ごはん

ミニマルな日常

最終更新日: 2017.08.2

私の好きなシンプル貧乏節約料理~料理の手間もミニマムに

ページに広告が含まれる場合があります。

 

食費節約し、調理の手間を省くため、ズボラ主婦筆子がよく作っている「貧乏料理」をご紹介します。

料理好きな主婦は見ない方が身のためです。ある意味、料理という家事を「冒涜(ぼうとく)している」と感じてしまうかもしれません。

なるべくお金を節約をしたいので、貧乏料理をするように心がけています。きょうはそんな料理のレシピ(?)の一部をご紹介します。



調理の時短をし、なおかつ節約するための工夫

家事を手抜きして、食費も節約するために、筆子が心がけていることは3つあります。

1.同じものを何日も食べる(リサイクル可)
2.何品もつくらない
3.食べる分だけ作る

1と3は真逆の発想ですが、調理するものによって変えています。1つずつ説明します。

1.同じものを何日も食べる(リサイクル可)

これは何か1つを大量に作って、毎日食べ続ける料理です。
作るのは1回で済むので、手間もはぶけます。

たとえば冬場によく作るのが「カレーの七変化(しちへんげ)」です。

1日目 シチューを作ります。基本の材料は玉ねぎ、にんじん、じゃがいも。肉を入れてもいいです。

2日目 シチューの残りにカレー粉をとかしてカレーにします。肉が足りなければ、追加。カレー粉は「こくまろカレー」をよく使います。

3日目 この日もカレー。「カレーは2日目がおいしいね」、と言い添えます。実際、よく煮込んだほうがおいしいので、あながち嘘ではありません。

家の場合、たいてい、この段階でなくなりますが、もしまだ余っていたら、

4日目 カレーうどん、またはインディアンスパゲティ、あるいはカレー風味のスープ(たいてい具の量が大幅に減っているので)。

5日目 鍋に少しだけ残ったカレーを使って、チャーハンに入れてドライカレー風。

家族はすっかりあきていますが、自分で勝手にパンやシリアルを食べ始めるので、私がとくに新たに何か作る必要はありません。

もし、「こんなに毎日カレーばっかりじゃみんなあきてしまう」、ということであれば、じゃがいもをのぞいたカレーを冷凍して、日をあけて出してもいいです。

私自身は白米や肉、加工品を控えているので、以前ほどは作りませんが、作りまわす料理としては、カレーはたいへん優れていると思います。

2.何品もつくらない

日本は食文化が豊かなので、和洋中エスニックといろいろな料理が食卓に並びます。ですがカナダではそんなにいろいろ作る家はめずらしいです。

関連⇒シンプルライフの秘密は、ズボラ主婦の超お手軽料理にある

品数をたくさん作って、いちいち違う食器に入れて出すと、洗い物だって大変。そこでシンプルな一品料理にします。

一品料理の例:

●ネギチャーハン

これは、具がネギの輪切りだけのチャーハン。今は白米を食べないので、作らなくなりましたが、白米時代には自分のお昼によく作っていました。おいしいです。スープを添えれば、ゴージャス感が出ます。

●チーズチャーハン

角切りにしたチーズを入れただけのチャーハン。ドリア風の味になります。ちょっと贅沢をして、トマトを入れると、南欧料理に。

チャーハンは冷蔵庫の残りものを掃除するのに最適なレシピですが、私は具があまり入っていないチャーハンのほうが好きです。

塩昆布を入れただけのチャーハンもよく作っていました。コブの旨味が出るので、これも美味。

●自家製ふりかけをかけたご飯
これも白米時代に、自分1人だけのお昼によく食べていました。ご飯に塩とコショーをかけて食べるのだけ。

市販のふりかけは添加物が入っていて、ちょっと変な味がします。自家製ふりかけを食べていると、その「変な味」がよくわかります。ゴマを加えてもおいしいです。

私は、もともとコショーが好きなので、粒胡椒を潰したのを入れて炊く胡椒飯(こしょうめし)もよく作っていました。

こしょうを入れすぎると、ひりひりご飯になります。そんな時は、ちょっと甘めのふんわりしたスクランブルエッグ(かき卵)を合わせると口の中が中和されていい具合に。

ここまで全部ご飯物ですが、白米ではなく、玄米で作るとヘルシーになります。

●具がキャベツだけのお好み焼き
ベジタリアンなお好み焼きです。大きく焼くと途中であきるかもしれないので(私はあきませんが)、小さく焼いてパンケーキ、あるいはオードブル風に供します。

3.食べる分だけ作る

作り回し料理でないときは、なるべく余らないように、食べ切れる分だけ作ることを心がけています。

どちらかというと、少し足りないぐらいに作っておきます。残り物がでなければ、ちょっとだけ余ったから、食べきってしまおう、と余分に口にする恐れもありません。また、残り物の保管について考える必要もなくなります。

現代人は食べ過ぎですので、量は控えたほうが理にかなっています。





食事に対する私の考え

私は、掃除、洗濯、料理の中では、料理が1番苦手です。苦手というかあまり興味がないのです。

朝食抜きをしたり、グリーンスムージーを中心にした、ローフードぎみの食事にいきついたのも、あまりに料理が苦手だからかもしれません。

朝食抜き⇒健康とダイエットのために朝食を抜くはずが夕食を抜く日々

グリーンスムージー⇒グリーン・スムージーで健康に、丈夫で使いやすいミキサーで作っています

ローフード(生の食べ物)は、素材に火を入れないので、料理好きな人には調理を楽しめない、ちょっと味気ない食事法だと思います。

しかし、料理嫌いな人には、こんなにうれしいダイエットもありません。

もちろん、ローフードを本格的にやるなら、切る、混ぜる、のほかに、素材を浸したり、潰したり、発芽させたり、乾燥させたり、といった調理法も加わります。

私はそこまで手のこんだローフードクッキングをしませんので、基本的に、切る+混ぜる だけで完結しています。

料理はクリエイティブな仕事とも言えますが、毎日、毎日3食の献立を考えていたときは、苦痛以外の何物でもありませんでした。

今は朝食は抜く(か果物)だし、昼は自分1人なので、心配すべきなのは、夕食だけです。

ちなみに、最近夫は平日の朝はコーヒーだけです。

夜遅くまでテレビを見ているので、朝起きるのがギリギリになり、食べている時間がないようです。職場で午前10時ごろ、休憩しながら何か食べているのかもしれません。

娘はちょっと前は自分でスムージーをよく作っていましたが、あきたのか、今はヨーグルトとシリアルが多いです。

ミニマリストになってからは、「食事は楽しむもの」というより、「生きるのに必要なエネルギー源を摂取するもの」と考えるようになりました。余分なものを食べ過ぎない方が体に負担がかからず疲れないような気がします。

理想は粗食に小食です。今はまだ少食には至っておりませんが。

*********

日本は食材が豊富ですが、カナダは寒い時期が長いため、あまり新鮮な食材がありません。

ほとんど全てが、いったん冷凍されて、生産地から出荷されているのではないかと思います。地元の食品は別ですが。

特に私は内陸に住んでいるので、魚のバラエティが少ないし、値段も高いです。

そのような環境で暮し、また西式甲田療法の本などを読み、食べ過ぎは肝臓に負担がかかるだけだと考え、現在はかなりシンプルな食生活をしています。

それで、今のところ病気になるようなこともありません。





娘の描いた絵たった1つだけ考え方を変えれば、子供の作品、図画、工作は簡単に捨てられる前のページ

いかにして私はキャラクターグッズを卒業したか~大量の「かわいい物」を断捨離して得た境地とは?次のページハローキティのノート

ピックアップ記事

  1. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  2. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  3. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  4. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  5. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…

関連記事

  1. スケジュールを書いている手

    ミニマルな日常

    1つでいいからタスクを減らす:夏休み片付けプロジェクト(2)

    夏休みにおすすめの片付けプロジェクトを紹介しています。今回は、タスクや…

  2. 老夫婦

    ミニマルな日常

    家族をコントロールしようとするのはやめようと思った。

    シンプルに暮らすことを心がけている読者のお便り紹介コーナーです。…

  3. ニッチ

    ミニマルな日常

    使わなくなったニッチ(棚)、どうしたらいいでしょうか?←質問の回答

    きょうは、最近いただいた質問3つにまとめて回答します。●使わな…

  4. 和風の家

    ミニマルな日常

    祖父の残した家つきの土地を相続するのをやめた。

    読者のお便り紹介コーナーです。9月にいただいたメールからランダムに3通…

  5. 食品の買い物

    ミニマルな日常

    より安全に食品の買い物をする9つのコツ:新型コロナウイルス感染防止を意識した行動。

    少しでもウイルスの感染防止に貢献できる食品の買い方を紹介します。…

  6. スマホを見ている女性

    ミニマルな日常

    続・私の今年の目標~習慣の見直し、1000個捨て、収入の範囲内で暮らす。

    読者の今年の抱負の紹介、続きです。内容:・習慣の見直し…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,826人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 4人家族
  2. 片付いた机の上
  3. 片付いたリビングルーム
  4. チャレンジする女性
  5. ベッドにスプレーする女性
  6. 目標に向かう旅をする女性
  7. 引っ越しの荷造りをしている女性
  8. 小さなアパート
  9. 引き出しの中の服
  10. パントリーをチェックしている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. うつうつとした人。
  2. ノートに書く
  3. ワードローブをチェック
  4. コミックの山
  5. 主婦
  6. 笑顔
  7. ファングッズのうちわ
  8. 白いセーター
  9. 夫婦げんか
  10. スーパーでお菓子を買う人

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP