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ミニマルな日常

家が片付かないのは嫌だけど、全部大事だから捨てたくない。そう思う人が、捨てるために読む記事。

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大事な物がたくさんあって、なかなか断捨離が進まない。こんなときの対処法(考え方)をお伝えします。

先日、手芸が趣味の人からの質問に回答しましたが⇒手芸の材料や道具、作品が部屋を占拠。この趣味とどう向き合うべきか?

この方は、雑貨もたくさん持っていて、「なくても別に困らない物だ」とメールに書いていました。

なくても困らないけど、かわいいし愛着があるから、全部大事で捨てられない。

このブログを開設してから、そう考える人がとても多いことに気づきました。

よく考えれば、私たちが持っている物の多くは、「なくても困らない物」ばかりです。

べつにいらないけど、あれば、人生がより豊かになるような気がして持っているわけです。

でも、本当にそうでしょうか?

全部大事だと思って何一つ捨てられない方は読み進めてください。

1.物より大事なものもあるのではないか?

人の生活の善し悪しを決めるのは、物だけではなく、それ以外の要素もあります。

たとえば、時間、精神的な豊かさ、人間関係、健康、気分のあり方など。

物以外のものは、目に見えないので、わかりにくいため、そういうものの充実を図るより、手っ取り早く、いい物をできるだけたくさん持つ方向に行ってしまうかもしれません。

気分が重苦しいときは、手っ取り早く好きな雑貨を買えば、そのときは、いい気分になるし。

ですが、目に見えない要素をないがしろにしていると、生活の質はあがりません。

なんだか毎日が楽しくないから、物をいっぱい集めることや所有することで埋め合わせをしているつもりかもしれませんが、目に見えないものをもっと大事にすれば、物はそこまで必要ないのです。

「ああ、これは全部大事だ、捨てられない!」と思ったら、捨てるからこそ手に入る。目に見えないものについて考えてください。

少し減らせば、手入れや管理のストレスから解放されるので、時間ができるし、気分もよくなります。

どちらが大事でしょうか? 大量に集めた物たち? それとも、気分のよさ?





2.これからもずっと持ち続けたいか?

全部かわいいし、全部大事。

そう思うものを、いったい自分はいつまで持ち続けたいのか考えてください。

1年、3年、大学を卒業するまで? 結婚するまで? 老人ホームに入るまで? 死ぬまで?

人間はいつかは死ぬので、今大事に持っているものを永遠に持ち続けることはできません。

いつかは、その大事な物たちと別れるときが来ますが、その日ができるだけ遅く来ることを願っていますか? できれば永遠に持っていたいと思いますか?

それなら、持ち続ければいいですが、ずっと持っていると、片付かない生活や、自宅が倉庫化している現状は変わりません。

現状をキープしたいか、変わりたいのかこのさいじっくり考えてみましょう。

少しは捨てないと何も変わりません。

昔、私もたくさん物を持っていました。

とくに、大量にあったのは、本、衣料品、文房具、細々とした雑貨です。

未だに本は少しありますが、その他のものは、大幅に減らしました。

もし、何も捨てず、量を減らしていなかったら、今、すごくしんどい生活をしていたと思います。

なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?(1)~物がたくさんあっても幸せではなかった

3.あと代償を支払ってもいいのか?

「すべて大事だから捨てない」という決断を下すとき、今の心地よさを優先していて、あとのことは考えていません。

実際は、今、物だらけで決して心地よくはないのですが、捨てる決断をしないほうが、気分的にラクですよね?

そのままにしておけばいいのだから、余計な考え事も作業もしなくてすみます。

この記事に書いたように⇒人生の棚卸し~不用品を捨てる意外なメリット(その1)

所持品を整理したり、不用品を捨てたりするとき、今までの自分の行動や考え方を振り返ることになります。

それは、そんなに気分のいいことではないかもしれません。

そこまで必要でなかった物を大量に買って、貯金しなかった自分のバカさ加減と直面するのはそんなに楽しくないでしょう。

私は、穴があったら入りたい気分でした。

捨てる・捨てないを決めるのが、すごくめんどくさいと思う人もいるでしょう。

いざ、捨てようとするとき、すごくつらいから、そのつらさを回避したい気持ちもあるでしょう。

しかし、こうやって、現実に直面し、いやな気分になることをすべて先延ばししていると、あとでまとめて、大変な思いをすることになります。

いやなことは早めに終わらせたほうがラクです。

未解決の問題が積み重なると、「やっていない」という未完了の気分がストレスになります。

断捨離をして「未完了の問題」にきちっと片を付けろ~実録・親の家を片付ける(10)

4.過ぎたるは猶及ばざるが如し

何1つ捨てたくない気分のとき、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざを思い出してください。

物はありすぎても、困ったことが起きます。

実際、今、汚部屋に住んでいるなら、もう困ったことが起きているでしょう。

何がどこにあるのかよくわからなくて、「しっかり管理できていない気分」「所持品の把握ができていない気持ち悪さ」にさいなまれているかもしれません。

視覚的ノイズが増えて、気持ちが休まらないかもしれません。

視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。

特定のアイテムが、どこかに埋もれてしまうこともあるでしょう。

推しグッズを買うときは、どれも「これはお宝だ」と思っていたはず。

しかし、似たようなお宝が部屋にいっぱいあると、お宝がほかのお宝の山の下でつぶれていることもあるんです。

お宝が10個ぐらいしかなかったら、ひとつひとつのお宝のありがたみを感じられ、どれも大事にできますが、お宝がありすぎると、管理が大変になって、それは、もはやお宝というより、なんとかきれいに自分の部屋に収めなければならない「やっかい物」に変わります。

どんなに素敵でも、好きな物でも、多すぎれば、それぞれのガラクタ具合が増します。

手入れや管理が難しくなり、結果としてコレクション全体の価値も下がるのです。

さらに、これまでどおりたくさんの物を持ち続け、そのライフスタイルに疑問を投げかけるチャンス(物を捨てること)を体験しないと、お金とスペースがどんどんなくなります。

5.ベスト5を選ぶとしたら?

「みんな大事だわ」と感じている物でも、ひとつひとつと向き合ったら、すべてが同じように大事ではないことに気づきます。

「いや、そんなことない。どれも全部大事で、差をつけることができない」。

そう思うときは、無理やり、ランキング(キープする優先順位)をつけてみてください。

以下のそれぞれについて、5つ選んでみましょう。

・特に愛着のあるもの

・持っている意義があるもの

・死ぬまでずっと持ちたいもの

・かさばらないもの

・扱いやすいもの

5つの項目について5つなので、最大25個選ぶことになります。

25個ぐらいだったら、持っているのもそんなに負担ではないでしょう。

5つ選んで、もう1つぐらい次点で入れれば、30個。

30個に絞ることを目指してやってみてください。

こうやって、優先順位をつければ、現在、100個あろうと、300個あろうと、1000個あろうと、本当に大事な物を見極めることができます。

人は本当に大事だと思う物を数少なく持っているときのほうが、中途半端に大事だと思っている物をたくさん持っているときより、幸せです。

そこまで大事ではない物は、手放して、本当に大事にできる人たちに譲ってください。

*****

汚部屋に住んでいて、この状態をなんとかしたいけど、物が大好き、物を所有することが大好き、大事な物がたくさんありすぎる、そう感じて捨て作業が進まない人に、捨てられる考え方を紹介しました。

時間、スペース、お金、体力、意識、すべてが有限なので、優先順位をつけて持つしか方法はありません。

もちろん、コレクションを貫きたいなら、そうしてもかまいませんが、そのためには、自分のリソースをそこに大量投下する必要があります。

すべてをきちんと並べられる部屋を作り、管理してくれる人間を雇うとか。

大量のコレクションは、忙しい日常の中で、さまざまな責任を負っている人が、片手間でやれることではないのです。





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