アースデイ

ミニマルな日常

シンプルライフを目指している人におすすめのアースデイの過ごし方。

4月22日は、アースデイ(Earth Day)。地球環境について考える日です。

もともはアメリカで始まったアースデイは、近年大変な盛り上がりを見せています。日本でもいろいろなイベントが行われると思います。

アースデイとその日から1週間、環境保護を意識して、ふだんとは違うことをしてみる人もたくさんいますね。

今回は、特にシンプルライフを目指している人におすすめのアースデイチャレンジを10個紹介します。

まず、アースデイって何?、という人のために、その歴史と意義を3分で簡単に説明している動画を紹介します。英語ですが、映像だけで大筋はわかります。



アースデイとは何か?

長さは2分55秒。

要約:

アースデイは世界でもっとも人気のある宗教に関係のないホリデー(記念日)。

1960年代、公害がすすみ、人々は危機感を感じ始めました。このとき、かの有名な、「沈黙の春(Silent Spring)」という本が出版されました。

1969年、当時では、アメリカ歴史史上最悪の原油流出事故が発生。

「企業は環境を損なっている、このままではだめ。何とかしなければ」という気運が高まりました。

ネルソン上院議員が、一般人も含めて、みんなで、環境保護のために何かすべきだ、と考え、1970年4月22日に、環境について、teach in(ティーチイン、討論集会)をすることにしよう、と呼びかけました。

これは、ベトナム戦争に対して、反戦運動をしていた人々のやり方に習ったものです。

この日はアースデイと呼ばれました。

この集会は大盛況で、草の根運動のレベルで国中に広がりました。この年、2千万人以上の人々が集会に集まり、政治家も人々の意見に耳を傾けるようになったのです。

支持政党にかかわらず、環境は大事にしなければならない、という意見に皆が賛同しました。

1970年の終わり、環境保護庁(environmental protect agency、EPA)ができ、環境を守るための法律もいくつか制定されました。

アースデイができてから、事態は多少、ましにはなったものの、まだまだ私たちは学ぶことがあります。

アースデイは、みんなの日。誰もが、地球のことを気にかけ、環境に対して何が起きているのか、賢い選択をしていかなければならない。そんなことを考える日です。

みなさんに、アースデイにしてほしいことがあります。

一人で外に出て、自然を観察してください。アースデーを楽しんでください。毎日がアースデーになるといいですね。

ハッピーアースデー。





シンプリストにおすすめのアースデイチャレンジ

アースデーは環境について考え、これ以上環境破壊が進まないようにするために、自分なりにできることをする日です。

ようするにエコロジーに徹すればいいわけです。

ふだん地球について全く考えていない人も(そんな人はいないと思いますが)、自分なりに課題を見つけて、やってみてはどうでしょうか?

4月22日、1日だけでもいいし、22日から1週間(アースウイーク)、続けてもいいです。

たとえば、こんなチャレンジがあります。

1.買い物に行くかわりに散歩やハイキングに行く

休みになると、ショッピングビルやショッピングモールに出かけてしまう習慣のある人は、22日、1日だけでもいいので、買い物を全面的に休んで、自然の中で過ごします。

2.とことん節水する

ふだん、何も気にせず、長時間シャワーをしている人や、毎日お風呂に入っている人(私です)は、シャワーをあびる時間を半分にしたり、シャワーやバスを使う頻度を減らします。

ふだん、水道の水を流しっぱなしにして作業をするクセのある人は、水道を止めることを意識します。

3.石鹸やシャンプーを使わない

アースデイは、洗浄剤を使わずに過ごす、というのもいいアイデアです。この1週間はシャンプーの頻度を落とす、というのもいいですね。

言うまでもなく、洗剤やシャンプーは水質汚染の原因の1つです。

ふだんでも、シャンプーやリンスは必要以はに使わないほうがいいです。使いすぎるとお肌にもよくありません。

関連記事⇒肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品

週のうち、何回かは湯シャンにしてもいいでしょう⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ

湯シャンにするとお湯が大量にいる、と思うかもしれませんが、毎日洗髪する必要はないので、かえってお湯の使用を減らすことができます。

4.ゴミをできるだけ出さない(特にプラスチック)

アースウィークをゼロ・ウェイストに挑戦するいいチャンスです。

地球がどんどん汚れてしまうのは、産業廃棄物のせいだけではありません。人間が出している生活ゴミも、海をどんどん汚しています。

ゴミのほとんどが包装資材なのでこの1週間は

◯新しい物はいっさい買わない。買うとしても、包装されていないものを選ぶ。

参考記事⇒プラゴミを減らすために私がやっている7つのこと。

◯食材を買いすぎず、食べ切れる分量だけ作る

パッケージに入っている加工食品はNGです。野菜や果物も、ふだんは食べない部分まで食べきってみます。

どうしても食べられない部分は、コンポストにします。

◯使い捨て商品を使わない

ふだんティッシュを使っている場面で、布を使います。

布でもウエスにすると、これがゴミになるので、洗って何度も使えるハンカチやふきんを使用しなければなりません。

ウエスとは?⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具

実際やってみると、ゴミを出さないのはとてもむずかしいです。物を買わない挑戦より難しいと思います。

髪の毛や爪、ほこりなどはいいことにして、人工的なゴミを出さない挑戦にしてもいいかもしれません。

ゼロ・ウェイストとは?⇒ベア・ジョンソンに学ぶゼロ・ウェイスト・ホームを作る5つのルール(TED)

5.ベジタリアンみたいにすごす

畜産はとても環境によくありません。アースウイークは、にわかベジタリアンになって、肉系のものを避けてもいいでしょう。

1週間ぐらいなら肉を食べなくても大丈夫ですが、健康が心配な人や、肉が大好きな人は、一食だけ挑戦してもいいです。

肉が環境に負荷をかける話⇒肉はやめて野菜を食べろ。マーク・ビットマン「我々の食料に関する課題」(TED)

6.自転車か徒歩で通勤・通学する

車やバイクを使わない、ということです。

言うまでもなく、自動車の排気ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)は、地球温暖化の原因になっていますし、窒素酸化物などは、大気を汚染しています。

ふだん、車を足にしている人にとって、車を使わないのは、とてもやりがいのある挑戦です。車を使うことが当たり前になっていますから。

車で買い物に行っている人も、アースウィークは、歩いて行ってはどうでしょうか? 自分で持てる分しか買わないので、買いすぎることもありません。

7.テレビを見ずにさっさと寝る

地球のリズムに合わせた早寝早起きは、環境に負荷をかけない生活です。

毎晩、長々とテレビを見る習慣があるなら、アースウィークだけは、テレビを見ないで、寝てしまう、というのも楽しい挑戦です。

電気を使わないし、脳にもよい影響がある、と私は信じています⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの

1週間、テレビを見ないでいるうちに、「テレビは私の生活に特に必要ない」ということに気づくかもしれません。

テレビっ子がテレビを見ないようにするには?⇒いきなり捨てなくてもいい。テレビを見るのをやめる11の方法

8.余計なことに電気を使わない

仕事や家事、勉強など、どうしてやらねばならないことをやるときだけに電気をつけることにして、その他の、べつにやらなくてもいいことをやるときは、電気を消す、という挑戦です。

この1週間は、7番に書いたように、早寝早起きをすれば、電気の使用量をへらすことができます。夜は遅くまで起きていたいと思うなら、ろうそくを使えばいいですね。

9.クローゼットの断捨離をして服をチャリティに寄付

やらなければならないと思いつつ、先延ばししていた洋服の断捨離をします。

ただし、ぽいっと服を捨てはしません。古着を有効に再利用してくれそうなチャリティ団体に寄付するか、ちゃんと着てくれそうな友人、知人、家族にあげます(押し付けてはいけません)。

こちらに古着を寄付できそうな場所をいくつか書いています⇒上手な不用品の処分の方法~譲る、売る、捨てる

北米ではGoodWillやValue Villageにボンと寄付する人が多いのですが、あまりにたくさん古着が集まりすぎて、そのまま捨てられてしまうことも多いのです。

よって、真に地球環境保護を意識するなら、確実に、誰かがどこかで使ってくれるルートを利用したほうがいいです。

10.「沈黙の春」を読む

動画にもでてきた、レイチェル・カーソン(生物学者)の「沈黙の春」は、農薬や化学物質の汚染によって、環境がどんどん破壊されているさまを書いたノンフィクションです。

汚染のせいで、春が来ても、昔みたいに花が咲いたり、鳥がさえずったりしない。地球は沈黙してしまうのです。

もともとは1962年に雑誌に連載されていたもので、科学物質による環境汚染を告発した最初の本であり、環境問題に関する古典です。

私は若いときに読みましたが、読んでいて背中がぞーっとしました。

古い本なので、DDTの影響など、現在の見解とは違う部分もありますが、人(特に利益重視の大企業)が環境を破壊しているんだ、このままじゃ困ったことになる、という主張は、いまでも、全く、そのとおりですね。

もしまだ読んでなかったら、読んでみてください。

 

キンドル版もあります。キンドル版は、出だしの数ページをサンプルで読めるから、出だしを読んで、好みじゃないな、と思ったらやめればいいですね。

環境問題に関する書籍はほかにもたくさんあるので、別の本を読んでもいいし、ドキュメンタリーを見てもいいと思います。

こちらは、「沈黙の春」とレイチェル・カーソンに関する5分の動画です。

*****

今回は、アースデイチャレンジの案を紹介しました。

私のように、過去、大量断捨離をしてきた人は、人一倍、地球にダメージを与えています。同じ過ちを繰り返さないためにはどうしたらいいのか、真剣に考えるのもいいでしょう。

それでは、皆様、ハッピー・アース・デー!





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