けていきます。

さて、捨てる生活は着々とすすんでいます。ついには 大物のたんすを捨てられました。

靴も整理したら、下駄箱スペースの作り直しをせまられていたのが、不要になり10万円以上の節約につながりました。

人間だから執着や欲から離れることは無理ですが、それでも雑多なものに囚われないバランスの取れた生活をしたいです。

何もないのがいいとは思わないので、心の栄養になるものを見極めて大切にしていきます。お返事はご心配なさらないでください。

Mさん、メールありがとうございます。

「なんでももらってくれるM」なんて書きましったっけ? と思い、調べてみたら、書いていましたね。

「いつも何でももらってくるMさん」と。すみません。

Mさんの以前のメールはこちらで紹介⇒もらい物を断れない性格を直せば、シンプルライフが加速する。その方法とは?

まあ、私もそうだったのです。もらえる物はなんでももらってました。そのあげく、どうでもいい物をためこむ生活になっていました。

Mさんが、断ることによって、何十年も感じていた悩みやストレスから解放されて本当によかったです。

いいとこ取りは、結局、相手の持っているもの(リソース)を奪う行為なので、やらないほうがいいです。友人など大事な人が相手の場合は尚さらです。

下駄箱のリフォームをせずにすんでよかったですね。これからも、楽しいシンプルライフを送ってください。

次は物が少ない家に住んでいるTさんのお便りです。





物が少ない家に住んでいると得をする

件名:持ち物を減らして得したこと。

筆子様

かなり前に1度メールさせていただきました。

以前に夫を看取り、母を看取り、一人暮らしになり、物を手放しながら生活しているご報告をさせていただきました。

それって必要?」も読ませていただきました。

一人暮らしになり、現在は仲間が何かと集まってくれる家になっています。友人たちは、すっきりしていて、居心地がいいと言ってくれます。

部屋に家具などがないので、最近は壁紙のくすみが気になりだし、張替え工事の見積もりをリフォーム業者お願いしました。

思っていたよりも安かったので、依頼することにしまして、もうすぐ工事に入ります。

業者の方の説明によりますと、通常依頼客のところへ見積もりに行ったときに家の中を見て、モノが多いと工事のときにそれを移動させたりする手間がかかるので、多少見積もりが高くなるということでした。

しかし、私のところはほとんどモノがないので、安くなるのだということでした。

「テレビのない家は初めてだ」とも言ってました。

身の回りのモノを減らしておいてよかった!と思いました。いろいろなものを手放したために得しました。

安くリフォーム出来ることがわかったので、カーテンを全部取り替えることにしまして、大きく気分転換ができそうです。ではまた。

Tさんメールありがとうございます。

本を読んでいただき、うれしいです。

なるほど、リフォームする前に断捨離しておかないと、見積もりが高くなってしまいますね。

まあ、そうでしょう。

Tさんおお住いは、今でも気持ちがよいのに、リフォームするとますます居心地がよくなりそうですね。もうリフォーム、すんでいるかもしれませんが。

これからも明るい部屋で、快適にお過ごしください。

Tさんの以前のメールはこちらで紹介しています⇒実家の断捨離中に、とろろ昆布のようなほこり(40年もの)に遭遇。 「あの世には何も持っていくことができない」という箇所です。

次はちかこさんのメッセージです。

手に入れたと思ったものを手放すのはつらい

件名:授かり効果のすごさを実感しました!

こんにちは。四国在住のちかこです。二度目のメールです。

筆子さんの過去記事で損失回避と授かり効果のことがありましたが、授かり効果の威力のすごさを実感したことをお伝えしたくてメールしました。

この度新築することになり、間取りや見積もりを出していただきほぼ決まりかけていたのですが、両親の介護問題が出てきて経済的な面から、大幅に削減することになりました。

削減といっても部屋数が減るわけではなく、少し面積が減ることとアイランドキッチンと造作家具を諦めること、勾配天井で化粧梁の仕様が標準的な天井になること、玄関の土間収納がなくなることです。

予算を削るのはよくあることなので、いたしかたないと思いつつも、一度は手に入れた(実際にはまだ手に入れてませんが)ものを手放すのはとても辛くてたまりません。

なかなか気持ちの切り替えが出来ず困っています。これって授かり効果なんでしょうね。完成して住み慣れたらきっと忘れると思いますが…。

今回も読んでくださりありがとうございました!返信は不要です。本楽しく読ませていただいてます。

ちかこさん、こんにちは。家を新築なさるんですね。それは楽しみですね。

すでに工事は開始されているでしょうか。

家が完成して実際住んでみれば、何も感じないと思います。あるいは、すでに持っているものに目を向ければ、そこまでつらくないと思います。

収納スペースもないほうが、あとで苦しまなくてすみます。

おっしゃる通りで、人間は、手に入れた(と思った)ものを、手放すのことにすごく痛みを感じます。

最近、私が改めてそう感じたのは、プレゼント企画をしたときです。

まだ当たっていないのに、当たったときのことを考えて、いろいろ心配をしていた人たちから、思いのほかたくさんのお問い合わせをいただきましたから。

べつにその人達が欲張りとかそういうことではなく、人間としてごく普通の反応をしているのだな、と思いました。

人は、何かを手に入れるあてが生まれたその瞬間から、なぜか執着してしまうのです。縁談が破断になったり、昇進するつもりだったのにできなかったりすると、がっかりする気持ちが倍増します。

客観的にできごとそのものをみてみれば、そこまでがっかりする場面でもないのに。

手に入れたものを失うのを嫌がる気持ちが強いので、断捨離もなかなかスムーズにいきません。

余計なものは、最初から手に入れないのが一番ですね。

授かり効果の話はこちら⇒物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる

最後は山田さんより。記事の感想を送ってくれました。

心のゆとりがないと楽しくない

件名:記事を読んだ感想です

10月11日の【楽しいはずのことが楽しいと思えない。毎日が楽しくない。こんなときの7つの解決法】の記事を読んで驚きました。

私も同じ30代なのですが、そういう方もいるんだなと驚きました。

私の場合、祖父母とか高齢の親戚の人達は楽しんで毎日暮らしてるので、加齢で楽しくないってのは、一概には言えないかもと思いました。

ただ20代の時に今まで楽しかったことが楽しくなくなった時期はありました。

その時は仕事が忙しすぎたのと、経済的な不安が大きかったように思います。心のゆとりがなくなってしまうと、楽しくなくなる気がします。

今の私は体調が悪いので、実家暮らしで週に数回バイトに行ってる程度なので、私からしたら結婚されて二人暮らしで自立されてるので羨ましいと思いますけどね。

ひらりんさんが、筆子さんの記事を読んでて問題が解決すると良いですね!

では長々と失礼しました。

山田さん、メールありがとうございます。

あのあと、ひらりんさんからお便りをいただきました。ひらりんさんはふだん職場で高校生と接しているし、ご主人が5歳年下なので、「自分は若くない」と感じることがあるそうです。

私からみたら、30歳なんて、とてつもなく若いんですけどね。

「とりあえず、健康のために運動をしてみる」とメールにあったので今はお元気なんじゃないでしょうか。

確かに、心のゆとりがなくなると、楽しくないですよね。ゆとりがないときは、ストレスを感じているときだと思いますし。

人間は、どうしても自分の持っていないものにフォーカスしてしまいますが、心のゆとりがないとその傾向が強くなるようです。

断捨離中、迷って捨てられない、モーニングページに時間を取られて効果を感じられない、などなどいろいろな悩み相談のメールを拝見していると、みんな、持っていないものやできていないことばかり一生懸命考えています。

家にも心にも余白が必要ですね⇒シンプルに暮らすために余白を取ることを意識したい7つのもの。

山田さんの体調はどんな感じでしょうか。早く元気になれるといいですね。

****

いつもたくさんのお便りありがとうございます。ようやく10月の分の紹介に入りました。

10月は、プレゼント企画のほうにたくさんコメントをいただいたので、一般のお便りはいつもよりは少なかったです。また順番に掲載していきますね。





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