ハーブティ

ミニマルな日常

マキシマリストだったけど、病気になって生活全般を改め、生活の楽しさを実感する。

化学物質過敏症になったので、生活の仕方を変えたら、ずいぶん楽になった、というお便りを紹介します。

化学物質過敏症は、微量の化学物質に過敏に反応して、アレルギーに似た症状や、疲労感、めまいなど、さまざまな症状が出る病気です。

差出人は、レモン39さんです。2月のはじめにいただきました。



変えようと思えば変えられる

件名:筆子さんありがとう。

筆子さん、こんにちは。

40代女性シングルです。メールを送るのは2回目です。

実は私は3年前に化学物質過敏症という病気になりました。

当時の症状はひどく、3か月ほど休職しました。

当時は寝たきりに近く活動できる時間が少なくつらい日々でした。

もともとオーバーワークぎみだったので、身体のためにも次のように目標を立て、生活全般を改めることにしました。





こんな生活目標を立てた

・簡単なものでも毎日自炊して、食べ物はできるだけ農薬の少ないものを選ぶ。

・体力気力的にできないことは途中でもあきらめて、できることを最低限やるようにした。

・食べたいものを食べてみる(当時は食べ物にも過敏症状がありました。)

・そもそも無理をしない。

・すぐに医薬品に頼らず、漢方や食べ物をうまく利用してみる。

・寝る(心地よく)

・掃除、洗濯用品をクエン酸などのナチュラルなものへシフト。

・部屋を片付けて人を呼ぶ

・いつかまた海外旅行へ行けるように体力を立て直す(特にカナダへ!)

・もっと社交的になる

・ぐずぐずしない

・お金を貯める

・仕事を持ち帰らない

・仕事以外で好きな英語に触れる

・やりたいことを無理だと思って最初からあきらめることをやめる

・いいなと思った人がいたら話してみる(まだシングルなので‥‥)

だんだん病気がよくなってきた

あれから3年たちました。

私は元気に毎日働いています。

おそらく80パーセントくらいの回復で、たまにふらふらしてしまったり過敏症状は出るのですが、まわりには伝えてありますが、普段は自分も忘れている位です。

「治りません」と言われましたが、きっと治ります。

何かを変えると思って行動すると、少しずつでもちゃんと変わっていくことができるんだと思いました。

特に部屋の片付けは、筆子さんのブログや書籍にとってもお世話になりました。

それって必要?』などの本もKindle本をタブレットで読んでいます。

ムック本は本で買いました。

毎日のブログ本当に楽しみです。勝手に励まされているような気になっています。ありがとうございます。

マキシマリストで部屋が物であふれていましたが、昨年夏に久しぶりに知人や両親を家に招待してご飯を食べるまでに部屋がきれいになりました。

そして、人を部屋に入れても過敏症状はあまりなく、ダブルでとてもうれしかったです。

1000個捨ても達成して生活の楽しさに気づく

昨年5月あたりから1000個捨てをスタートして先日達成しました。

今は2週目です。

仕事の過去資料はほぼ捨て、役立ちそうなものだけpdfにしました。

壮大なこの片付けを通して、私はとても欲張りで心配性だったことに気がつきました。

洋服でも小物でも全て同じようなものが常に複数ありました。筆記用具、紙類、本などはとくにカオスでした。

今はパジャマも一つ、仕事着もごく少し好きなものを組み合わせています。

すっきりです。

片付けは日々細々と続きますが楽しいです。家計簿も始めました。

なんだかとても気持ちが楽です。生活とはこんなに楽しいものだったんだと気がつきました。

今は自分である程度いろいろなことをハンドリングできている感覚です。

そしてこれまでの私は立てた目標の反対のことばかりをしていたことにも気がつきました。

気がかりなことは、自分の病気でしばらく外出が仕事以外はできていなく、遠方の姉や両親、友人に会ったのもここ3年位で数回だったのですが、

やっと身体が元気になってきたらコロナが流行りだし、また家族や友人に会えない日々が延長されてしまいました。

でも、ぐずぐずしていてもしょうがないので、できることをしてみようと思います。

お忙しいとは思いますが、いつかお返事をいただけたら本当にうれしいです。励みになります。

寒いカナダ、筆子さんも身体に気をつけてお過ごしください。

それでは。

レモン39 in Hokkaido

レモンさん、こんにちは。メールありがとうございます。

いつも、ブログや本を読んでいただき、うれしいです。

生活が楽しくなってよかったです。病気の症状も軽くなってきたのですね。

たまに、病気の方から、お便りをいただくことがあります。今まさに、何らかの症状に苦しめられている人が、この記事を読んでいると思います。

レモンさんのお便りはそんな方をとても力づけると思いますよ。

さて、レモンさんは、以前はマキシマリスト(物を最大限に持とうとする人)だったのですね。

病気になる前は、物の持ちすぎ、仕事のしすぎで、すべてが過剰だったのでしょう。そして、とうとう、レモンさんの身体が、「いい加減にしてよ!」と悲鳴をあげたのだと思います。

病気になったのは、残念なことでしたが、そのおかげで、生活全般を改めることができたのだから、得るものもありましたよね。

これからも、ストレスをためすぎない、楽しい暮らしを送ってください。

応援しています。

シンプルライフはストレスをためない暮らし

仕事が忙しいと、ストレスがたまるので、その、ストレスを解消するために、人は、いらない物をたくさん買ってしまう、と私は考えています。

レモンさんのように、仕事が忙しい人は、収入があるので、買うお金もあります。

忙しいから、片付けている時間がなくて、買った物がどんどんたまってカオスになります。

すると、ますますストレスが増えます。

見た目のゴチャゴチャ、特定の物をさっと取り出せないイライラ、ためこんだ物を失う恐怖や心配、管理や掃除の手間。

すべてが、ストレスという形になって襲ってきます。

汚部屋だと安眠もできません。

体調がいい、悪いに限らず、どんな人も、物を持ちすぎないほうが、健康的な暮らしになるんじゃないでしょうか?

本格的に病気になる前に、身体は何らかのサインを出します。そのサインを見逃さないことが大事ですね。

忙しくても、毎日、自分と向き合う時間を作ったほうがいいでしょう。たとえ15分でも。

スケジュールが詰んでいると、この15分が取れないことがあります。

物もタスクも欲張ってかかえこまないことが、結局は自分のためになります。

ナチュラルな暮らしに参考になる過去記事

私は基本的に、不自然なものや化学物質を避けているので、ナチュラルな生活をおすすめする記事をたくさん書いています。

デトックスの効果を気にするより、毒を摂取しない生活をしたほうがいい。

ポンポンたわしで洗剤いらず、シンプルナチュラル家事を楽しく実践中

シャンプーするのをやめたら、生活がとても楽になった:やめてよかったこと(その1)。

私が香水やオーデコロンを使うのをやめた理由。その香料は本当に安全か?

薬なし生活~薬はすべて断捨離しアロマテラピーで健康管理

加工食品のメリット、デメリットを知り健康的な暮らしを目指す

フタル酸エステル(環境ホルモン)の毒性とは?プラスチック、ヘアケア製品、化粧品に入っています

最後に:使わなくてもいいときには使わないすすめ

3ヶ月に1回クリーニングに行っている歯医者は、Scent-Free (香料を使わない)エリアです。Scent-Free とか、 Fragrance Free の場所はどんどん増えています。

娘が通っていた小学校もそうでした。この学校は、香料禁止に加え、ピーナッツ禁止でした。香料に反応して気分が悪くなるスタッフや、ナッツアレルギーの子供がいたからです。

化学物質は、生体にとっては異物だから、できるなら使わないほうがいいと思います。

生活するうえで、プラスチックや、化学物質に触れざるを得ない場面はたくさんあります。薬も化学物質です。

だから、自分でコントロールできるところでは、わざわざ匂いのあるものを選ばなくてもいいと私は考えています。

かつて私はオーデコロンなどいい香りのする商品に興味があり、ハイセンス(今のフェリシモ)で買い集めていました。

オーデコロンをため込み、罪深いことをした:ミニマリストへの道、番外編6

香水やオーデコロンと縁を切ったあとも、お香を使っていました。

お香の収集癖を断捨離するまで~ミニマリストへの道(36)

2014年に現在の住まいに引っ越してきたのをきっかけにお香を使うのもやめました。

そうやって、何年も、ほぼ香料フリーの生活をしていたら、化学的に合成された香料の匂いをかぐと、ろこつに気分が悪くなる体質になりました。

夫が使うファブリーズ(消臭スプレー、芳香でいやな匂いをマスキングしている、と私は思う)や、香料入りのキャンドルの香りをかぐと、気持ち悪くなります。

「質のいい香料を使っている」と説明書きあるソイキャンドルもだめです。

コーヒーをやめたあと、間違ってコーヒーを口にすると、その強烈さにぎょっとするように、香料フリーにしたあと、香料の匂いをかぐと、うっとなるのです。

人間は、刺激に慣れるから、本当は気分を悪くさせる化学物質でも、使っているうちに、平気になります。

しかし、体内では、化学物質によってしっかり痛めつけられているのではないでしょうか?

私の真似をしろとは言いませんが、使う必要のないところで、使いすぎるのはやめたほうがいいでしょう。そのほうが、節約になりますし。





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