たくさんありすぎて何から始めていいのかわからない:着ない服を捨てない理由と、うまく捨てる方法(27)

ファッションをミニマルに

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ほとんど着ない服、ただクローゼットにぶらさがっているだけの服、タンスの肥やしになっている服。

そんな服を捨てられない理由を検証しています。

捨てられない理由28は

何から始めていいのかわからないから

これを考えてみましょう。

すごくたくさん服があるため、これからしなければならない作業のことを考えると、頭がくらくらする、気持ちが負けてしまう、圧倒されて動けない。

そんなときはどうしたらいいのでしょうか?

1.とりあえず深呼吸する

まずゆっくり深呼吸してください。

5回ぐらい。

これから相手にするのは服です。

いちいち、「わ~~~っ!」とパニックになることはありません。

単に不用な服を1つずつ捨てていけば、遠からず、クローゼットやタンスの中は片付き、部屋もきれいになります。

服が細胞分裂したり、自分自身をコピーしたりして、どんどん数が増える、ということは絶対起きません。

これ以上増えないし(買ったら別ですが)、向こうから攻撃をしかけてもこないし、どこかに逃げていくわけでもありません。

落ち着いて、1枚ずつ捨てる作業をすればいいのです。

2.タスクを書き出してみる

どうしたらいいのかわからない~~~っ!

となるのは、これからするべきことの把握が、大雑把すぎるからです。

「なんだかよくわからないけど、服を捨てなくちゃだめなんだよね」と悲壮な気持ちになるから、怖気づいてしまうのです。

これからやるべきことや、やりたいことを紙に書き出してみましょう。

手書きがおすすめです。

書き出すだけで、気持ちが落ち着きます。

具体的なタスクに細分化する

書き出しても、動き出せない人は、「服を捨てる」というあいまいなタスクを、もう少し具体的なタスクに細分化します。

洋服だんすの中にある、いらない服を片付けるとしましょう。

この場合、以下のタスクが考えられます。

・洋服だんすの上段の扉をあける

・中にある服を一覧する

・もう着ない服をハンガーからはずす

・ハンガーからはずした服を資源ごみの袋に入れる

かなり、細かく作業を書いてみました。

ここまで細かく書かなくても、作業を開始できると思います。

ですが、もし、まったく動き出せないのなら、どこまでも小さくて具体的な、今すぐできる作業まで細分化するのがコツです。

細分化について⇒大事な書類もどうでもいい紙も床の上で堆積しているときの片付け方(汚部屋改善)

3.1度に1つずつ

1度にたくさんのことをやろうとすると、圧倒されます。

「あれも、これも、それもやらなくちゃいけない」と思ってしまうからです。

そうではなく、今、取り組んでいるタスク1つに集中してください。

どのみち、人間はこの瞬間に1つのことしかやることはできません。

どんなにすごい偉業でも、1度に1つずつ行われたタスクを積み重ねです。

「わ~~~っ」とパニックになることが多い人は、衣類の断捨離に限らず、ふだん、何をするときにも、シングルタスクをすることをおすすめします。

1つずつ仕事を片付けよう。シングルタスクをする7つのコツ。

4.終わりを決めておく

「やることがたくさんあって大変だわ~」と思うのは、終わりを定めていないからです。

今日1日ですべてを終えようとすると、それはすごく大変なタスクに思われ、気持ちが圧倒されます。

そこで、「ここまでやったら終わり」というラインを決めておきます。

たとえば

・引き出し1つ片付けたら終わり

・15分断捨離したら終わり

・アウターの見直しがすんだら終わり

・もらった子供服のお古の整理がすんだら終わり

こんな感じにあらかじめ決めておきます。

これまで不用品をろくに捨てたことがない人は、何か1つの片付けを、15分ぐらいやったらその日は終わり、としてしまったほうが続けやすいと思います。

5.タイマーを使って作業する

3分/5分/10分/15分など、短めの時間を設定し、タイマーをかけながら作業します。

時間のリミットを作っておくと、その時間中、しっかり集中できます。

制限時間なしに、ダラダラと不用品を捨てていると、捨てようか、キープしようか、どこまでも迷います。

締め切りのない仕事は、いつまでも終わりませんよね?

これまで、いらない服を、しっかり捨てられなかったのは、タイムリミットをもうけていなかったからかもしれません。

「そのうち時間があるときに片付けよう」とぼんやり思っているだけだと、いつまでたっても片付きません。

タイマーについて⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法とは?

自分で締め切りを作ったほうがいい話⇒先延ばしをする人としない人は何が違うのか?(TED)

6.捨てやすいものから捨てる

捨てるハードルの低いものから捨て始めて、徐々に加速すると、捨てる要領がわかってくるし、明日も明後日も継続できます。

捨てるのが苦手な人でも、捨てやすいものは、値段が安いもの、あまりかさばらないもの、見た目がよごれていてどこまでもゴミに近いものです。

多くの人は、値段が高いものを捨てようとすると、「高かったのにもったいない」という気持ちになります。

高かった服を捨てるのはお金を捨てるような罪悪感があり、捨てられません。

そこで、安価なTシャツや下着、ソックスなどから手がけるといいでしょう。

このような衣類はかさばらないので、引っ張り出すのも、ゴミ袋に入れるのも簡単です。

どんな服を捨てやすいかは、人によって違うので、自分の心に聞きながら、簡単なものからタックルしましょう。

7.とにかく捨て始める

「どこから捨てたらいいのかわからないよ~」と立ちすくんでいる人に、もっともおすすめしたいのは、「とにかく捨て始めること」です。

どんなことも、実際に始める前は、「こんなふうに大変なんじゃないかしら」「あんなふうに失敗するんじゃないかしら」と、不安が先に立ちます。

うまくいくことより、うまくいかないことを想像してしまうのです。

これは、人間の脳の習性の1つです⇒幸せは見つけるものではなく、作りだすもの(TED)

失敗することが嫌いな完璧主義的傾向のある人ほど、そう思って動き出せません。

先日もこの点について書きました⇒仕事をやめようかどうしようか悩んで、毎日が暗い←質問の回答。

不用品を捨てることは、実際に始めてみると、そんなに大変な作業ではありません。

だって、いらない物を捨てるだけですから。

英語に、It’s not rocket science. という表現があり、ひじょうによく使われます。

直訳すると、「それはロケット科学ではない」ですが、「ロケットを作るときに用いる高度な技術や知性、複雑な思考を要することではない」⇒「誰だってできる簡単なことだよ」という意味です。

いらない服を捨てることも、ロケットサイエンスではありません。それは、ごく簡単なことで、誰でもできます。

「いったい、何から始めたらいいのぉ?」と心配する人は、行動を始めないゆえに、それが、すごく難しいことであり、大変なことだと思っているだけです。

やり始めてみたら、ごく単純なタスクだということがわかるでしょう。

☆この続きはこちら⇒この服、高かったから:着ない服を捨てない理由と、それを乗り越えちゃんと捨てる方法(28)

☆このシリーズを最初から読む方はこちらから⇒着ていない服を捨てたい。でも、捨てるのはむずかしい。そんなときはこう考えてみる(その1)

これまで取り上げた捨てない理由

1.捨てるメリットがピンとこない

2.捨てるのは面倒

3.もったいない

4.心が痛む

5.持っていなければならないという義務感あり

6.ギフトだから

7.収納する場所があるから

8.どれを捨てたらいいのかわからない

9.思い出があるから

10.ウエス用に取っておく

11.捨ててもいいのかどうかわからない

12.罪悪感を感じるから

13.娘が着るかもしれないから

14.とてもかわいくて見てるだけで満足だから

15.忙しいから片付ける時間がない

16.着るものがなくなってしまいそうで心配

17.いつか仕事に戻るとき、必要になるかもしれないから

18.たんすやクローゼットに服がぎっしり入っていないと不安

19.いつも同じ服を着ているダサい人だと、他人に思われたくない

20.そのうちメルカリで売るから

21.コーディネートが苦手だからたくさんアイテムがいる

22.特別な時ようの服だから

23.服を捨てるのは損だから

24.手作りの服だから

25.質のいい服だから

26.部屋着やパジャマにするから

27.新品同様だから

不用な服を捨てられない理由、もうないと思いますが、もしまだ何かありましたら、お気軽にメールで教えてください。

*****

これからする作業に気持ちが負けて、捨て始められないときの対策をお伝えしました。

連休中、仕事の人も多いと思いますが、もし、時間があったら、服の片付けをやってみてください。

1日15分でOKです。

つまづいたら、どこでつまづいたのか、メールで教えてください。一緒に打開策を考えていきましょう。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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