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買い物習慣に関するお便りを紹介します。いずれも記録を取る話です。
内容:
・スマホに記録して買い物を振り返った
・30日間待つノートを書いた
まず、スマホで買い物ノートを作ったというののんさんのお便りです。
買い物を振り返ってみた
ののんと申します。
ここ数年、筆子ジャーナルを読んでいます。物の減らし方、お金の管理の仕方についての記事を中心に定期的に見ています。
今朝、ふと思い立ってネット通販での買い物について記録しましたのでご報告します。
筆子さんの記事や著書を読んで、買い物ノートをつけたほうがいいなあと前々から思ってはいたのですが、行動していなかったのです。
通勤電車の中で、自分一人のLINEグループを作り、「通販で買ったものリスト」と名前をつけました。
次にGmailの受信メール(Amazonの注文明細、ネットスーパーの控えなどが溜まっている)を開き、
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0419(日付)Kindle 日本の歴史5 源氏と平氏(買ったもの)516円(値段)
安徳天皇が気になって漫画を買いすぎた。(この買い物は成功だったとか失敗だったとか、反省文)
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↑このようにざざっと打ち込んでは投稿していき、電車通勤の中の10分ほどでも、1ヶ月分のメモを打ち込むことができました。
メールを溜めっぱなしで家計簿をつけることもしていなかったので、直近のものだけでもすべて書き出すことでメールボックスもさっぱりしました。
上のメモにある買い物はKindleの歴史漫画です。
Twitterのトレンドワードを見て大河ドラマを視聴し、背景を知るために知識を得たいと安易にKindle本を購入しました。
結局1回しか読んでいません。← そもそものきっかけがSNSに踊らされているなと、書きながら認識しました。
さらにこの後、歴史漫画って子供の頃読んだなぁ〜と懐かしんで大河と関係ない伝記漫画も2冊くらい買ったのです。
こちらは何度か読み返しましたが、ここ半月くらいはもう存在を忘れていました。
振り返ると、図書館で事足りたんじゃないかな〜と切に思います。徒歩圏内にあるのに。安易にポチッと買ってしまった。
過ぎたものは仕方がないので、この買い物メモを書いているときの痛みを胸に、慎重に行動しようと思います。
通勤電車での過ごし方についても、SNSばかり見ていて時間の無駄だなぁと感じつつやめられなかったので、買い物メモを書いて自分の行動を振り返るのは有意義な時間でした。
また行動できたらメールします。
お忙しいところ読んでいただき、ありがとうございました。
ののんさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
本やブログを愛読してくださってうれしいです。
通勤時間の10分で、1ヶ月分のネットでの買い物を振り返ることができたのですね。
いろいろな気づきがあってよかったです。
結局、自分が気づかない限り、その後の行動は変わりませんから。
LINEは使ったことがないのですが、自分しか見られない記録を取るのにも使えるのですね。
「ログ取るのめんどくさい~」と思っていても、実際やってみると、そんなに時間はかからないし、べつに大変な作業でもない、ということが、今回わかったと思います。
これからも、定期的にログを取ってください。
確かに、読み返さない漫画は、図書館で借りて読んだほうがいいかもしれないですね。
徒歩で行ける場所に図書館があるなら、なおさらです。
図書館だと、本にもよりますが、ホールドしてから、借りられるときまで、待ち時間があるので、「すぐに読みたい!」という思いが強いと、キンドル本を買うことになるんでしょうね。
スマホならあっという間に、とても簡単に購入できますから。
そのへんの、欲しいものの緊急度みたいなものを、考えられるようになると、衝動買いは減るでしょう。
では、ののんさんが、満足度の高い買い物をできるようになることを祈っています。
買い物ノートの例⇒服の買い過ぎ防止に効果がある「洋服ノート」の作り方。
次は30日間待つノートを書いているさぶのすけさんのお便りです。
書く生活を始めてよかった
件名:30日間待つノートについて
書く生活を始めて気づきがあったのでお便りしています。
30日間待つノートを活用しています。
買いたいものがニーズかウォンツかわからない時や、衝動的に買い物しないために書き始めました。
ノートに書いてしまうとあっさり忘れたりなんてことも多々あり。
かなりの節約になっています。
30日間待つノート以外にもニーズかウォンツか確認する方法を考えました。
必要と欲しいはきっちり分け切れるものでないですが、この方法はどちらが多いか感覚的にわかります。
欲しいものが手に入らないと胸がキュッとなる感覚があると誰かが言っていたのを参考に、その感覚が生まれた時はおおむねウォンツだと思い、冷静になるようにしています。(そういう感覚があると書いてあっただけで確認する方法としては書かれていませんでしたが)
胸がキュッとなるとは曖昧な表現なので言い換えると、買わずに、帰るのが惜しくて焦る感じと言うとわかりやすいかな。
冷静でないと気づくだけで衝動買いが減りました。
いるかも、欲しいかもと思った物がないと目的や理想は叶えられないのかな? と考えられるようになりました。
ものはないなりになんとでもなることを日々感じています。
それではまた、お便りさせてください。
さぶのすけさん、お便りありがとうございます。
30日間待つノートを書きはじめてから、衝動買いが減って、よかったです。
欲しいものが手に入らないと胸がきゅっとなる? そうですか?
そこまで欲しい物なら、買ったほうがいいような気もしますが(30日間待ってから)。本当に心が痛むということですよね?
まあ、私はそもそも胸がきゅっとなることがないのですが。
本や映画を見ていて、感動して涙を流すことはよくあります。
「いるかも、欲しいかもと思った物がないと目的や理想は叶えられないのかな?」と書かれていますが、欲しいと思った物を入手しないと、目的を叶えられない、ということでしょうか?
そんなことないですよ。
「欲しい」という気持ちは、千差万別です。
物に対しては、わりとその時の気分だと思います。たまたま見かけたから、欲しくなっただけで、その物の存在を知らなかったきのうは別に欲しくなかったということはよくあります。
その一方で、きのうも、今日も明日もずーっと欲しいと思っているもの(手に入れたい夢)もあります。そういう夢は追い求める価値があるでしょう。
ニーズとウォンツの分け方ですが、間にもう1つ、ニーズじゃないけど、あると生活が豊かになるもの、という項目を入れるといいかもしれません。
ミニマリスト的節約術の極意は、「必要なもの」と「欲しいもの」をしっかり分けること
生きるのに必要じゃないものは、すべてウォンツですが、その中でも所有すると生活の質が高くなるものがあります。
ただ、いくら欲しいと思って買ったものでも、数が多すぎるとガラクタになり、生活の質が落ちます。
それでは、さぶのすけさん、これからも、書く生活を続けてください。
買い物ノート
自分のやりやすい形で記録して、買い物を振り返ると、買い物習慣を変える下地が整います。
以前も、書いていますが、私はGoogleフォームに返信する形で記録して、それをスプレッドシートにしたものを見ています(ワンクリックでスプレッドシートが生成される)。
(Goggleフォームは、このブログのお問い合わせフォームにも使っています)。
項目は、買った日、買った物、値段、買った場所、買った理由・その他です。
よく使う店は決まっているので、買った場所は、選択できるようにしています。
私はPCを使っていますが、Googleフォームは、スマホでも簡単に使えるので、買い物を記録する方法に迷っている方は試してみてください。
30日間待つノート(欲しいと思ったものを記録するノート)は、手書きのノートを使っています。
最近は、欲しいと思う物がないので、何も書いていません。
ニーズとウォンツの関連記事
本当に必要なものと、欲しいだけのものを区別する方法を教えて。
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買い物を管理するノートを書いている読者のお便りを紹介しました。
頭だけでは買ったものや欲しいものを、覚えきれないし、仮に、覚えられたとしても、頭の中では、買い物に関係ない情報もたくさん入っていて、すべてが混沌としているため、自分が何を考えているのかよくわかりません。
現状を整理するためには、書き出すことが一番効果的です。