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同僚が勝手に私に嫉妬して八つ当たりします。どう対処したらいいですか?
という質問をいただきました。この記事で回答をします。
まずメールをシェアしますね。いたずらうさぎさんからです。
同僚の嫉妬と八つ当たりに悩んでいます
件名:職場の同僚からの嫉妬
先日水着の件でご相談させていただきました、いたずらうさぎです。
水着の件は無事に解決いたしました。
今回は私のことでもあるのですが、どう解決しようか悩んでいる問題です。
職場の同僚の女性(私よりも10才ほど若い方)がいるのですが、最近 私の仕事のやり方を批判してきます。
間違ったことをしてはいないし、他の同僚に確認しても、私は間違ってはいないのですが、その同僚のこだわりかなーと思って何を批判されても流していました、
が出勤するたびに言われるし、他の同僚にはそんな指摘をしていないみたいなので、私が知らず知らずのうちに彼女に何かしてしまったのかと思い、他の同僚に、「最近、彼女から何かと指摘や批判を受けるけど、私何かしたかしら?」と聞いたところ、
どうやら他の同僚は理由を知っていたみたいで、「ああ、それは、、」と教えてくれたのですが、その内容に呆れてしまいました。
それは、彼女の好きな男性スタッフが私のことをいいな、と言っていたからとのことでした。
私もその男性スタッフとは仕事上のやりとりがあるだけで、私は結婚していますし、その男性スタッフもおそらく冗談で言っている感じなのですが、その彼女はその男性スタッフに尽くしても振り向いてもらえないそうで、彼女はとても怒っているそうです。
正直 私には関係ありません。
私から彼に接触したこともないですし、これからもないでしょう。
周りのスタッフも彼女が私に辛くあたっているのは気付いているようです。
当たられる内容が内容だけに腹立たしい限りです。
仕事上で必ず彼女とは会うので、くだらない八つ当たりにうんざりです。
かと言って男性スタッフのことで八つ当たりしないで! とも言いづらいです。
彼女からそれについて直接言われたこともないので。
私は以前のように平穏に仕事を続けて行きたいのですが、、どう彼女に対応すれば良いか助言いただけたら幸いです。
現在は言われても、そうなの。了解です。(実際には彼女の言う通りにはしませんが)と言っています。
批判された時に私はこう考えてこの手順でこの仕事をしていると伝えたらヒステリックに泣き喚いたので困っています。
お読みいただきありがとうございます。
筆子さんのブログ毎日の楽しみです。
いたずらうさぎでした。
いたずらうさぎさん、こんにちは。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
できれば人生相談は送らないでください
いただいたお便りはすべてありがたく拝見しております。
けれども、この手の、このブログのテーマにあまり関係のない人間関係にまつわる悩みや人生相談には、あまり答えたくない、というのが私の本音です。
その理由は以下のとおり。
◯このブログの読者は、基本的に物の捨て方・片付け方を知りたくてアクセスしているから。
◯多種多様なテーマを扱うと焦点の定まらないブログになるから。
◯相手のある相談ごとは、両者の意見を聞かないと、公平な判断ができないから。
◯人生相談に対する私の答えはいつも同じなので、過去記事を読めば事足りるから。
◯このブログはお悩み相談ブログではないから(悩み相談できる掲示板を利用したほうが早いです)。
◯人生相談を受け付けると、細かい状況説明が続く、長くて怨念のこもったメールで私の受信箱が埋まるから。
そして、それらのメールを読むだけで、時間とエネルギーを奪われ、ブログの記事執筆に当てる分が残らないから。
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悩み相談をする人は、自分の分だけメールを書いているので、たいして負担ではないかもしれません。が、そういうメールを複数もらって読むほうは大変です。
なかには、引用しないでほしいといってかなり長いきわめて個人的な質問メールを送ってくださる人もいます。
そういう人にも私は全部回答しています。悩んでいる人は本気で悩んでいるし、できれば助けになりたいと思うからです。
ただ、こうした悩みは、細かい事象は違っても、考え方さえ押さえてしまえば、別に悩まなくてすむ(自分で解決できる)ことが多々あります。
そこで私は、本来は悩む必要のないことで悩まなくてすむように、心の断捨離の記事や問題解決法の記事を書いています。
いたずらうさぎさんも、できるだけそういう記事を活用してください。
ここでは、私ならこうする、というアドバイスを書きますね。
1.悩みの基本的な解決法を確認する
人生相談をもらったとき、私がいつも答えていることを改めて書きますと(もう聞き飽きたという人もいるでしょうが)、
1.自分はどうしたいのか、自分のゴールは何なのか明確にする
2.そのゴールを達成するために、今の自分ができることを順番にしていく
これだけなんです。
実際に行動するときに、こんな考え方をするとよいです。
◯コントロールできないことではなく、コントロールできることに意識を向ける
◯できないこと、足りないことではなく、すでにできていること、持っているものに意識を向ける(ポジティブシンキング)
この点について、もう少し詳しく説明した記事がこちらです⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。
2.相手に自分の気持ちを伝える(コミュニケーションをとる)
いたずらうさぎさんのゴールは、その同僚に、自分の仕事のやり方に対する批判をやめてもらうことですよね。
それならば、その人にそう言うべきじゃないですか?
自分の気持ちを相手に伝えずに、当の相手に自分の思いどおりに行動してもらうなんて、魔法使いでもない限りできません。
私なら、周囲の人ではなく、まず当人に聞きます。
「なんか、最近、仕事中に私のこと怒ってるみたいなんだけど、なんかあった?」と切り出すでしょう。いたずらうさぎさん、どうして相手に直接聞かないのですか?
「男性スタッフのことで嫉妬して八つ当たりしている」というのがいたずらうさぎさんの見解ですが、そうじゃないかもしれませんよ。
本当に、いたずらうさぎさんの仕事の仕方で、相手の気に入らないことがあるのかもしれません。
しかし、これは当人に聞かないとわからないのです。
だから、まずはコミュニケーションをとってください。
仕事のやり方で意見が一致しないなら、話し合いをして妥協点を見つけるべきです。そのほうがお互いの精神衛生にとっていいし、会社のためにもなります。
こちらの記事も参考にしてください⇒職場に片付けない人がいて困っています←質問の回答。
3.相手の問題を解決することに視点を向ける
相手の問題を解決する手伝いをする、という方法もあります。
仮に本当に相手がいたずらうさぎさんに嫉妬して、八つ当たりしているのなら、その誤解をとけば、もう嫉妬する理由はなくなります。
誤解をとくためにも、やはり相手に話をするべきです。恋愛相談にのってあげるなんてどうでしょう?
同僚の方はいたずらうさぎさんより10歳年下とのこと。いたずらうさぎさんは人生の先輩として、もっと彼女にやさしくする、というアプローチをとってもいいんじゃないでしょうか?
ネガティブな行動に対して、ネガティブな行動をぶつけても、何も解決しません。ネガティブ+ネガティブで、職場が超ネガティブな雰囲気に包まれるだけです。
どんなに相手がネガティブなことを言ったりやったりしても、自分はできるだけ前向きでいる、というのが最良の策だと思います。
相手の方が、嫉妬にさいなまれて、他人に八つ当たりせずにはいられない人なら、この記事を紹介してあげてください⇒妬みやひがみ、嫉妬の気持ちを解消する現実的な7つの方法
4.現状を客観的に分析する
「私は何も悪いことしていない。私は正しいのに文句ばかり言われて頭に来る!」と反応する前に、いま、職場で起こっていることを客観的に分析してください。
いたずらうさぎさんは、つい3週間ほど前は、水着のことでかなり悩んでいました⇒買い損なった水着にいつまでも執着している。この気持ちを捨てるには?
率直にいって、この悩み、私にとっては、「いったい何をそんなに悩むことがあるん?」というたぐいのものです。
もしかしたら、今回の悩みも、いろいろなことを大げさに捉えすぎているだけなのかもしれません。
「強く自分の仕事を批判をしている」「出勤するたびに言われる」「相手はヒステリックに泣きわめいた」。こんなふうに思うとき、それは自分の主観でしかないのです。
本当にその人は、いたずらうさぎさんが出勤したら、まず仕事のことで文句を言うのですか? 本当に職場で泣いたんですか? 映画のシーンみたいに。
客観的に現状を分析してみると、自分の思い過ごしだった、という結論に至るかもしれません。
5.自分の行動パターンを変える
人間関係や人付き合いで悩んでいる人に、私はいつもデイル・カーネギーの「人を動かす」という本をおすすめしています。
この本についてはこちらで詳しく紹介しています⇒友達が欲しいけどできない。だって傷つきたくないから←質問の回答。
いたずらうさぎさん、よかったらこの本、読んでみてください。読むだけでなく、実際にこのとおりに行動してみると、いろいろな変化に気づくと思います。
特に、自分の正しさにあまりこだわらないことをおすすめします。仕事のやり方はいくつもあるので、自分のやり方だけが正しいとは言えないんじゃないでしょうか?
同じ結果になるなら、たまには同僚の言うやり方を試してみてもいいかもしれません。
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最近、人生相談のメールをいくつかいただきました。
前も書きましたが、「相手に言いづらいから言わないままで悩んでいる」場合が多いです。
そういうときこそ、相手に言うべきではないでしょうか? メールを送る相手は私ではなく、その相手だと思います。