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シンプルな暮らしを心がけている読者のお便りを紹介します。今回の内容は以下です。
・ものを捨てない親と暮らすコツ
・おもちゃを捨てることについて
・買いすぎなくなった話
では、まず、Nさんからいただいたお便りをシェアします。
ものを捨てない家族と暮らす知恵
件名:親世代の片づけ方法
ふとお伝えしたいことを思いついたので、メールします。以前にもお便りしたNです。
父母を見ていて思うのはどんな物でも捨てられないということです。
先日も珍しく片づけをしていましたが、引き出しの中に入っているガラクタをチェックしては結局そのまましまい込んでいます。
どれもおそらく一生使うことがないものです。
理屈ではなく、捨てられない人は捨てられないのです。
筆子さんが書くような片づけ本にも興味を示すことはありません。乱雑な部屋でずっと生きてきて、これからもそれでいいと思っているのです。
母の居住空間は口を出すことはしませんが、台所などの共用スペースはそれでは私も作業しづらいです。
ここで妥協案として思いついたのはガラクタを全てダンボール箱にしまい、空き部屋に移動することです。(子供が巣立った後の家なので空き部屋はあるのです。)
捨てるということには猛烈な拒絶反応を示しますが、捨ててはいない、しまっただけだと言うと安心して受け入れます。
台所のスペースは空きますから、暮らしやすくなります。
ダンボール箱に入っているガラクタは父母が亡くなった後に私が捨てればいいだけです。
捨てられない人は捨てられない。そんな中で生み出されたのがこんなやり方でした。
いつも面白い記事をありがとうございます。これからも楽しみにしています。
Nさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ものを捨てようとしない親と暮らすコツを教えてくださり、ありがとうございます。
なるほど、家の中のどこかにあれば安心するんですね。確かにそういうところはあるかもしれません。
あまりものが多くなければ、この方法はとても効果的ですね。
人はほんの小さなきっかけで変わることがあるので、私は、「捨てられない人は、一生捨てない」とは思っていません。
でも、家族のものが多くて閉口している方は、一度試してみる価値があると思います。
Nさん、今年は何回かお便りをいただき、本当にありがとうございました。
これからもお元気でシンプルな暮らしを楽しんでください。
次はピーラビさんのお便りです。
おもちゃは勝手に捨てないほうがいいと思う
件名:10月26日の記事について
さおりさんのおもちゃの記事で、少し感じたことがありました。
おもちゃの増えることが大変なのは想像できます。
隠しておいて忘れた頃に捨てるというやり方を他のネットでもたまに見かけますが、子供って意外と覚えていませんか?
先日 兄と話していて子供のころ親におもちゃを捨てられた話になりました。それぞれ理由は違うけど、私たち子供は納得していないのにです。
それ以外にも 遊びに来た子供が私の物を欲しがって強制的にあげるハメにも何回かありました。
まあ、母親は軽い気持ちだったのでしょうが、やりきれない思いがしたものです。
反面、私は本が好きでたくさん持っていましたが、それらは納得して近くの小学校に寄附できました。
だから やはり子供には、いるかいらないか聞いてあげて欲しいのです。
それに入ってくる方を調整する方が子供の情操にはいいのではないでしょうか?
これからはゴミの問題もありますし、もうそろそろ使い捨ては止めた方がいいと思います。
ピーラビさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
子どもの頃の体験を教えていただき、ありがとうございます。
確かに、物心がついている年齢なら、親に自分のものを勝手に捨てられてしまうと悲しいと思います。
数年前ですが、「親に本を捨てられて悲しかった」というお便りをいただいたこともあります。
私自身は、親に何か捨てられて悲しかった経験はありません。
でも、小学生のとき、ごはんのおこげを「大根おろしだよ」と両親に言われて食べたら、ちゃんとおこげだったのでショックを受けたことを今も覚えています(私はおこげが嫌いな子どもだった。とくにやわらかい部分が苦手)。
親のほうはさして悪気がなくても、子どもにとっては心の傷になることはよくあるでしょうね。
したがって、ある程度年齢のいった子どものものは、相談しながら断捨離したほうがいいでしょう。
以前、こんな記事も書いています。
どんなに断捨離したくても、子供のおもちゃは捨てないほうがいい理由:ミニマリストへの道(15)
そして、入れるほうを控えたほうが、片付けも捨てる苦労も軽減できますね。
それでは、ピーラビさん、これからもお元気でお過ごしください。
最後はミホさんのお便りです。
どんどん買うクセを手放した
買い物がやめられないことを悩んでいて、欲しいものが出てきたとき、どうすればいいかと調べているうちに、筆子さんのブログにたどり着きました。
私は昔から、ひとつの分野にハマると一気に集めてしまうタイプです。
最初は楽しくて夢中になりますが、しばらくすると熱が冷め、今度は別のものが気になり始めます。その繰り返しでした。
部屋には以前集めたものが山のようにあり、汚部屋に近い状態でした。クレジットカードの明細を見るたびにため息をついていました。
なぜこんなに買ってしまうのか、自分でも考えたこともあります。
たぶん、持っていることで安心したかったのだと思います。ただ、集めたあとどうしたいのかと聞かれれば、答えられませんでした。集めること自体が目的になっていたようでした。
筆子さんのブログを読んでいるうちに、「欲しい」という気持ちの裏にある感情に目を向けて、言葉にするというやり方をやってみる気になりました。
何か欲しくなったら、すぐ買わずに次の2つを考えるようにしました。
・なぜ、これが欲しいのか
・これを買って、私はどうなりたいのか
二度と手に入らないからとか、かわいいからという理由を掘り下げたら、実は退屈をまぎらわしたい、今の自分を変えたいみたいな気持ちがあることに気づきました。
あと、かわいい部屋にしたいという気持ちもありました。実際は汚部屋になっていたのに。
退屈をまぎらわすのは、物を買わなくてもできると分かってきました。
買う前に考えることを続けていたら、だんだん衝動買いしなくなりました。そして、買わなくても大丈夫なんです。
前は買い物をしていた時間に部屋の片付けもするようにしました。
まだまだ物は多いけど、少しずつきれいになってきています。
今でも何かを欲しいと思うことはよくありますが、買う前に立ち止まれるようになりました。
これは私にとってはすごく大きな変化です。
買いたい気持ちを整理する方法を教えてもらえて本当によかったです。
ミホさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
買い物習慣を改めた体験を教えていただき、感謝します。
ものを買いすぎなくなり、部屋も整ってきたのですね。本当によかったです。
ものを買い集める理由はいろいろありますが、多くは習慣であり、自動的に買っています。だから、一度、立ち止まって自分の行動や感情を振り返るのは、買い物習慣を変えるのにとても効果的です。
考えてみた結果、「やはり買いたい」と思って買うのは、何も考えずに、買ってしまうのとは違います。
考えてから買うのは、自分の価値観に照らし合わせた結果なので、買ったとの満足度も高いでしょう。
暮らしも整っていきます。
ミホさん、これからも納得してから買い物をする生活を心がけてください。
部屋が早くきれいになることを祈っています。どうぞ、お元気で。
収集癖に悩むあなたへ。物を集める理由を知ってコレクションを断捨離する方法
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読者のお便りを紹介しました。
買い物に限らず、何かをする前にちょっと立ち止まって考えることはとても大切です。
考えれば、衝動や習慣に流されず、今の自分のために選択ができるからです。
それでは、あなたも近況や記事の感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。
こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
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思い入れが強くても大丈夫:ストレスをためずに不用品を手放す方法
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