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筆子が床(ゆか)に寝る話が人気があります。
いったん床に寝られるようになると、どこでも寝室になりますから便利です。
きょうは、その「どこでも寝られる」シンプルライフを、より実践しやすくしてくれるグッズ、2つをご紹介します。
「どこでも寝室化計画」の強力な助っ人~アイマスクと耳栓
筆子が寝る時使っているのはアイマスクと耳栓。
ともに小さなものですが、どちらも良質の眠りを提供してくれます。
こんな経緯でアイマスクと耳栓を使うようになりました。
私は居間に寝ています。
床で寝る話はこちら⇒床にじかにシーツをひいて寝てみたら、グッスリ眠れて健康によいみたい
このブログを書き始めてから、寝る時間が遅くなっていますが、理想は8時にお風呂に入り、9時就寝。朝の4時起床。
ところが、居間では、夫が夜遅くまでぐずぐずとテレビを見ています。
夫は筆子と違って、睡眠時間がバラバラ。
仕事から戻って、いきなりソファで2時間ぐらい昼寝(夕寝)することもあります。そして、夜中までテレビを見ているのです。
ヘッドホンを使っているので音は聞こえませんが、部屋の電灯を切ったあとの、テレビの画面のまぶしいこと、まぶしいこと。
夫は一応筆子のために、テレビの画面を自分のほうに向けています。筆子もそばにあるソファの片端をぐっとひっぱりだし、これを衝立(ついたて)にして、光を遮っています。
それでも光がもれてきます。
私、寝付きはいいのですが、このテレビ光線で睡眠が乱れたことがありました。
夫に「テレビ見るのやめてよ」と何度も頼みましたが、テレビ中毒の夫はチャンネルを切ろうとはしません。
困っていたのですが、ある時思い出したのです。
アイマスクを持っていたことを。
大昔、フェリシモか千趣会のおまけでもらったのです。
全然使っていなかったのですが、ある夜、ためしに使ってみたら、
・・・これはいい!
いきなり目の前が真っ暗になりました(いい意味で)。
多少下側から光が入ってくるけれど、アイマスクなしよりはずっとマシ。
ついでに耳栓も耳につっこんだら、まるで山の湖畔のホテルで眠っているかのよう。
アイマスクのメリット
アイマスクを使うと眠りが深くなります。
現代の都会の夜は、人工照明で、想像以上に明るいもの。アイマスクでこの光を遮れば、メラトニンの分泌が増え、よく眠れるようになるのです。
メラトニンは、別名睡眠ホルモン。体内時計に働きかけて昼間の覚醒から夜の睡眠へ切り替えてくれる働きをします。
おもに光によって調整されているメラトニン。夜中に強い光をあびていると、メラトニンが出ず、からだが休息モードになりません。
2010年に中国で、ICUにいる患者さんにアイマスクと耳栓をあてがったところ、使っていない患者さんより、メラトニンの分泌が多かったという実験結果が出ました。
別に床の上でなくても、平床寝台(へいしょうしんだい)、ふとん、ベッド、ソファ、寝袋、ハンモック、駅のベンチと寝る場所は問いません。
「もっと夜、ぐっすり眠りたい」、
そんなあなたの願いをアイマスクがかなえてくれるのです。
ミニマリストさんは、物を増やしたくないでしょうから、適当な手ぬぐいやタオルを三つ折にして、目にかぶせ、端っこを頭の下に折り込むだけでもよさそうです。一度お試しください。