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ミニマリストなら持っていないかもしれない物シリーズ、今回は寝室編です。寝室と書いてますが、多くの人は寝室が自室でもありますので、自室も兼ねています。
私が最初から持っていなかった物、捨ててよかった物も合わせて紹介します。
みんなが持っているから、ずっと昔からあるから、持っているのが当たり前(だと思っている)から、そんな理由で所有している物の中には、本当は必要ではない物もたくさんあるのではないでしょうか?
必ずしも全員がミニマリストになる必要はないですし、何でもかんでも捨てる必要もありません。
ですが、今自分が持っているものが本当に必要なのか考えてみるのは有効です。これから生活をダウンサイズしたい人は、細かいものを捨てるのも大切ですが、家具の断捨離も検討してください。
1.ドレッサー(鏡台)
今はあんまり鏡台を持っている人はいないかもしれませんね。私の母は持っています。鏡が3面貼ってあって、両端から折りたたむタイプのものです。
私自身はドレッサーを持ったことがないし、必要を感じたこともありませんでした。まあ、今は化粧をしないので全く必要ないのですが、多少化粧をしていたOL時代も、鏡に向かってやっていました。
当時は全身が映る大きな鏡を持っていました。ドレッサーを買うぐらいなら、大きな鏡を買ったほうがいいと思います。
カナダに来てからは、顔を見たいときは、洗面所の鏡を使っています。
ちなみに、化粧が好きなうちの娘もドレッサーを持っておらず、私がドラッグストアで買った直径13センチの丸い鏡を使っています。
この鏡は折りたためるスタンドがついていて、スタンド部分がハンドルになっており、ここを持てば手鏡になります。片面が拡大鏡、片面がふつうの鏡。
娘はベッドの上にノートパソコンを置いて、モニターにこの鏡をかけて化粧しています。ベッドの上で化粧するとふとんが汚れるのであまりやってほしくないのですが、バスルームが1つしかないので、朝、夫とバッティングしてしまうので、自室で化粧しているようです。
☆ミニマリストなら持っていない物:
居間編⇒たぶんこんなものはいらない。ミニマリストの部屋にはない物リスト:リビングルーム編
台所編⇒こんなもの、持ちすぎていませんか?ミニマリストならたぶん持っていない物リスト、ダイニングキッチン編
2.洋服でいっぱいのクローゼットやタンス
クローゼットやタンスはあってもいいのですが、ここに服を詰め込むのはよくありません。服の数が多ければ多いほど、ストレスレベルも上昇します。
押入れにしてもクローゼットにしても、もっともよく使うものは目線の高さ、次に使うものは、目線より下、1番使わないものは高いところにしまいます。
しかし、天井まで、箱やかごがびっしり並んでいるとすごく圧迫感がありますよね。
もし洋服を収納している部屋で寝ているのなら、洋服はできるだけ減らしたほうがいいでしょう。寝室に物が多すぎると、それが視覚的ノイズになってぐっすり寝られません。
寝室は寝室として使うべきであり、洋服の収納庫として使うべきではないと思うのです。
押入れなどふすまをしめて隠してしまうと見えませんが、実はこういう目に見えないガラクタも、潜在意識の中で、ストレスになっているといいます。まあ、開けるたびに目にしますからね。
今は洋服はバーにかけて収納する人のほうが多いでしょうか?服を大幅に断捨離してしまえば、もうタンスは必要なくなります。
着物を持っていれば必要かもしれませんが。
下着やソックスなど細かいものは、タンスに入れる必要はなく、プラスチックの透明な引き出しになっているケースなどに入れておけばいいのではないでしょうか?
あるいは、バーにひっかけるタイプの布製の棚というか物入れもあります。以前、家でも夫が靴を入れるのに使っていました。ここに細かいものやTシャツ、帽子、バッグを入れることができます。
ただ、これとて、あまり詰め込みすぎると、見た目がよくありませんが。
私は廊下にあるアウターをかけるクローゼット(バー)のはしっこに少しだけ服をかけ、残りは、小ぶりの段ボール箱にしまっています。
☆洋服の断捨離の仕方はこちら⇒これで簡単に捨てられる、洋服を捨てる7つのルール~あなたの服の8割はいらない服です
3.サイドテーブルやワゴン、余計な椅子
よく部屋のコーナーやソファの横にある小さなテーブルやワゴンは、どうしても必要な家具ではありません。
こういうものがあると、物を置く場所が増えてかえってガラクタが増えます。
4.机と椅子
私のように自宅で机に向かう仕事をしている人以外は、キッチンにテーブルがあれば、ほかの机は不用です。
ノートパソコンを使うのであれば、キッチンのテーブルで間に合いますね。
ただ、仕事でパソコンを使っている人は、姿勢や目が悪くなるので、姿勢が変にならない机を使ったほうがいいです。実は、娘はデスクを持っておらず、勉強するときは、洗濯もののかごを逆さにしてデスク代わりにしています。
またベッドにノートパソコンをのせてタイプしているときもあります。まあ、そんなに長時間勉強しないのでなんとかなっているかもしれませんが、長時間パソコンを使う人は、目に負担にならない位置にモニターをおけるデスクは必要だと思います。
5.キャビネットや本箱など
以前の私は書類はみんな、黒い大きなキャビネットに入れていました。キャビネットといっても書類入れ専用ではなく、用途のよくわからないやたら奥行きの深い物入れでした。
こちらに写真をのせています⇒心底スッキリ!捨てて大丈夫だった2つの家具。大きな物の断捨離は効果倍増
引越前に手放したのですが、これを手放したら、中に押し込んでいた書類や本もずいぶん手放すことができました。
物を入れる物を先に手放すと断捨離が進むので、タンスや本箱を複数持っていたら、捨てることを検討するといいと思います。
6.机やドレッサーの下にあるもの
机やドレッサーは捨てたほうがいいのですが、そうも行かない場合は、せめて下にあるものを捨てます。
つまり足元にあるものです。私がデスクの下に入れているのはごみ箱だけです。しかし、ここに本を積み重ねていたり、トートバッグに何か入れたものを押し込んでいる人がいます。また何が入っているのかよくわからない段ボール箱とか。
こういうところにあるものは、ふつうの家具からはみ出しているのですから、捨てるべきです。
7.壁にかけてあるもの
私の母は何でもぶらさげるのが好きですが、部屋のあちこちにぶらさがっているものも、はみ出しているものですから、寝室には必要ありません。
またカレンダや壁飾りもいりません。
カレンダーは、会社などでもらうことが多いので、すべてを飾ろうとする人がいますがその必要はありません。
私も昔はもらったカレンダーは「全部飾らにゃ損」とばかりに家のあちこちに貼っていましたが、これも視覚的なノイズになります。
自分がメインで使うカレンダーを1つだけ貼れば、あとは不用です。
関連:カレンダーの使い方⇒上手なカレンダーの使い方。スケジュール管理のコツを押さえて汚家を脱出
番外:ベッド
足や腰が悪くて布団には寝られない、といった事情がなければ、ベッドより布団のほうが所持品はミニマムになります。
その理由はこちら⇒ミニマリストにはベッドより布団がおすすめ
またお客さんが頻繁に来ないのなら、お客さん用の布団や座布団も不用です。
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余分ものを探すコツは、はみだしている物を見つけることです。
たとえば、タンスや本箱の上に乗っているちいさなかごとか、引き出し、収納ケースなど。ここに入っているものは、すべてはみ出していると言えます。意図的にディスプレイしているのでなければ、タンスや押し入れなど、本来の収納家具からあふれているのです。