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私はこのブログで、モーニングページやブレインダンプなど、頭の中にあることを書き出すことをおすすめしています。
私自身、書くことが好きで、毎日のように何かしら書いています。
でも、書いたもの自体はほとんど残していません。
矛盾しているように見えるかもしれませんが、私にとって大事なのは書く行為そのものであって、書いたものを保管することではありません。
今回は、書き出したものを残さない4つの理由と、私が実際にどうしているかお伝えします。
1. 書いた時点で頭のデトックスは完了
私が書いたものを残さないのは、書いた時点で、気持ちを整理するという目的が達成されるからです。
たとえば、モーニングページは、過去に書いたものはいっさい残っていません。
モーニングページは朝起きてすぐ、頭に浮かぶことを3ページ分書き出すワークです。
何を書くか考える必要はなく、とにかく手を動かします。
書いているうちに、心のもやもやが外に出て、頭がすっきりします。
ブレインダンプも同じです。
気になっていること、やるべきこと、心に引っかかっていることを全部紙やデジタルに吐き出すと、それだけで頭の中が整理できます。
書き終えたノートやメモを読み返すことはほとんどありません。
字が汚くて自分でも読みにくい、というのもありますが、そもそも読み返す必要を感じないのです。
モーニングページを提唱したジュリア・キャメロンさんも、書いたものは読み返さなくていいと言っています。
書くことそのものが目的であり、書いたものは副産物にすぎません。
副産物を大事にしまい込む必要はないと考えています。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
2. 古い感情に引っ張られたくない
古いノートが手元にあると、昔に引っ張られると思います。
感情のこもったノートは、目に入っただけで、その時期の記憶や気分を思い出させるのではないでしょうか。
わざわざ開かなくても、本棚にあるのを見るだけで、あのとき辛かったな、あの時期は大変だったな、と頭に浮かんできます。
触れるとつらいから蓋をしておく。でも、家のどこかにあると意識しているだけで、同じことを考えてしまいます。
ノートを手放してしまえば、そうしたことは起きません。
過去のことをすっぱり忘れてしまうので、頭の中に余白が生まれます。
その余白は新しいアイデアや気づきを生みます。
新しい本を読んだとき、誰かと話したとき、散歩中にふと思いついたとき。
気持ちに余裕があれば、そうしたものを柔軟に受け止められます。
ものを減らすと部屋にゆとりが生まれるように、書いたものを手放すと、思考にもゆとりが生まれます。
私はそのゆとりを大事にしています。
3. 手放すタイミングを逃すと一生モノのガラクタに
もう使わないものは、役目を終えた今手放すか、ずっと後になって手放すかの二択です。
捨てるタイミングを逃すと、いつまでも持ってしまいます。
私もそういうことがありました。
以前、味の素の赤い手帳や能率手帳にスケジュールを書いていましたが、何年も持っていました。
3年・5年の連用日記も書き終えたあと、長い時間本棚に並べていました。
しかも、一度も読み返しませんでした。
英語の勉強のために書いていた日記もそうです。
日本の英会話学校の先生に添削してもらったノート(ルーズリーフ)を、カナダにまで持ってきて、ずっと持っていました。
添削された内容を見直して復習するかもしれない、と自分に期待していたようです。
でも実際には一度も開きませんでした。
どちらも、終わったタイミングで捨てていれば、こんなに長く持ち続けなくてもよかったと思います。
ノートや紙類は、1枚/1冊は薄くても、何年分もたまると場所を取ります。
時間が経てばそこにあるのが当たり前になります。
愛着が生まれる人もいるかもしれません。結局、中身を確認しないまま、ただ持っているだけの状態になります。
これはノートに限った話ではありません。
使い終わったもの、役目を終えたものは、その区切りのタイミングで手放すのが一番です。
ノートを使い切った、日記を書き終えた、勉強が一段落した。
そのタイミングで処分する習慣をつけておけば、紙ものがたまることはありません。
4. 本当に必要な情報だけをデジタルで救出
書いたものを手放しても困らないのは、本当に必要な情報はデジタルで管理しているからです。
タスクや買い物リスト、覚え書き、あとで調べたいことなど、見返す可能性のある情報はGoogle Keepに入れています。
スマホからもパソコンからも見られるし、検索もできます。
紙のメモと違って、なくす心配もありません。
モーニングページやブレインダンプで書き出したものの中に、記事のネタになりそうだと思うことが出てくることはあります。
そういうものも、Google Keepに移してしまえば、書き出したもの自体はどうなっても問題ありません。
大事な情報は安全な場所に保管してあるので、元のノートやメモを手放すことに不安はありません。
最近は、モーニングページもブレインダンプもiPadで手書きしています。
モーニングページは、ノートアプリで1ページ分を書き終えたら内容をクリアし、また同じページに書きます。
ホワイトボードのように書いては消す作業を繰り返していますが、デジタルだと一瞬で消えるので、クリアするとき、小さな快感があります。
ブレインダンプは1年分ぐらいはデータとして残っていますが、ものが増えることはありません。
紙に書いている方も、残したい情報だけデジタルに移してみるといいかもしれません。
写真に撮れば簡単にデジタル化できます。
必要な情報さえ残せば、書いたものは安心して手放せます。
■今はペーパーレス⇒ペーパーレスを意識する~ガラクタを増やすライフスタイルをやめる(その6)
■昔はアナログのノートにいろいろ書いていた⇒朝のルーティン、50代ミニマリスト主婦の場合。書くことに時間を使っています。
【唯一の例外】10年日記だけを手元に残す理由
これまでお伝えしたように、私にとって大事なのは書く過程そのものです。
書き終わったものは潔く手放し、頭と空間がすっきりするよう心がけています。
ただし、例外が1つあります。
10年日記です。
私はアナログの10年日記を書き続けていて、1冊目はすでに使い終わり、今は2冊目の6年目に入っています。
20年分の記録ですが、たった2冊なのでかさばりません。
10年日記を残している理由は、過去の同じ日の記録と見比べるのがおもしろいからです。
3年前の今日は何をしていたか、5年前はどんなことを考えていたか。
書くたびに過去の自分と対話できるのが、10年日記のおもしろいところです。
古いほうの10年日記は、娘に「私が◯◯したのいつだったっけ?」と聞かれたとき日付を調べることによく使っています。
つまり、10年日記は、今の暮らしの中で実際に使っているから残しています。
結局、ノートも他のものも、今の自分が使っているかどうか考えて、残すものを決めています。
書くとノートが増えて嫌だ、どんなふうに書けばいいか迷う、と悩んでいるなら、書いたそばから手放せばいいと考えてください。
そうすれば、もっと気楽に書き出せます。














































