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断捨離で一番大変なのは、取っておこうか、捨てようか決めることです。決断するのに、メンタルパワーが必要ですね。しかし、中には別に何も考えずに捨ててしまって問題ないものもたくさんあります。
捨てることに不慣れな人でもできるプチ断捨離、今回は、考えなくても捨てられる7つの物を紹介します。
1.ほこりをかぶっている化粧品
ドレッサーや、バスルームのカウンターや引き出しの中で、ほこりをかぶっている化粧品はないでしょうか?マニキュアやアイシャドウなど。
ほこりをかぶっているということは、「使っていない」と考えて差しつかえないと思います。ほこりが何よりの物的証拠です。
掃除の仕方にもよりますが、ほこりをかぶっているものは、あまり使用されていないもの。ほこりは捨てるものを探す1つの目安になりますね。
私も、ほこりをかぶっていたヴァセリンリップを先日捨てました⇒たまりやすい物とはこんな物。断捨離チャレンジの途中経過:45個捨てました
化粧品は古くなると品質が落ちます。どのみち、ぐずぐず持っているべきではないのです。化粧品の使用期限の参考にしてください⇒口紅を最後まで使い切る方法。化粧品の使用期限も確認しておこう
2.古いカタログ
通販をよく利用する人は、部屋の片隅にカタログの山があるものです。付せんがいっぱい貼ってあるかもしれません。しかし、買うタイミングを逃したものは、もう買いません。
カタログは、きっちり止めない限り、また何ヶ月かすると送られてきます。古いものは何も考えずに捨てて大丈夫です。
今は、ネットで通販サイトを見られることが多いです。そもそも、カタログは、余計な物を買ってしまう元ですね。
カタログと一緒に古い雑誌があったら、それも捨てどきです。
3.お惣菜が入っていたプラスチックの容器
スーパーやコンビニで買ったお寿司、天ぷら、ひじきの煮物、ポテトサラダの入っていた容器、再利用しようと思って取っていませんか?
この手のプラスチック容器は再利用を想定していないので、中身を食べたらすぐに捨てたほうがいいです。
お惣菜はあまり買わないほうが、財布にも体にも環境にもやさしいですね。
お惣菜の容器を再利用しないほうがいい話はこちら⇒エコロジーを意識しすぎて大量のゴミをためる:ミニマリストへの道(51) 「プラスチックの容器は再利用しても安全なのか?」に書いています。
4.ATMから出てくるレシート
ATMを使ったら出てくるレシートというか取引の明細を書いた紙です。
こういうのです。
金額を確認したら、もういりませんよね?
日本のATMも同じだと思いますが、明細書を印刷するか、印刷しないか選ぶことができます。私は印刷しています。印刷してから、ちらっと見て、取引に間違いがないか確認しています。
さらに家に持ってかえって、パソコンで銀行(オンラインバンキング)に接続して、ちゃんと取引がのっているか確認し、それから破って捨てます。
機械が不調のこともあるので確認したほうがいいと思います。
しかし、この手の明細書は用が終わったら、すぐに捨てるべきです。口座番号の一部は伏せ字になっていますが、どこで、どういうふうに悪用されるかわかりません。
☆前回のプチ断捨離の記事はこちら⇒今すぐできる8つのプチ断捨離。捨てるのが苦手でもトライする価値あり
5.グリーティングカードや年賀状
誕生日カードや、メリークリスマスと書いてあるカード、年賀状などは、特に「捨てようか、捨てるべきか」考える必要はないと思います。
こういう紙ものの役割は、「メッセージを伝える」ということ。内容を読んでメッセージを受け取ったらもう必要ありません。
挨拶状を「思い出の品」と混同する人が多いです。まあ、中にはそういうものもあるかもしれませんが。
最近、インターネットでグリーティングカードを送ることが多いですが、そういうカードを取っておく人はいません。グリーティングカードを配信している会社のサーバーにあるので取っておくことなどできないのですが。
Eカードは、一度閲覧したら、閉じて終わりですよね?それで何ら困りません。メッセージをもらったとき、楽しんだり、ほっこりするだけでカードの役割は終わると思うのです。
そもそも、古い年賀状って読みなおしますかね?私は、グリーティングカードをもらったらしばらく飾って、頃合いを見て、捨てています。娘が、描いてくれたカードは厳選して残しています。
年賀状は出さなければ届きません⇒年賀状を出すのをやめる方法。無理に出すのはおかしくないですか?
6.箱
「空き箱、空き瓶、空き容器は不用である」と何度も書いていますが、本当にいらないのです。
特に箱は場所を取るだけ。きれいな化粧箱だと捨てるのがもったいないと思うかもしれません。この気持ち、よくわかります。私も箱が捨てられない人間でしたから。
私が「入れ物好き人間」だった話はこちらに書いています⇒どうしていつもぐしゃぐしゃなのか?あなたの家が片付かない最大の理由はこれ
ですが、現実問題として使いません。あるいは、無理に使うことになります。確かに世間には、こうした廃物をうまく利用している人がいます。
しかし、そういう人は、もともと所持品の数が少ない人ではないでしょうか?あるいは廃物を利用する才能のある人。私はそういう才能がなく、空き箱で棚がいっぱいになっていました。
7.エコバッグ
エコバッグは、いろいろなところでもらったり、買い物のついでに買ってしまい、たまりがち。今使っているもの2つか3つあればいいと思います。
一度に食料品を買う量が多い人は3つぐらいいるかもしれませんが、私のように、少しずつしか買わない人は1つで充分です。
特に古いエコバッグは捨てたほうがいいでしょう。エコバッグは意外に丈夫で、長く使えるかもしれません。が、使っているうちに、中はだんだん汚くなっていきます。
見た目が汚いだけでなく、バクテリアが繁殖しています。何せ、毎日のように、食品を運んでいる袋です。肉のパッケージから汁ももれているでしょう。
私が行くスーパーのうちの1件のお店では、肉を買うと、別の袋に入れましょうか、と必ず聞かれます。私は肉のパッケージはうすい袋に入れてるから、エコバッグに一緒に入れてもらってますが、衛生面を考えたら、別にしたほうがいいのかもしれません。
特に、いつも車のトランクに食料品を入れて運んでいる人は、バッグの中でバクテリアを培養しているようなものです。ただし、中を洗えば、バイ菌は退治できます。たまには洗濯機で洗うといいでしょう。
洗濯機で洗うと、バッグはほどなく崩壊しますが、エコバッグは延々と使うものではないのです。消耗品です。
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以上の7つ、何も考えずに捨てても大丈夫です。ただ、レシートだけはシュレッダーにかけるか、きっちり破ってください。
プチ断捨離シリーズ、好評なので、また続編を書きますね。