住宅街

ミニマルな日常

家が狹いのに娘が戻ってきます。どうやってスペースを作ったらいいでしょう?

片付けに悩んでいる読者の質問に回答します。

狹い家に、娘が帰ってくることになって困っているという内容です。

まず、メールをシェアしますね。ミンミンさんからいただきました。



スペースが足りません

件名:スペースを作るには

筆子さん 今日は。

いつもブログ何年も読ませていただき、1人でうなずいています。

いつもありがとうございます。

結婚の御祝儀袋の記事は「私30年も捨てていなかった」と、やっぱり私は異常なのかと思いながら捨てました。

11年保管していた祝儀袋を、乾燥した虫ともども、ようやく捨てた話。

子供と2人、3人家族です。

娘たちは遠方にそれぞれ行っていた時期があり、その後、次女が先に帰ってきて、自分のスペースを広げていき、私のものがどんどん押し出されてしまい、 家具の大移動や、細々としたもののが散らかってしまいました。

2週間ほどで今度は長女が帰ってくることになりましたが、スペースがなく、私が捨てないといけなくなっております。





ずっと片付けたいと思っているけど

もう15年ぐらい「片付けしなきゃ」と休みのたびに思い、ゆううつな毎日です。

私のものは、娘たちの小さかった時の文集や沢山の写真、細々としたもの、本、洋服もあります。

私の学生時代の本、仕事関係の資料、雑誌(今でもおせち料理の時にみる30年ぐらい前のオレンジページ)、年賀状、手紙、私の日記、家計簿など。

それぞれの部屋があれば、娘たちが管理すればいいものもあるのですが、それぞれの部屋はなく、お恥ずかしいのですが、家は賃貸で狭く、小さい時に長女が使っていた部屋は陽当たりが悪く、「あの部屋は部屋でない」といつも何もあまり言わない長女が言うので、私も荷物を行ったり来たりさせて、落ち着かないでいます。

4年前ぐらい前に引越しの手はずをとりましたが、色々あり失敗し、高額なお金だけが出ていってしまいました。

私は職場の中で、劣等感があり、こんな生活をしているのは私だけだろうなと毎日ゆううつでおります。

これからスムーズに行かないことばかり、荷物のことでもめてしまったりと予想してしまい、本当は逃げ出したい気持ちですが、「なんとかしなくては」と思っています。

長くなり申し訳ありません。何かアドバイスをいただけたら幸いです。

ミンミンさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつもブログを読んでいただきうれしいです。

私も狹い賃貸暮らしですが、特に恥ずかしいとは思いませんね。狹いほうが物が増えなくていいし、掃除も楽です。

この点については、先日、エッセオンラインの記事に書きました⇒60代、家を買わずに「賃貸」にする理由。老後のことを考えた際のメリットとは | ESSEonline(エッセ オンライン)

娘さんが実家に戻ってくるから、今よりスペースを作らなければならない、どうしたらいいか? というご相談ですよね。

実際の間取りや広さ、娘さんたちの荷物の量がわからないので、具体的なことは言えませんが、私なら以下のようにします。

1.どうやってスペースを作るか決める

できるかどうかは別にして、スペースを作れそうな方法をできるだけたくさん出してください。

おすすめはブレインダンプです⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

たとえば、こんなことができそうです。

1.)不用な家具、物をすべて処分する(家の外に出す)← おすすめ

2.)収納能力のない家具を捨てて、物をいっぱい収納できる家具を買い、できるだけここに入れる ← おすすめしない

3.)デジタル化できるもの(本、写真、年賀状、手紙、仕事の資料)はすべてデジタル化して、本体を捨てる ← 時間がかかるので、今回はあまりおすすめできないし、紙類はそこまでかさばっていないですよね? 

それともいっぱいありますか? たくさんあるなら、私なら捨てます。その理由は以下の記事に書いています。

たくさんある仕事の書類をどうしても捨てられなくて困っています←質問の回答。

4.)手持ちの家具とグッズだけを用いて、ウルトラ級の収納をして、なんとか場所を作る ← 問題の先送りにすぎないので全くおすすめしない

5.)外部に倉庫を借りて、邪魔な物をすべてここに入れる ← これも問題の先送りですが、どうしても捨てられないなら、この方法が1番いいかもしれません。もちろんお金がかかりますが、倉庫代は、家族3人で負担してください。

物の収納にはリソース(スペース、時間、お金、管理の手間、精神的エネルギーなど)が必要なことを、娘さん2人にもしっかりわからせるべきです。

2人とももう成人していますよね?

そもそも、狹い実家に、自分だけでなく、大量の物を持ち込むのはとても無責任な行動です。

狹い、日当たりが悪いなどなど、文句を言うぐらいなら、一人暮らしするべきなのです。

他にもやれそうなことがあったら、書き出して、その中から、どの方法を使うか選んでください。

このさい大々的な断捨離をするのが1番簡単で、今後のためにもいいと思います。

物を外に出してしまえば、今後、何をどこにどんなふうに収納するかという問題に悩まなくてすむようになります。

家具や物をあちこち移動させなくてもすむのです。

2.考え方を変えて物を減らす

ミンミンさんは、私の夫のように、昔の物を捨てられないタイプなんでしょうね。

どうして捨てないんでしょう?

捨てると何かとんでもなく恐ろしいこと(自分やお子さんの死とか)が起きると思っているんですか? 自分の人生がガラガラ崩壊するとか、月が頭の上に落ちてくるとか?

30年前の雑誌を捨てて、おせち料理のレシピがなくなっても、何の問題もありません。

おせち料理のレシピなんて、ネットにいくらでもあります。

娘さんの文集なんて、今さら読むんですか? 

文集にはほかの生徒のへたくそな作文もいっぱいのってますけど、いつ、何のために読むんです? 

今、休みの日に、片付けができない状況なのに、昔の文集や手紙、学生時代の本、仕事の資料なんかを読んでる時間があるんですか?

ご自身の物それぞれについて、それを持っている理由を考えてください。

ミンミンさんが持っている紙類や細かいものは、今の生活や今後の人生に本当に必要なんでしょうか?

自宅のスペースには、物理的な限界があるので、これまでの人生で関わりのあった物や、手に入れた物をすべてを取っておくことはできません。

自宅は倉庫ではなく、人間が人間らしい生活をするためのスペースです。

物と人間とどちらが大事かと言ったら、人間に決まっています。

そこで快適にのびのびと暮らせないほど、物をたくさん持ってしまうのは、間違っています。

今の生活に必要な物、これからも活用していく物だけを手元に残してください。

3.生活を変える具体的な行動をする

ミンミンさんは、職場では劣等感を感じ、家にいるときは、これからの生活のことを考えてゆううつになっています。

ゆううつになっている時間があるなら、その時間に、1つでも2つでも不用品を捨ててはどうでしょう?

ミンミンさん落ち込むのは、部屋が物だらけで片付けができていないからですよね?

だったら、片付ければいいんです。

何もしないで、ゆううつになることや、落ち込むことに精神的エネルギーや時間を使っていても、問題は何一つ解決しません。

ますますセルフイメージが悪くなるだけです。

問題解決に向かって動き出せば、もうそこまでゆううつにならないし、自信もつきます。

たぶん、ミンミンさんは、先の心配をしたり、落ち込んだりすることで、片付けを先延ばししているんです。

ゆううつになっている間は、行動を起こさなくてもすみますから。

ですが、これまでずっとそういうやり方をしてきたから、今の状態があるわけですよね?

今の状態が嫌なら、やり方を変えるべきです。

ゆううつになっているだけじゃ、前に進まないことに、気づいてください。

4.何をするか?

読者から、「どうしたらいいかわからない」という質問をいただくたびに、私が書いていることをまた書きます。

ステップ1.自分はどうしたいのか、どんな生活を手に入れたいのか具体的に思い描く

ステップ2.現状をチェックする

ステップ3.理想と現状のギャップを埋めるために、今すぐできる行動を1つずつやっていく

ミンミンさんは、一度、人生を俯瞰(ふかん)して、これからのことを考えたほうがいいと思いますが、とりあえず、今回は、自宅がどんなふうになればいいのか、を考えてください。

メールを読んだ限り、ミンミンさんの当面のゴールは、「自宅を、家族3人が人間らしく暮らせる状態する」だと思います。

このゴールを手に入れるための行動を毎日、少しずつすれば、目的に向かって進んでいるわけですから、職場で劣等感を感じることもなくなると思います。

理想を思い描くとき、この本が参考になるかもしれません⇒新刊『本当に心地いい部屋』発売のお知らせ

具体的にどうやっていくかは、先日書いた記事が役立つでしょうものすごいゴミ部屋を早急に片付けなければなりません。どうしたらいいでしょう?

それと、娘さんの言いなりにならないでくださいね。

狹いのを承知で実家に帰ってくる娘さんたちには、ぜひミニマリストになっていただきましょう。

それができないなら、実家を出て、自分だけの部屋で思いっきり物をためこんでもらえばいいのです。

それではミンミンさんの問題が少しでも解決に向かうことを祈っています。

*****

読者の相談にアドバイスしました。

古くて思い出のある物は、大事かもしれませんが、すべてが均等に大事なわけではありません。

思い出の品が500個あるなら、そのうちの1%の5個ぐらい残せば十分です。

思い出は心の中にあります。

それでは、あなたも、質問、感想、近況などありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





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