授業に集中できない女学生

ミニマルな日常

注意力が散漫ですぐに気が散る私。1つのことに集中するにはどうしたらいい?←質問の回答

すぐに他のことを考えてしまって、集中できない集中力をつける方法を教えてください、というお便りをいただきました。

この記事で回答します。

まずメールをシェアしますね。ペヌラさんからです。



集中力を高めたい

件名:お礼と質問(集中力を高めるには・・・)

筆子さん、いつもBLOGを楽しく拝見させていただいております。

前にも一度、メッセージを送った35歳のペヌラと申します。

(もしかしたら、ペヌという名前で送ったかもれません。記憶があいまいで申し訳ございません。)

私も、ずっと片付けたい片付けたいと思っていて、なかなか実行にうつせずに35歳になりました。

ですが、筆子さんのブログを読むようになってから、「そもそも我が家の収納スペースのキャパオーバーの物を収納しようなんて、無理なことなんだ!捨てよう!!!」と思い処分し始めてから、家がかなりきれいになりました。

私は片付けができなかったんじゃないく、単にキャパオーバーだっただけでした。

私がダメなんじゃなくて、やり方がいけなかっただけだと気が付きました。

こういうことって他にもあると思うので「できない!!苦手!!」って決めつけずに、できなくてもやり方を変えて色々なことに挑戦してこれからの人生を生きていきたいと思いました。

あと、片付けを始めた当初は、なかなか片付かなくて落ち込んだりもしましたが、そもそも10年で増やした物を2週間で一気に片付けようなんて無理な話しですよね。

土日も片付けだけしてれば良いわけではなく、他の家事もあるので・・・

なので、途中から「今日も少し片付いた。確実に前に進んでるから良し!」という考え方に変わりました。

筆子さんのブログで、たくさんの大切なことに気づかせていただき、本当にありがとうございます。

家に物が多くて、辟易してた主人もとても喜んでくれました。

ゴールデンウィークが終わるまでには片付けの目途がつきそうです。

でも、これからも「片付けの旅」は終わらないので、無理のない程度に頑張っていこうと思います。

最後に、片付けとは関係ない質問で申し訳ないのですが、「集中力」をあげる方法が何かあれば教えていただきたいです。

私は注意力が散漫です。

それで事故が起こるとか、仕事でミスが多いというほどではないんですが、プライベートでヨガや勉強してる時、つい他のことを考えてしまいます

「お腹すいたなぁ・・・」「次はいつあの子と遊ぼう」「帰ったら、あのゴミ捨てよう」「明日、得意先の○○さんにメールしなきゃ」等々、本当に色々と考えてしまいます。

考えてみると、常に2つの事を考えながら私は行動してます。

これをしてるから物事が上達しないんだろうなぁ・・・と思ってます。

一つの事だけに集中しようと思ってやってみるのですが、なかなか続きません・・・

何か良い知恵があったら、教えて下さい。片付けとは関係ない質問で申し訳ございません。

これからも、ブログと本を楽しみにしています!

ペヌラさん、お便りありがとうございます。

家が片付いてよかったですね。

ものごとに集中するための対処法として、7つほどアドバイスします。





1.集中できない、と思い込まない

まずマインドセットを変えます。

ペヌラさんは、ちゃんと集中できる人ですから、「私は注意力がない」とか「集中できない」と思い込みすぎないでください。

「一つの事だけに集中しようと思ってやってみるのですが、なかなか続きません」と書かれていますが、「集中できない」と思っているから、できないのでは?

メールに、ペヌラさん自身がこう書いています。

「できない!!苦手!!」って決めつけずに、できなくてもやり方を変えて色々なことに挑戦してこれからの人生を生きていきたい

「集中できない」と思いすぎないことを、まず提案します。

自分で「できない」と思っていると、できることもできません。

2.できるだけシングルタスクに徹する

何をやるにも、いま取り組むべきターゲットやゴールを1つだけ決めて、それだけをやるようにしてください。

ペヌラさんは、常に2つのことを考えながら行動しているそうですが、ふだんマルチタスクをする方でしょうか? もしそうなら、意識して、1つのことだけをやるようにします。

家事をするときも、同時に複数のことをやるのではなく、今、自分がやるべきことを1つずつ順番にやります。

ラジオや音楽を聞きながら、家計簿をつける、とか、テレビを見ながら洗濯物をたたんでいる、いうことをやっているのなら、どちらか1つだけにしてください。

このブログはスマホで読んでおられると思いますが、音のない静かなところで、ブログの記事を読むことだけに集中してください。

BGMは邪魔にならないと言われていますが、気を散らさない習慣をつけたいので、どんなことも1つずつやるようにします。

音楽を聞くときは、聞くことだけに集中します。

いまは、同時にいろいろ考えたり、やったりするクセ(習慣)がついているので、それを変えてください。

もし、「マルチタスクするほうが、効率がよく生産性があがる」と信じているのなら、その考えを疑ってみるべきです⇒マルチタスクが脳に負担をかけ仕事の効率を落とす理由。1つのことに集中しよう

「同時に複数の仕事をするほうが、自分の人生の質があがる、自分にとって有益である」と信じていると、いくらシングルタスクしようと思っても、うまくいきません。

3.取り組むべきゴールを具体的にする

勉強やヨガをするとき、その時間の、自分のゴールを意識するとそれだけに集中しやすいです。

そのゴールは具体的なほうがいいです。

勉強するときは、ただ「勉強しよう」と思うのではなく、「これから15分で、ここに出てくる単語を10個、覚えよう」と意識するとか。何を勉強しているのかわからないので、語学の例をあげました。

ただばくぜんとテキストを開いて読むのではなく、勉強を始める前に、これから30分なり、1時間で、自分がどんな結果を得たいのか、勉強する前と後ではどんな違いを生み出したいのか、そんなことを考えてから始めるともっと集中できますよ。

それだけ本気で目の前のことに取り組めますから。

私はヨガをやったことがありませんが、ヨガをしながら、考えことなんてできるものですか?

スクワットをしているとき、私は何も考えていません。ほかのことを考える余裕がないというか。

ヨガ中は、「きっちりポーズを決めよう」「足をこんな感じに持ってこよう」「呼吸に意識を向けよう」と決めれば、ほかのことは考えないと思います。

4.いつ、どんなふうに気が散っているのか調べて、対策する

お便りには、勉強やヨガ中、気が散るとありましたが、そのほかでは、どんなときに、どんなことを考えて気を散らしているのか、考えてみてください。

その後、その中から1つだけ、集中したいものを決め、その時間だけは、集中する練習をします。

ヨガに集中するのを第一目標にするといいかもしれませんね。ヨガをすると集中力が高まると言われていますし。

ヨガに集中することに決めたなら、ヨガをしている最中、どんなことを考えているのか、書き出してみます。次に、そういう考えが浮かんでこないようにするにはどうしたらいいか、考えます。

「おなかがすいたな~」と思うなら、ヨガをやる前に、おやつを食べておけばいいわけです。

「得意先の◯◯さんにメールしなきゃ」というように、仕事のことをよく考えるのなら、オフタイムは仕事のことは考えないようにすればいいのです。

会社から出たら、もう仕事のことは考えない、仕事のことは職場で考える、と決めます。

仕事の段取りなどは、すべて職場のデスクでやるようにしてください。

作家の新田次郎さんの「小説に書けなかった自伝」には、仕事にかかわる勉強はすべて役所の机でやり、役所の仕事はいっさい、家に持ち帰らないようにした、と書かれています。

新田次郎さんは、公務員と作家生活の二足のわらじを長らくはいていました。

自宅の机は小説を書くためにだけ使ったのです。

この本です(表紙をクリックするとアマゾンの該当ページに飛びます)。

ペヌラさんも、仕事は職場で完結させることを心がけてみては?

5.集中力は有限なので大事に使う

注意力や意志のちからは、有限なので、大事なところで使うようにしてください。

どうでもいいことに、心のちから(メンタルパワー)を使わない、ということです。

たとえば、決断疲れをしないように、物を減らして、シンプルな暮らしをするとか⇒決断疲れを回避する方法。ミニマリストになるのが1番です

ものごとを選択したり、決めたりするとき、少しずつ、脳のパワーが使われています。朝は、さくさく決断できても、夕方は疲れて、「べつになんでもいいや」と投げやりになることはありませんか?

大事なところで、しっかり集中できるように、優先順位の低いことを、うだうだ考えず、いちいち迷わないようにしておくといいです。

脳のパワーを大きく使ってしまうものに、自制心があります。ふだんから、いやなこと、やりたくないことを無理にやらないようにしていると、パワーを温存できます。

また、いつもやる家事などのタスクは、何も考えなくてもできる仕組みを作っておくと、頭が疲れません。

家事のシステム化の例⇒段取りのいい家事や片付けを可能にする、5つのシンプルなツール。

6.休憩をしてぼんやり考えごとをする時間をとる

どんな人の脳の中にも、いろいろな考えがうずまいてます。脳が情報をプロセスするのに必要だから、さまざまな考えがぼんぼん飛び出すのでしょう。

「気が散る」と書くと、困ったことに思えますが、「発想が豊かである」「クリエイティブである」ともいえます。

Aというタスクに取り組んでいるとき、BやC、はたまた、XやYな考えがぼんぼん浮かんでくるわけですから。

そこで、ちゃんと休憩して、ぼんやりしたり、考えごとをしたり、空想や夢想にふけったりする時間を作ってください。

ぼんやり時間に、しっかり考え事をしておけば、ヨガや勉強中に、そのような考えが出てくることは少なくなると思います。

おすすめ記事⇒自分1人の時間を持つ5つの方法。時には他人の声や視線を断捨離する。

モーニングページを書いて、毎朝、頭の中を掃除しておくのも有効です⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。

7.フロー状態を作る練習をする

フローとは、時間を忘れて、なにかに没頭している状態です。

フローにいるときは、いまやっていることだけに、意識が向いてます。

日常生活でも、フローを作ることを意識してください。

ペヌラさんの脳が、没頭する状態に慣れ親しめば、ほかの時間にも、集中しやすくなるでしょう。いまのペヌラさんの頭は、忙しくタスクを切り替えるのがデフォルトになっているようですから。

フローについて、詳しくはこちらを読んでください⇒人を幸せにするのはお金ではなくフロー状態。ミハイ・チクセントミハイ(TED)

やっていることに、関心がなかったり、無気力に感じていたりすると、フローに入れませんし、やっていることが、簡単すぎても、難しすぎてもうまくいきません。

ヨガ中に気が散るということは、もしかしたら、ヨガにさほど興味がないか、そのポーズがペヌラさんには、簡単すぎるのかもしれません。

番外:情報の断捨離とデジタルデトックス

現代は、気が散っている人が多いのですが、その理由は、2つあります。

1)情報があふれすぎている
2)インターネットやスマホの存在(テクノロジーの進化)

絶え間なく、自分のところにやってくる、情報という刺激に気を散らしているのです。

昔の人はもっとのんびり暮し、芝居や見世物をみているときは、写真やビデオをとることに気を取られず、目の前に繰り広げられていることに集中していたでしょう。

まあ、昔の人は、昔の人なりに、いろいろ心配事があったかもしれませんが。

いま、電子メールやSNSがあるから、家に帰ったのに、会社モードからなかなか抜けられない人がいます。

仕事のことが気になるわけですね。

つまり、仕事しなくてもいい時間に、仕事関係のことで気を散らしているわけです。

ペヌラさんも、ヨガ中に、得意先のことを考えているようです。こういうことがないように、ふだんから意識して、受け取る情報を絞り込み、スマホに邪魔されない生活をするようにしてください。

集中したいことがあるときは、プッシュ機能をオフにする、スマホのスイッチを切る、べつの部屋に置くなどし、オフの時間のうち、少なくとも2時間はスマホをさわらない時間をもうけるとかするわけです。

情報の断捨離について⇒情報の断捨離のススメ。頭の中も片付けないと、何もできないまま人生が終わる。

スマホに邪魔されない暮しを作るには?⇒スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす

集中力をつけるのに参考になる過去記事

以前、家事に集中する方法を記事に書いています。そちらも読んでください。

だらだら家事や片付けで1日が終わるあなたに。目の前のことに集中するには?(前編)

すぐに気が散るあなたへ。片付けや家事にしっかり集中する秘訣(後編)

このほかにもこんな記事があります。

タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法

集中できないのはぐしゃぐしゃの部屋にいるから。ガラクタは脳にも悪影響を与えている

集中できる人の脳とできない人の脳は何が違うのか?(TED)

ワーキングメモリ(作業記憶)をうまく使って目の前のゴールを達成する(TED)

幸せになる秘訣は目の前のことに集中すること(TED)

*****

今回は集中する方法を書きました。

たくさんアドバイスしましたが、全部を一度にやろうとせず、ピンと来たものから、1つずつ、集中して取り組んでください。

まずは、ブログの記事を読むときは、読むことだけをしてくださいね。





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