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きょうは、家にあった紙袋を全部捨てたら楽しくなってきたという読者のお便りを紹介します。
Aさんからいただきました。小見出しは私が入れました。
ショップの袋を全捨てしました
こんにちは。
少し前にブログでメールを紹介していただきありがとうございました。
他の方のメールも共感できることが多く楽しく拝見しています。
紙袋を捨てた
先日の紙袋全部捨ててみてください、の記事を読み全部捨てました!
元から10枚もなかったのですが、かわいかったり、しっかりしていたりで捨てるのはもったいないと思い、自分の中ではベストに絞ったものでした。
けれど人になにかを渡す時に使おうと手に取ってはなんか違うな、と戻してばかりいたので筆子さんの記事を読んで捨ててみました。
世界が変わりますよ、という言葉を信じて(笑)
その結果…確実に変わっています!
紙袋を捨てようと思った日、たまたま私がよく見ているヨガYoutuberが瞑想を紹介していたのでやってみたところ、以前は瞑想の良さがわからなかったのが、その日はすごくすっきりとウキウキした気分になったのです。
朝起きてすぐに瞑想と軽いヨガをして、その後紙袋を捨てたのですが、その日からなんだか毎日とっても楽しいのです。
以前も鬱々としていたわけではありませんが、ひとつ上のウキウキにいったような感覚です。
すぐにまた袋が家に入ってきた
しかしそれからすぐに1枚くらい取っておけばよかった!と思うことがありました。
全捨てはやりすぎたかな~と。
でもすぐに、紙ごみ用に使用していた紙袋から(紙袋に紙ごみを入れてそのまま紙リサイクルボックスコンテナに捨てています)紙を取り出してそれを使用したら解決しました。
ほんとに一瞬の後悔でした。
さらに3日もしないうちに新たに紙袋が3枚くらい家に入ってきました。
気にしてみるとすごいですね…。
後悔について
また少し前に「捨てたことを後悔をしない魔法の言葉(呪文?)がほしい」というような内容の記事があったかと思います。
つい先週もスキーウエアを捨てて後悔した記事がありました。
そういう記事を読むたびに教えてあげたいと思っていたのですが…
私にとっての魔法の言葉は「人間はどんな選択をしても後悔する」です。
片付けと心理学の本で読みました。
ほんとに目から鱗でその通りだと思いました。
それから、一瞬捨てなきゃよかった、と思っても、でもその時は理由があって捨てたかったのだし、その時の私の中でベストな判断をして捨てたはずだか間違いはないと思うようになりました。
そう思うと本当に納得がいくし、後悔もしません。
同じ服を着ることについて
先日、ある雑誌で、洋服1着で生活できるか試そうと2週間同じワンピースを着続けてみたところ、在宅のご主人がまったく気付かなかったという記事を読みました。
「そのワンピースをよく着てるなとは思ったけど毎日着ているとは思わなかった」と言ったそうです。
私の夫も在宅で毎日家にいますが、彼が2週間同じ服を着ていても私も気付かないと思います。人ってほんとに全然見てないですよね。
自分が見栄で服を着ているとは思っていませんが、その記事を読んでインナー以外は上下2,3着あればいいのかな? と思うようになりました。
実際どんどん服の数は減っています。快適です。
話が飛び飛びで読みづらく申し訳ないですが、自分の中で気付けて感動したことをお伝えしたくメールしました。
1日、2個捨てる
最後に今月の目標で筆子さんのマネをして「毎日2個捨てる」をやってみています。
筆子さんのようなミニマリストは2個でさえ捨てるものを見つけるのは大変でしょうが、私は余裕だと思っていました。が、やってみるとなかなか難しいですね。
ほんとに意識しないと気付いたら明らかなゴミ以外はなにも捨てずに一日が終わっています。
その分気付いたら翌日は4個捨てるなどしていますが…。
捨ててしまえば捨てようかどうしようかとずっと悩む時間がなくなると言うのはほんとですね。気持ちがいいです!
支離滅裂な長文失礼致しました。
毎日更新を楽しみにしています。
読んでくださりありがとうございました。
Aさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを楽しみにしていると聞いて、とてもうれしいです。
このメールは4月にいただきましたが、その後お元気でしょうか?
ショップの袋を捨てたら、また入ってきたのですね。
まあ、ふつうに生活していると、特に意図していなくても、袋は増えると思います。
ショップの袋を増やさないコツ
紙袋を全捨てしたあと、増やさない秘訣は、
・自前の袋を持っていって、店の袋はもらわない
・中身を取り出したその瞬間に、捨てる(例外を作らない)
・1週間に1回(ゴミ収集日の前など)、全部捨てる
こんなところです。
手元に置いてしまうと、無料でもらった紙袋ですらも、「もったいない」という気持ちになり、捨てられなくなります。
最初から、家に入れないがベストです。
中途半端に持っていると、邪魔だし、「きれいに収納したい」とか、「何かに使わなければ」というよけいな考えごとをしなければなりません。
紙袋がなければ、こういうこといっさい考えなくてすみます。
欲しくて買ったものではない、ただでもらったものの使いみちや収納に悩むのに時間やエネルギーを使うのは、本末転倒だと思います。
袋が必要になったら、紙じゃない、ふつうの袋や風呂敷に包めばいいですし、紙袋なら手作りもできます。
私も、紙袋はいっさいためていませんが、特に困ることはありません。
去年の春から、外ではほとんど買い物していないから、袋をもらう機会もありませんね。
後悔について
確かに、どんな選択をしても、後悔するのが好きな人は後悔するでしょうね。
ですが、べつに後悔してもいいと思います。
ちらっと、20秒ぐらいなら。
「後悔してもいいけど、引きずらないようにしよう」と決めてしまえば、「後悔したくないから、やりたいことができない」という状態は回避できるでしょう。
「捨てて後悔したものはありませんか?」とか、「後悔しない捨て方ってありますか?」とは、雑誌の取材でよく問われる質問であり、そうした記事をこのブログにも書いています。
しかし、最近は、「べつに後悔したっていいじゃん」と思っています。
捨てたものが必要になったとき、「あ、捨てなければよかった」と思ったとしても、その後、手持ちの何かで代用したり、店で新しいのを買ってきたり、それなしで進めたりすれば何の問題もありません。
私も、今朝、そういうことがありました。
きのうCOVID-19の予防接種(2回め)を打ちました。その後、副作用で、夜、体の痛みや寒気が出て、朝になっても熱っぽかったのです。
1回目を打ったときも、そうだったので、それはべつにいいのですが、問題は、今朝、8時から歯医者の予約が入っていたことです。
医者に行くと、体温の測定があり、熱が高いと、門前払いです。
そこで、行く前に、ちょっと体温を測ってみようと思い、何年ぶりかで、薬箱の中にある体温計(耳温計)をひっぱりだしたら、電池が切れていました。
娘(22才)が赤ん坊のとき買ったものだから、電池が切れていて当然です。
ふだん、いっさい体温計を使わないから、電池が切れたのに気づいていませんでした。
「あ、電池ないし」と思ったとき、もう1つ体温計を持っていて、そちらはすでに捨てたことを思い出しました。その体温計が電池ありだったのか、なしだったのか忘れましたが。
このとき、「あの体温計が手元にあって、測定可能ならば使っていたな」と思いましたが、後悔というほどでもありません。
いずれにしろ手元にないから、使えないので、手でほっぺたをさわってみて、「これなら大丈夫だろう」と判断し、歯医者に行ったら、大丈夫でした。
このように、ものがなくても、なんとかなります。
人は、本当に大事なものや、いつも使っているものを捨てようとは思いません。「これ、もういらないよね、捨てようかな」と思うものは、捨てても、大丈夫だし、後悔したとしても、どうってことありません。
1日5個捨てています
ちょっと前までは、1日2個捨てていましたが、今は5捨て3処理をやっているので、1日5個捨てています。
毎日3つ処理してみよう:ガラクタのない家で暮らすコツ(その3)
紙切れ1枚も、1つと数えれば、5つ捨てるのはむずかしくないですよ。
朝起きて早い目の時間、家事や仕事に入る前に捨てると、捨て忘れがありません。
私、持ち物の数は少ないほうだと思いますが、持っているものをちゃんと使っているか、と問われれば、あまり使っていないな、と思うものはわりとあります。
今、引っ越しするとして、次の家に持ち込みたくないものもあります。
体温計の電池が切れていたのに気づいてなかったぐらいですから、まだまだ捨てるものはいろいろあるでしょう。
ではAさん、これからも、お元気で、身軽な生活を楽しんでください。
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耳温計は、電池を交換できないので、今朝、説明書とともに捨てました。
次に体温計を買うとしたら、電池を使わないものにします。