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シンプルに暮らすことを心がけている読者のお便りを紹介します。
内容:
・気づかないうちにためこんでいたもの
・親の終活
・本を所有することについて
まずFUKUKOさんのお便りです。
知らないうちにためこんでいた
件名:見ていたのに目に入らず、ため込んでいたもの
10月に記事に取り上げていただき、ありがとうございました。
おかげさまで、病気の治療も予定通り進んでいます。
一番つらい抗がん剤治療は終わったので、少しずつ体力が戻ってきました。
年末に掃除をしながら捨てるものを探していたところ、「なんでため込んでいたんだろう?!」というものが2つありました。
放置していた防災グッズ
1つは、防災グッズというのでしょうか。
東日本大震災のあと、透明なケース(衣類をしまうようなもの)の中に、いろいろと詰め込んだままでした。
そのケースは、洗面所の物入れにしまってありました。
毎日開けるところなので、中を見直さないとなぁと一瞬頭をよぎるのですが、すぐに忘れてしまうのです。
開けてみて、一番びっくりしたものは、たくさんの乾電池です。10年間そのままでしたので、液漏れしていました。
他にも、10年前の新聞紙がたくさん。ろうそくもたくさん(これは計画停電のときにろうそくがなくて心細かったので)…
乾電池や新聞紙は普段ストックがあるのだから、防災グッズのケースにたくさん入れておくのもおかしいのです。
10年間(?!)ほったからしだったことにあきれてしまいました。
ためこんでいた保冷剤
2つ目は、冷凍庫にたまっていた保冷剤です。
ケーキなどを買ったときにお店でもらう小さいものです。
毎日見ていたはずなのに、意識を向けていませんでした。
お店でもらうと冷凍庫に入れる行動が習慣になっていました。
ほかにも、熱が出たときにおでこや頭を冷やすものも、たくさんありすぎました。
どちらも2~3個を残して処分しました。
やってみてよかったこと
最後に、筆子ジャーナルを読んで実践してみてよかったこと2つをお伝えさせてください。
1つはモーニングページです。昨年の2月から続けています。
思いを書き出すのはとてもすっきりします。ため込むのは精神的によくないということが、書いてみるとわかりました。
そして、読み返さず捨てるというのが好きです。
ノートもペンも使い切るのが気持ちいいです。
そして2つ目はスロージョギングもどき(笑)。
ずっと座っていると、だんだん気持ちがネガティブになるのです。
そんな時、まだ外を長時間ジョギングする自信はないので、部屋の中で10分くらい、ほとんど足踏みですが、動いてみます。
そうすると体も温まり、ネガティブな気持ちもどこかへ行ってしまいます。
長文失礼いたしました。
今年も筆子ジャーナルを読みながら、そぎ落とした暮らしを目指したいと思います。
筆子さん、どうぞお体を大切にお過ごしください。
FUKUKOさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
治療、大変でしたね。体力が戻ってきてよかったです。
モーニングページとスロージョギング、試してくださってうれしいです。
ほったらかしていた防災グッズと保冷剤の見直しができてよかったです。
防災グッズはともかく、なぜ保冷剤をためていたんですか? 夏のお弁当に使うといった用途があったのでしょうか。
確かに、毎日、目にしていても、意識を向けないかぎり、人間の脳はその存在をキャッチしませんよね。
その結果、シンプルライフを心がけていても、ガラクタをいっぱいもっていることってよくあるんです。
きのう、ひとつひとつ、所有しているものを調べることをおすすめしましたが⇒効率よく、スムーズに断捨離を進めるための5つの原則。
ストックしているものは、1年に1回はチェックして、あまり回転していないようなら、意識して使わないと、ためこんでいる意味がなくなります。
では、FUKUKOさん、はやく病気が治ることをお祈りしています。
どうぞ、お元気で。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
50歳の私がスロージョギングを始めたらみるみる健康に~そのメリットとは?
次は、Iさんのお便りです。
義理父の終活をした話
件名:義父の終活をしました。
毎日ブログを楽しみにしています。
義母が亡くなった時に貴重品がどこに保管してあるのか分からず、家探し状態で相続の手続きをして大変な思いをしましたので、義父はまだ元気ですが、施設に入所後、財産の整理をしました。
具体的には複数あった銀行口座をひとつにまとめ、クレジットカードを解約しました。
驚いたのが印鑑が10本以上あり、銀行にすべて持ち込み確認してもらいました。
生命保険は介護に積極的に協力してくれる義妹に一番たくさん残せるよう保険内容を変更しました。
不動産についても、税理士の無料相談会で相続税のおおよその金額が分かったため、事前に準備ができて安心しました。
親世代(80歳代)に終活をお願いするのは難しいと思っていましたので、息子夫婦を信じて銀行の通帳を快く預けてくれた義父に感謝しています。
Iさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
お義父さんの財産関係の整理、お疲れさまでした。すっきり整理できてよかったですね。
なぜ、はんこが10本以上あったんですかねえ?
私も昔、母が頼みもしないのに、印鑑を作ってくれました。実印、銀行印、ふつうのはんこの3種類で、それぞれ、立派過ぎる赤い皮のケースに入っています。
でも、日本に住んでいないせいか、全く使いません。
まれに出版社に出す請求書に、押印するよう言われることがありますが、デジタルのはんこを押すし、紙に押すときはシャチハタを使っています(シャチハタで言いと言われたので)。
こうした印鑑、何のためにあるのか、さっぱりわかりません。
母が高いお金を出したであろう実印と銀行印はまったく使わないため、実家に置いてあります。
去年、実家の不動産手続きがあったとき、私は外国に住んでいて印鑑証明がとれないため、必要書類をそろえ、領事館でサイン証明というのを取得しました。
母が私のためにあつらえたたくさんの着物は結局、二束三文で売り払ったし、印鑑は不用だし、人って、本当に無駄なところにお金を使ってしまうなあ、と改めて思いました。
このことから私が学んだことは、「先回りして、いろいろそろえないほうがいい」です。
必要なときに入手したほうが、お金も時間も無駄になりません。
それでは、Iさん、これからもお元気で、シンプルライフを楽しんでください。
最後は本に関して、セロリジュースさんのお便りです。2通、まとめて紹介します。
私が本を買い集める理由
件名:本屋に行く訳
なぜ、私は本屋に行って本を何冊も買ってしまうのか?
そう思いながら過去記事を読んでいたら、以下の記事がヒットしました。
買ってもいいものを知るために、買わない挑戦中に考えたほうがいいこと。
—————-2020.6.2—————-
実店舗に行けば、想像もしていなかった物が目に入り、「あ~こんなものがあるんだ~」と気づきます。
本にしても、アマゾンで買っていると、自分の趣味に合った本しかおすすめに出てきませんが、本屋にいけば、未知の分野の本に出会うので、自分の世界が広がります。
Yさんは、買い物を通して、出会いを楽しんだり、視野を広げたりしているのかもしれませんね。
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つまり、本を買うことで、知的好奇心を満たしていた訳です。
その事に気づけただけでも、本日の収穫です。
以下は、お正月にいただいたメールです。
「本を集めることが、自分の人生を豊かにすることにつながっていて、管理に時間や手間をかけても、しっかり集め続けたい、と思うなら、私はそれを止めるつもりはありません。」
やはり私は、鉄道やバスが好きですし、住んでいる横浜市・神奈川県も好きです。
これらの本、雑誌を読むことは、私にとっては趣味というより、ライフワークに近いです。
断捨離したけど、買い直した本も何冊かあります。
セロリジュースさん、こんにちは。メールありがとうございます。
あまり、「断捨離しなければ」「本を減らさなければ」と思いつめないでください。
自分で納得しているなら、何冊本を持っていてもかまいませんよ。
セロリジュースさんのお便りを拝見していると、私のブログを読みながら、いつも、「本を持ってもいい言い訳」や「免罪符を探しているように感じられます。
本をたくさん所有することが、自分の価値観や信念にそった生き方なら、免罪符なんて必要ありません。
それは、私が過去記事に書いたとおりです。
結局、自分の人生の主人公は自分ですから、自分の信念にのっとって行動するのがベストです。
セロリジュースさんは、なぜ、本を断捨離しようと思い立ったのでしょうか? 何のために本を減らすのか、そして、所有するのか、その先にあるものについて考えてみてください。
私も、かつてたくさん本をもっていましたが、本を読むことより、買い集めて放置する状態になっていて、その状態が嫌だったので、大半を手放しました。
一度、本を所有することに関して、たくさんの読者の方から、体験や思うことを送ってもらったことがあります。
そうした記事も読んでみてください。
では、セロリジュースさん、これからもお元気でお過ごしください。
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本は今も、断捨離している最中です。本を処分しながら思うことは、私にとって本は読むためにあるということ。
だから、誰も読まない本は、自分の家の書棚ではなく、図書館など、誰かその本を実際に読んでくれる人が手に取れる場所に置きたい気持ちが強いです。
それでは、あなたも感想などありましたら、お便りをください。
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お待ちしています。