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読者のお便り紹介コーナーです。今回は2018年6月~7月にいただいたメールから、はじめての方のお便りを3通選びました。
それぞれ、いろいろ捨てている最中で、断捨離体験を教えてくださっています。
みなさんが手放したものは以下のとおり。
・雛人形
・ファングッズ
・いろいろなもの
では、まず、雛人形を捨てている最中だというオリーブさんのお便りです。
親からもらった雛人形を捨てる決心をした
件名:やっと3分の1処分しました。
毎日ブログ楽しみにしております。
お洒落、素敵片付けブログとは一線引いた内容、言葉選びが痛快で読ませていただいてます。
さて、私が筆子ジャーナルにたどり着いたきっかけは『ひな飾り』『着物』の処分に迷っていた時です。
当方、50歳、夫、大学生子供2人。
下の子が女の子でしたので、借家住まいの時は7段飾りの上段のみ雛人形を飾りました。
私と姉が子供の頃に買ってもらったもので実家から持ってきました。
一軒家に住む事になった時には7段飾り全て持ってきて飾りました。
娘も20歳です。
今年はなんとか上段だけ出しましたが、なんだかモヤモヤしました。
ずっと捨てたいと思いながら捨てられず、とりあえず出してみたものの、確実にもう捨てたいと感じているからでしょうね。
私と姉に揃えてもらった雛飾り。
もうお役は終わったと思います。
雛飾りを大事にすることで何か親の愛情を受けているという錯覚? 甘ちゃん精神はもういらないのですよね。
私はもう50歳、両親80才なのですから。
それより、もっと親に会いに行くなり、家のこと手伝うなり、いま必要な親孝行があるだろう! とやっと思いまして。
遅いですね。
全て一度に捨てられないので、今日は全ての部品を捨てました。
7段のスチール棚は他の不燃ごみと一緒にゴミ処分場に持ち込みます。
人形15体は人形供養に出すか、次の日常ゴミに出す考え中。
ゴミ収集車が行った時はすっきりしたのに、今、コメント書きながら、いろんな想いがふつふつと湧き上がり、少し泣きそうになりました笑
私が持って来なければ実家の納屋に放置されていた雛人形。
私が責任持って処分しないといけません。
長々とすみません。
この気持ち誰かに聞いてもらいたかったのです。返信不要です。ありがとうございました。
オリーブさん、お便りありがとうございます。
人形を捨てる決心がついてよかったですね。
その人形、まだきれいで市場価値があるなら、リサイクルショップにだして、ほかの人に使ってもらうようにしてもいいかもしれませんね。
雛人形の写真を外国の人に見せると、「おお! なんて美しい!」とたいてい言います。見る人が見れば、ひじゅうに魅力的な商品です。
両親からもらった雛人形や、着物、ピアノといったものは、捨てにくいですね。たとえ、それを邪魔に感じていたとしても。
こういうのは、実用品というより、すでに思い出の品とか、親と自分をつなぐ物になっています。すごく、感情がからみついているわけです。
よって、処分を思い立ったときに、いろいろ考えることになります。自分と親との関係とか、これからどんなふうに生きたいかのか、とか。
それだからこそ、もやもやしたまま持ち続けるより、捨てる決心をして行動を起こしたほうがいいと思います。
私は、思い出の品を捨てたとき、以前あったことを改めて思い出し、よりポジティブな体験に昇華できました⇒捨てれば捨てるほど思い出が豊かになるカラクリとは?~カセットテープを断捨離して気づいた真理
これは、実際、自分で捨ててみないとたどりつけない境地だと思います。
「親からもらった物を捨てるのは、親不孝だ」と思い込んでいて、単に捨てないほうが楽だから、持ち続けている人には、一度、この点を考えてほしいですね。
お母さんからもらったミシンを捨てて、解放された、という方のメールを紹介しています⇒母にもらった30年もののミシンを捨ててわかったこと
着物を捨てる話⇒親が買ってくれた着物を断捨離する方法。捨てることで幸せになる方を選ぶ
次は、ファングッズを捨てたぺろさんのメールです。
7割、物を捨てた
件名: 身軽になりました。
私はこの度、7割ほどの荷物を処分することが出来ました。
六畳に小さな押入れが付いてる部屋にいます。
定期的に掃除しているので見た目は散らかってないのですが、気持ち悪さを感じていました。
その原因は、押入れと収納引出しとカラーボックスにキッカリと物をいれていたからでした。
物は沢山あるのにボロボロの物もあり、持っているようで持っていませんでした。
上手く説明できないのですが、押入れにしまっている荷物をさわるたび、自分の深いところを知り見せつけられる気持ちになっていました。執着や依存や欲しがりや。
難関は大好きなミュージシャンの諸々でした。人様はどうしているのだろう? と調べて筆子さんのサイトに来ました。
日常で使えるグッズ、気に入ってる本数冊残して処分しました。
これは大きな成果です。大好きな人の物がカビ臭かったのも処分の引き金になりました。
それから他の筆子さんの記事を沢山読みました、処分できるまでは他人軸でもかまわないと思い、そうだと思ったことは実行し、だいぶ捨てられました。
まだ処分しようと思いますし、使っているのに放置していたボタンのほつれなど毎日少しずつ完了させています。
大仕事が出来たので周りに話したい気持ちはありますが、友達は贈り物してくれるので、誤解を招きそうな話なので、お礼も兼ねて代わりに筆子さんにお話しさせてもらいます。
ありがとうございます。
ぺろさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
身軽になれてよかったですね。
収納ケースやカラーボックスに物をびっしり入れていたさまが目に浮かぶようです。
私も若いころ、カラーボックスを並べてレコードやカセットテープ(これは靴箱に入れていた)をびっしり収納していました。
整理整頓してきれいに収納してあればいい、と思いがちですが、本当はいらない物を、きれいに並べているのって、なんかむなしいですよね。
使わないと、劣化するので、大事な物ならもっと日常で使ったほうがいいですね。
メモラビアみたいなものは、しばしば眺めるとか。しまいこまずに、写真をとってブログに、自分の思いとともに記録するとよいかもしれません(芸能人は肖像権を持っているので、顔写真などは一般公開しないでください。ファングッズの公開に関しては、ファンクラブに確認をとるとよいでしょう)。
お友達にも、断捨離のこと、話してみてはどうでしょうか。 いいことがあったら、みんなにシェアしたほうがいいですからね。
思いを循環させる話⇒物を捨てられないと悩んだら、3つの流れを意識してみる
ぺろさん、これからも、適量を楽しむ生活を続けてください。
ファングッズの処分について⇒ファンクラブのグッズが部屋にゴロゴロ。断捨離すべき?:読者の質問に答えます
こちらも同じ主旨の記事です⇒彼氏がツアーグッズを大量に集めるので困っています:読者の質問に答えます
最後は、1000個チャレンジをしているIさんです。
気持ちに余裕が生まれた
ネットサーフィンの末に断捨離、ミニマリズムという考えを知って、筆子さんのブログに出会って、しばらく経ちました。(はっきり覚えていないのですが、1年~半年くらい経ちます)
もともと家事をこなす面倒くさくない方法や、簡単な節約方法、スッキリしたインテリアの記事を読みたくてのネットサーフィンでしたので、はじめは断捨離をしよう等は考えていませんでした。
なぜだか、私は不用品はもっていないし、持ち物も少ないという謎の自信さえ持っていましたので(笑)
なのに、家の中はスッキリしないし、家事にも仕事にも追われて忙しいし、出費は増えるしで、いつもストレスフルでした。
どのサイトを見ても全然腑に落ちず、ネットサーフィンを繰り返していた時、読んで満足できるのはいつも筆子さんのブログでした。シンプルライフのいろいろなサイト等を読み漁りましたが、筆子さんの記事がいちばんストンと入ってきます。
筆子さんの記事のおかげで、私のスッキリしない日常は、物のせいなのかな、と思い至り、断捨離をはじめることにしました。
最初の行動は捨てる、だけで、断つも離れるもできなかったのですが。
ちょっとずつ捨てはじめて(物だけでなく、やらないといけないとずっと思っていた事なども)、しばらく経った頃(これもどれくらいの期間か覚えていないのですが)、ふと気付くと、気持ちに余裕が出来ていました。
余裕ができたので、新しいことをふたつはじめました。
ひとつは、結婚10年目にしてはじめて、家計の予算を決めたことです。(今までは最低限の貯金だけで、あとはパーっと使っていました)予算を守るので、断つ、の意識が生まれてきた気がします。貯金も増えそうです。
もうひとつは、1000個捨てチャレンジです。
筆子さんの記事に、昔、捨てたものだけをブログにアップしていた、とあったのにならって、ツイッターをはじめて、ツイッターに捨てたものを書くようにしはじめました。(ブログはいろいろ面倒くさそうだし、紙に書くのも面倒なので)
家計の予算も多めだし、チャレンジのルールもゆるいですが、ぼちぼちと楽しんで取り組んでいます。
日々の暮らしに追われて、いっぱいいっぱいだった時には感じられなかった、希望を感じています。
それも筆子さんのブログのおかげです。というと大げさですかね。
長くなってしまいましたが、筆子さんのブログのファンです、とお伝えしたかったのです。
これからも更新楽しみにしています、お身体に気をつけて、頑張ってください。
Iさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
希望を感じられるようになってよかったですね。予算を立てられるようになったのも、素晴らしいです。
予算立てると立てないとでは、貯金高に大きな差が出ます(体験済み)。
私のブログのおかげというより、Iさん自信が行動を起こした結果ですね。同じ記事を読んでいても、まったく動かない人もいますから。
捨てたものをツイターでつぶやくのはいいアイデアですね。
アナログでもデジタルでも、ちょっと記録をとってみると(アウトプットすると)、頭のごちゃごちゃを解消できるし、少しずつ前に進んでいることが可視化できるし、あとでその記録を見直したり検証したりできるし、ある程度ログがたまれば達成感も生まれます。
いいことだらけです。
ツイッターなら、フォロワーと交流もできるから楽しいですね。
Iさん、これからもいろいろ工夫して、楽しい毎日を送ってください。
1000個捨てる話⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方
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きょうは、さまざまな物を捨てた読者のメールを紹介しました。
いつも、4通ぐらい取り上げていますが、今回は、長めのメールが多かったので3通にしました。
物を捨てたら、焦りやイライラがなくなって、明るい気分になってきた、身軽になれた、という方が多いです。
多すぎる物はすごく人の気持ちを重くさせるのです。
最近は、大きな物を捨てるにはコストがかかりますが、小さい物だったらゴミの日に出すだけです。難しくありません。
まだ、何も捨てたことがない、という人は、ぜひ一度、不用品を捨てることを試してください。
いつもたくさんのメールを本当にありがとうございます。次回の読者のお便りコーナーをお楽しみに。