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「筆子ジャーナル」にいただいた読者のメールをシェアするお便り紹介コーナーです。
今回は、今月半ばあたりにいただいたお便りから4通選びました。内容は
●最強の節約法
●物をストックしすぎない工夫
●断捨離したら、自由になれた話
●邪魔な卒業アルバムを捨てたらスッキリ。
以上の4つです。いずれも、それぞれのシンプルライフな様子がとても参考になります。まず、まりもさんのお便りです。
最大の節約は買わないこと
件名:親の借金から見えた私の消費生活
毎日の記事更新を楽しみにしております。
3人の子もち40代半ば主婦、まりもです。
実家の親に200万円の借金があります。
結論からいいますと、親の借金なのでいろんな考え方があるでしょうが、私は返済を手伝ってあげたいと思いました。
食べ盛りを含む3人の子持ちで、もともと贅沢はしていない(と思っていた)生活費からどうやって捻出するのか、、、いろいろありましたが、最大の節約は買わないこと、という答えに行き着きました。
もちろん食費や生活必需品は買います。育ち盛りでもあるので。
カード明細を洗い出し、銀行引き落としをチェックしたところ、意識せず使っていたものが見えてきました。
お金の心配をしているあなたに、という4月8日の記事がとても参考になりました。
買わないチャレンジも始めました。
はじめてやるのでまず30日チャレンジを一度やってから、最終的には完済までの期間やろうと思っています。
はじめてみると、買い物に行くと今までの買い物に対する心の姿勢がみえてきました。
整理して家はずいぶんすっきりしてきたけれど、前ほどではないとはいえ捨ててはまた買い足していた部分もあったなぁと反省しています。
ときめくものに囲まれる生活とか、素敵なブログとかは一歩間違えば私にとっては無駄遣いの元になるんですよね。
よりいいものに買い換えるならいいよね、なんて。
ものを減らしつつ、また今あるものを大切にしながら、今よりもっと素敵な暮らしを目指すことができそうです。
借金という一見、負の出来事を通してではありましたが、思いがけない副産物(?)を得られてよかったです。
筆子さんの記事をいいタイミングで読むことができてラッキーでした。
借金の返済もですが、また暮らしがアップグレードできそうです。
筆子さんの記事、これからも楽しみにしています。
いつもありがとうございます^^
まりもさん、こんにちは。メールありがとうございます。
ご両親の借金がきっかけで、自分のお金の使い方を見直すことができてよかったですね。
ピンチはチャンスなので、これからますますいいことがあると思います。
自分が何にお金を使っているのか冷静に調べてみると、けっこう無駄遣いをしているのがわかりますね。
私もまだまだ反省の日々です。
育ち盛りのお子さんがいるそうですが、無駄な物を家に入れないようにすると、たとえ子供が食べる分が増えても、支出は減っていきます。
先日紹介した、ゴミなし生活を実践しているベア・ジョンソンさんの本にそう書いてありました⇒ベア・ジョンソンに学ぶゼロ・ウェイスト・ホームを作る5つのルール(TED)
私たちは、便利さと引き換えに、すぐにゴミになるものを買い過ぎているようです。
借金の返済が早く終ることをお祈りしています。健康に気をつけてがんばってください。
お金の心配を解消する方法はこちら⇒お金の心配で疲れているあなたに。経済的な不安を手放す方法。
買わない挑戦について⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
30日間チャレンジとは?⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
次はTさんより。
在庫を持ちすぎないための工夫
件名:私なりの工夫
筆子さんの返信で「靴の数にこだわらなくても良い、人それぞれ」と頂いて、「そうだ、靴が必要で欲しければ買えばいいんだ」と自分を許す感情が芽生え、すごく気持ちが楽になりました。
以前はミニマリストに憧れて、「ミニマリストになるためには、靴は4足以上あってはならない、そうでなければ幸せになれない」という完璧主義や変な思い込みの思考に縛られていました。
靴の替わりと言ってはなんですが、今は「手拭い」にはまっています。
きっかけは近所の温泉によく行くのですが、体を洗って拭いたり、ハンカチ、ヘアバンド、ランチョンマット、枕カバー、家ではティッシュBOXカバー、ブックカバー、鍋つかみ、ペットボトルカバー等さまざまな用途があり、季節で色んな柄があるので、気づけば60枚くらいになっていました。
でも罪悪感など無く、これからも気に入った柄が有れば購入しますが、用意してあるBOXに入らなそうであれば、買うのをやめようと思います。
断捨離を意識して生活を続けている現在ですが、最近は
◆SNS、メルマガ解除
◆買い物前に在庫チェックし、ギリギリまで買わない
(以前は在庫が無くなるのが怖くて、新しい物を開けたら直ぐに買っていた)
◆乾物や缶詰などは買った日付を記入し、1ヶ月以内に使う、マヨネーズやケチャップ、調味料等は開封した日付を書いておけば、大体どれくらいでなくなるのか予測できるので、次に買うときは焦って在庫を買わなくなる
これらの工夫はまだ始めたばかりですが、なくなる不安から解消されつつありますし、ギュウギュウだった在庫スペースに空きが出来るので、心の余裕にもつながり、少し嬉しいです。
最近は「自分には人に役立てるスキルが何かないか、なにか勉強しようか」と思うようになりました。
ここまでの長文をお読みいただきありがとうございます。
毎日ブログを楽しみにしています。
お体御自愛ください。
Tさん、こんにちは。メールありがとうございます。
人によって、必要な物は違うので、物の数にこだわることはないですね。外を見るのではなく、中(自分の心)を見るほうが、楽しいミニマルライフになると思います。
さて、さまざまな工夫を教えていただき、ありがとうございます。
ストックをしすぎない生活、続いているでしょうか。別にストックしなくても全然平気ではないですか?
本当に必要になってから買い物すると、不用品がたまりません。ぜひこれからも工夫しながら続けてください。
次はKさんからです。
こだわりがなくなり自由に生きられるように
件名:筆子さんのおかげで、生活が充実してきました。
初めまして。53歳専業主婦です。
最初は、断捨離の参考にするつもりで、毎日2回読ませていただいていました。今年に入って、気になるタイトルの記事だけ読むというスタイルに変わりました。ブログを読む時間の断捨離をしたんです。
筆子さんの影響で、湯シャン・タモリ式入浴法を始めて、1年です。
宇津木式スキンケアにも挑戦し、水洗顔にして、肌の調子が良くなりました。
断捨離も、頑張りました。一通りいらないものを捨てて、落ち着いていたのですが、この春、娘が家を出ていき、さらに捨て始め、今週末、大型ごみを、どっさり出す予定です。床に占める家具の面積の割合が減ってくると、すっきりして、嬉しいです。
ずっと、夕食後のシンクの後片付けは、翌朝していたのですが、夜のうちにシンクをきれいにしてみたら、思っていた以上に気持ちよくて、(今頃気づくなんて・・・)と恥ずかしくなりました。・・・筆子さんが、何度も書いていらっしゃるのに・・・。
夜片付けようと思ったきっかけは、食洗機を捨てたことです。家族が減ると、手洗いの方が楽になったんです。食洗機のスペースが、すっきりして、台所が明るくなりました。テーブルの上に置いていた水切りカゴを、シンク横にしたら、便利で、テーブルもすっきりして、袋のまま置いていた果物を、皿の上に飾るようにして置くようになりました。
玄関の掃除も最近、頑張るようになりました。出しっぱなしだった娘の靴がなくなり、すっきりです。陶芸教室に通っているので、プラスチックの傘立てをやめ、自作の陶器の傘立てを置くのが、目下の目標です。
ドミニック・ローホーさんの本を読み、柘植の櫛を、今日ネットで注文しました。届いたら、プラスチックのブラシを捨てるつもりです。椿油を、買おうかなあ、と検討中です。
ものの考え方も、ずいぶん変わってきました。変なこだわりがなくなり、とても自由で楽な生き方ができるようになってきました。これは、年齢のせいもあるかもしれません。
いろいろと、思いつくままに書いてしまいました。感謝の気持ちを伝えたかっただけです。返信不要です。読んでいただけたら、嬉しいです。これからも、お元気で、ご活躍ください。
ありがとうございます。
Kさん、ブログの感想、ありがとうございます。1年も愛読してくださっているのですね。重ねてお礼申し上げます。
そうなんですよ。シンクをきれいにすると、気分いいのです。
娘さん、自立されたんですね。おめでとうございます。うちの玄関も家族の靴が並んでいて、シンプルとは程遠いですね。自分は少ししか靴を持っていないのに。
断捨離を続けて、いろいろいいことがあったそうですが、気持ちが楽に自由になるのが最大のメリットですね。
さて、片付けが終わったら、もう私のブログは読まなくていいです。その代わり、物を増やしすぎて困っている人に、このブログのことを教えてあげてください。
湯シャンについて⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ
ドミニック・ローホーさんの本はこちらで紹介⇒片付け本というより哲学の本?ドミニック・ローホーの「シンプルに生きる」の感想
シンクをきれいにする話⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
最後はJさんからです。
卒業アルバムをみんな捨てました
件名:卒業アルバム
4月12日のお便り紹介で卒業アルバムを捨てたとありましたが、私も一昨全ての卒業アルバムを処分しました。年を取るにつれ記憶力が衰えるのに、記憶を喚起するものを無くすのはどうなんだろう?と思いましたが、思いきって処分してみると特に必要なかったことに気付きました。
日常の中でふと何かを見て、その連想からかつてを思い出すことはしばしばあるので、それで充分なように感じます。
それに卒業アルバムはサイズが大きく重いので、置いておくだけでストレスを感じ、無くなった今は気分も空間もとてもすっきりして楽です。
あと長年、自分と子供の臍の緒を引き出しの中に保管していましたが、持っている理由がどうしても分からなくて、息子に「いる?」と聞いたら、即答で「んなもの、いらない」と言われたので処分しました。これは日本だけの習慣なのか、何のために取っておくのか不思議です。
世間でどうあれ、自分にとって意味が分からないものを手放すのは、今を生きるには必要なことだと思いました。筆子さんの記事を読んでいると、こうしたことにも自信を持つことが出来て本当に感謝しています。
これからもバリエーションに富んだ記事を楽しみしています(^_^)
Jさん、こんにちは。
ストレスが減ってよかったですね。
私は卒業アルバムにはまったく思い入れがありません。見れば昔のことを思い出すでしょうが、別に思い出さなくても、毎日生きるのに不足は感じません。
Jさんが書いておられるように、物がもなくても、自然に過去のことは思い出します。
へその緒は、日本独特の風習ではないでしょうか。少なくともカナダでは取っておきません。
日本では出産の記念の品として大事に保存するのだと思います。しかし、出産は、1つひとつのイベントが強烈なので、記念品がなくても忘れないはずです。
以前こちらの記事でへその緒についてふれています⇒優柔不断な人に贈る、捨てることが加速する7つの質問リスト。 「7.これって何かの身代わりじゃない?」の箇所です。
この記事を書くときちょっと調べたのですが、地域によっては、(子供ではなく)母親が死んだとき、お棺に入れる風習があるそうです。
確かに自分が意味を見いだせない物を持っていることはないですね。これからも、今の生活を楽しんでください。
卒業アルバムを捨てた話はこちらで紹介しています⇒多すぎるモノは人生に不幸をもたらす。少ないモノで快適に暮らしたい。
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いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。
先日、ブログを読むのに時間を取られて、肝心の片付けができない、というメールをいただきました。読まなければいいのです、読まなければ。
断捨離や片付けの記事を何十時間読んでいても、部屋は片付きません。
先にその日の片付けをやってからご褒美としてブログを読んだり、本を読むようにするといいのではないでしょうか。