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ズボラ主婦の私が、家の中にある物をコツコツ断捨離してミニマリストになった経過をつづっています。
今回は、キッチンの片付けについて。
台所は調理道具、食器、食べものなど、種々雑多なものが収納され、さらに家族が毎日使う場所です。
うっかりするとガラクタの巣窟に。
6年前、フライレディのメールを講読しながら片付けていた私。
私の台所は今も昔もせまいので、台所そのものはミニマムと言えなくもないです。中身をミニマムにしたくてがんばっていました。
フライレディネットはアメリカのお片づけサポートサイトです。
フライレディは、「台所が汚い家は、ほかの部屋も汚いし、ここがきれいなら、ほかもきれいになっていく」と書いていました。
彼女にとって片付けの原点は「台所のシンクをきれいに磨く」ことです。
台所はとても大事な場所なのです。
キッチンをきれいにするために、私は以下の3つのことをやりました。
1.とにかく不用品を捨てる
物の絶対数を減らすことを意識しました。まず水切りカゴを使うのをやめました。
フライレディはミニマリストではありませんから、「水切りカゴを捨てろ」とは、言っていません。
これは私がやりたくてやったことです。とはいえ、当時は夫が水切りカゴを使っていたので、完全に撤去はできませんでした。
水切りカゴもいきなりなくしたわけではなく、だんだんサイズを小さくしていきました。
最後に使っていたのは、流しに渡す細長いタイプです。あるとき私は、完全に水切りカゴを使うのをやめ、シンクの下にしまいました。
夫が自分で何か作って洗い物をするときに、この水切りカゴの上に皿をのせていました。
たった数枚の皿を洗うだけなのに。
見るたびにうんざりしましたが、がまん、がまん。
ちなみに、皿の水切りですが、洗ったあと、シンクの上でしっかり振ればかなり水が切れます。
水切りカゴは断捨離できる話⇒水切りカゴは使わない、三角コーナーと洗い桶もなくても大丈夫
いらない食器や調理器具を捨て、捨てない物もいくつか階下に持っていき、キッチンの棚の中身を取り出しやすくしました。
さらに、食品の外箱をできるだけ捨てて、かさを減らしました。
2.ダイニングテーブルの上をきれいにする
どの部屋も床や机など平面をきれいにしておくと、多少ものが多くても片付いて見えます。
それまでいつも出しっぱなしだった、ランチョンマットをそのつど片付けるようにしました。実は夫はランチョンマットにもこだわりがあり、自分の好みのものを常にテーブルの上に置きたがりました。
そこで毎朝、夫が出かけたあと速攻でランチョンマットをしまい、夫が買ってくるころを見計らってテーブルの上に出すというめんどくさいことをしていました。
次にいつもテーブルの上に置いてあった電話の子機をキッチンのカウンターのはしに移動。
最後に夫がテーブルの上に置いていた植木鉢を撤去したいと思いました。この植木鉢は、ある時、夫の母親が家に持ってきて以来、ずっとテーブルの上にありました。
どんな植物が植えられていたのか忘れてしまいましたが、とにかく「邪魔だった」という記憶しかありません。
「外に出してもいいか」と何度か夫に聞きましたが、いつも反対されました。この植木鉢には半年ぐらい悩まされたでしょうか?
季節が変わり、「外に出して日に当てたほうがいい」と夫が判断したので、ようやくテーブルの上から消えました。
そのあとはテーブルには何ものせず、毎日きれいにふいていました。
☆キッチンのダウンサイジングは引っ越したあとも引き続きがんばっています⇒キッチンをダウンサイズするために最近私がやっている7つのこと(写真つき)
☆シンクを磨く話⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
☆フライレディについてはこちらに詳しく書いています⇒すっきり片付いた家にするための12の習慣~フライレディに学ぶ
3.カウンターの上をきれいにする
次にキッチンカウンターの上をきれいにするプロジェクトにとりかかりました。
ある時、フライレディから「キッチンのカウンターをきれいにしろ」とメールが来ました。
「カウンターの上にあれこれいろんなものを置いてはいけない、どけなさい」という指令です。
カウンターには、コーヒーメーカーやトースターなどちょっとした電気調理器具や、ポットなどを置いている人が多いと思います。
うちもトースターやフードプロセッサーなどいくつか置いていました。
フライレディによると、目安として週に4日以上使わないものは置く必要はないとのこと。
メールを見て、ちょっと考え、置きっぱなしにしていたフードプロセッサーとミキサーを階下に移動しました。
フードプロセッサーはパンの生地をこねるのに使っていましたが、使用頻度は週に3日。ミキサーは夏場はスムージーを作るのによく使っていましたが、このときは、もう寒かったのであまり出番がありませんでした。
その頃はまだグリーンスムージーを作っていませんでしたから。
グリーンスムージーのこと⇒健康の秘密は毎日飲むグリーンスムージー、丈夫で使いやすいミキサーで作ります
(フードプロセッサーは結局今年になって断捨離しました)。
重い2つを階下に移動したあとは、トースターをキッチンの棚の中にしまいました。当時も今も、トースターを使うのは夫だけです。
その頃私は毎朝、オートミールを食べていましたし、パンがあまり好きではない娘はシリアルです。
夫の朝食は基本的にトーストとコーヒー。しかし夫は、平日の朝はギリギリまで寝ているのでトースターの出番はありません。
ゆっくりできる週末は使うので土日はトースターを出しっぱなしにしておきました。
夫に、「カウンターの上にあまり物を置きたくないから、トースターは使うたびに出し入れしてください」と頼みましたが、断られました。
夫は私がいろいろなものをどんどん片付けてしまうのがあまりうれしくないようでした。
夫には夫の「物の定位置」があるのです。
私がちょっと何かを動かすと、「これは絶対ここに置いておけ」と言われます。まるで「ボンドで貼り付けておけ」とでも言いたげな、絶対君主的な口調です。
トースターを棚から出して、カウンターに置くのに5秒もかかりません。しまうときは、コードをトースターにぐるぐる巻きつけるので10秒ぐらいかかるでしょうか。
パンくずがトースターの底から落ちるので、カウンターの上が汚れます。ですが、ときどきトースターの底をそうじしておけば、これはさほど問題にはなりません。
だから出し入れするのはそんなに大変ではないと思うのですが。
ランチョンマットと同じように、トースターも1人で毎日片付けていたので疲れました。しかし、キッチンをきれいに保ちたくてがんばりました。
コーヒーメーカーも棚にしまうようにして、この時カウンターの上に残ったのは
●電子レンジ(L字型の一番南のはしっこ)
●オーブントースター(L字の中央部分、カウンターの奥まったところ)。
●電気ポット(オーブントースターの隣。これは軽いので移動は簡単)。
●ケーキなど入れているガラス製のコンポート(L字の反対側のはしっこ)。
(このコンポートは引っ越し前に捨てました。こちらに写真があります⇒捨てても大丈夫だった6つのもの(写真つき)~キッチンの断捨離編
この4点になりました。当時としてはこれがギリギリの線でした。
カウンターの上にミキサーが2つ乗ることに
4点時代が数年続きましたが、そのうちオーブントースターの隣に、コーヒーメーカーが置かれました。
私はとうの昔にコーヒーを飲むのをやめました。夫も一時期、私の真似をして、コーヒーを飲むのをやめした。
コーヒーを飲むのをやめた話⇒カフェインの本当の恐ろしさにせまる~私がカフェインをやめた理由とは?
夫は私と違い、夜ぐっすり眠れないタイプで、一度目覚めるともう寝つくことができないらしいです。一時、不眠に悩んでドラッグストアで売っている市販の睡眠を助ける薬を飲んでいたこともあります。
だからコーヒーを飲むのをやめたのですが、すぐにまた飲み始め、コーヒーメーカーを引っ張り出しました。
一昨年になって、私が毎日グリーンスムージー(青泥)を作って飲むようになったので、オスターのブレンダーを階下から上に戻しました。
すると何ということでしょう。
去年の夏、夫が新しいブレンダーを買って来ました。セールだったに違いありません。
オスターのブレンダーはもう古いから、「新しいのを使え」と私に言いました。また絶対君主のような口調です。
私はシンプルで洗いやすいオスターのブレンダーが気に入っていたし、古くてもまだまだ使えるので、捨てるのはいやでした。
「使え」と言われたので、試しにこのNinjyaというブランドのブレンダーを使ってみました。
しかし、ブレード(刃)がやわすぎて、うまく野菜をスムージーにすることができません。さらに、入れ物の部分が四角いデザインなので、ものすごく洗いにくいです。1度使っただけでうんざりしました。
「ああ、やはりオスターのブレンダーは使い勝手がいいなあ」
自分のブレンダーの良さを再認識しました。シンプル設計だから、使いやすいのです。
それ以来、家のキッチンのカウンターにはオスターとNinjyaの2つのブレンダーが置かれることになりました。
これは引っ越した今も一緒です。
キッチンのミニマム化への道は険しいのです。
この続きはこちら⇒子供の服を増やし過ぎない7つのコツ~ミニマリストへの道(39)
☆後書き
週に4日以上使わないものは置くべきではないのに、今のカウンターにはオーブントースターと、ブレンダー2つがのっています。
夫はコーヒーメーカーとトースターとグラインダー(コーヒー豆をひくもの)を衣類の乾燥機の上に置いています。
衣類の乾燥機の上もキッチンのカウンターだと考えたら全部で6点も乗っていることになります。
乾燥機の上に物を乗せてほしくないのです。ダイヤルが回しにくいです。夫は食べかけのポテトチップスまで乗せています。