気分がうつうつする人。

ミニマルな日常

この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。

「私はこれからいったいどうしたらいいんだろう」と悩んだときの、解決法をお伝えします。

ときどき、長文の人生相談メールをいただくことがあります。差出人は自分の生活や人生に関して深い悩みがあり、不幸を感じており、どうしていいかわからない人たちです。

メールの文字数、2000文字~4000文字。うつぎみで、抗うつ薬を飲んでいるという人も少なくありません。

メールには個人的な事情がつづられており、「私はこれからいったいどうしたらいいんでしょう?」「私の考え、間違っていますか?」「筆子さんならどうしますか?」という質問が続きます。

この記事はそういう人たちへの返事です。

人によってかかえている問題はさまざまですが、私ならこうします。



ステップ1:とりあえずちょっと休む

いろいろな悩みが押し寄せてきて、どうしたらいいの?どうする?とおろおろするときは、とりあえず、考えるのをやめて、ちょっと休んでください。こちらの記事で書いている、タイムアウトです⇒心配ごとをしない方法5選。小さな不安はこれで解消できる。

考えてもどうしようもないことを考えているのかもしれません。

うつ病の治療を受けているのなら、治療に専念してはどうでしょうか。投薬ではなく、認知行動療法をやってくれる病院のほうがよいと思います。認知療法について⇒認知行動療法(CBT)を使って片付けられない思考を手放す方法。

私の知人によると、深く呼吸すると、うつや気分の改善にいいそうです。そうかもしれません。深呼吸や腹式呼吸を心がけてください。

ぐるぐる考えるのをちょっとやめて、休暇をとり、自然の美しい場所にいき、のんびりと心と身体を休めてください。

この間、スマホも見ず、余計な情報も遮断してください。デジタルツールは、ストレスになります。

デジタル断捨離のやり方⇒スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす

ステップ2:問題の洗い出し

お金の心配をしない方法にも書きましたが、現状の問題点や自分が不満に思っていることをすべて紙に箇条書きします。

お金の不安を手放す記事⇒お金の心配で疲れているあなたに。経済的な不安を手放す方法。

「自分は不幸だ、楽しくない、つらい、悲しい」と思うその原因を書いていくのです。

先日、海外在住12年目の40歳の人から人生相談が届きました。この方は日本が好きで、半年に1回里帰り。日本から今住んでいる国に戻るときは、寂しくて泣いてしまうそうです。

15歳のお嬢さんがいるので、今すぐには日本に帰れない。娘さんが日本人と結婚して、一緒に日本で過ごすのが夢とのこと。

この場合は、

●自分は日本に住みたいのに住んでいないことが不満

と書きます。

不満に思っていること、自分が不幸になっている理由を洗いざらい書き出してください。

ステップ3:どうなれば自分は満足するのかを書く

次に、それぞれの問題が解決した状態、どんなふうになれば自分は満足するのか、その状態を書きます。これは、自分がめざすゴールです。

先に書いた例で言えば、「自分が日本に住むこと」になります。

「どうしていいかわからない」「何をしたらいいのかわからない」という人は、しばしば、自分が求めているものが何なのかわかっていません。

「自分はいったいどうなったら幸せなのか」考えてください。





ステップ4:目指す状態を手に入れる方法を考える

ゴールを書いたら、そのゴールを手にするために、やるべきことを考えます。

ここでいろいろな障害が出てくるかもしれません。自分1人なら、すぐにでも日本に帰国できるが、娘がまだ15歳だから、日本に連れていけない、というような。

障害が出てきたら、どうしたらその障害をクリアできるのか、客観的に考えてみます。

このとき思い込みをできるだけ捨てるとうまくいきます。今、自分は、「とても娘は連れていけない」と思っています。ですがこれは自分だけの見解です。

子供に聞いてみたら、意外と乗り気かもしれません。日本語がしゃべれないなら、帰国子女が入る学校に通うという選択肢もあります。

目指す状態を手にするために、「関係者すべてに意見を聞いてみる」というのは大事なことです。

子供が乗り気でも、「子供には、在住国で学業を続けさせたい、そうなることが自分の幸せにつながる」と思うならゴールを修正したり、次善策を考えます。

ステップ5:今すぐできることから行動する

自分のやるべきことを書き出したら、今すぐできることから行動していきます。現状とゴールが、大きくかけ離れているときは、やるべきことを細分化してください。

細分化の要領がわからない人はこちら⇒モノを持ちたくないあなたへ~こんなものはキッチンには不要です「タスクの細分化を」というところを読んでください。

行動したら、いろいろな結果が返ってきます。フィードバックを見ながら、行動を修正します。袋小路にはまったら、また1番から順番にやります。

今の状態とゴールが全く結びつかない、遠すぎる、と思うときはこちらの記事を読んでください⇒理想と現実のギャップにがっかりして動けなくなったときの対処法。

やることはこれですべてです。すんなりいかないこともたくさんあるでしょうが、不幸せな現状にとどまらず、前に進むことが大事だと思います。

次に深い悩みから抜け出す考え方のポイントを書きます。

うじうじ悩んでいる人は行動が足りない

不幸なまま悩み続けている人は、行動が足りないことが多いです。

たった1つ、何か新しいアクションを起こしたら、見える風景がガラリと変わるものです。何もせず、きのうと同じように悩み続けたり、現実逃避をすることは何の解決にもなりません。

行動しない理由の多くは完璧主義です。失敗を怖れているのです。ですが、先のことは誰にもわかりません。何ごともやってみなければわからないのです。

ステップ4のプランニングの段階で、いろいろな案を出し、よさそうなものを順番にやってください。うまくいかなければ次の方法に移るだけです。

今の状態は自分が選んでいる

今、不幸なままの自分でいることを選択しているのは自分自身です。

わざわざ他人を不幸に陥れようと思って行動する人はいません。みんな、もっと幸せになりたい、楽しくなりたいと思って生きており、どちらかというと自分のことでせいいっぱいです。

誰も、他人に「あんたはずっと不幸でいなさい」と強制などしていません。人間は本質的には、みんな仲良く笑顔で暮らせたらいいな、と願っているのではないでしょうか?

子供のときは、親に養ってもらわないと生きていけません。ですが、大人になったら、自分が幸せなるか、不幸なままでいるかは自分の責任です。

「不幸なままじゃいやだ」と思ったら、自分で行動を起こすしかないのです。

コントロールできないことをコントロールしようとしない

現状を打開したいとき、いろいろな障害が出てきます。そのときコントロールできないものを無理やり思い通りにしようとすると消耗するだけです。

以下に、コントロールしようとしないほうがいいものを3つあげます。

他人の考えや行動

家族や回りの人が、自分の思ったとおりに行動しないから、自分は不幸だ、と思うことが多いものです。しかし、他人の行動はコントロールできないので、そこにフォーカスしないほうがいいです。

きのう、「物を捨てられない家族を変えたい」という相談メールもいただきました。家族も他人なので変えることはできません。すっぱりあきらめて、自分が変わるようにしてください。

未来がどうなるか

未来を自分の思い通りにしようとやっきになる人がいますが、無理です。あまりにも不確定要素が多すぎます。

この先ずっと、平穏無事でいようとがんばると、やはり消耗します。

AとBの仕事でどちらについたら、将来ずっと安泰で暮らせるか、長々と悩んでも正しい答えはでません。この先どうなるか誰にもわからないからです。

周囲の状況はどんどん変わります⇒人は変わり続ける。未来の自分に対する心理:ダン・ギルバート(TED)

5年後、10年後の状況について、正解を出せる人はいないのです。問題解決に未来予測が必要な場合は、「現時点でベストだと思う策」を取り、状況に応じて柔軟に対応してください。

過ぎてしまったこと

誰でも過去は変えられないことを知っています。けれども、過去に起きたできごとに、いつまでもこだわる人が少なくありません。

先日、こちらの記事である読者に呼びかけをしました⇒【連絡】買えなかった物への執着心の捨て方、という質問を下さった方へ まだお返事がありませんが。

この方が執着しているのは、10年ほど前に廃番になった食器です。フリマに出ているのを発見し買いたいと思ったものの、持ち合わせがなく、来月買うことにしたら、売れてしまったそうです。

すごく欲しかったのであきらめきれないとのこと。メールには「人生で1番大きな後悔」と書かれていました。

私に言わせれば、買えなかった食器にこだわって、現在マイナス感情になっているほうが、よほど問題です。食器は物にすぎません。いくらでも替えがあります。

けれども、今、自分が生きている人生や、今日という日は一度しかないのです。

「どちらが大事なの?」と聞かれたら、誰だって食器より今の暮らしを選ぶのではないでしょうか。

過去のできごとをいつまでも引きずっている人は、「すでに過ぎたこと」をあとから無理やり変えようとしている、つまりコントロールしようとしていると思います。

過去は変えられません。変えられるのは自分の思考と行動だけ。起きたことに対する解釈を変えるほうが得策です。

後悔が大きなマイナス感情になっている人は、こちらの記事をどうぞ⇒いらない物を捨てたはずなのに、捨てたことをいつまでも後悔するのはなぜ?

こちらの記事も参考になります⇒後悔することを恐れないで・キャサリン・シュルツ(TED)

自分の幸せは自分次第

最後に、自分の幸不幸は自分が決めることである、とお伝えします。

もっと回りの人に理解があったら私は幸せなのに、もっと状況がこうだったら私は楽しいのに、と考えることは、自分以外の何かに、自分の幸せを決めさせる行為です。

外的状況に自分の幸せをゆだねている人は、条件が揃わないと、幸せを感じられません。しかしそんなに簡単に思い通りの展開にはならないのです。

自分の幸せは自分の中にあることに気づいてください。

主体的に生きることを選べば、周囲の状況は全く変わっていなくても、受け身のときより、前向きになれます。

その理由はこちらの動画をごらんください⇒幸せは自分の心の中にある、幸せをアウトソーシングしてはいけない(TED)

*****

人生には困難なこと、大変なこと、不運なことがつきものです。期せずして、ハードな状況に陥った人も、いつまでも悩まず、前向きに、理想の状況と現状のギャップを埋める行動をしてください。

ピンチはチャンスです。「最悪な状況」にいる人ほど、大きく好転する可能性があります。





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