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私が生活を大幅にダウンサイズしたときに捨てたもの、10個についてお伝えします。
去年の10月に引越しをして10ヶ月たちました。それまで住んでいた家の半分以下のスペースに引越したので、かなりの物を捨てました。
いわゆるホームダウンサイジングです。
ダウンサイジングとは?
ダウンサイズ(downsize)とは英語で「小さくする」という意味。コンピュータや自動車などの工業製品を小さくしたり、肥大した組織や生産設備などをスリムにするときに使われる動詞です。
ダウンサイジング(downsizing)は名詞形です。形容詞としても使います。
昨今、シンプルライフを送りたいと思っている人が増えてきました。そこで小さな暮しをするために、今より小さな家に引越したり、所持品を減らすことを「暮しのダウンサイジングをする」と使うようになってきました。
暮しをダウンサイジングする1番いい方法は現在の家より小さな家に引っ越すこと。居住スペースを縮小するわけです。
我が家もこれをやりました。
それまでもシンプルライフを送っているつもりでしたが、半分のスペースになるということは、さらなる断捨離を迫られました。
まだまだたくさんの物を持っていたのです。特に家は、夫が全く物を捨てない人なので、私が人一倍捨てないとバランスが取れません。
そのため毎日必死に断捨離をしていました。
きょうはどんなものを捨てたのかお話します。「10のもの」とタイトルに書いていますが、これは10個ではありません。厳密に言うと10種類です。
10個捨てたぐらいでは、何ともなりません。大きな家具を10個捨てることができれば、別ですが。
1.着ない服
買わない暮し、持たない暮しをめざしていたので、服はそんなに持っていないつもりでしたが、去年の6月はまだ、60着ぐらい持っていました。
まず最初にここ数年全く着ていない服を20着ほど断捨離し、あとは段階的に捨てました。引越し前は20着ぐらいになりました。
私が服を捨てた過程はこちらに書いています⇒必ず知っておきたい洋服を減らすコツ~私はこんなふうに衣類を断捨離しました
2.本
本の数は今でも多く、ラジオ講座のテキストを含めて130冊ぐらいありますが、これでも数が減ったのです。
引越し前は500冊近くの書籍があったと思います。いったい何がそんなにあったんだろうと思うわけですが、まずラジオ講座のテキストをやたらと持っていました。フランス語の独学を始めて4年ぐらいになりますが、最初の3年は毎月買っていたのです。
もちろんカナダには売っていませんから、楽天ブックスでよく買いました。そのうち楽天ブックスでテキストの取り扱いがなくなり、アマゾンでも2500円以上の買い合わせの対象になったので、最近は全く買っていません。
それと「ふらんす」という小さな雑誌も3年分ぐらい持っていました。これはみんな捨てました。
本はこんなふうに断捨離しました⇒1年で320冊本を断捨離した私のやり方まとめ
今も少しずつ捨てています。
3.バッグ、袋物
雑貨屋の福袋に入っていたバッグや、自分で買ったポシェットやウエストバッグなど、小さくて安いものばかりですが、全部で20個以上持っていました。エコバッグも複数持っていました。
これも最初に16個捨てました。
バッグの捨て方⇒ついつい集めがちなバッグの減らし方、捨てどきはいつ?今です
4.CDとDVD
娘の写真のデータを入れたCDロムが、たくさんありました。さらに音楽CDや、参考書の付録、友だちが録音してくれた音楽CD、やはり友だちが日本のドラマを録画してくれたDVDなど、すべて合わせて150枚ぐらいあったと思います。
これも段階的にほとんど捨てました。
娘の写真のデータはパソコンに戻し、それからGoogleドライブに入れました。まだ全部移しきれていませんが、最近パソコンの調子が悪いので、早くやっておいたほうがよさそうです。
CDは現在でもまだ40枚ほど持っています。好きな音楽CDと参考書についていたCD、昔のラジオ講座を録音したCDです。
CDとDVDはこんなふうに捨てました⇒CDとDVDはこんなふうに断捨離~もう音楽を所有しなくていい理由とは?
5.台所用品
製菓道具をたくさん捨てました。以前はお菓子作りが趣味だったので、ケーキ型やらクッキー・カッターやらすごくたくさん持っていたのです。
特に数が多かったのはクッキー型です。ふだん使うのは抜きやすいもの、扱いやすいものに決まっていたのに、かわいいもの、ちょっと変わったものを見るとふらふら買っていました。
1つ1つはそんなに高くないですからね。
昔、楽天市場の馬嶋屋菓子道具店のページを毎日のように見ている時期がありました。浅草のかっぱ橋道具街に行くことを夢見ていたほどです。もちろん、今は全くそんな気はありません。
たくさんあったクッキー型も現在は9個まで絞り込みました。まだ多いですね。
ほかに食器や、調理雑貨などもかなり捨てました。
6.かわいい雑貨
昔からスヌーピーやハローキティ、ムーミンなどキャラクター物が好きな私。さすがに最近はほとんど買っていなかったのですが、過去の遺産がまだけっこう残っていました。
目についたものから少しずつ捨てました。
キャラクターものはシンプルライフにはそぐわない話⇒いかにして私はキャラクターグッズを卒業したか~大量の「かわいい物」を断捨離して得た境地とは?
7.過去の遺物
昔使っていた教材やノート、古い手紙、クリスマスカードなど現在の生活に関係ないものを捨てました。
こんな機会でもなければ、ずっと持っていたかもしれません。
8.アクセサリー、特にピアス
収集癖があったので、ピアスを大量に持っていました。まとめて捨てました。
考えてみるとふだんつけるピアスは1つだけなのです。
1つ1つのピアスは小さなものですが、数が増えれば、やはり場所を取ります。
それまで家のあちこちに分散していたので、どさっと捨てて、残りは一箇所に集めました。
ピアスが3~4箇所に収納されていることは知っていましたが、それがどこなのか正確には把握しておらず、もちろんどんなものがあるのかも知りませんでした。
こういうことが知らず知らずのうちにストレスになっていたので、1つにまとめられてよかったです。
現在アクセサリーはピアスを3ペアのみ所有しています⇒アクセサリーはピアスだけ、3組持っています~カジュアル系主婦ミニマリストの持ち物公開(写真つき)
9.家具
引越し前に、家具もいくつか手放しました。自分のものとしては、ベッドのマットレス、机、キャビネットを断捨離。
それまで夫がそのへんの引き出しと木を重ねて作ったフレームにマットレスをのせてベッドとして使っていましたが、新居に入れるスペースがなかったので手放しました。
ずっと階下に寝ていたせいか、知らないあいだにマットレスがすごくくさくなっていました。前の家の地下室は、10年前ぐらいに、大雨のときに、水がたくさん入ったことがあります。
それ以来、微妙にしめっぽく、変な匂いがしていました。といっても、その中で寝ているとそこまで気になりません。
マットレスを階上にあげたとき、すごくくさかったので気づいたのです。「こんなマットレスで寝ていてよく病気にならなかったな」と思いました。
日本では、ふとんは日に干しますが、こちらでマットレスを干している人を見たことがありません。カナダは日本より湿度が低いので大丈夫なのかもしれません。
しかし、人体からでる汗はもちろん、ほこりなど空気中にただよっているもろもろを吸い込み、相当不潔になっているのではないでしょうか?
マットレスを捨てたので床で寝るようにしました。今は毛布をひいて寝ており、この毛布は時々洗っているので、以前より清潔な環境で寝ることになりました。
床で寝る話⇒ミニマルな寝床を実現~床に毛布をひいて寝るようになって4ヶ月、こんな変化あり
キャビネットはけっこう大きな物で、自分の書類、本、雑貨などを入れてましたが、これを捨てたので、中身もかなり断捨離できました。
10.持ちすぎていたストック
消耗品で数が多すぎるものを捨てました。1番たくさん捨てたのは文房具です。ほかにもラッピングペーパー、リボン、ボタン、クリスマスの飾りなど、ほとんど使わないのに何年も引き出しに入れていたものをすべて捨てました。
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引越し前に本当にたくさんの物を手放しましたが、捨てて後悔したものは1つもありません。
想像以上に引越し荷物が多く、自分でもあきれてしまいました。
おかげさまで、今は自分の持ち物はかなりミニマルになりました。生活のダウンサイジングには引越しが1番効果的、というのを身をもって知りましたよ。