ページに広告が含まれる場合があります。
ミニマリスト的生き方に興味があるなら、1ヶ月間だけ、ミニマリストのように暮してみませんか?あなたの人生が変わるかもしれません。
ミニマリストになるのに何もかも捨てる必要はありません。考え方を変えるだけで大丈夫です。
ミニマリストの本質は、物を捨てることではない
ミニマリストを日本語にすると「最小限主義者」。持ち物が最小限の人のことだと思われがちです。
確かにゆるりまいさんや、佐々木 典士(ささきふみお)さんは、本当に物のない暮らしをしていますね。
ただ、ミニマリストになるために、「所持品を最小限にすること」を目標にすると、間違った方向に行ってしまいます。
多くのミニマリストの所持品が少ないのは、ミニマリスト的思考にもとづいて生活した結果ではないでしょうか?
ミニマリストは自分にとって必要な物だけを持つ人、そういう暮しを追求する人だと思います。
ミニマリストになるために思考を変える
ミニマリストになるには、「わたしはミニマリストだ」と思うことから始まります。
始めに思考ありきです。
その思考とは「1番大事なのは物ではなく自分なのだ」と考えることです。「物に使われる暮しではなく、自分が物を使う暮しをしよう」と決めた人がミニマリストです。
では、具体的にどうしたらいいのでしょうか?
自分にとって大事な物だけを持つようにします。大事な物を選ぶということです。
選ぶ物は物理的な物だけではありません。生活習慣や日々やっていることも、大切なものだけに絞り込みます。
以下に、ミニマリスト月間にチャレンジすることを30個書きます。あなたの状況に合わせて、生活に取り入れてください。
30日間ミニマリストチャレンジ
1:ゴミを捨てる
手始めに家にあるゴミをすべて捨てます。「いつか捨てよう」と思っているものが玄関にあったら、今日捨ててください。
2:ガラクタを捨てる
洋服でも靴でも本でも文房具でも書類でもぬいぐるみでも、「なんだか多いなあ」と思うものから片付けます。
合言葉は「これ、私、本当に必要なんだろうか?」です。必要ないと判断したら処分します。
捨て方はこちらを参考にしてください⇒断捨離初心者のための上手な不用品の処分の方法、モノの捨て方
3:もらわない
街角にある無料の販促品やサンプル、美術館や映画館にあるチラシや絵葉書。
持ち帰る前に考えてみます。「これ、私、必要なのかな?家に持って帰ってちゃんと使うのかな?」
必要ないものは、持ち帰らないようにします。
道ばたで販促品を差し出されたとき、銀行の人が粗品をつけてくれそうになったとき(最近はあまりないかもしれませんが)、自動的にもらってはいけません。
「これ、本当に必要なもの?」と考えてください。
4:買わない
物を買う理由は「あ、これ欲しい」ではなく、「これは私の人生に必要なものだ」です。
ミニマリストとしての、自分の人生に貢献してくれる物だけを買いましょう。
暮しに必要はものは思いのほか少ないです。たぶん、すでにあなたは必要なものはすべて持っています。
5:やりたいことをノートに書く
自分の人生で、これだけは、なしとげたい、と思うことを3~5個ぐらい書いてみます。
目標が達成できる方向に軌道修正します。
6:運動する
ミニマリストは自分を大切にする生き方。自分のからだも大切にします。健康でいるために運動は不可欠です。
運動の習慣が全くない人はまず歩くことから始めます。
ウォーキングのススメ⇒ウォーキングはダイエットと健康に不可欠、暮しの質も高くなる
7:タスクは最小限に
たくさんのことを1度にやろうとして、必要以上に忙しくなってはいないでしょうか?
ミニマリストは大事なことだけに時間をさきます。スケジュールの詰め込みすぎはよくありません。
忙しくて頭の中がわーっとなっていたら、紙の上にタスクを書き出し、やらなくていいものには、線をひっぱって、自分の人生の外に出してください。
「やること」のミニマル化は、物のミニマル化より威力を発揮します。
やることが多すぎると、それがストレスになって、買い物や、やけ食いに走ってしまうからです。
8:パーソナルケア・グッズの見直し
パーソナルケアグッズとは、シャンプーやヘアケア製品、化粧品、ボディ用の化粧品、石けん、香水、オーデコロン、マニキュアなどです。
こういうものを使いすぎてはいないでしょうか?
女性はもちろん、男性も意外と持っています。私の夫も複数のオーデコロン、歯磨き粉、ハンドローション、その他よくわからないものをバスルームに置いています。
肌やからだをきれいにするために、物をプラスするのではなく、マイナスすることを考えてみます。
シャンプーの頻度を減らしてみたり、時にはノーメイクで過ごしてみましょう。
9:メルマガを解除
読みもしないのに、なんとなく講読しているメールマガジンはありませんか?届いてもすぐに削除するメルマガは全部講読を解除しましょう。
本当に読みたいものだけにしぼるべきです。
10:スマホやタブレットの中身の断捨離
ダウンロードしたけど使わないアプリや、読まない電子書籍は全削除。
11:置物、飾り物の断捨離
好きでもないのに何となく飾っている飾り物、見ても特にうれしい気持ちにならない置物は撤去します。人にもらったものでも、捨てて大丈夫です。今はあなたの物です。
好きでもない置物はあなたにネガティブなエネルギーを送っています。
詳しくは⇒ガラクタをためこむ7つの弊害:不用品があなたをむしばんでいる~カレン・キングストンに学ぶ
12:SNSのミニマム化
ツイターならアンフォロー、フェイスブックならアンフレンド(友だちをやめる)します。RSS登録も減らします。
インターネットがなかったころは、こんなことせずとも充分楽しく生きていけました。
13:まったく何の予定もない日をつくる
平日、アフターファイブに予定を入れすぎていませんか?休息すべき週末に出かけてばかりいませんか?
何の予定もない日を作ってみましょう。時間がゆっくり流れます。
14:マルチタスクをやめる
マルチタスクは疲れるだけです。1度に1つのことだけやりましょう。
マルチタスクの弊害はこちら⇒マルチタスクが脳に負担をかけ仕事の効率を落とす理由。1つのことに集中しよう
15:テレビを見ない日を作る
テレビを全く見ない日を作ってみます。代わりに本でも読んでください。インターネットがなかったころに書かれた本がオススメ。
16:SNSの通知機能を切る
SNSで何が起こっているのか、すべて知る必要はありません。気が散るだけです。SNSをやめることができないのなら、せめてノーティフィケーション(お知らせ、プッシュ機能)を切ります。
17:デジタルデトックス
1日だけ、ずっとオフラインで過ごします。
仕事でどうしてもメールが必要ならメールチェックだけは、1、2回にとどめ、あとはインターネットを使いません。
デジタルデトックスのやり方はこちら⇒スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす
18:間食しない
現代人の多くは物を食べ過ぎています。間食しない日を1日だけ作ってみましょう。
19:代用する
何か足りないものがあるとき、店に買いに走る前に、家にあるもので代用できないか考えてみます。
簡単なところでは、ウエスを使うなんてどうでしょうか?キッチンペーパーやぞうきんを買わずにすみます。
ウエスの作り方⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
20:活用する
ずっとしまいこんでいるものはないでしょうか?1つだけおろして、きょうから使ってみてください。
お客さんのために取っておいたバスタオルや、特别な日のために取っておいたワインなどです。
21:机の上をきれいにする
机の上がきれいだと、頭の中もクリアになります。いらないものは捨てて、徹底的にきれいにしてみてください。
机の上の片付け方⇒今さら人に聞けない机の上の正しい片付け方:「きれい」のキープは難しくない
22:台所の流しをきれいにする
流しがきれいだと、なんだか気持ちがいいのです。
その理由はこちら⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
23:収納しない
物を片付けるとき、収納しようとしてはいけません。収納はネバーエンディングストーリーです。
きょう収納しても、また1週間後には収納です。一生続きます。
2度と収納しなくていいように物を捨てましょう。
24:パントリーチャレンジ
家にあるものを食べきります。
やり方はこちら⇒献立を考えるから食費が増える。ズボラ主婦だからできる究極の節約方法とは?
25:セールに行かない・セール品を買わない
「値段が安いから」という理由で物を買うのはやめます。必要なものを必要なときに必要な分だけ買います。
26:気になっていたことをやる
やらねばならないのに、先延ばしになっていることがあったらやってみます。すべて終わらせる必要はありません。
まずは15分間だけ、取り組んでみます。
27:早く寝る
いつも寝るのが夜遅い人は思い切って9時頃に寝ましょう。1日だけでいいです。世界が変わります。
28:財布の中をきれいにする
たまっているレシートやポイントカードを捨てます。ポイントを集めたところでいいことなど1つもありません。
ポイントカードを忘れると「あ、忘れてしまった、損した」と思い、ポイントカードがたまると「このポイントで何か買わなきゃ損だ」と思って、よけいな物を買ってしまうのです。
29:部屋の壁をきれいにする
なんとなく貼ってあるカレンダーやメモ、写真、絵葉書などを撤去します。スッキリします。
30:今すぐ行動する
今できることは、今すぐやります。後回しにはしません。ミニマリストは今を生きる人たちです。
たとえば
●目の前の不用品を捨てる
●使って出しっぱなしにしておいたものをしまう
●やりたいと思っていたことを始める
こんなことです。
すぐにやってください。