定年後の夫婦

ミニマルな日常

ため込んだものを、今の暮らしに生かす(読者のお便り)

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シンプルな暮らしを心がけている読者のお便りを2通シェアしますね。

内容:

・貯金を取り崩すのが不安だけど

・写真の整理と手持ちの靴の活用

まず、灯りさんのお便りです。

貯金を使うことへの罪悪感

件名:キリギリスになれないアリ

お久しぶりです。筆子さん。

私は以前、定年前、定年後と、揺れ動く気持ちをご相談させていただいておりました。その節はありがとうございました。

最後のお便りは、仕事をやめ、何とか平穏に過ごしている、というご報告でしたね。

おかげさまで、今は通信制の大学生となり、日々勉強が大変ながらも楽しいと思う毎日です。

大学はもともと考えにあったので、自分の予定していた貯金から出しており、生活費は夫の自営業の給与で暮らしていたのですが、

ここへきて、夫が、体力的、精神的に辛くなった、とにかく休みたい、と言いだし、現在は無職です。

63歳の夫は、65歳(年金受給開始)まで働く予定でしたので、予定が狂ってしまいました。

確かに大変そうで仕事は辞めて正解だったと思います。

少し鬱気味でしたので、心配もしていました。

ですから今は、穏やかに過ごし、個々でも好きなことを行い、ずっと共働きでしたので、やっと夫婦らしくなったね、と言いあっています。

ただ、収入が2年分途絶えてしまい、一気に不安感が募ってまいりました。

夫はまたもう少ししたら働く、とは言っていますが、体力的に問題も生じ、私も母の介護もあったりで、貯金を崩す予定です。

今の生活は、65歳からを想像していた理想的な生活でもあるので、お金にかえられない価値があると思っています。

また2年間、贅沢をしなければ何とかなりそうです。

ところが、いざ、貯金を崩そうとすると、ものすごい罪悪感と不安感に襲われ、決断ができません。

働くか、貯金を崩すかを比較し、後者を選んだにもかかわらず、こんな贅沢なことに費やしてよいのか? 貯金をその分減らして大丈夫か、と思い悩んでしまいます。

ずっと将来を考え、大変な思いで蓄えてきました。嫌な仕事も耐えてきました。

にもかかわらず、この気持ち。

ずっと、将来のこと、先のことばかりを考えて、今を我慢することが多かったような私は、アリみたい。

それを善と思っていましたが、今はキリギリスもキリギリスなりに良かったのではないか、なんて考えています。

灯りさん、こんにちは。ご無沙汰しています。メールありがとうございました。

またお便りをくださって本当にうれしいです。

通信制大学生になられたんですね。

パートナーが突然仕事を辞められて、収入が途絶えてしまったのは、確かに予定外のことでしたね。

ですが、鬱気味の状態で無理に働き続けるよりも、辞めて正解だったと思います。

お二人とも、これまで十分働いてこられたのですから、今後は第二の人生を大いに楽しんでください。

貯金を崩すことに抵抗があるのはよくわかります。

私もそうです。

でも、今がまさに蓄えてきたお金を使うべきタイミングではないでしょうか?

パートナーの体調回復と、お二人が穏やかに過ごすための時間。これはお金で買えるなら安いものです。

ずっとアリのようにコツコツがんばってきたのですから、これからはキリギリスのように、もっとリラックスして今を楽しむのはどうでしょうか?

それでは、また何かありましたら、お気軽にメールください。

お元気で。

※灯りさんから以前いただいたお便りはこちらで紹介しています。

定年前に不安になっている人に私が思うこと。

定年後、お金の使い方を変えられるかどうか不安。贅沢するクセは直らないのではないか?

次は波さんのお便りです。

たまっていた写真の整理が進んだ

筆子さん、こんにちは。

気づけば、今年も半年が過ぎました。

今日は、年明けに決めた私の目標、スマホとパソコンにたまった写真を整理するチャレンジの報告をしたくてメッセージしました。

古い年から一年ぶんずつ順番に見返して、いらない写真を消していくチャレンジです。

パソコンだけでなく、スマホの中はためこんだ写真でぱんぱんで、容量がいっぱいになっていました。

先月ようやく直近の年まで追いつき、ひと通り見直すことができました。

途中、仕事が立て込んですっかり忘れていた時期もありましたが、なんとかすっきりできました。

消した写真を振り返ると、似たような構図の連写と、画面のスクリーンショットがとにかく多かったです。

後で見返すつもりで撮ったレシピや地図のスクショが、どっさり眠っていました。

先日、久しぶりに写真を探す機会がありました。

数年前に親戚から教わった煮物の作り方を、鍋の中身ごと撮っておいたんです。

法事で同じ料理を頼まれて確認したかったのですが、いくら探しても見つかりません。

でも、整理をしたので、どのへんの年を探せばいいかの見当がすぐについて、ないこともはっきりわかりました。

以前のように、ごちゃごちゃのまま何年ぶんもため込んでいるところで探していたら、丸一日かけても見つからなかったと思います。

結局その写真は処分してしまっていたようで、親戚に電話して作り方を聞き直しました。久しぶりに長電話になり、これはこれで良い時間でした。

整理の途中で、動画がそっくり手つかずで残っていることにも気づきました。

写真より重いし、中を見るのも時間がかかるので、後回しになっています。

今後は、動画にも手をつけようと思います。

筆子さんのおかげで、新しく撮った写真は週ごとに見直して消す習慣がついてきました。

新しいものを買わずに手持ちのものを活用

もう一つ、写真とは別に、変わったことがあります。

私は立ち仕事で、毎日たくさん歩きます。

何年も履いてきた通勤用のパンプスの底がすり減り、雨の日に滑って危ない思いをしました。

そろそろ替えどきだと思い、夜な夜なネットで新しい靴を探していました。見ているだけで楽しくて、気づけば一時間、ということもありました。

ところが、下駄箱を見直していたら、何年か前に少し奮発して買ったきり、二、三回しか履いていない歩きやすい靴が奥から出てきたのです。

当時は職場の雰囲気に合わない気がして、しまい込んだのでした。

あらためて履いてみると、歩きやすいし、職場にもじゅうぶんなじみます。

結局、新しい靴を買うのはやめて、長年眠っていたこの靴を毎日履いています。底を張り替えたパンプスも、あと一年は使えそうです。

以前の私なら、迷わず新しい靴をぽちっと注文していたと思います。

まず家の中を見てみる、すでに持っているもので間に合わせる、筆子ジャーナルの良い影響です。ありがとうございます。

それでは、長くなってしまいましたが、いつもたくさんの記事をありがとうございます。

これからも楽しみにしています。暑い日が続きますので、ご自愛ください。

波さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

今年は写真の整理をされたのですね。

私もずっとGmailの整理をしていますが、デジタルなデータは場所を取らないからこそ、大量にため込んでしまいますよね。

写真が探しやすくなってよかったです。

お蔵入りしていた靴を活用できるようになったのも、うれしいですね。

2026年の前半はシンプルライフが進み、いい時間を過ごせましたね。

後半も、充実した毎日になることを祈っています。

波さんも、お体に気をつけてお過ごしください。

写真整理のコツ:残す写真と捨てる写真を見極める5つの基準

noteの更新など

ブログで取り上げない話題や深掘り、私の日常日記はnoteというプラットフォームで更新しています。最近書いた記事にリンクします。

オール・オア・ナッシングの罠〜完璧にできないとゼロにしてしまう人へ|筆子のnote

7月のネイル:夏らしいオレンジ|筆子のnote

雨の日の過ごし方:エッセオンライン|筆子のnote

エッセオンラインにも新しい記事がアップされました⇒60代ひとり暮らし、8年以上続いている小さな習慣。雨の日でも暮らしを最大限楽しむ工夫 | ESSEonline(エッセ オンライン)

ブログと合わせてお読みください。

****

いつもいろいろなお便りをありがとうございます。

毎回楽しく拝見しています。

メッセージを読んでいて気づいたのですが、どちらも、過去にため込んでいたものを、今の生活に生かすという共通点があります。

灯りさんは長年がんばって蓄えてきた貯金を、波さんは奥にしまっていた靴を、今、楽しく暮らすために使い始めました。

お金にしろものにしろ、ただ持っているだけでは生きたエネルギーになりません。

今の自分を助け、心地よくするために、過去の自分が準備してくれたプレゼントだと思って、ありがたく使っていくのがいいと思います。

それでは、あなたも近況や記事の感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。

こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。

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