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気づけば、もう9月。
まだまだ暑いかもしれませんが、秋に向けて、節約魂に燃えている人に、シンプルな節約アイデアを5つお届けします。
今回紹介するアイデアは、ただ節約するのではなく、クリエイティブに行うことを主眼としています。
普通の節約は、つらくてできない。そんな人におすすめです。
夏の間に少しお金を使い過ぎてしまったという方も、何かと物入りな年末に向けて今から準備しましょう。
1.冷蔵庫とパントリーを掃除する
冷蔵庫とパントリーをまめに掃除してください。
食べ忘れている食品を発見する可能性が高いです。
残りものや野菜の切れ端をうまく再利用して食べきれば、食費を抑えることができます。
どんなふうに食べきるか。ここで創造性を発揮しましょう。
捨てるのは最後の手段です。
ちなみに、私は、野菜の可食部分は、すべてスープに入れてしまいます。
買った分をきっちり食べきることを意識すると、食品の無駄買いをしなくてすむので、人によってはかなり節約になりますよ。
参考⇒食品の無駄を出さない取り組みは、節約のレシピである(TED)
私は買ったものをさっさと食べきるほうなので、食品のデリバリーの直前はパントリーも冷蔵庫もほぼ空っぽです。
しかし、私のような人は例外中の例外ではないでしょうか?
これまで、人の家(実家含む)で、私の冷蔵庫ほど空っぽの冷蔵庫を見たことがありません。
備蓄は十分あるうえに、冷蔵庫やパントリーにも通常の食品があり、フリーザーは、後日、食べるために冷凍したものでびっしり。
そんな人が多いのでは?
食べ物がたっぷりあると安心できるし、豊かな気分になれるかもしれません。実際、備蓄も必要です。ですが、人に譲ることや腐らせて廃棄することが多いなら、ためこみすぎています。
冷蔵庫や食品庫を空っぽにする必要はありませんが、あとで食べようと思って買い置きしたものや冷凍してあるもののストックを、適正量まで戻すことを心がけてください。
パントリー(食品置き場)の中を片付けるときの7つの見直しポイント。
2.徒歩や自転車を活用する
近距離の移動は、車や公共交通機関を使わず、徒歩や自転車を利用して交通費削減を目指します。
「暑くてとても無理!」と思うときは、一駅か二駅分だけ歩いてみるのはどうでしょう? 最寄りのコンビニまでは徒歩や自転車で行くなど、近距離に限定すれば、実践できるかもしれません。
もしくは、暑い時間帯ではなく、涼しい時間帯に外出の用事を済ませるのもいいと思います。
運動不足も解消できますよ。
車を手放すのも1つの方法
思い切って車を手放すのも、大きな節約になります。
通勤や子供の送迎に必要だから、車は不可欠。そんな家でも、家族に1台ずつ必要とは限りません。
ライフスタイルを見直して、車の使用を減らす可能性を考えてみましょう。
たとえば
・テレワークにしてしまう⇒職場に行かなくてすむので、車を手放せるかもしれません。交通費が全額支給される場合、在宅勤務するモチベーションがわかないかもしれませんが、在宅で働けば、通勤時間も浮きます。
・職住近接をめざす⇒職場のそばに引っ越す、家のそばにある職場で働く
3.サブスクリプションの見直し
あまり利用しないサブスクリプションを見直して、毎月の支出を削減します。
以前、こんな記事を書いています⇒サブスク貧乏から抜け出す具体的な方法~手順と考え方。
見直す基本的な手順:
・利用しているサービスを金額とともにリストアップ
・今、ちゃんと使っているか考える
・今後も利用したいか考える
・本当に必要なものだけを選び、残りは解約する
・類似のサービスがある場合は、月ごとにローテーションする
言うまでもなく、利用をやめてしまうのがもっとも節約になります。
ドラマや映画を見るサービスは、人によっては、サブスクライブするより、単品買いしたほうが安くなる場合があります。
買うのがいやなら、図書館や友人にコンテンツを借りることも可能です。
サブスクはある意味、いろいろなサービスの抱き合わせです。複数のコンテンツやサービスが含まれていてオールインワンなので、ユーザーにとって利便性が高いです。
しかし、抱き合わせである以上、本当は必要のないコンテンツやサービスもたくさん入っています。
「自分には関係のないコンテンツやサービスにもお金を払っているんだ」と考えると、サブスクに対して、もっと厳しい態度を取れるようになるかもしれません。
サブスクがこんなにたくさんある状況は、わりと最近のことです。
私が子供のころは、ラジオとテレビのみを利用して、学級文庫の本を読んでいて、それはそれで楽しく暮らしていました。
コンテンツがたくさんありすぎて、その消費に追われているなら、サブスクリプションの見直し時です。
4.家族で節約チャレンジをする
家計の節約は、家族全員が同じ方向を向いていたほうがうまくいきます。
家族会議の議題として、月に1回は、節約法について話し合うのはどうでしょうか?
家族の1人だけ(夫または妻)が、節約を意識した行動をしていて、ほかの家族は何も考えていないことがよくあります。
あるいは、ちゃんと考えているけれど、それぞれの節約ポイントが違うため、言い争いが増えたり、結果的にマイナスになったりすることもあります。
節約を家族全員のテーマとして、それぞれが、毎月最低でも1つは節約法を提案するのはどうでしょう?
たとえば、今月は外食を25%減らすとか。
お互いに、さまざまな節約法を出して、効果があがりそうなものや、取り組みやすい節約法を1つだけ選び、最低1ヶ月は全員で試すようにします。
家事の協力を家族から得られないと悩む主婦は多いですが、「家事は全員でするもの」という意識が、家庭の中で浸透していないからです。
節約も同じです。家族それぞれが自分ごととして節約を捉えれば、今より節約できます。
30日間チャレンジを利用して、よさそうな節約法は順番に全部試してみましょう。自分の考えた案が採用されたら、誰だってもっとやる気になります。
マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
5.断捨離をする
最後は断捨離です。
不用品は手放したほうが節約につながります。
なぜ不用品を捨てるとお金が貯まるのか? その理由を7つ紹介します。
でも、不用品を捨てない人は、なかなかこの意見に納得しません。
「せっかく買ったものを捨てるのは、もったいない」「どれも、私のお金で買ったんですから大事です」。こんな声を何度も聞きました。
ガラクタを捨てると、自分の大切な資産が減るのだ……こう思っているようです。
この考え方は間違っています。
不用品はむしろ負の財産です⇒多すぎるストックをただちに断捨離すべき理由。過剰在庫は資産ではない
実際に、不用品を少し手放してみれば、このことにすぐに気づきます。
9月は、不用品を手放す月として、家のあちこちにたまっている不用品を手放してみましょう。
断捨離は、自分の生活をデザインすることなので、やってみるとクリエイティブな活動です。
自分なりにテーマを設定して、プロセスを楽しむようにしてください。
テーマのアイデア:
・引っ越しするなら、何を持っていく?
・トランク1つで旅をするなら、何を詰める?
・一人暮しするとしたら、どれを使うか?
・ここにあるものの中で、未来の私に必要なものって何?
・ミニマルライフにするなら、何が不用?
・死ぬまで持っていたい思い出品はどれ?
・私のカプセルワードローブ*は何?
*カプセルワードローブ:少ないアイテムで、様々なコーディネートを楽しめるように厳選した服の組み合わせ。
こんなふうにテーマを決めて取り組み、不用品の捨て方にも自分らしさを発揮してください。
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⇒節約するための当たり前の方法10選~裏技に走る前にきっちり押さえたい。
⇒衝動的に買ってしまって出費ばかり。貯金と節約ができない問題の解決法。
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節約に創造性を盛り込むことをおすすめしました。
節約を「やらねばならないつらいもの」と考えず、「私らしさを発揮できる楽しいプロジェクト」と考えてください。
楽しくなって、どんどん節約してしまうでしょう。