そうじ

ミニマルな日常

嫌いな掃除を楽しむ5つのコツ。ミニマリスト流で家事のストレスを減らす。

あまり掃除を好きでない人が、できるだけ心理的抵抗を少なく、できれば楽しんで掃除するコツを5つお伝えします。

私も特に掃除が好きというわけではありません。好きになろうとしたこともありません。好きになれそうにないので、できるだけ負担を減らそうと努力してきました。

私の場合、以下の方法が効果がありました。



1.完全に習慣にする

朝の家事のルーティン、夜の家事のルーティンを、歯磨きのように、完全に習慣にしてしまうと、やらないと気持ちが悪いので、いやでもやるようになります。

家事を習慣にするコツは2つあります。
1)1度に1つずつ習慣を身につける
フライレディは1ヶ月の小さな家事の習慣付けを提案しています⇒家は1日では片付かない。汚家をきれいにする31の小さな習慣(1)

このやり方では今日はAという習慣、明日はAとBという習慣、明後日はAとBとC、と1つずつ習慣が増えていきます。

1つ1つは、簡単な習慣ですが、人によってはハードルが高いかもしれません。

フライレディのこの31日の習慣づけは、どそれぞれの習慣をちょっと試してみる、というふうに捉えたほうがいいかもしれません。

というのも、フライレディのシステムでは、大事な習慣は、週間目標や月間目標として何度も繰り返し、定着させようとするからです。

本当に習慣を身につけたかったら、1つずつ身につけたほうがいいです。

一度に2つも3つも始めない、ということです。

習慣づけに必要なのは21日、という説が有名です。

この数字の出どころは、1960年代にマクスウェル・マルツというアメリカの整形外科医が書いた「Psycho-Cybernetics サイコサイバネティクス(邦題:自分を動かす―あなたを成功型人間に変える)という本です。

マルツ先生は、整形を受けた自分の患者が新しい顔に慣れるのに21日ぐらいかかると思ったのです。

私はこの本を読んでいないので、詳細はわかりませんが、自分の新しい顔に慣れたかどうかなんて、本人にもそんなにはっきりわかることじゃないと思います。

それに、顔に慣れるのと、家事習慣を身につけるのは話が違います。整形したら、好むと好まざるとにかかわらず、新しい顔に慣れるしかありません。

ですが、家事は、「やらない」と「やる」という2つの選択肢があります。

最近の研究では、人が新しい習慣を身につけるのに必要な期間は、わりとまちまちである、ということになっています。

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのチームが96人の被験者を使って調べた実験では、被験者が新しい習慣を身につけるのにかかった平均値は66日だったそうです。

早い人は18日、長い人は254日かかりました。いったいどんな習慣を身につけたかはわからないのですが、要するに個人差があるのです。2ヶ月ぐらいはみておいたほうがいいかもしれません。

私も30日間チャレンジをやっていますが、1ヶ月では定着しません。同じ習慣を身につけるために、何度かチャレンジしています。

2)習慣の3つのループを意識する
きっかけ(トリガー)⇒実際の行動⇒報酬の3つのループです。これについては、別記事に詳しく書いています⇒今の自分を変えたい。3Rで新しい習慣を身につける方法

他にも、友達と一緒にやるとか、目的意識を明確にするなど、私がこのブログに断捨離のストラテジーとして書いていることが、習慣付けにも使えます。





2.掃除しやすい環境に整える

掃除しやすい環境にする一番いい方法は、物を減らすことです。シンプルライフにすると掃除のみならず、家事全般が楽になります。

物が7000個ある家と、200個ある家を片付ける場合、200個の家のほうが楽に決まっています。

たとえ家に200個しか物がなくてもほこりはたまります。

ほこりが出る理由⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。

出した物を元に戻す手間も生じます。

200個と数が少なくても、掃除は一生しなければならないのです。掃除が苦手なら、家の中の物は徹底的に断捨離するべきです。

断捨離のやり方はこちらから探してください⇒筆子ジャーナルのサイトマップ

物の数を減らす以外にも、掃除しやすい物を持つ、というのも有効です。

たとえば、棚の上に飾りものを3つ並べる場合、数は同じ3つでも、鳥の剥製(はくせい)やドライフラワーを並べておくより、スノーグローブを並べておくほうが掃除が簡単です。

一番いいのは何も並べないことですが。

さらに、家具の置き方も掃除のやりやすさにインパクトを与えます。ソファを壁から少し話しておくと、掃除機を突っ込みやすいです。

3.人に手伝ってもらう

1人でやるより、他の人の手を借りるほうが楽になります。これから結婚する人は、最初から、ご主人も家事に参加できるような体制をつくることを心がけるといいでしょう。

結婚後20年たってから、何もしないご主人に家事を仕込むのは大変です。

家族に手伝ってもらう最大のコツは、自分1人でやらないことだと思います。主婦がすべてやってしまうから、他の人が動かないのです。

日本のお父さんたちは、仕事が忙しく、朝早く出勤し、夜遅く帰ってきて、家事どころではないかもしれません。それでも本人のテリトリーをきれいに保ってもらうことはできます。

こういうことは最初が肝心です。

子供に手伝ってもらうときは、ゲームにすると喜んでやってくれます。

ちょっとした片付けなら、シルバー人材センターの家事代行サービスを頼むとお手頃料金できれいになります。シルバー人材センターは、国が制度化したシステムなので、民間より安いです。

シルバーと言っても、だいたい60歳以上の健康な人が派遣されます。私もそのぐらいの年齢ですが、まだまだ充分体力があるので、頼みがいがあるのではないでしょうか。

ジェニファー・L・スコットの本には、皿洗いは近所のティーンエイジャーを雇え、と書いてありました。日本にそんなことをしてくれるティーンエイジャーがいるのか?とは思いますが、近所で暇そうな学生がいたら、声をかけてもいいかもしれません。

この本です⇒2冊めです「フランス人は10着しか服を持たない2」の感想。シックとは?

カナダの中高生の中には、ベビーシッターはもちろん、雪かき、庭の落ち葉かき、ペンキ塗りなど、家周りの仕事をやってお小遣いを稼ぎたいと思っている人がいっぱいいます。

「修学旅行に行くお金が必要だから、何か仕事ありませんか」と飛び込みで営業をする学生もいます。

私の娘も、中学生のとき、近所の塀のペンキ塗りをしたお金を修学旅行代金の一部にしました。

4.その日散らかしたものはその日のうちに片付ける

汚れたあとすぐに片付けや掃除をすれば、総量としては同じ分のほこりを取っているとしても、まとめて掃除するよりずっと負担が少ないです。

カウンターやコンロの上の汚れは、汚れたときにすぐに拭き取れば、別に、強力な洗浄剤は必要ありません。

家事はためるから苦しくなるのです。

毎日は無理かもしれませんが、週に1回は、汚れをリセットするようにしてください。特に以下の家事は毎日やるべきです。

●ベッドメイキング(布団の人は布団をあげる)
●食器洗い
●キッチンのカウンターの上をふく

トイレや洗面所もできれば毎日掃除したほうがいいです。

参考⇒トイレと洗面所をきれいに保つ秘訣は毎朝の簡単掃除にあった。

5.最初から散らかさない

何か作業をしたら散らかるのは当然ですが、そういうときでもあまり散らからないように作業の仕方を工夫してください。

ある特定の作業をするときは、一定の場所でやればその場所しか散らかりません。そんなのあたりまえだと思うかもしれませんが、意外と家中のあちこちで、1つの作業をやっている人がいます。やる場所を決めず、あちこちを散らかすのです。

たとえば、こちらで紹介した60代のお父さん⇒片付けない大学生と物を捨てない60代の父。家族のガラクタの悩みに答えます。 お父さんの画材や絵のモデルに使う置き物は、アトリエだけに置いてもらっては、と提案したところ、自宅全体がアトリエになっている、という返事をいただきました。

散らかる場所に制限をかける、というのはとても有効な方法だと思います。

料理などは、片付けながら作業をすると、あとが楽です。
~~~~
今日書いたやり方の中で特に効果的なのは
●とにかく物を減らす
●習慣にする
この2つです。

「掃除をしなければならない」と思いながらやらないでいると、計り知れないストレスをかかえてしまいます。

このストレスをなくす一番いい方法は、少しでもいいので掃除をすることです。





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