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5月も後半に入りましたね。大型連休のある5月は、旅行関係のものを捨てる絶好のタイミングです。
見直したいものを7つ紹介するので、ためこんでいないかチェックし、不用なものはどんどん捨てましょう。
1.ガイドブック・地図
まずは、本の形状をしたガラクタがないかチェックしてください。
ガイドブック、地図、会話集、人によってはポケット辞書も用意しているかもしれません。
それ、また使いますか?
使うとしたらいつですか?
ガイドブックや地図にのっている情報は、古いと役に立たないので、近々使う予定がないなら、もう処分してください。
現地の情報や地図は、インターネットで最新の情報を調べることができます。
2.バッグ類
旅行用のバッグを見直して、多すぎたら、少し減らしましょう。
旅行に必須なものと言えば、スーツケース。ほかにも旅行のときだけ使うボストンバッグやバックパック、ウエストポーチ、ボディバッグ、折りたたみできるバッグなどを用意している人もいます。
あまり旅行に行かないなら、スーツケースはレンタルで済ませられます。
業者に借りるのがおっくうな人は、家族や友人に借りればいいのです。
私も、前回(2018年)里帰りしたときは、娘のスーツケースを借りました。
娘のスーツケースのほうが新しいし、しっかりしているし、キャスターもついているから、何かと便利です。
赤いから、ターンテーブルの上でも目立ちます。
旅行のときしか使わないバッグは、できるだけ持たないに限ります。
ボストンバッグは、普段も使うようにしてください。
それと、日本人はバッグや袋物が大好きなので⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?
何も考えずに暮らしていると、バッグ類が増えます。
「旅行に行く時に使うかもしれない」と思って取ってある袋もの(ビニール袋とか)のチェックも忘れずに。
「少し少ないかな~」ぐらいの気持ちで生きていたほうが、持ちすぎません。
バッグや袋物の使い方を見直してゴミと無駄を減らす~私がやっている7つの工夫。
3.旅行用の衣類
バッグの次は衣類です。「旅行用」として取ってある衣類にメスを入れましょう。
通年で同じラインナップの服を着ている私には考えらえられないことですが、世間には、「旅行に行く時だけ」着る服を持っている人がいます。
専用のパーカーや、折りたたみできるレインジャケットなど。旅行のときしか着ないしわにならないトップス、ワイドパンツ、キュロットスカート。
「飛行機の中で使う専用のショール」なんてものを用意している人もいるかもしれません。
年がら年中旅行しているならいざ知らず、そうでないならこうした衣類は、旅行していないときも、どんどん使うべきです。
旅行用の靴(私の母は持っています)、帽子、サングラス、折りたたみの傘なども、稼働状況を調べ、あまり使っていないなら、日常生活でどんどん使い、それができないなら、間引きしましょう。
4.トラベルグッズ
いわゆる旅行用品です。細々としたものが多く、「こんなもの、いるか?」と思うようなニッチ商品や、便利雑貨が簡単にまぎれこみますから、厳選しましょう。
ニッチ商品とは⇒捨てる物に迷って断捨離の手が止まったら、優先的に捨てたい3つのもの
いらないかもしれないこまごまとした旅行グッズ
・ネームタグ(使うとしても、数はいらない)
・スーツケースのベルト
・スーツケースの重さを測るもの(私は体重計で測っています)、メジャー
・スリッパ
・アイマスク、耳栓(アイマスクや耳栓はふだん、使ってください⇒床に寝るミニマリストの必需品はこれ~ぐっすり眠るためのアイマスクと耳栓ご紹介
・ソーイングキット
・電卓(為替換算機能つきのものなど。買い物しなければ、電卓は不用。計算はスマホでできます)
・アラームクロック(必要なら、ふだん使っているものを使用する。たとえばこんな時計⇒無印良品の小さな置時計をシンプルライフのお供にしてます
・変圧器、充電器、アダプター、その他家電系の商品。
・オペラグラズ
・パスポート入れ
・マスク
・S字フック
・鍵、ロック
こうした細かいものは、旅の準備をしているときに、ついつい舞い上がって買ってしまいがちです。
本当に使うもの、使う意味のあるものだけを持ってください。
5.思い出の品~こっそり持ち帰ったもの
旅の思い出として、使いみちがないのになんとなく持っているものです。元は実用品だったものが多いです。
たとえば、使い終わった航空券や日程表、レストランのメニュー、カフェから持ってきたかわいい(と思った)灰皿、コースター、マッチ、ナプキン、ホテルのアメニティグッズなど。
海岸で拾ってきた貝殻や砂、なんてのもあります。
旅先という非日常の世界にいると、つい興奮して、判断力を失い、なんでもかんでも持ち帰る人がいます。
使い終わった航空券が、いとおしくて離れがたい人は、スキャンしておけば、手元に残ります。
ですが、それ、スキャンしてまで持っていたいと思いますか?
こまごまとした雑貨は、旅先で見ているから素敵なだけで、自宅にあると、限りなくゴミに近いものです。
どれも一応実用品なので、試しに、ふだんの生活で使ってみてください。
どんな気分がするでしょうか?
ホテルのアメニティグッズなど、小さな容器に入っている洗浄剤は、痛みやすいので、早めの使用がおすすめです。
旅先の写真も、ここに入るかもしれませんね。
写真がたくさんある人は、別枠でしっかり片付けてください⇒写真を断捨離するシンプルな方法:質問にお答えしました
6.思い出の品~買ってきたもの
自分へのお土産として買ってきたいわゆる「かわいいもの」「素敵なもの」「胸キュンなもの」です。
どちらかというと、実用性は度外視された製品です。
たとえば、
・定番の絵葉書やマグネット。
・刺繍がほどこされた、かわいいけれど何を入れていいのかわからないポーチ。
・色や形が特殊すぎて、使い方も収納の仕方も今ひとつわからない食器や調理雑貨(旅先の店では、素敵なものに見えた)。
・各種人形(マトリョーシカとか)。
・ガラス類(ベネチアングラスとか)
・クッキーやらが入っていたかわいい缶⇒入れ物を手放せばモノはたまらない。今すぐ捨てたい6つの入れ物(プチ断捨離12)
・日本では手に入らない素敵なショッピングバッグ。だけど街で持つのは恥ずかしいもの⇒その紙袋、今すぐ捨てましょう~つい取っておくものだけど、捨てたほうがいいもの(その1)
・色がかわいいけど使わないコスメ、びんの形はかわいいけど、香りが強烈すぎる香水
・友達にあげそこねたお土産
持っていたい気持ちもわかりますが、数が多すぎるとガラクタになりますので、1年後、3年後、5年後も持っていたいものだけ手元に残しましょう。
7.人からもらったお土産
最後は、自分で買ったのではなく、人からもらったお土産です。
お土産はギフトですから、捨てにくいかもしれません。しかし、その商品を選んだのは、あくまで他人だということを忘れないでください。
自分で選んでいない商品は、高い確率でガラクタになりますよ。
好きで買ったものだってガラクタになっているのですから。
本当に好きなもの、ちゃんと使っていないものは、今後も使いません。
早めの処分がおすすめです。
この連休のお土産として、めずらしい食べ物をもらった人もいるかもしれません。
そのような食べ物は、さっさと食べてください。自宅で消費できないなら、よそに回しましょう。
ポイントは、さっさと消費・処分することです。
時間がたてばたつほど、処分がやっかいになります。
ギフトを捨てる⇒罪悪感を感じる必要なし、人からもらった贈り物を捨てる3つのコツ
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旅行用品をためこまないコツは、旅行専用にしないことです。
ふだんもどんどん使ってください。
特に、バッグ、袋もの、カバー類の増殖に気をつけましょう。
アマゾンには、スーツケースのキャスターにかぶせるカバーまであります(しかもポーチまでついている)。
この商品だけでなく、飛行機柄の類似商品もあるのですが、いらないでしょ?
いろいろなものに、カバーをつけないと気がすまないのは、単なる生活習慣です。
物は使えば汚れて痛むのがあたりまえ。「せっかくきれいなのに、きたなくなっちゃうなんていや!」と思う人は、最初から中古品を買えば、「きれいなままで使いたい」というしばりから解放されます。