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ミニマリストになってから買わなくなったものを紹介します。
私は50歳になる年の正月に、「これからは、ミニマルでいこう」と決め、持たない暮らしを開始しました。
「意外とこんなものはそんなに買わなくても暮らせる」と思うものについて書くので、ものを買いすぎて汚部屋にしている人はぜひ参考にしてください。
1.物理的なメディア(本、CD、DVD)
本はKindle本、音楽はストリーミングサービス(Spotify)、映像は各種ストリーミングサイト(NetflixやYouTube)で見るようになり、物理的なメディアは買わなくなりました。
こうすると、当然のことながら、部屋が散らからないので、この手のものが散らばって困っている人は、100%ではないにしろ、一部をデジタル化してみるのもいいと思います。
長くブログを読んでいる方はご存知でしょうが、私は小説、音楽、映画すべてが好きで、若いころはメディアをたくさん持っていました。
カセットテープなんてものすごくありましたよ⇒捨てれば捨てるほど思い出が豊かになるカラクリとは?~カセットテープを断捨離して気づいた真理
LPもビデオテープもCDもうんざりするほどありました。
すべて手放しましたが、何の後悔もありません。
CDとDVDはこんなふうに断捨離~もう音楽を所有しなくていい理由とは?
今はストリーミングを利用していて、自分で所有する必要がなくなったので、とても楽になりました。
たくさん持っていても1度に見る/聴くことができるのは1つだけですから、物理的なメディアは、お気に入りのものだけにしても、さして生活の質は落ちないと思います。
コレクションしたい人は、私とはメディアをもつ目的が違うので、それはそれでいいでしょう。
ただ、なんとなく持つのはやめたほうがいいですよ。
2.化粧品
化粧を完全にやめたのはいつだったのか忘れましたが、化粧をしないので、化粧品も買いません。
それでも、10年ぐらい前は、日本に帰ったときは、母がうるさかったので、リップクリームとまゆずみぐらいは顔に塗っていたような気がします。
ですが、前回、前々回の里帰りでは、化粧品は持参しませんでした(私はほぼ5年に1度里帰りします)。
最後まで残っていた小さなアイシャドウとチークは、「これは、塗り絵に使えるかも?」と思ってしばらく持っていました。
実際、コスメを塗り絵に使う人はいます。
でも、私の常で、持っていただけで、使わずにいました。去年でしたか、塗り絵グッズを整理していたとき化粧品の残骸も捨てました。
ずいぶん前にこんな記事を書きましたが⇒肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品
最近は日焼け止めも塗っていません。
いまでも買うパーソナルケア商品は石鹸と精油(エッセンシャルオイル)だけです。
たまに娘に付き合って、セフォラ(Sephora、化粧品店)に行くことがあります。当然ですが、店中「うわ~~~~っ!」と叫びたくなるほど、化粧品だらけです。
化粧品に興味がない私は、その物量に圧倒されるばかり。
「すごいな~、これみんな誰かが買うんだ、そして、この細々とした容器はみんなプラごみになるんだ」と考えてしまいます。
最近は、ネットでものを買うことが多い人も、一度、こういう大型のコスメショップに行って、それぞれの商品の行く末などを考えてみてはどうでしょう?
たぶん、買う気がそがれると思います。
ちなみに、娘は店舗でコスメを買うことはあまりなく、色や品番を確認し、セールのときにセフォラのネットショップでまとめて買っています。
3.衣料品
衣料品も買わなくなったものの1つです。それでも、数年前までは、たまにTシャツとレギンスを買い替えていました。
しかし、一昨年と去年、娘からお古のTシャツやジーンズ、レギンスをもらったので、あと5年ぐらいは何も買わなくてよくなりました。
どれも、いまの娘には入らなくなったものであり、かつ、娘的には「安物だから、売りたくても売れない」商品です。
(娘は、ブランド品はネットで売りさばく)。
私の娘は、ふだんはメンズ用のTシャツやパーカーを好んで着ていて、シンプルなデザインと色柄のものが多いので、地味好きの私でも、サイズさえ合えば着用可能です。
Tシャツやトレーナーは、ワンサイズでいろいろな人が着られるので便利なアイテムですね。
手持ちの衣類を減らす方法は、何度もブログに書いていますが、一番有効なのは、定番(ユニフォーム)を決めてしまうことです。
どうしても服が捨てられない。そんな人は、先にユニフォーム(定番)を決めればいい。
毎日、いろいろ着替えようとか、TPOに合わせてコーディネートを変えようなどと思うと、衣類は際限なく増えていきます。
毎日同じ服だと飽きると思うかもしれませんが、べつに飽きません。
考えてみれば、自分は毎日同じ自分で、日毎に顔やボディを取り替えたりはする人はいません。髪型や化粧だって、仕事でもない限り、そんなにがらっと変えませんよね?
着ている服はいつも同じでも、ものの見方を変え、いろいろなことに感動できるスキルを身につけると、毎日、飽きずに暮らせます。
4.雑貨
雑貨も買わなくなりました。
全く買わなくなったのは、飾りものやインテリア小物です。
私はものに関しては、実益を重視するタイプなので、もとから飾り物はそこまで買うほうではありませんでした。
最後に自分が買った飾り物がなんだったのか思い出せないほど買っていません。
いま、楽天市場の買い物履歴をざーっと見たところ、2010年の12月にケーキの上に刺す飾り物(ピック)を買っているので、これが私の買った最後の装飾品と言えそうです。
それからキッチンで使うツールも、よほど必要がない限り買いません(私が買わない分、夫がむだなものをいっぱい買ってきます)。
前は日本に行くと、100円ショップや300円ショップで、ソースポットなど、あってもなくても体制に影響のない食器や調理ツールを買うことがありました。
このような癖もすっかりなくなりました。
去年、日本に帰ったとき、私が何も買わないので、娘に「私1人が、お金を無駄遣いしている気分になるから、ママもなんか買ってよ!」と何度か言われました。
40年前は、ものすごくよく買っていた文房具も買わなくなったものの1つです。
文房具は大々的に断捨離したとき、必要なものを残しているので、この先買う必要があるのは、消耗品(筆記具)だけです。
大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ
ペンは、塗り絵グッズとしてゲルペンを買い込んだので、いまは、ゲルペンでモーニングページを書いています。
ボールペンは、自分で買わなくてもけっこうもらう機会があります。
私も去年、娘が、救急処置の講習に出たときにもらったボールペンを、そのまま譲り受けました。
カナダでは、日本ほど販促グッズが氾濫していませんが、それでも、手元に来ることがあるので、日本に住んでいたら、ボールペンは全く買わなくてもいいかもしれませんね。
5.嗜好品(コーヒー、紅茶、お菓子)と関連グッズ
カフェインをやめたので、コーヒーや紅茶を飲まなくなったため、買わなくなりました。
カフェインの本当の恐ろしさにせまる~私がカフェインをやめた理由とは?
コーヒーや紅茶はけっこう高いので、カフェインをやめたおかげで、かなり節約できています。
家で飲む分だけでなく、外でも飲まなくなるので、節約したい人は、自分が一番お金を使っている嗜好品の消費を減らすといいかもしれません。
私、20代~30代は、ものすごくよく喫茶店に行っていたんです。用事があろうとなかろうと(コーヒーを飲むことが用事だとも言える)。
当時、英会話学校に行っていたので、喫茶店で宿題なんかをしていました。
でもこれって、べつに喫茶店でやる必要はないですよね。自宅でやればいいし、仕事帰りで自宅に寄れないなら、学校の待合室でやればいいし、時間があるなら、図書館に行けばいい。
喫茶店に行っていたのは、コーヒーを飲む習慣があったからです。
いまは、飲まないのでスターバックスなどに行く必要は皆無です。
スタバはコーヒーだけでなく、お菓子っぽいパンとか、グッズも売っています。
私の若い頃、スタバがあったら、日参して高いコーヒーを買うついでに、タンブラーやらカップやらを買っていたかもしれません。
私の娘は、スタバのタンブラーを何種類かもっています。幸い、カナダのスタバは日本のスタバほどグッズが多くないので、娘は、誕生日など特別なときしか買っていませんが。
コーヒーや紅茶は、本体だけでなく、「お茶まわりのグッズ」があって、昔は、こういうものをよく買っていました。
茶葉専用のスプーンとか。
この手の雑貨も買わなくなり、キッチンは格段にスッキリしました。
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ミニマリストになってから買わなくなったものを紹介しました。
ほとんどのものを買わなくなったし、今年は、まだ食べ物しか買っていないので、買わなくなったものより、「今でも買っているもの」を紹介したほうが早い気もします。
私の場合、昔は明らかにものを買いすぎていました。いまが、ふつうというか、本来あるべき姿なのだと思います。
あなたも、買わなくなったものがありましたら教えてくださいね。