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買わなくなったものを教えてくれた読者のメールを紹介します。
内容:
・シャンプー、コンデショナー、育毛剤の使用を減らした
・ペットボトルの水を買うのをやめた
まず、ひろこ@東京さんのお便りです。
シャンプーとコンディショナーを減らした
件名:買わなくなったもの、そして、嬉しい効果
こんにちは、ひろこ@東京です。
毎日楽しく筆子ジャーナルを読んでおります。
昨日の記事を読んで、お便りをしようと思いました。
私は3年前から筆子さんのファンになりましたが、過去記事も(全てではないですが)読んでいます。
そして、過去記事の「湯シャン」に刺激を受けました。
結論として私は完全な「湯シャン」にはしませんでしたが、以下のことをしました。
① 育毛剤の使用をやめた
② シャンプーの頻度を週に6回から3回に減らした
③ シャンプーとコンディショナーの使用量を激減させた(シャンプーは頭皮を洗う為だけによ~く泡立てて、ほんの少し使用)
このようにしたのは、筆子さんの記事の中で、「プラスするばかりでなく、マイナスすることも考えて」、というアドバイスが繰り返し書かれていたからです。
その結果、嬉しいことが2つありました。
① 出費はかなり減りました(これは当然のことです)
② 髪の分け目の生え際がうすくなっていたのですが(その為に育毛剤を使用していた)、なんと、その部分の髪が濃くなりました!! 多分、やせていた髪が太く、濃くなったのだと思います。
育毛剤をやめて、シャンプーやコンディショナーの使用量を激減させて出費が減るのは当たりまえですが、気になっていた髪が豊かになるとは、何て嬉しいことでしょう!
筆子さんに感謝です(^_^)v
ひろこ@東京さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
シャンプーとコンディショナーの使用量を減らしたら、やせていた髪が太くなってきたんですね。
よかったです。
髪が薄くなると気になりますよね。私はすごく髪が薄いのですが、老化のせいだろうと、特に何もしていません。
もう15年以上シャンプーを使っていない私ですが、昔はふつうにシャンプーしていました。
20代のときは、毎朝シャンプーしていました(いわゆる朝シャン)。今思うと、なぜ、そんなに頭ばかり洗っていたのか不思議ですが、そうするものだと盲目的に思い込んでいました。
毎日洗わないと頭皮がかゆくなったので、洗わざるを得ないというか。
シャンプーのせいでかゆくなっていたのだとわかったのは、シャンプーをやめたあとです。
頭皮関係にトラブル(赤みやかゆみ)がある人は、あえて、シャンプーを使用する量を減らしたり、洗う頻度を下げてみると、改善するかもしれません。
メーカーは、「洗髪して皮脂類をこまめに取り除け」といいますが、シャンプーしすぎると必要な常在菌まで死んでしまい、好ましくない頭皮環境になると思います。
ひろこさんは、シャンプーをやめて、節約できているのですね。
私もシャンプー、リンス、コンディショナーはいっさい買わなくなりました。
ヘアケア製品にお金を使わずにすむのもよかったですが、自分に合った製品探しに時間を使わなくなったことが本当によかったです。
昔は、「できるだけ自分の髪にあったもの」を求めて、試行錯誤していましたから。
シャンプーやコンディショナーについてリサーチしたり(昔はネットがなかったので雑誌を読んでいた)、スーパーの棚の前で、見比べたり、迷ったり、そうやって買ったものを使った結果に一喜一憂したり。
こういうことを延々としていたんです。
シャンプーをやめたら、こうした活動とも手を切ることができました。
それでは、ひろこ@東京さん、これからもお元気でお暮らしください。
湯シャンに関する記事を読みたいなら⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ
次は、観葉植物さんのお便りです。
ペットボトルの水をやめた
件名:買わなくなったもの
そして昨年の8月に50歳になったので、少しずつミニマルな暮らしに移行しつつあります。
買わなくなったものは、ペットボトルの水です。
現在、浄水器の水を飲料水にしています。以前は、ミネラルウォーターを箱買いしていましたが毎週のゴミが大量になったこと、SDGsに逆行した生活に感じてきたのでやめました。
あとは、住んでいる地域の水はおいしくないという思い込みが一番強かった! だからいつまでもやめれなかったのかなと振り返ります。(無味無臭です)
この思い込みに気づかなかったら今頃、ウオーターサーバーを契約していたと思います。
筆子さんに質問ですが、外国と日本では飲料水に違いはあるのですか? (外国で暮らしたことがないので素朴なギモンです)
観葉植物さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
その後、ミニマルな暮らしはどうでしょうか?
前よりよくなっているといいのですが。
ペットボトルの水を飲んでいると、ペットボトルというゴミが出ますよね。
日本のペットボトルのリサイクル率は80%以上だそうですが、リサイクルには必ずコストがかかるので、ボトルを使わなくてすむならそのほうがいいです。
飲料水、特に水について
ここから飲料水に関する質問に回答しますが、外国といってもいろいろあるし、私はいろいろな国の飲料水を飲み比べたことがないので、違いを詳しく述べることはできません。
まあ、常識で考えて、人間が飲む基本の飲料水はどこであろうと水だと思います。
そのうえで、水の種類が違ったり(硬水や軟水)、供給形態が違ったり(水道が整備されている、整備されていない、井戸を利用するなど)、水道水の安全性が違います。
水道水があまり安全でないところは、ボトルドウォーターを飲むでしょう。先進国であれば、安全な水が水道水として提供されているはずです。
日本は軟水で、カナダは硬水のところが多いです。一般に大陸部のような広くて平たいところは、水がゆっくり地層を通り抜けるから、ミネラル分の多い硬水になるそうです。
このページ参照⇒「軟水」「硬水」の違いと使い分け方 | 水道直結ウォーターサーバー ウォータースタンド
しかし私は水に対して鈍感なのか、カナダに来て、「あ、硬い水だ」なんてことを思ったことは1度もありません。
違いを感じたのは、水道水の温度です。
日本の水道水は、温度が高いとうか、なまぬるいですよね? 私が住む市の水道は、蛇口をひねれば(厳密に言うと、レバーを右に引く)、すぐに冷たい水が出ます。
そのままどんどん出していると、もっと冷たい水になります。
私が感じた違いはこれだけです。
カナダでは、水道水が汚染され、ニュースになることがあります(都市部ではそういうことは起きません)が、水質汚濁はどこの国でも起こり得ることでしょう。
私の住む市では、春先に雪解けの水が川に流れ込むと、水質が変わって、少し匂いがするときがあるそうですが(安全性は変わらない)、そういうのも私は感じたことがありません。
先進国では水道が完備され、開発途上国はそこまででもない、というか、村に水がないので、毎日どこかまで水を汲みにいくしかないという場所もまだまだあります。
ペットボトルの使用について
昔に比べて、水道水を飲まず、ボトルドウォーターやその他の飲料水を飲む人が増えました。
ペットボトルの水やお茶を飲む人が増えたのは、そのほうが便利だからです。
お茶をきゅうすで淹れたり、麦茶を煮出してから冷蔵庫で冷やしたりしなくても、好みの飲み物をすぐに飲めるからボトルで買うんじゃないでしょうか。
健康を志向する人が増えているのも、ミネラルウォーターの消費が増えた理由の1つでしょう。
何より、店にいろいろな種類のボトルドウォーターがいっぱい売っています。
つまり、企業のマーケティングの結果、買っている人も多いと思います。
実は、私も、8~9年前、今の家に越してきた直後、ほんの少しの間、ペットボトルの水を買っていたことがあります。
ミネラルウォーターのほうが健康によさそうな気がしたからです。
近所に小さなスーパーがあって、そこへ買いに行けたというのも、ボトルドウォーターを買っていた理由の1つです。
私は車に乗らないから、徒歩圏の店で買えるかどうかは重要です。
ですが、ペットボトルのゴミが出るのがいやだし、買って持ち帰るとき荷物が重くなって疲れるので、水道水に戻しました。
水道水を飲んでもまずいとは思わないですし。
水も大事だけど
10年以上前ですが、実家で富士山の水かなんかのウォーターサーバーを置いていたことがあり、このサーバーから出る水は確かにおいしいと思いました。
それで、娘とがんがん飲んでいて(娘は水の消費量が多い)、あっという間にサーバーをからっぽにして、母に怒られたことがあります。
しかし、去年、弟の家で、ウォーターサーバーの水を飲んだとき、とくにおいしいとは思いませんでした。姪が「うちの水はおいしいよ」と言いましたが、「ふつうの水」と感じたんです。
実家で、ウォーターサーバーの水をがんがん飲んでしまったのは、季節が夏で、いつでも簡単に冷たい水が飲めたからだと思います。先にも書きましたが、日本の水道水はなまぬるいので、ウォーターサーバーの冷たい水のほうがおいしく感じます。
確かに、いろいろなものをろ過すれば、水の純度はあがり、おいしくなるとは思いますが、過度に水質にこだわるより、砂糖や加工食品の摂取を減らしたほうが健康にいいと私は考えています。
胃腸が敏感で特定の水に対して強い反応を起こすのでなければ、日本でもカナダ(私の住んでいる市)でも、水道の水を飲めばいい。ボトルドウォーターは高いですから。
このように私は、飲料水に対して、さしてこだわりも興味もないので(今、私が飲むのは、水、お湯、ハーブティ、オーツミルクだけ)、もっと飲み物にこだわっている人に聞いたほうが、観葉植物さんの求めている答えが得られると思います。
それでは、観葉植物さん、これからもお元気でお暮らしください。
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読者のお便りを紹介しました。
買わなくなる、イコール、リサーチしなくてもよくなる、買い物に時間をかけなくてもよくなる、買ったあと、消費や収納について考えなくてすむ、そのお金をべつところに回せるなど、買わないメリットはたくさんあります。
つまりそれだけ、買い物は時間、手間、お金、意識を要する行動なので、本当に必要なものだけを買うほうが何かと都合がいいです。