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大事な物をなくさない方法をお伝えします。
鍵や携帯電話、財布なんかをなくしたことがある人は多いと思います。
かくいう私もそそっかしいので、よく電子辞書やスマホを、変なところに置いてしまって見つからず、「あれ?」と心の中がざわざわすることがあります。
電子辞書はそこまで心配しませんが、スマホの場合は、「あれ?外に落としちゃった?」といや~な気持になります。
スマホや財布が見つからないときの、「嫌な気分」や「不安」は、旅行中にパスポートが見つからない時の「恐怖」に匹敵します。
書類や大事なハガキもどこかに行ってしまいやすいものです。
今回は、こういう小さいけれど、大事な物をなくさない方法を紹介します。
忘れっぽい私がディフェンスメカニズムとして使っているルールです。
1.物をいつも同じ場所に置く、しまう←徹底する
これにつきます。
この方法、誰でも気づくと思いますが、意外とちゃんとやる人は少ないです。だから、いろいろなくしてしまうのです。
その時によって、置き場所を変えると、どこに置いたか思い出せません。細かい物が多かったり、部屋の中が雑然としていると、特にそうです。
いつも同じところに置けば、ほぼ習慣で、必要なときにさっと手に取ることができます。
鍵、財布、スマホはいつも同じ場所に置いてください。私の置き場所を紹介しますね。
☆私の置き場所☆
車を持たない私は鍵は1つしか持っておらず、出口のそばに置いてある、冷蔵庫の側面にマグネットフックをつけて、このようにぶら下げています。
財布はいつも使うショルダーバッグに入れています。このバッグは、デスクの一番下の引き出しに収納。
前に、エコバッグだけ持って、財布を持たずに買い物に行くという、サザエさんみたいなことをしたことがあり、これ以来、財布は常にエコバッグと一緒に、ショルダーバッグに入れています。
スマホは、パソコンのモニターを置く台の上に置いています。
充電するときは、別の場所に移動します。私は忘れっぽいので、充電しているときに、「あれ、ない?落としちゃった?」と心配になることがあります。我ながらあきれます。
3つともバラバラの場所に置いてますが、すべて一緒のところに置いたほうがなくさないでしょうね。
私は、ジョギングに行くときは、鍵しか持っていかないので、鍵だけ、キッチンに置いています。
このように家にいるときは、いつも一定の場所に置くことを徹底すれば、まず、物はなくなりません。
逆に、気ままにそのへんに置くと、絶対なくします。この3つのうちで、私がもっともなくしやすいというか、置き場所を忘れるのはスマホです。
キッチンで仕事をするとき、iPhoneも持っていって、音楽を聞いたり、キッチンや居間で、物を撮影するとき、定位置から移動させることがあるからです。
あまりにスマホを探すことが多いので、移動させたら、できるだけポケットに入れるようにしています。
パスポートはバッグを入れている引き出しの奥に、大事なものをまとめている小さい袋があって、そこに入れてます。
パスポートを出して使ったら、できるだけ早く、元の袋にしまうことをクセをつけないと、家の中のどこかで何ヶ月も行方不明になる事故がおきます。
旅行中は、無印の整理ポーチに、パスポート、鍵などをまとめて、これをバックパックに入れています。
整理ポーチについて⇒無印良品のショルダー付き整理ポーチは想像以上に使いやすい~写真つきレビュー
旅行中に私がよくするミスは、飛行場などのトイレに行ったとき、ポーチなど小さな荷物をトイレのタンクの上に置き忘れることです。
水筒を置き忘れたこともあります。
こういう失敗が多いため、大事なものは、ポーチごとバックパックの中にしまうようにしています。
さすがの私も、大きなバックパックはなくしません。
2.荷造りは前の晩にする
日々のジョギングや買い物は別に準備しなくても、鍵やバッグを持って、さっと出かけられます。
しかし、遠出や旅行など、普段より荷物の量が増えるときは、当日の朝ではなく、時間の余裕のある前の晩に荷造りします。
飛行機に乗らなければならない旅行に行く時は、持ち物リストを作ることにしています。
前に作ったものを使いまわしたり、航空会社のサイトにある持ち物リストを印刷することもあります。
リストを使って、1つずつ所持品を確認しながらわかりやすい場所にしまいます。
バッグに入れたら、リストにチェックマークをつけます。
旅行に行く時はスーツケースを預けて、バックパックを機内に持ち込みます。バックパックにはポケットが多いので、変なところに紛れ込まないように、大きなポケット2つだけを使うようにしています。
バックパックの画像はこちら⇒バッグだけ見てると30代ミニマリスト?レディースではなく男女兼用タイプが好みです
旅行中も、財布、鍵、スマホ、パスポートなどは一定の場所に置くようにしています。
旅行中に物をなくさないポイントは、とにかく荷物を減らすこと。必要最低限に絞り込めば、荷造りはラクになるし、なくし物もへります。
物があるから、なくすのです。なければなくしようがありません。
実家に帰るときは、スーツケース(おみやげ等を入れる)とバックパックを持っていきますが、そうじゃない場所にいく時は、バックパック1つでも大丈夫な気がします。
3.席を立つまえに振り返って見る
バス、教室、カフェなど、自分がその場から移動するときは、必ず後ろを振り返って忘れ物がないかチェックします。
こうすれば物を置き忘れることはありません。
あわて者の私は、これまでの人生で、財布を2回、メガネを1回なくしたことがあります。
はじめて財布をなくしたのは20代のとき。
バスの中に置き忘れてしまいました。この時は、家で、「あれ、財布がない、どこやったんだろう」とあせって探したり、「落としたのかも?」と思って下を見ながら近所の道をトボトボと歩いてみたりしました。
どこを探しても見つからず、ベッドの上にゴロリと横になり、天井を見ながら、絶望的な気持で、「どこ行ったんだろう?」と思っていたら、警察から電話がかかってきました。
親切な人が、私の財布を拾って、直接派出所に持っていってくれたのです。派出所に行って、拾った人にお礼を1万円ぐらい渡しました。金額はうろ覚えですが、警官に、「お礼を渡せ」と言われたことは覚えています。
ふつうの人は、ここで懲りて、以後気をつけるはずですが、私、30代のときにもう一度財布をなくしました。
カナダで学生生活をしていたときで、近所の大学のカフェテリアみたいな、テーブルと椅子のあるエリアで勉強をした後、財布を席に置いたまま、家に帰ってきてしまいました。
この時は、「あ、あそこに置いてきちゃった」と思って、すぐに取りに戻ったのですが、すでに財布はありませんでした。
たぶん出てこないと思ったので、クレジットカードの会社に電話して、カードを止めてもらい、今の夫にちょっとお金を借りました。
このような場合、ふつうの人は少なくとも20ドルは貸すと思います。20ドル札がもっとも世間に流通していて、ATMでお金をおろすと、ほとんど20ドル札で出てきます。
ところが、夫は、当時から貧乏だったので、5ドル札を1枚、手渡してくれただけでした。5ドルはきょうの換算で385円です。
メガネも大学構内の中庭でなくしました。
図書館でストールをなくしたこともあります。置き忘れたので、取りに戻ったら、すでにありませんでした。
このように、あまりにも置き忘れが多かったので、2度めに財布をなくしてからは、席を立つ前に振り返るようにしました。
バスや地下鉄、教室、喫茶店、レストラン(めったに行かないけど)、カフェテリア、ベンチ、図書館など、自宅以外の場所にいて、その席を立つときは、必ず振り返って、席を目視します。
自分の物が置きっぱなしになっていないか、チェックするのです。
これを習慣にしてからは、財布やメガネはもちろんのこと、マフラー、手袋、帽子、本、バッグなど、なくさなくなりました。
最後に、一瞬、振り返るだけでいいのです。
私、30代半ばすぎまで、このごくシンプルな行動をやっていなかったのです。
そして、いろいろな物をなくしました。
バカでした。
☆もし失くし物をしたらこんなふうに探してください⇒探し物(鍵など)を見つける効果的な方法。10のステップで着実に探す。
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この3つのシンプルなルールを徹底することで、失くし物や忘れ物は格段に減ります。私のように、そこつな方は、ぜひお試しください。
私には今18歳の娘がいるのですが、彼女はバスや地下鉄を降りる前、必ず、振り返って忘れ物がないかチェックしています。
私がいつもやっているのを見て、そうするようになったのか、ふつうの人はみんなそうするのが当たり前なのか、その理由はわかりません。
考えてみると、以前の娘の部屋は相当汚部屋だったのに、たまに学校の書類をなくすぐらいで、思ったより、物をなくしていませんでした。
性格の問題かもしれません。