シンプルな部屋に住むミニマリストの女性

ミニマルな日常

最終更新日: 2024.07.31

簡単だから続く。ミニマリストが実践する部屋をスッキリさせる10の習慣。

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部屋を散らかさないために、私が心がけていることや毎日行っていることを紹介します。

スッキリした部屋を維持するためには、日々の小さな習慣が鍵となりますが、ルーティンは簡単じゃないと継続できません。

私がやっていることはどれもとても簡単で、小学生でもできることです。



1.キッチンは毎日リセットする

キッチンのカウンターと流しの中は、24時間に1回はリセットします。

洗いものがあれば洗って、食器はふいてキャビネットの中に入れ、いつもカウンターに乗っているもの(塩とコショウのボトル)は、定位置に戻します。

この家にはディッシュウォッシャー(食洗機)があります。でも、私は同じ皿にすべてを盛り付けてしまうし、そもそも持っている食器が最小限なので、いつも手洗いしています。





2.スタンディングデスクの上をざっと片付ける

キッチンのカウンターは何も置きませんが、仕事をするスタンディングデスクの上には、メモや筆記具、付箋、スケジュールを書いた紙を出しっぱなしにしています。

スタンディングデスクは仕事以外には使わないので、小物を出したままにしていますが、1日の終わりに、まとめて、モニタースタンド(モニターの高さを確保するために置いているもの)の下に入れます。

3.寝室のデスクの上は何も置かない

寝室にあるデスクは、食事、事務仕事、勉強、塗り絵その他、いろいろなことに使うので、1日の終わりに、いつも置いているもの(ライトとか)以外はすべて引き出しにしまいます。

4.カウチの上を片付ける

この家に引っ越してきてから小さなカウチを買いました。

フローリングなので、座るところがないため買ったのですが、このカウチの上も片付けます。

まあ、もともとカウチにはひざかけ以外は何ものっていません。でも、ひざかけって使えばぐしゃぐしゃになりますよね?

日中はぐしゃぐしゃで放置することもありますが、寝る前には必ず畳んでカウチの上に整った状態で置きます。

スマホやヘッドホンなどがカウチに乗っていたら、それらも定位置に戻します。

5.毎日不用品を捨てる

私はたぶん、ものはそんなに持っていないほうです。

それでも、生活しているとゴミや不用品がたまるので、毎日、意識して不用品を捨てるようにしています。

今は1日5つ捨てることを心がけています。

毎日3つ処理してみよう:ガラクタのない家で暮らすコツ(その3)

ものをためこむ弊害は過去記事にさんざん書いていますが、家事が苦手な人や嫌いな人ほど、ものは少なくしたほうがいいです。

ものが1つ増えればそれだけ、家事の手間が増えると考えてください。

家の中が散らかるとは、要するに、片付けが追いついていないわけです。

その日、引っ張り出したものを毎日片付けることができたら、部屋は絶対散らかりません。

でも、ものが多いと、この片付けがすごく大変になります。

だからこそ、掃除とか面倒で嫌いだという人は、ものを減らすべきなのです。

6.ものの定位置を決める

水筒、スマホ、イヤホンなど毎日使うものは定位置を決めています。

水筒はスタンディングデスクの右側にある窓の前のスペース(張り出し)、スマホとイヤホンは昼間はカウチのアームの上に乗せています。

定位置を決めておくと置いた場所を忘れて探し回ることが減るのでとてもおすすめの習慣です。

定位置を決めるなんてごくありふれたアイデアです。しかし、これをしない人が意外と多いんです。

私の娘は、よくハサミを探しています。

ハサミを探すたびに、数分時間を失い、脳内ではプチなストレスを感じて、娘は「ママがハサミを勝手に動かしたのではないのか?」的な目で、私のほうを見ます。

そのたびに私は、「頼むから定位置を決めてよ」と心の中で言います。

1回に探す時間はほんの数分間でしょうし、感じるストレスもささいなものだと思います。

でも、ものの定位置を決めないやり方を選んでいる人は、ハサミのみならず、すべてのものに関して同じストレスを感じ続けます。

一生単位で考えたら、時間も意識も相当無駄にしています。

定位置を決めてしまえば、こうした無駄は一掃できるのに。

すべてのものの定位置を決める必要はありません。でも、スマホやカギなど、毎日必ず使う重要なものは絶対定位置を決めたほうがいいです。

ちなみに、noteの睡眠記録に書いたように⇒私の睡眠にまつわるあれこれ~65歳一人暮らしの女性の場合。

寝るときは、スマホ、タブレット、ノートパソコンすべてをキッチンのカウンターに置いています。

7.1週間毎にスケジュールを考える

私は毎日同じことをやっているので、スケジュール帳は必要ありませんが、それでも一応、デジタルのものを持っています。

そして、月曜の朝にその週の仕事のスケジュールと、それ以外の特別な用事を書き出しています。

これ以外にも、たとえば本の執筆など1日では終わらない仕事は、いつ、何を何ページ書くか、最初に紙に書き出して、その日が来たら、その予定に従って仕事をします。

このように、先に全部計画しておくと、1日の始めに、「きょうは何やるんだっけ?」と考えなくてすむので、頭も疲れないし、仕事にすぐに取りかかれます。

仕事についてTo-doリストやスケジュール表を作る人は多いと思います。

もし家事がたくさんあって、いろいろなことが後回しになているなら、家事についても1ヶ月、1週間、1日の最初にその日何をやるか計画してみてください。

家事に終われないようになるので、部屋の片付けもにもちゃんと追いつくと思います。

8.必要なものしか買わない

5番の「不用品を毎日捨てる」の項目でも書きましたが、ものが多いと家事が大変になります。

だから、ものは必要最低限しか買いません。

必要最低限にしているつもりでも、私の家にはすごくたくさんものがあり、うんざりすることがあります。

まあ、ものがあると、家事が楽になる面もあるので、家事を簡略化してくれそうなものを買うこともあります。

でも、一番いいのはものが少ない暮らしだと思います。

9.先延ばししない

家事でも仕事でも早めにすませたほうが、あとの苦しみを減らすことができます。

人は、今、苦しみたくないから先延ばしするのだと思います。

でも、人生は必ずしも今日終わるわけではないので、どうしてもやらなければならないことは、いつかやるしかなくなります。

いやなことこそ、早めにやったほうが、自分のためです。

用事をためると、以下の3つの問題が生じます。

・あとでまとめてやるとき苦しい思いをする

・やってないことが心の奥底で毎日ひっかかる

・急な用事に対応できなくなる

通常、若いときのほうが体力がありますから、少しでも体力のあるうちに済ませるようにしてます。

自分が一番若いとき、それは常に「今」です。

片付けを先延ばしせず、不用品はさっさと捨てる~ガラクタを増やすライフスタイルをやめる(その4)

10.ルーティンを時々見直す

日々の方針や毎日やっていることは、わりとまめに見直しています。

私の見直し法はもちろん、書き出すことです。

書くことを習慣にしたいが、モーニングページ、日記、ブレインダンプ、どれを採用したらいいのかわからない。

モーニングページなどを書きながら、きょうはどうだったかなあ、あれはこうだったなあ、などなど、自分がやったことやできごとをよく振り返っています。

振り返りながら、自分のやり方が今の状況に合ってるかどうか考えて、習慣やルーティンを時々変えます。

このブログを読んでいる人は年齢層が高いと思うので、自分なりの人生の泳ぎ方や、日々の暮らし方があると思います。

そうしたルーティンは固定化せず、柔軟に変えていったほうがいいです。

特に、今はテクノロジーの進化が早いので、旧態依然のやり方にこだわっていると部屋にも頭の中にも不用品が増えます。

******

すっきり空間を保つために私がやっていることを10個紹介しました。

何か参考になることがあれば幸いです。

あなたも何か、毎日続けている習慣はありますか? よければ教えてください。





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