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シンプルで快適な生活を心がけている読者のお便りを紹介します。
去年いただいたものから、ランダムに3通選びました。
内容:
1.炊飯器をやめて鍋にした
2.スマホばかり見ている私の娘
3.完璧主義だったことに気づいた話
まず、いとまきさんのお便りです。
ご飯は鍋で炊くことにした
件名:炊飯器で見えた固定観念
いとまきです。
ここ何ヶ月か新しい炊飯器を買おうと人におすすめを尋ねたり、お店からカタログもらって来たりして検討していました。
内釜が痛んでいたし、炊く時に湯気が蓋の周りから出るようになったりしていたので。
そして何より美味しく炊けなかったんです。
ほぼ毎日「早く買いかえなくちゃ」とか、いっそのこと炊飯器捨ててしまおうかしらとぐるぐる考えて憂鬱でした。
そんな時に、「炊飯器は丸洗いできないから鍋で炊くことに決めました」と言う言葉が耳に入ってきて心が決まりました。
わたしも何日か鍋でごはんを炊いてみて大丈夫だったら処分しようと。
すると、早く炊けるし思っていたよりも手間もかからなくて 炊飯器はなくても大丈夫と自信が持てました。
炊飯器を乗せていた棚を処分して、3段の白いワゴンの1番上に乗せ変えた時に 自分の固定観念を外せたと思っていましたが まだまだいろんな固定観念ありました。
なんだか笑ってしまいます。
簡単に済むことを時間かけて考えていたなんて。
それでも、思いつくことを試しながら 安全で安心できる家に近づけるように工夫を重ねていきます。
筆子さんにメッセージを送ることで、片づけが進んでいることが実感できます。
なので ついうれしくて毎月メッセージを送らせていただいてます。
毎日更新楽しみです。
いつもありがとうございます。
またお便りさせてください。
いとまきさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
「炊飯器をどうするか問題」が解決してよかったです。
私もご飯は鍋で炊いています。
こちらの記事に書きましたが⇒愛用の圧力鍋で炊く玄米生活、炊飯器は断捨離しても大丈夫でした
私も昔は、何を使ってご飯を炊くか、どうしたらおいしく炊けるかということを考えることにけっこう時間を使っていました。
でも、鍋を使うようになり、米を食べる量も減ったのもあり、米を炊く問題について考えることはなくなりました。
頻繁に炊飯する家庭にとっては、炊飯器は便利な家電だと思います。
しかし、場所が取るのがネックですよね。それに、基本的に、炊飯にしか使うことができません(炊飯器でケーキを作る人もいますが)。
鍋だと汎用性が高いし、電気もいらないので、扱いがずっとです。
自分や生活が変わるにつれて、必要な物は変わるので、どうしても必要だと思い込んでいた物でも、今はもういらないんだと気づくことは、よくありますよね。
いとまきさん、安全で安心な家造りに励んでください。
次はうさぎ猫さんのお便りです。
娘がスマホを使いすぎる問題
で、最後に筆子さんが、「でも、(ソーシャルメディアのデトックスを)私はできると思います。」と書いてくれて、私もそう思っているので、とても、うれしかったです。
ありがとうございました。
私には、3人子どもがいて、上の2人の娘は家庭を持ち、子育て中です。
そんな2人を見ていると、スマホの時間がものすごく多くて、貴重な時間を赤ちゃんじゃなく、スマホ。
時代が変わったとはいえ、赤ちゃんからしたら、ママはいつもスマホ、って姿、ダメじゃないかと思います。
5歳、3歳の、ちびっこ孫ふたりは、我が家に来ると自分が何かした後、すぐ顔を上げ、スマホいじってばかりのママ、おじいちゃん、そして私(わたしは、ちびっこたちがきたら、スマホはさわらないので)の顔を見て、わたしが見てるのをみて嬉しそうに、にっこり。
小さくて、言葉も不十分だからこそ、感性は大人よりするどくて、子どもはいろんなことを、わかっていて、お見通しな気がします。
時代は変わりましたが、時間は24時間、昔も今も。
せめて、子育てや、恋人、大切な人といるときは、その人との時間を大事にしてほしい。
スマホはしまって。今の人たちは、スマホ、忙しすぎると思います。
もうちょっと、ゆっくり生きたらいいのに。
あ、すみません。愚痴になってしまいました。
いつも、拝見して、元気もらっています。
筆子さんのブログに、そうそう、っていつも思って、パソコンの前で、うなずいています。遠いけど、日本から、応援しています。
ありがとうございました♪
うさぎ猫さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを読んでいただきうれしいです。
うさぎ猫さんの娘さん2人は、本当に、赤ん坊や子供の顔を見ている時間より、スマホを見ている時間のほうが長いんですか?
それが本当なら改善の余地があるかもしれません。
私の娘もスマホを見ている時間が長いですが、さすがに仕事中は使っていません。
親にとって育児は仕事のようなものですから、仕事中にスマホばかり見るのはよくないことを、娘さんたちに教えてあげてください(もう忠言しているとは思いますが)。
スマホ断ちやスマホデトックスは十分可能ですよ。仕事でどうしても必要なときは、休みの日にやればいいし。
日に何時間もスマホを使うのは、買い物と一緒で、後天的に獲得した習慣にすぎません。ドーパミンが出るのが快感だからやってしまうのでしょうね。
このブログにスマホの害や、スマホ依存から立ち直る方法を描いた記事があるので娘さんに読んでもらってください。
スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす
スマホやYouTubeがクセになってしまう行動様式を知り、悪習慣を改める(TED)
さらにこの本をプレゼントするといいかもしれません。スマホの危険性がよくわかります。
親がスマホばかり見ていると、子供のスマホデビューも早いかもしれませんね。
幼い子供のスマホやタブレットを長時間使用は、大人より深刻な影響を及ぼすので、気をつけてあげてください。
それでは、うさぎ猫さん、これからもお元気でお暮らしください。
最後は、カムラさんのお便りです。
完璧主義だった私
件名:お礼のメールです
2度目のお便りをしますカムラと申します。
1度目のハンドルネームを忘れてしまいましたが、財布をなくした話をブログに載せていただきました。
私は前々から絵を描くのが好きでしたが、SNS等を見るとプロより上手い方々もいて、彼らの作品を見ていると自分が描く意味などないのでは、と勝手に創作意欲をなくしておりました。
でも、Artist’s wayにもありましたが、創造的でない人間というのはいないんですよね。
日々なんらかの形で創作していないと(発信するかどうかは別として)、鬱々とした日常を不満を抱えて生きている自分が嫌でした。
筆子さんの紹介されているTedの記事にもあるように、結局私の完璧主義(見栄ともいう)が原因だったと思います。
プロのように完成度が高くなければ自分の創作物を発信してはいけないように自分で縛りをかけていたんですね。
やれやれ。誰と競争していたのやら。
例えSNSにアップしたとしてもどうせ誰も見ていないのだから、好きに描けばいいのだと思うようになりました。
ありがとうございます。
ここまでくるのに10年ぐらいかかりました。筆子さんの記事はすぐ役に立つものと、後からじわじわ来るものとあるので、定期的に全記事再読しております。
「ライトな記事」については、嫌なら読まなきゃいいのに、と思いました。
ブログ読者は記事について意見を言うのは良いのですが、管理人ひいては他人をコントロールしようとする(自分の読みたい記事を書かせる等)ことは、傲慢であると思います。
あと筆子さんの回答が冷たいとの感想があるそうですが、ふぅん、色んな人がいらっしゃると思いました。
私は全くそのように感じたことはありませんでしたから。
それどころか何と丁寧な回答か、私なら1行で終わりだな、と感じることも度々でしたから。
このままの筆子さんでいらっしゃればいいと思います。
ちなみに私の月の食費も2万円位ですね。
肉や魚を食べないし、野菜は丸ごと買って干しながら食べると食品ロスがゼロになりました。稲垣えみ子さん(アフロ記者)さんの本やWeb連載を参考にしてます。
では長々と失礼しました。
いつも素晴らしい記事をありがとうございます。
*筆子注:Artist’s Way はジュリア・キャメロンの本のタイトル。
翻訳版はこちら。
カムラさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
メールを紹介するのが遅くなってすみません。
全記事読んでいただいているなんて、とてもうれしいです。
自由に創作できるようになってよかったです。
SNSってよし悪しですね。人間はどうしても他人と自分を比べるから、SNSのせいで、自由に羽ばたけないときが多々あると思います。
私も、塗り絵を始めたとき、うまく塗りたいと思って、YouTubeでチュートリアルを見ていましたが、上手に塗ろうとするとストレスがたまるので、見るのはやめました。
気分転換のために始めたことでストレスをためるのはおかしいですから。
カムラさんは野菜を干して食べているんですね。
干すと長期保存ができるので、あせって食べなくていいから便利ですね。
ライトな記事への要望や、食費の記事への感想もありがとうございます。
本当にいろいろな読者の方がいらっしゃるんです。読者の声を聞きつつ、今後もマイペースで運営していきます。
それでは、カムラさん、これからも自由に絵を描いてください。
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今の若いお母さん(30代あたり)は、スマホを駆使して情報をいっぱい取得しているから、スマホの使いすぎの弊害については、すでにどこかで読んでいるはずです。
しかし、ヘビーユーザーほど使用をやめないかもしれません。
人は、自分に都合の悪い情報はスルーするか、都合よく解釈しますから。
睡眠不足が身体に悪いことを知っていても、夜、ぐずぐず起きているのと同じです。
アインシュタインが、「無限のものは2つしかない、1つは宇宙でもう1つは人間の愚かさだ、しかし、宇宙については、私はそこまで確信がない」という意味のことを言っていますが、人間は愚かなことをしてしまうのです。
ただ、これを防ぐ方法もあります。
時々、立ち止まって自分の行動を振り返ればいいのです。
このブログが振り返るきっかけになればいいなと思っています。
それでは、あなたも質問、感想、その他、ご自由にお寄せください。お待ちしています。