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べつに必要じゃないのに、見栄を張って、物を買うことってよくあると思います。
見栄とは実際よりもよく見せようとする気持ち。
たまのことならいいのですが、常に見映えだけを整える生き方をしていると、お金がいくらあっても足りないし、嘘をつき続けるストレスでかなり消耗します。
今回紹介する読者のイチオシは、そんな、不毛な見栄を捨てる方法を書いた記事です。
まず桃色さんのお便りを紹介します。
見栄を捨てたら、気持ちがスッキリした
2年ほど前から断捨離を始め、かなりの物を捨てました。
ミニマリストと呼ばれる方の本は片っ端から読みました(もちろん筆子さんの著書も)。
かなり物は捨てて、部屋もすっきりしたはずなのに、何か気持ちがすっきりしない・・・なぜだろう・・と思っていた矢先、筆子さんのブログのこの記事が目に留まりました。
この記事を読み、「これこそ今の私に必要な記事だ」とわかりました。
この記事には、日ごろどんな見栄にとらわれているか、何故なのか、そして本当はどういう思考が原因で、こんないらない見栄を張っているのかということが詳しく書かれていました。
まさに、私が「何かすっきりしない」と思っていた原因が「見栄によって残っているモノ」だということがわかりました。
「人が来た時にどう思われるか」を第一に考えて置いてあるものが、自分にとって気に入ったものかどうか。自分に必要なものか。というのを改めて考えるきっかけになり、それからさらに断捨離を進められました。
「自分に何かが不足している」という考えは、本来いらないものですよね。
見栄を捨てて、モノを捨てると、今の暮らしに満足する余裕が出てきて、自分の心の中もずいぶんスッキリしました。
今では、信じられないほど家事の段取りもよく、読書やSNSを楽しむ時間もでき、遠くまで出かける時間の余裕もできました。
私はこの記事は何度も読み、助けられました。筆子さん、ありがとうございました。
メッセージ:いつもブログと著書を楽しみに読んでいます。ツイッターもフォローさせていただいています。
私の断捨離を加速させたのは筆子さんの本です。
筆子さんの淡々として鋭い、その中にユーモアもある文章にいつもひきつけられています。
私が推した記事で「北欧家具を捨てたとき、ムーミン好きの友人はがっかりするかもしれないが」のくだりでは大笑いしてしまいました。
私も肌断食をしています。洗面台もスッキリし、肌の調子もよくなるし一石二鳥です。
私は昔、カナダ人の先生にフランス語を教わっていたこともあり、筆子さんには勝手に親近感を感じています。
これからも、ブログと著書を楽しみにしています。
桃色さん、ご応募ありがとうございます。
何度も記事を読んでいただき、ありがとうございます。本も愛読してくださって、とてもうれしく思います。
お客さんの多い家だと、人の評価を念頭においた物が増えてしまうかもしれないですね。
ですが、お客さんがそこで過ごす時間なんて、自分が過ごす時間に比べたら、ほんの少しだし、自分の家なんだから、自分がいいと思った物だけを持ったほうがいいです。
桃色さんは、心と時間の余裕ができて、本当によかったです。
これからもブログをご愛読いただければ幸いです。
肌断食とは?⇒肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品
次は、同じ記事を推してくれた「紙好き」さんです。
見た目を揃えたくなったら読んでほしい
お気に入りのくたびれていたものを新調したり、ハンガーやタオル類の見た目を揃えたくなってしまうかもしれません。
ブログや書籍、ちょっと検索すれば魅力的な整頓された画像を見ることができるので、自分もこうしたいと思いがちではないでしょうか。
買わなきゃ、揃えなきゃ、掃除しなきゃ、片付けなきゃ、と焦っている時にはひと休みして、この記事を読むことをおすすめします。
メッセージ:断捨離・片付けを扱ったブログを検索していて、筆子さんのブログを見つけました。
わたしは名前の通り紙類が好きなので、一通りの片付けを終えても棚の中にはたくさんありますし購入もしています。
パソコンではなく紙に絵を描くことが趣味なのですが、実はこれは片付けをしている時に気が付いたことでした。
部屋や収納スペースの中にたくさんの物があって、大好きなものも埋まっていたようです。
筆子ジャーナルからは、主にTEDの紹介や精神的な考え方の記事を参考にしています。
まだ30年しか生きていませんが、記憶にある10代のころから既に自己評価がかなり低い状態だったことに気が付きました。知った時は落ち込みましたが、今では気づけたことは良かったんだと考えられるようになりました。
これからも筆子さんのブログを参考にして、自分に合った生活を送りたいと思います。
プレゼント企画を考えてくださってありがとうございました。
好きな記事やメッセージをご本人にメールで伝える勇気がないので、この機会にお伝えできて嬉しいです。
紙好きさん、勇気を出して、プレゼント企画にご参加していただき、ありがとうございます。
なるほど。確かに、断捨離が一通り終わったら、もっといい物を揃えたくなることがあるかもしれませんね。買っているうちに、結局、また汚部屋に逆戻りしたりして。
買い出すとどんどん欲しくなりますからね⇒止まらない買い物を止める方法。ディドロ効果のワナを知れ。
見栄とか、虚栄心といった心の中のガラクタも断捨離できていれば、そういう落とし穴にはまることはないでしょう。
私もけっこう紙好きだと思います。
本が好きなのも、文房具が好きなのも、最近塗り絵を始めたのも、結局、紙が好きだからなのかもしれません。
ただ、いくら紙が好きでもそんなにいらないと思うようになり、家の中の紙類は、前に比べると、かなり減りました。
紙好きさんは30歳なんですね。私の半分しか生きてないということです。まだまだこれから素晴らしいことがいっぱい起きるんじゃないですか?
これからも、自分の好きなことを楽しみながら暮らしていってください。
TEDの記事が初耳の人はこちらをどうぞ⇒TEDの記事のまとめ(1)ミニマリスト的生き方の参考に
次は関連記事を推してくれたひよこさんのお便りです。
読み物としてとてもおもしろい
ひよこさんのイチオシ⇒強すぎる承認欲求(人にほめられたい気持ち)を手放す方法。
アマギフとは太っ腹な企画ですね。
たくさん記事は読んでいるのですが、共感できる記事、共感できない記事(結構買い物しているあたりや、家族はあまり協力的でなかったりする点です)色々あるのですが、
読み物として大変おもしろくて興味深くて、たまに突っ込みどころもあり、
人間くささにあふれていて、本まで出しちゃって文章力に引き込まれます。これからも楽しみにしていますね。
プレゼント企画でもないと、こんなメッセージを書かなかったかもしれませんので、企画していただいてありがとうございます。
ひよこさん、お便りありがとうございます。
いつもブログを楽しみにしていてくださり、とてもうれしく思います。
アマゾンのギフト券は、「アマギフ」というのですね。
共感できる記事と共感できない記事があるのは当然ですね。書いた本人の私ですら、昔の記事を読むと、いまとはちょっと考え方が違うな、と思うことがあります。
これからも、読み物として楽しんでいただければ幸いです。
次は、ぽんすけさんのお便りです。
持ち物を半分に減らすことができた
2016.11.16.他人にどう思われるか気にしないで自分らしく生きる7つの方法。
この記事を拝読してから、外出しても他人の服装を参考にして、流行りを目で追うことがなくなりました。
持ち物も(カバンやアクセサリー)半分に減らせました。
中古品をネットやリサイクルショップで、安く買った物ばかりなのに、捨てる時に執着して保管していたお品も、一気に寄付出来ました。
転勤で今春に引っ越ししたのですが、47へーベーの小さめの賃貸を選びました。以前は田舎で家賃も安く80へーベーのお部屋でした。
メッセージ:初めてメッセージ致します。
1年程前からブログを拝見して、お陰様で生活が楽になりました。有難うございます。
私も名古屋出身で、栄やアピタや地元を話題にして下さる時、心踊ります。現在は神奈川で主人と二人で質素に暮らしております。40代です。
いつも、理路整然とした美しい日本語(読みやすく、すっと脳に入ります)の記事を書かれるだけでなく、読者のメッセージの引用の後に必ず素敵な温かい返信を書いて下さって、何て素敵な言い回しなのでしょう!と感動したりしております。
一押し記事で、他に2つ忘れがたい記事が有ったのですが、日付が拾えなかったので、断念しました。以下その忘れがたい記事から、自分のノートに書き出した断片です。
☆失敗は誰にでもある。失敗を認めて次に行かない限り新しい世界は開かないと思います。
☆被害者意識を捨てる
私たちは今より若くなることはありません。だから逆境に有るときも、前向きに進むべきだと思うのです。
力強く温かい言葉に、すごく勇気が出て、変化が怖くなくなりました。
ブログを読ませていただくばかりで、お役に立てないのですが、筆子様のお身体ご健勝、更に幸福でいらっしゃいますよういつも願っております。
プレゼントはとても素敵なのですが、読んで下さるだけで十分ですので、ご辞退致しました。有難うございます。
ぽんすけさん、ご参加、ありがとうございます。
住まいをダウンサイジングできてよかったです。
ヘーベーとは、平方メートルのことですね。47平方メートルだと、2DKぐらいですか。掃除がラクでいいですね。
外を歩いている人を見て、流行がわかるのは日本ならでは、でしょうね。
私の住んでるところは、そういうわけにはいきません。いまだと、老若男女、スボン(ジーンズやスパッツなどのバリエーションはある)にジャケットという感じです。
ぽんすけさん、私の身体を気遣っていただき、ありがとうございます。ぽんすけさんもお元気でお暮らしください。
失敗は誰にでもある、と書いた記事⇒物を捨てるときの罪悪感や気分の落ち込みの対処法。
被害者意識を捨てる記事⇒過去の嫌な記憶を消す7つの方法。辛い思い出はこうして手放す。
今より若くはならないと言ったのは、ニール・パスリチャです⇒素晴らしい人生を送るのに必要な3つのAとは?(TED)
最後は同じ記事をおすすめしてくれたhanaさんのメールです。
他人の目が気にならなくなった
他人の持っているものが欲しくなって買ったはいいものの、本当は自分にとって全然いらないものだったということや、
他にもSNSの普及で、他人と比べて無駄に周りを気にしてしまうことがたくさんあったので、そういう人に見てもらいたい記事だなと思いました。
自分で気付いていなくても、これだけ周りの目がある場所がたくさんあると、無意識にそうなっている部分があったのだなと。
この記事を読んでから、色々気になってしまっても、「考え過ぎかもな」って軽く思えるようになりました。
hanaさん、ご参加、ありがとうございます。
ほかの人が持っていると欲しくなることってありますよね。
けれども、他人が欲しい物を買ったところで、自分は幸せにはならないのですよね。
「考えすぎかもしれない」と自分の思考を一段、上から見られるようになって(メタ認知できるようになって)、よかったです。
これからも、自分の気持ちを大事にしながらお暮らしください。
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意外と家の中には、見栄の産物がたくさんあると思います。
「私のお気に入りの物」と思っていても、実は、ほかの人がおすすめしているから、お気に入りになっているだけだったりするのです。
私の場合、食器にその傾向が多々ありました。
「人からこう思われたい」という動機で物を買うことが減れば、さらにシンプルライフに近づくでしょう。