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自分軸重視で生きるコツ、後編です。
世間体や他人の評価を重要視して生きていると、ストレスがたまり余計な買い物が増えます。
物を持ちすぎず、シンプルに暮らしたいなら、自分軸重視で生活することをめざすのが近道です。
前編では、
1.毎日振り返る
2.自信をもつ
この2つをお伝えしました。
今回は、
3.自分の道にフォーカスする
4.セルフイメージを変える
5.自分と違う意見を尊重する
この5つです。
3.自分の道にフォーカスする
他人の成功や他人がやっていることにばかり注目しないで、自分の進みたい道を進んでください。
我が道を行けばいいのです。
自分の道にフォーカスする方法を5つ紹介します。
1)目指すところを明確にする
なんとなく流されて生きるのも、生き方の1つですが、自分軸が定まっていない人がこれをすると、どんどん他人の影響を受けて、行きたくない方向に行ってしまいます。
よって、どんなふうに生きていきたいのか、確認しながら進んだほうがいいでしょう。
「どんな状態になったら私は幸せを感じるのか?」
これを考えて、そんな状態になるように、日々の意思決定をしてください。
2)違和感のあることはしない
やりたくないことや、違和感を感じることは可能な限り、しないでください。
生きるために、会社に行って、頭を下げたくない人に頭を下げなければならないこともあると思います。
ですが、自分がほしい状況のためにそうしなければならない、と思っているなら、そこまで、ストレスはたまらないでしょう。
3)自分と向き合う時間を作る
時間をとって、まめに自分と向き合ってください。
自分1人の時間を持つ5つの方法。時には他人の声や視線を断捨離する。
自分と向き合うためにおすすめの方法は(しつこくてすみません)、モーニングページ、ブレインダンプ、日記などです。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています
書くことが嫌いだ、どうしても書くことができない、こんな人は、人に話してもいいです。
書くことに不慣れで、最初は何も出てこない人も、書いているうちに、いろいろな思いがどんどん出てくるようになります。
これまで自分の本音を心の奥底に押し込んでいたなら、なおさらそうでしょう。
4)ソーシャルメディアとは慎重に付き合う
他人のすばらしい生活や素敵な物が次々と出てくるソーシャルメディアを見ていると、人のものがうらやましくなります。
買わない挑戦をしていても、店に入れば、素敵な物が目に入って、欲しくなるのと同じです。
自分は自分、他人は他人と、しっかり線引きできないうちは、SNSとは慎重に付き合ってください。
人の生活ぶりを長々と見ている時間があるなら、その半分を、自分のやりたいことをするのに当ててください。
4.セルフイメージを変える
セルフイメージは、日本語にすると自己認識。自分が自分に対してもっているイメージです。
前編にも書きましたが、私は、自分のことを、ブログを書くことや、不用品を捨てること、事務仕事が得意でと思っています。
こんなふうに、得意なことや強みをベースに自分をイメージしてください。
自分で自分をおとしめない
人は、自分の弱点やできないこと、弱みをベースに自分をイメージしがちです。
たとえば
・私は片付けられない人
・私は優柔不断な人
・私は何をするにも三日坊主な人
・私は断れない人
こんなふうに。
過去に大きな挫折を経験していると、その挫折体験(本人はそれを失敗だと思っている)をベースに自分を定義してしまうことがよくあります。
私はバツイチです、とか。
なぜ、離婚したことがバツなのか? 「ばつ」は「ぺけ」で、「不可」という意味です。 人間として不可ということ?
まあ、バツイチという言葉はすっかり日常に溶け込んでいて、特にネガティブなイメージはなく、離婚経験者というニュートラルな意味で使われていると思いますが。
過去の失敗ではなく、成功で自分を定義してください。
自己紹介や就職の面接では、積極的に自分の強みをアピールしましょう。
弱みや短所は、ごろっとひっくり返せば、強みや長所になる自分の個性です。
日本ではへりくだる文化があるので、わざと謙遜して、自分を悪く言うことがあるかもしれませんが、これはやめてください。
わざわざ自分で自分をおとしめなくても、失礼にならずに自己紹介することはできます。
言葉を集めておく
これまでずっと、自分のことを、欠点や弱みをベースに認識していた人が、いきなり、強みをもとに自己認識するのは難しいと思います。
練習が必要なので、強みをベースにした自己紹介文を書いたり、話したりしてください。
ふだん前向きな言葉を考えて、口に出していないと、いきなりは出てこないので、自分の強みを表す言葉を集めてリストにしておくといいでしょう。
たとえば
物覚えがいい
細かいポイントに目がいく
勤勉
仕事熱心
約束を守る
誠実
誰にでも親切
思いやりがある
前向き
気持ちの切り替えがうまい
仕事が丁寧
締め切りは必ず守る
信頼できる
柔軟性がある
忍耐力あり
寛大
きちょうめん
・・・・ここまで自分のよいところを書いてみました。
ほかにも、
バランスを取るのがうまい
冒険心に富む
勇気がある
人づきあいがいい
リーダーシップがある
コニュニケーションが得意
観察力がある
分析が得意
結果にコミットする
野心的
献身的
自制心がある
集中力がある
努力家
洞察力がある
独創性に富む
パワフル
協調性がある
愛情深い
○○が得意(絵がうまい、料理がうまい、逆立ちが得意etc.)
包容力がある
お年寄りや子供など弱者に親切
聞き上手
こんなふうにいろいろあります。
自分だけでなく、家族(子供とか)や同僚、友人を定義するときも、よいポイントをベースに言い表す練習をしてみるといいでしょう。
5.違う意見を尊重する
世の中にはいろいろな考え方や意見がありますが、自分と違う意見を、「私とは考え方が違うけど、それもありだね」と尊重してください。
多様性を認めるということです。
どんな意見やライフスタイルも尊重できたほうが、自分軸を全うできます。
自分と他人は違うし、他の人と私が違っていても別にいいのだ、と思えるようになりますから。
違う意見を尊重する練習として、次の2つをおすすめします。
1)他人をジャッジしない
思いもよらなかったやり方や意見を目にしても、いきなり批判的にならないでください。
とりあえず、「ああ、こういうのもあるんだ」と受け入れましょう。
他人をジャッジすると、自分もジャッジされていると感じる世界に入ってしまいますから、こちらからするジャッジをやめれば、誰にもジャッジされません。
詳しくはこの記事を読んでください⇒人の批判に対処する7つの現実的な方法。
2)自分のやり方を押し付けない
仕事や家事の手順、物事の優先順位の付け方など、人によって違いますが、自分と違うやり方をしている人を、むりやり自分のやり方に変えようとしないでください。
会社の仕事のやり方で、1人だけ、ものすごい独自のやり方をしている人がいて、そのために、結果がとんでもなく変なことになっている、なんて場合は、調整が必要ですが、家族の1人の家事のやり方が変だ、と思っても、態勢に影響ないなら、好きにさせておきましょう。
他人の生き方を尊重できると、自分もマイペースで生きられます。
前編はこちら⇒自分軸で生きる方法(前編)~足りないマインドになりがちなあなたへ。
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自分軸を強固にする方法は他にもあります。
他人と自分を比べないこともとても重要です。
オレンジ対バナナ:人と比べることで生じるダメージとその修復(TED)
自分と他人を比較して、落ち込むことが多い人は、脳内で、そういう神経回路ができあがっているので、30日間チャレンジを利用して、
マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
「比べない月」を作って、取り組んでみるといいでしょう。