保育士

ミニマルな日常

なかなか一歩が踏み出せないあなたへ~保育士に挑戦した読者の体験

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きょうは、コンフォートゾーンから一歩踏み出した読者のお便りを紹介します。

資格はあったものの、それを仕事に活かせないまま過ごしていたけれど、思い切って行動に移されたそうです。

やりたい気持ちはあるけれど、なかなか動けない。

そんな悩みを抱えていた読者が、どうやって前に進んだのか。その過程が丁寧につづられています。

同じように迷っている方、自分を変えたいけれど動けない方の参考になれば幸いです。

それでは、お便りをご紹介します。ひゃんさんからいただきました。



保育士の仕事に就きました

件名:お礼

筆子さん

いつも楽しくためになる記事をありがとうございます。

また、昨年10月にブログに載せていただきありがとうございました。

両親を亡くし、精神的ダメージや色々な後片付けで疲れている時でしたので、筆子さんの温かいメッセージにとても救われました。

早く以前の生活に戻そうと焦って空回りしていたことに気づき、その後はゆっくりと心身を癒して体調を立て直すことに専念して過ごしました。

今日は、筆子さんにまたお礼とご報告をしたくてメールさせていただきます。

筆子さんのおかげで、パート保育士の仕事に就くことができました。

毎日もやもやと過ごしていた

昨年の初夏に、体調不良のため飲食店でのパートを辞めたのですが、家に居たからといって体調が良くなるわけでもなく、時間があると無駄に心配したり余計な行動をしてしまったりすることが多々ありました。

家族としか会わない、家事の繰り返しの毎日に虚しさを感じ、自分探しを繰り返しながら悶々と過ごしていたのです。

ある日いつものように筆子さんの過去記事を読んでいたところ、保育士の資格を取って、求人に応募するのを迷っておられる方へのアドバイスが目に留まりました。

私も昔保育士資格を取ったもののそれを眠らせていたので、これを読んで、保育士に挑戦してみるのはどうだろう?と思い着きました。

記事に勇気づけられた

私は完璧主義なところがあり、何かにつけて準備をし過ぎて動けない傾向があるのですが、この記事の

「保母となるからには、保育園随一の保母さんとなり、雇用主からも、同僚からも、子どもたちからも、親からも尊敬されたいとか、無意識で思っていませんか?

そんなカリスマ保育士になる必要なんて、ありません。

最低でも、給料分の働きをすれば十分です。

安心して働き始めてください」。

というメッセージに背中を押していただきました。

挑戦してよかった

そこで保育士資格の更新を済ませて、求人を探しているところにタイミング良く近隣にパート保育士を募集している保育園を見つけて応募しました。

実は求人広告を見つけた時はまだ寒く、春になってからにしようかとかまだ体調が万全でないとか、色々やらない理由を思いついて迷っていたのですが、家から徒歩5分の近所で私の希望に合った職場であり、これを逃すといつまたチャンスが巡ってくるかわからない、と

思いきってコンフォートゾーンを出てみようと決めました。

そして無事採用していただき、働き始めてもうすぐ1か月になります。

体力的にはハードな面もありかなり気も遣いますが、毎日かわいい乳幼児に癒され、やりがいがあって楽しんでできる仕事だと思います。

保育士という仕事そのものは未経験でしたが、主婦業や子育ての経験を活かせて、自分にも少しは適性があったことがわかりました。

思いきって挑戦して、良かったです。

4月からもちゃんと働けるように、さらに心身を整えて楽しく暮らすのが当面の目標です。

背中を押してくださった筆子さんには、本当に感謝しています。

いつもありがとうございます。





ひゃんさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつも、記事を読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。

就職、おめでとうございます。

家から5分のところに職場があるなんて、最高ですね。通勤ラッシュに悩まされることがありませんので。

まだ寒いから、とか、もう少し体調がよくなってから、と応募をズルズル先延ばししたい気持ち、私もよくわかります。

家にいる期間が長かった人が求人に応募するのは、とても勇気がいると思いますが、ひゃんさんは、勇気を出したからこそ、求めているものを手に入れましたね。

仕事は大変だと思いますが、ぜひ、これからも楽しみながらがんばってください。

ひゃんさん、どうぞお元気でお過ごしください。

●ひゃんさんが読んでくれた記事⇒コンフォートゾーンから抜け出すのが怖い人へ~まずは自信をもつこと。 求人に応募できない状態でいた読者、七尾さんの相談メールを紹介し、コンフォートゾーンから出る方法を詳しく説明しています。

●七尾さんも、実際に求人に応募し、就職できたと後日談を送ってくれました⇒コンフォートゾーンから出るために私がやってみたこと。 七尾さんが、どんなふうにしてコンフォートゾーンから出たか、詳しく書かれています。

勇気を出した人だけが見られる世界

何か新しいことを始めるとき、一番必要なのはスキルでも知識でもなく、ほんの少しの勇気です。

今の場所から一歩外に出る──たったそれだけのことで、生活が変わり、自分に対する見方まで変わることがあります。

迷っているときは、動かないほうがいい理由がたくさん見つかります。

「もっと暖かくなってから」「もう少し準備してから」「今は他のことで忙しいし」。

就職だけでなく、断捨離でも、こうした言い訳をしてしまうことがあります。

私たちは何かを始める前に、「完璧なタイミング」を待ってしまいますが、それは、未知の世界への不安や失敗への恐れがあるからだと思います。

でも、実際には完璧なタイミングは存在しません。行動した瞬間こそがベストなタイミングになることが多いんです。

どんなに準備をしても、不安をすべて取り除くことはできません。逆に、挑戦すると、経験を積み、柔軟に対応する力が身につきます。

完璧に準備することよりも、まず動いてみることが大切です。

ひゃんさんは、いろいろ迷いながらも、「これは自分にとって大事なチャンスかもしれない」と気づいて、思いきって応募しました。

その結果、家から徒歩5分という理想的な職場に出会い、働き始めて自分に向いていたと実感することができたのです。

これは、勇気を出して行動したからこそ得られた変化です。

もし、あなたが何か新しいことに挑戦したいと考えているなら、今がそのタイミングだと思います。

頭の中でいくら考えても、「自分に向いているかどうか」は、実際にやってみないとわかりません。

やってみたら、思ったより楽しかった。自分でもびっくりするくらいスムーズだった。そんな経験は、行動してこそわかります。

新しいことをする前は、不安になりますが、案ずるより産むが易し。

もちろん、やってみてうまくいかなかった、ちょっと違ったと感じることもあるでしょう。

その時は、またやり方を変えたり、別のことに挑戦したりすればいいんです。

うまくいっても、いかなくても、今の場所にずっととどまっているより、毎日が楽しくなります。

コンフォートゾーンを出るのは、そこまで無理をすることではないと思います。

「今の自分にできる小さなことを、思い切ってやってみる」。

それだけです。

怖いと感じることでも、まずは少しだけ試してみると、自分の意外な強さや適応力に気づくことがあります。

最初は緊張するかもしれませんが、その一歩を踏み出した後の達成感が、次の勇気につながるのではないでしょうか?

このようにして、行動を積み重ねると、成長できると私は思っています。

ひゃんさんのお便りを読んで、改めて、勇気を出すことの重要さを実感しました。

生活を変えたいときは、ほんのちょっと勇気を出すだけ。

それは誰にでもできることです。

それでは、あなたも、近況や質問、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。

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